
新渡戸では今週から、待ちに待った「プロに学ぶ」の実習が始まる。栄養士コースの授業なのだが、プロの料理人に指導していただき、給食実習室でみんなで作るというもの。重要なのは、、、100食限定、なんと500円で、学生・教職員に食べさせることだ!
朝から券売機で発売するので、この時ばかりは早めに登校して食券を確保! 明日はイタリアンの佐藤先生です。
さてそれはともかく。フードメディアプロデュース論Ⅰという講義が始まった。
これから食産業に羽ばたく学生が身につけているべきリテラシーに、広報業務の基礎に関するものがあると僕は考えている。自分が企画・開発した商品や、立ち上げる飲食サービスがあったとして、それを上手に宣伝して集客しなければ、ビジネスは成り立たない。その基本的な考え方と、プレスリリースを作成するための基礎的な知識と技術を身につけようということだ。
前期のⅠでは文章執筆と写真撮影を学び、自分が世に問いたい商品やサービスについてのプレスリリースを作成する。
後期のⅡでは動画撮影・編集・発信を学び、動画マーケティングの時代に対応できるよう、また外部への発注時に適切な指示出しができるくらいに動画リテラシーを持たせるという狙いだ。
文章を教えるところで、ゲスト講師にお呼びしたのが神吉佳奈子さん。僕が一般商業誌に書くことになった最初の編集者がこの方である。そこから神吉さんは「きょうの料理」「dancyu」「料理男子」「オレンジページ」など錚々たる誌面を渡り歩くスーパー編集者となった。学生に熱く語り文章を指導するという役、この人を置いて他にはいないでしょう(笑)
この日のテーマは神吉さん自身が取り組んでいるジャム。アヲハタがジャムの再定義を行ったような製品「まるごと果実」を題材に。
やっぱり、僕たち専任の教員には出すことができない現場の力感が炸裂する! 学生の身の入れようが違います。
そして、先回から始まったのは人物撮影講座。こちらは、僕の盟友でもある青木雄介カメラマンが担当してくれる!
青木君はトルコを一緒に廻った仲である。
https://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2013/02/9811.html
料理写真は僕が教えることになっていて、彼には人物撮影を3回で教わる。
青木君はオリンパスカレッジの講師をしたり、量販店でセミナーをやったりしていたので、教えるプロでもあるのだ。
フィルムを見せて、銀塩カメラとデジカメの違い、センサーサイズの違いの話しもさらっと。
焦点距離によって変わる表現内容、構図の作り方などを教わって、いざ撮影!
光の見方、いい光の射す場所で自然光撮影。
撮ってもらってよかったねぇ、、、
教えてもらったことでひとつだけ共有しましょう。ズームレンズは便利だけど、焦点距離によって表現できることもかわる。
望遠側と広角側で同じような大きさになるように撮影する。こちらは80mm(35mm版換算)。
これを広角側の24mmで撮影すると、、、
カメラの形やレンズ鏡筒の形が変わっているのがわかるだろう。だから、人の顔を広角で撮ると、ちょっと問題が起きるよ、と。
逆に、広角の縦位置で下からあおって人を撮影すると、足が長くスッキリしてみえるトリックなども。
こんな感じで、食生活デザインコースの2年生が学んでいます。就活もそれぞれチャレンジしていて、教員としてはドッキドキ。みんな、夢につながる進路を選べるといいな。ガンバレ!