やまけんの出張食い倒れ日記

表参道で美味しくてお洒落なヴィーガンプレートを! 杉浦仁志シェフが監修するヴィーガン料理の一品「Season ヴィーガンプラントベース」は目を見張る美味しさ、「ヴィーガン料理はちょっとな」と思う人ほど食べた方がいい!

2020-10-01-13-02-02

今月号の「専門料理」が発売された。年間を通じて最も人気の高い肉焼き特集「肉の火入れの最適解」で、今月の情報はかなり面白い。

2020-11-18-17-13-42

僕の対談連載のお相手は、ONODERAグループのエグゼクティブシェフであり、ヴィーガン料理に造詣の深い杉浦仁志シェフだ。

2020-11-18-17-17-08

2020-10-01-11-12-59

先日のラフィナージュ高良さんとのコラボイベントで味わった美味しいヴィーガン料理の世界が、一般店でどのように供されるのか!?ということがタイムリーにわかる店が表参道にできた。

2020-10-01-13-37-45

クレヨンハウスの手前にある「Deli & Cafe Blue Globe Tokyo(ブルーグローブ トウキョウ)」だ。

2020-10-01-13-51-27

2020-10-01-13-38-24_001

入り口にはパンやペイストリーが並んでいる。いきなり、そのペイストリーコーナーで完全ヴィーガンマフィンが売っていて、おもわず妻用に買いました。おいしかった!米粉特有のボソボソ感もなくて、リッチな味わいだ。

2020-10-01-10-36-18

店内はおどろくほど奥までが長い。まずは席をとってから、長い長いカウンター内に並べられた色とりどりの料理に目を奪われる。

2020-10-01-13-37-13

2020-10-01-10-36-41

2020-10-01-11-14-47_001

2020-10-01-11-14-32

2020-10-01-11-13-55

料理は肉や魚もあり、ノンヴィーガンの人も楽しめるような構成になっている。取材した時は4品が完全なヴィーガン料理だった。

2020-10-01-11-15-08

中でも、このSeasonヴィーガンプラントベースという一品がシグネチャーディッシュとしてとりあげられている後方のバット、というか本当に園芸用のプランターにうえられたエンドウマメというプレゼンテーション。それを「掘り出す」と、土壌のように多層構造のヴィーガン料理が出てくるというわけだ。

これらは単品でも頼めるが、料理2つ、または料理3つにデザートというように選べるプレートセットがある。

2020-10-01-12-42-01

料理3品+デザートとパン、ドリンク付きというセットが2500円。初めての人はこれが楽しめるだろう。

2020-10-01-12-42-29

ちなみに、驚いたことにこれらのパンはすべて店内調理!

2020-10-01-10-30-22_001

奥にあるパン工房で焼いているのだ。

その隣にはコーヒーの焙煎機が置いてある!毎日ここでローストし、豆をハンドピックしているそうだ。

2020-10-01-10-31-07

2020-10-01-10-35-47

ちょっとおどろいちゃうよね。マシンドリップとハンドドリップしたコーヒーを選べるので、少し高くてもハンドドリップをお勧めする。

さて、これがヴィーガンメニューで選んだプレートだ。

2020-10-01-13-01-14

2020-10-01-13-02-38

2020-10-01-13-02-48

どんな料理かはぜひ専門料理誌面を読んでいただきたい。ひと言でいえば「旨い!」「大満足!」

特筆すべきはスイーツだ。

2020-10-01-12-54-31

じつはこちらもヴィーガンなのですよ、、、グラスに入ったこれまた多層構造のデザート、多種あるうちの二種類がヴィーガン仕様。

2020-10-01-11-10-06

2020-10-01-12-51-18

こちらはUMIと名づけられた爽やかなジュレ。

2020-10-01-12-44-08

こちらはMEGUMIという、フランボワーズと投入、バナナムースを層にしたもの。

2020-10-01-12-53-19

2020-10-01-12-44-12

とくにMEGUMIが気に入ったね! ベリー系の華やかな香りにバナナのフレーバー、豆乳のコクが口の中で渾然一体となってゴージャス!

杉浦シェフがどんな道を辿ってヴィーガン料理のスペシャリストになったのか、興味深い話しを聞くことができた。ぜひ専門料理で読んでいただきたい。

2020-10-01-13-02-02

とりあえず、この「Seasonヴィーガンプラントベース」はすばらしく美味しい!カボチャの甘くてコクのある味わい、ヴィネガーのきいた紫野菜の層、胡麻の風味、豆腐クリームのうま味などが計算されつくした配分で重ねられている。縦にスプーンを入れて一口でいただくと、咀嚼するごとに味わいが複雑に一体化してくる。美味しい!これは必食ですぞ。

2020-10-01-11-12-43