ニコンZ6とマイクロフォーサーズ機と、3日おきくらいに持ち歩くようになったSIGMA fp。35mmフルサイズなのにこんなにコンパクトという素晴らしいカメラ。
ただし、このコンパクトさを実現するために割り切っている仕様がいくつかある。ひとつはデフォルトではEVFがついていないこと。背面液晶で撮影するコンパクトデジカメのようなスタイルで撮るのも悪くはないのだが、それはAFレンズならではのこと。
ツァイスなど、マニュアルフォーカスレンズを装着した場合、液晶画面をみながら厳密にピント合わせをしたい。ただし、背面液晶のぞきこみをしながらこれを長時間やるのは壮絶に疲れる。
そこで、SIGMAは純正の専用ルーペというかファインダーを販売している。
これをガシッと本体にネジ止めすれば、がっちり堅牢で、右手左手にくわえてまぶたの上あたりの頭蓋の3点で固定できるので、フレーミングとピント合わせが厳密に出来るのだ!
けどね、、、このファインダー、意外にいい値段するんですよ、、、3万円か、、、レンズ代に回したい、、、じつはdpQUATTROシリーズ用のファインダーは持っているんだけど、ネジ穴の位置などが違うので、fpには装着できない!これもったいないなあ、、、
ということで、貧乏ファインダーの工作です。というのも、以前、UNから出ている液晶モニタ用ルーペを買って、あまりつかっていなかったのがあるのだ。
これで背面液晶を覗くと、どんなに高精細なEVFでもかなわないほどに液晶画面がハッキリクッキリ見える!
ただ、これをできれば背面液晶に固定したい。そこで、、、
秋葉原のキャンドゥで手前にあるゴム紐を購入。もちろん税込110円です。
ほい。ちょっと余らせてるのは、他のカメラでも使えるように調整用です。いろいろ試したけど、下のようにX字になるようにするのがいいみたい。
ゴムの締め付け位置の問題もあって、液晶画面全域をカバーできるところに固定されてくれない。のだが、まあいいや。
こんな感じです。じゃっかん、斜めってるのがおわかりでしょうか。
覗き込むと広大な空間が。ピント合わせ、F2のカミソリなピント面でもイケますぜ、大将! ということで、fp+マニュアルフォーカスレンズをいろいろつけて愉しみたいと思います。