出張週間が始まっております。体調を崩さないで走り抜けたいところですね。
一昨日から京都府福知山市。NHKの大河ドラマ「麒麟が来る!」で今脚光を浴びる明智光秀の居城として、ドラマでも後半に登場予定ということもあって、今年は大幅に観光客が増えている!
ネイビー・プランニング溝口さんと商品開発の個別相談会を一緒にやったあと、福知山市といえばココ!のイル・プルチネッラにて、丹波・丹後の食材で繰り広げるイタリアンの旨いもの特集。
今回も最高!
前菜はなんと、、、
イタリアンじゃくわないだろ!の赤ナマコ!を、自作発酵トウガラシ魚肉ペーストと和えてわさび菜と共に。こんなの食ったことない、美味!
イカ、ポテサラ、キャビアもどき、オリーブオイル旨し!
そして丹波産のフィノッキオ(フェンネル)にたっぷりのオイルとボッタルガをかけて。ブリリアントな香り!
宮津の久美浜の牡蠣のフリット!手前はカリフラワーのグズグズに煮たやつ。牡蠣がエレガントな風味でおいしい。
丹波の豚の脂で栗林シェフが自作したラルドと赤カブ、甘やかでおいしい!
甘鯛のフリット、ご覧の通りウロコがバリッと立ってカリカリクリスピー、しかし歯を入れると肉がフワッとしてて素晴らしいコントラスト!
ウサギと鶏のパテ、ガツッと腹に溜まる!
アブラナ科のカラシ菜の仲間をグダグダに煮た、イタリア定番野菜の食べ方、旨い!
高菜をオリーブと炒めたの、ナッツ入りスナックと共に。食うと腹一杯になる。
むこうのはフキノトウのパルミジャーナだったかな?すっげー旨かった。
ここまでが前菜です(笑)
プリモはジャガイモニョッキと実にフレッシュ感あふれるトマトソース!シンプルだが最強!
そして、、、
煮込まれた肉塊とトマトのスーゴと乾麺スパゲティ!
じつは「乾麺くわせてよー」と頼んどいた。手打ちパスタも好きだけど、乾麺だって好きなんだ!
これがもう最高。京都府内産の牛肉をホロホロに煮込んでトマトで煮詰めたソースをパスタに吸わせて、肉はセコンドとして食べる。これぞ南イタリアだよな!
さっきのニョッキとぜんぜん違う味わいを楽しめる!
そして、、、
パスタ三皿目がハタハタと魚醤のオレキエッティ! 魚醤ラバーの俺としては汁までいただいちゃう美味しさです。
さあてだいぶ腹が満たされてきたところで、、、
ノドグロといろんな貝のズッパドペシェ襲来!!!
しかも魚の下に、手打ち幅広パスタが敷いてある!これがズッパを吸ってクタクタになって旨い!
「手打ち久しぶりに作ったんで、イタリアで教えてもらってるシェフにネットでいろいろ聴いて作りましたけど、写真おくったら「お前ヘタ!」って返されました!」
とのこと(笑)いやいやすげーうまかったよ。
そして第二のセコンドは羊、、、これはオーストですが。
ちなみに4人です。まさか一人で食べてません(笑)4人分としてもむちゃくちゃ多かったけどね。
もちろんドルチェも囲みますよー
この店を始めてなんと15年。ようやく最近、遠方からもこの店をめがけて来てくれるお客がでてきたと。むかしはモツとスッポンばかり出してた時期とかあって、その後は鹿肉と猪肉ばかり出してたときもあって、むかしのお客さんは、二度と来たくないっていうひとも多いと思う。最近、ようやくバランスとれた、おいしいイタリアンという感じに成長しました、と。もうなんか最高な人だよ栗林シェフ。
イル・プルチネッラ、最高です。宮津のアチェートとこの店を連日でハシゴするというのが面白いと思う。
ちなみに、福知山駅構内に小さな店舗街があって、そこに自家焙煎コーヒー喫茶店のアタマンコーヒーという店がある。
以前入ったらここのコーヒーがとてもおいしかったので、イルガチェフェを100g粗挽きにしてもらい、円錐フィルターと100円ショップで購入したこんなドリッパーで、ホテルの部屋でおいしいコーヒーを煎れるテスト。
大成功! これで出先のホテルに湯沸かしさえあればコーヒーに困らないぞ。
さて、福知山から一路、高速バスで伊丹空港へ。これから札幌なんですよ。これまではマフラーが必要なかったけど、札幌ではないと厳しい。
伊丹で早い夕食。ダイヤモンドカリーという、大阪で1960年代にあったという地下街カレーという触れ込みの、でも実は先日できたばかりのチェーン店。
うーん、、、
やはりインデアンカレーを基準にすると、模倣店はどれも「~未満」な味だね。再訪はありません。もうちょっとやりようがあると思う味だな、、、
さて、札幌に到着です。明日がいよいよ本番です。出張は続く、、、