福知山で行きたい店といえば、まずはイル・プルチネッラなのである。この食い倒れ日記では、とにかくなにかメディアで調べて見つけた店ではなくて、なんも前知識がないところで発見した店!都の出会いを大切にしているんだけども、この店こそ本当に食い倒れ日記的に最高な出会いをした店である。
■なんかスゴく気になって訪店したら福知山市の超穴場的旨い店、みつけた!ビジネスホテルの一階でコソッと営業する丹波&丹後イタリアン「イル・プルチネッラ」は大当たりだ!
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2019/03/29783.html
そのプルチネッラが、昨年4月に急遽閉店! その後、いろいろ親しい店が閉店ラッシュとなったけれども、その皮切りとして大きなショックを与えられた出来事だった。
■新型コロナは俺のお気に入り店をいくつ奪うのか。福知山の絶品イタリアン「イル・プルチネッラ」もいまの場所をクローズするけど、奇跡の復活オプション込みだ。みんな、生き残ってくれ!
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2020/04/30054.html
ただ、このエントリでも予告されているように、じつは栗林シェフはこのときすでに復活を期していた。それが、おじいさんの家だという。じつは昨年8月、新装開店してすぐに顔を出したのだが、それを書くのを忘れていた!ということで、半年以上経っちゃったけど、ここにイル・プルチネッラの復活劇を。
福知山駅前のアールインホテル1Fという好立地から、福知山市内の某所へ!
店名はイル・プルチネッラからトラットリア・プルチネッラへ!
ここは、おじいさんが営んでいた会社があったところでもあったそう。それを、ほとんど一人で改装し店舗へ模様替えをしたという。
そのパワーは相変わらずスゴい!表情からいろんなものが噴出しているのがわかる。
客席数はごらんの通り、テーブルが6人掛けできるくらいな感じだけれども、実はこのスペースだけではない。
「この建物が、うなぎの寝床みたいに奥へ奥へとつながっているんですよ!」
というので、奥へ足を向けてみると、、、
あらっなんかすごい中庭が!
そして、この中庭を望む大部屋があるのだ!
中からこんなふうに、中庭を望むことができる、心地よい癒やしの空間!
こんな風景となります。
しかもですね、ここで終わりじゃないんすよ!
さらに奥へ進むと、、、今度は石段が!
えっ どこにつながってるの!?
なんと、河原の横に走る道に出ました。そういう位置関係だったのね~!
と、一軒家なのに壮大なツアーを楽しみ、戻ります。
栗林君、よくこれを一人で整備したね、マジでスゴいです。
さてさて、それでは厨房横のテーブルにて、食事スタート!
冷蔵ケース内には、南イタリアならではの、ぜーんぶ旨そうな前菜群!
福知山の仕事をご一緒している溝口さんと、N島さんと乾杯!
本日の料理はこんな感じ。
もうね、ここからは料理名とか一切無しでがががーっと羅列していきますね。
例の、栗林君が自分で仕込んでいる生ハム!と卵の相性抜群!
サザエ、ドカーンと!
ムール貝とタコ!
アクアパッツァに添えるパンは、油で揚げちゃうのがナポリ風なのだそうだ!
レンコ鯛のアクアパッツァ!ケイパーやオリーブ使いません。激烈シンプルな故に、尖った味に!
揚げパン最高に合う!
もちろんドルチェもね!
クラシコスタイルのパンナコッタは絶対食べた方がいい。それとタルトとティラミスと!
いやーこの店には一人で来ちゃ絶対ダメ。4人以上だな~、もうあれだけ食べて腹がパンク寸前だったもん。
で、この会食時点から、また内装をすこし改装したらしい。こんどいつ福知山に行けるかな~、行ったらまたマストゴーです。ということで、栗林君、がんばってね!