土曜日の夜、ノートPCの動作が怪しくなってきたので再起動をかけると、ユーザプロファイルが壊れたらしくデスクトップ環境が復帰しない。データは大丈夫だったが、どうなるか分からないので20GBあまりを外付けHDDにバックアップ。本の原稿データは飛んでなかった!
「チェックディスクしたら治ることがあるよ」
と、ソフトウェア作家のひでぼさんに教えて頂き、一晩かけてチェックディスク。この時点で明け方3時。
その3時間後、アラームが鳴る。糸井重里さんの番組であるNHK「月刊やさい通信」にゲスト出演したので、テレビをつける。いい番組だなぁ。また遊びましょう、糸井さん。
で、昨日書店にいったら徳間書店の「食楽」の新しい号が平積みに。

この表紙の左下に、丼をもつ人が写っているだけど、なんとこれ、私でした、、、表紙に使われるなんて訊いてないですぜ。
先日とんかつを食べ歩いたという記事を書いたと思うけど、それがこれです。
「やまけんのとんかつ食い倒れ日記」
見開き2ページですが、お暇でしたら読んでみてくださいませ。
ということで
色んなことがあったこの週末、4章目を書き上げるためにいまから執筆場所のカフェに出撃。
今週日曜日の朝6時15分から。起きられる人はNHK1チャンネルで糸井重里さんと私の邂逅をご覧下さいな。このブログでも数回ご登場いただいている「八百周」のおっちゃんも登場します。
http://www3.nhk.or.jp/hensei/program/p/001/21-02666.html
最近NHKづいている私でした。
宮城県を中心に、東北でかなりのシェアを誇る新聞社「河北新報」の特集記事である「ニッポン開墾」で、僕のところに取材に来て頂いた。その内容が記事になっている。本日紙面が届いたが、Webにもアップされていた。関心のある方は観て下さいね。
http://blog.kahoku.co.jp/kaikon/archives/2006/04/post_63.html#more
このこっぱずかしい写真は、事務所のある八重洲の通りで、意味もなくノートPCを拡げ(しかもステッカーが恥ずかしい)話をしている僕である。滑稽だ、、、
なにも今頃みかんだなんて、と思う方もいるかも知れない。温州みかんは早生品種以降、熊本や愛媛、和歌山といった西日本の産地から、年を越して東の産地に移っていく。愛知、静岡などが後から出てくるのはそうした遷移なのだ。
さて先日、東陽町の凄腕八百屋「八百周」のおやっさんに、ある市場業者の会で講演をしてもらった。その翌日に御礼ついでに店に寄ったところ、
「あんなに謝礼もらっちゃ悪いからさ」
と温室みかんを2箱(!)持たせてくれたのだ。

愛知県蒲郡市の温室みかん部会の宮川早生という品種。なんと末端で一玉が300円くらいの価格になる高級品だ。

一つ剥いてみよう。

みかんのオレンジ色の果肉を包む薄い白い皮を「じょうのう」というが、温室みかんの上物になるとじょうのうがやたらと薄く、実を割ると一緒に剥けてしまうくらいだ。こういうみかんは舌触りがよくて旨い。

この時期のみかんはじょうのうがごわっと堅く、みずみずしくないものが多いが、この温室みかんは加温されて贅沢な環境で育っているだけに、お姫様のような舌触りと、モロモロと舌の上で崩れる果肉、そして柔らかに濃い甘みと酸味が素晴らしい。

加温というのはボイラーで火を焚くということだ。農業用のボイラーというのはかなりでかくて、昨今の原油高の影響を受けまくっている。ボイラーメーカーが慌てて省エネタイプの製品を出したり、バイオマスタイプのものを出したりしている。今後、こうした加温して贅沢にものを作っていくという方向性も少し変わるかも知れない。
しかしこのみかん、旨い。贅沢な気分を味わいつつ6玉くらい連続して食べてしまった。
本の原稿、やっと3章まで終わった。あと2章分だ。これから編集者に会ってきます。
台風害に遭った宮崎県西都市の、JA西都マンゴー部会の部会長が僕の事務所に訪れて下さったことは先日お伝えしたとおりだ。
その際に、お土産に2玉で15000円の値が付いたマンゴーをいただいてしまった。いわゆる「太陽のたまご」という、宮崎マンゴーの中でも最高位に位置する規格品だ。ちなみにこの「太陽のたまご」と称せられるためには、糖度が17%なければならない。このため、非破壊の糖度センサーを用いて一玉一玉測ってから出荷される。
ただしマンゴーの美味しさは糖度だけではない。酸味とのバランスと、あとはやはりコクが重要だ。コクについては糖度とは全く関係がないところで生成される。甘みと酸味とコク。これが揃ったマンゴーは実に最高なのだ。
本来なら、義援金にご協力いただいたみなさんと分け合いたいところだが、そうすると1センチメートル四方の体積にしかならんので、私が代表としておし頂くことにしました。みなさんごめんなさい。

味について書こうと思ったが無粋なので辞めた。
口の中で鮮烈な香りと甘み、そしてエキゾチックな気配を残して消えていく様は、本当に唯一無二だ。
この味を出すためにどれほどの苦労があるのだろうか。それを感じながら押し頂いた。
本当にご馳走様でした。義援金にご協力いただいた皆様、申し訳ない、代表していただきました。
先日、畜産関連の団体で講演をした時、長野県の伊那からいらっしゃった普及員のNさんと名刺交換をさせていただいた。
「やまけんさん、ブログいつも見てます!伊那でも地鶏をいろいろと育ててまして、ぜひ食べていただきたいんですよ!」
まじですか?
地鶏好きの僕としてはなんでもウェルカムである。早速送っていただいた。
宅配で冷凍になって届いた地鶏が二種。「しなの鶏」と「黄金シャモ」だ。
ちょっと困ったのが、どちらがしなの鶏でどちらが黄金シャモ何だかがよくわからないことだ。色が濃く地鶏っぽい方が「しなの鶏」なんだろうと判断することにした。右の写真は、先に開けた色の淡い方の鶏。

モモ肉もそれほどガシッとした感じではなく緩やかな締まり具合だ。
ブロイラーの血が入っているのか、それとも飼養期間がそれほど長くないのか、肉質は柔らかい。

旨味成分についてもまだ乗りきっていない感じがする。
Webで検索したらしなの鶏の飼い方というのがあったのでみてみたら、やはりシャモとプリマスロックの掛け合わせだった。シャモの強健性と旨さ、そしてプリマスロックの生産性を受け継いだのだろう。悪くはない。でも、僕にはもう少し飼養期間を長くし、ガシッとした歯応えと、噛み締めるほどに出る旨味を追って欲しかった。
さてもう一方のが「黄金シャモ」であろうとと推定する。1週間後に解答し封を開け、さばいていただくことにした。

いかにも地鶏然とした風貌、肉色も濃い!

僕はいつも地鶏を食べる時はシンプルに塩を揉み込んで焼く。それが一番肉質がわかるからだ。焼いて美味しくない場合は、揚げるか煮るかだ。ちなみにブロイラーといわれている一般に販売されている鶏肉は、タレに漬け込んである程度浸透圧で脱水させてから炙り焼きにするなり唐揚げにすると旨い。もともとそういった食べ方にチューニングされているのだ。反対に、引き締まったシャモの血の入った地鶏を揚げ物にしても、堅すぎてあまり美味しいとは思えないので注意が必要だ。

さてこの黄金シャモ、かなり美味しい!
飼養期間もたっぷりとっているのだろう、複雑な旨味が凝縮され、歯応えもバッチリだ。これなら焼きで楽しめる。残ったのを唐揚げにしたのだが、堅すぎず美味しく仕上がった。
さて、信州にも遊びに行ってみたいものだ。伊那には美味しいものがいっぱいあるからなぁ、、、
ローメン食いたい。他にもいっぱい、とにかくワンダーランドなはずなのだ。そう、想いを馳せながら原稿からの現実逃避を終える。
農業関連の本、今週で一冊書き上げないといけない。
2章までは書き終わった。今日中に3章を書いてしまわないと、、、
そんな中、本日15:30からも、NHK第一ラジオにて「ビュッフェ131」。
今週の食材はキャベツ。春キャベツを中心にお送りする。
それと明日の16時くらいから同じ番組で、趣向を変えてゲストとして登場します。僕の出張関連の話とかをすることになりそう。そういうのは初めてだけど、面白かったのはBGMとか流す曲を僕に選ばせてくれたこと。計5曲、僕の大好きな音楽が流れるのです。曲目はその日に聴いてもらうとして、選んだのはパット・メセニー、ジョニ・ミッチェル、スティーブ・ライヒ、そして日本が誇る怪物バンドであるムーンライダーズ。
この収録に1時間くらいか。
これ以外は原稿書いてます。
書き終わって早く通常食い倒れモードに入ることを祈っていて下さい、、、
そうそう
29日からシチリア料理の無二路に、”あの男”パスクワリーノが再来襲するそうです。
今年はこんな状況なのでオフ会は企画できませんが、ぜひ足を運んでやって下さい。詳しいスケジュールはお店に連絡を。
もひとつ
糸井重里さんとお仕事をご一緒した。
4月30日(日)朝6時からのNHK総合テレビ「月刊野菜通信」にゲスト解説者として登場します。
何の解説をするのかはその時ご覧下さい。食い倒れガイドに出たあの店のあのおっちゃんも登場する予定。
糸井さんには初めてお会いしたのだけど、とんかつの話になって、「神田の勝漫は旨い」と一致した後、お薦めの店を教えて差し上げた。そうしたら早速行かれたようで、掲載。糸井さん旨かったでしょ?
あー 頭がボーっとしてきた
のでちょっと現実逃避。
先日、東京カリ~番長の水野さんにお会いした時に「今度レトルトカレーの本を出すんですよ」と聞いていたのだが、ありがたいことに謹呈いただいた。
![]() | レトルトカレー図鑑 水野 仁輔 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
これ、凄まじい本である。
レトルトカレーのパッケージをコレクションしている水野さんによる図鑑であり、レトルトカレーの味じたいには触れていない。しかしかなり楽しめるのだ。一体この世のレトルトは何種類あるのか!?という感じ。
面白かったのは、それがいまだにスゴイ勢いで増殖していることだ。
「本を書いてしばらくして、あるところでレトルトの試食企画に誘われたんですよ。楽勝って思っていったら、僕の知らない、新しいのが数種類あった!それから1ヶ月経って、もうすでに新レトルト商品が20種類くらい出てます。終わらないんですよ、このレトルトカレーのコレクションは、、、」
ちなみに、この本では基本的にはカレーの味はあまり問わないということになっているが、あるレトルト商品については「個人的にはコレが好き」とこっそり書いてある。それが、僕も同意見のものなのだ!
さて本日もう一冊送られてきたのがこれだ。
![]() | プログ進化論 ― なぜ人は日記を晒すのか 岡部 敬史 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
この岡部さんは、宝島社の「このブログがすごい!」の創刊号で、僕の食い倒れ日記が2位という光栄な結果をいただいた時の編集者さんであり中心人物だ。最近、ブログとはなにか的解説でけっこうメディアに登場して居られるので知っている人も多いだろう。難しいブログ論ではなく、面白いブログとは何かを考え続けた彼ならではの、軽快なブログ論だ。
この食い倒れ日記についても再度、かなり好意的に書いていただいている。どうもありがとうございます、、、彼がお薦めとして採り上げているブログはさすがに内容の濃いものばかりだ。
ということで二冊お薦め。
さて、また原稿に戻ろう。
実は来週末までに一冊本を書き上げなければならない。農業関連の本である。
もう、それを考えると胃がギリギリと痛い。
胃液が出過ぎると体に悪い。また、ストレスは身体の免疫力を異様に低下せしめるそうだ。
これはいけない、というこじつけをしてインデアンカレー丸の内店へ向かう。
自転車で行くので5分でつくから、ほんのお休み時間なのである。
16:30くらいだと客は閑散としていてゆっくり食べられる。店長の山田君がルーかけをしてくれる。
おやつだから、お腹一杯になってはだめだ。レギュラー玉子ピクルス増しでお願いする。
シャコッ
いつもの美技をみながら出されたカレーを口に運ぶ。ああ、なんて旨いカレーなんだろう。
いつもどおり大盛りオプションのピクルスをみてみると、ちぢれ方と色合いと肉厚で、春キャベツに切り替わっていることがわかる。キャベツは冬キャベツと春キャベツがあり、この時期は春ものが出回る。春キャベツは柔らかく、甘みが薄くほんのりした味と香りだ。ピクルスも春キャベツの特性が反映され、いつもと違う味わいだった。
思わぬところで春を感じたわけだが、ここでふと思った。
インデアンのハヤシライスを特徴づけている、大きくカットされて食感を残した玉ねぎも、今の時期だと新玉ねぎになっているのではないか。時期的に淡路産のものが出ているはずだ。
でもおやつだからな、、、二杯は食い過ぎだな、、、と2秒だけ逡巡したが、食も一期一会である。
「ハヤシレギュラーでおねがい!」
果たして運ばれてきたハヤシライスの玉ねぎは新玉ねぎであった。水分量が多いためいつもよりシャクシャク感が薄いのだ。ちなみに通常の玉ねぎは一時期に掘りあげられ、しばらく乾燥させて水分量を落として貯蔵する。水分が多すぎると腐りやすいのだ。新玉ねぎはそれをしないので、みずみずしいのだ。
インデアンでも春を感じるのだなぁ、といい気分になった。
さて、原稿を書くか!
※豚肉のローストの価格修正と、バイト募集情報追加しました。
前回のレセプションの後、3月31日に正式開店をした「井のなか」は、順調にというか凄まじい混雑ぶりをみせながら毎日を送っているらしい。基本的には3人だけしかいないので、このままいくと大変なことになってしまうだろうとかなり心配だ。けどまあ、概ね好評らしいので一安心である。
■燗酒とコの字カウンター 「井のなか」
東京都墨田区錦糸2-5-2
03-3622-1715
営業時間: 17:00~23:30(金曜と祝前日は翌3:00まで)
日祝休
実は今、本業の本の執筆で血反吐を吐きそうなくらいに追い込まれて居るんだけど、妹の引越の保証人になるため、書類に判子をつく必要があり、どうせならメシでもということで、開店後1週間経った「井のなか」へ。

手前に見える銅色のがお燗をつける道具だ。たしか「お燗どっこ」と言ったと思う。つまり工藤ちゃんの占有スペースである。その向こうにおびただしい「竹鶴」の瓶がならぶ。おそらく竹鶴と扶桑鶴については、関東の居酒屋のなかでも有数のアイテム数を誇ることは間違いないだろう!

この日のスターターは「睡龍」から。常温のまま呑みながら、工藤ちゃんが眼をキラリと輝かせた。
「兄貴、もうゴルゴンゾーラのりんごサラダは卒業しました!これが新・必殺技です!」
と出してきたのが、端整なキッシュの上にブルーチーズのムースを載せ、セロリの葉を載せた一皿だ。

これに燗酒をつけてワンセットである。ちなみにゴルゴンゾーラのりんごサラダとは、彼が昔に考案した純米酒のアテで、燗酒と実に素晴らしい相性をみせるものだったのだ。それを超えるというのだから相当に吟味したのだろう!

「まずはキッシュにチーズムースを載せて一口やって、酒を飲んでください!」
バターの香りに優しい玉子の風味、そしてブルーチーズの強い香りが口内に充満したあとに純米のぬるめの燗がさっと内壁を撫でる。瞬間、全ての旨味が燗酒によって活性化されて鮮烈な印象が残った!
「つぎに、この蜂蜜にキッシュをつけて食べてください!」

小皿にすこし出された蜂蜜にキッシュをつけていただくと、蜂蜜の濃厚な香りと甘さによって、キッシュが全く違う表情を見せる!これに酒を合わせると、蜂蜜の甘みが酒の微妙な酸と合わさって、全く違う味世界が舌の上に拡がった!
「最後に、セロリの葉にチーズムースを載せてパクッといってください!」
写真を取り損ねたが、このセロリの葉はただのツマではなかった!セロリのあの強烈な香りに、これまた香りの強いブルーチーズムースが合わさる。しかしその強烈な香りが鼻に抜ける中、酒をクッと流し込むと、なぜか三者の香りが、口中で均衡するのだ。これは実にマジック! 工藤ちゃんの新・スタンダード酒肴であるといえる。
次は白海老の唐揚げ。

「型のいいのがなかなかなくて、確保に苦労しました」
というが非常に型の佳いたべでのある白海老だった。

この辺から酒は、工藤ちゃんが料理ごとに繰り出す個別のセレクトになり、銘柄は全く覚えておりません。お店で工藤ちゃんに料理に合う酒を出してと頼んで、追体験してください。
さて
いい居酒屋とは、いい「ぬた」を出すものである。
この日、板前の五十嵐君はシャコ爪のぬたを出してくれた。

これがまた絶品中の絶品。シャコ爪のホッコリした、適度に上品で適度に下世話な味と食感がイイ。いうまでもなくぬた味噌も最高だ。
「アニキ、これ食べてみて!無二路の重シェフに教わったレバーペーストをアレンジして山椒を置いてみたんですよ。」

本当に無二路風レバーペーストである。もう少ししたら詳しく書くが、工藤ちゃんは重にいくつか料理を習ったのである。ただしこれに山椒をつけるというのは初耳。

この山椒の存在が実に瞬間的にレバーペーストを「和」に変化している!
「これ、実は古川先生のアイデアなんですよ!」
なんと史上最強の日本酒マニアック・古川先生のご登壇である。さすが先生、この取り合わせは実に最高だ。
「お次はアスパラ食べ比べをしてください!」
と、グリーンとホワイトのアスパラの炭火焼きがでてきた。

ソースは「酒盗ベースでつくりました」という、あっさりしているけど酒盗の発酵味のする逸品だ。

ところでアスパラ一本を半分こするとした場合、あなたなら根本と穂先のどちらを食べたいと思うだろうか?けっこう多くの人が「穂先が美味しいんだろうな」と思うらしい。しかし、生産者に聞いてみると、圧倒的に「根本の方がうめーよ」と言う。僕もそう思う。繊維がみっしりとしており、旨味も濃いのだ。こんど試して欲しい。あくまで主感だけどね。
「もう一皿アスパラです! チーズ肉巻き揚げにしてみました!」

うおおおお これもホワイトとグリーンの二種、かなりヘビーな仕上げである(笑)

しかしこれがまた旨い!豚肉で巻いてチーズを噛ませて揚げることで、衣のシャクり感の後に肉とチーズの旨味を感じ、最後にアスパラのクキッという心地よい食感とほとばしるジュース、そしてあの特有の風味が立ち上るのだ。

シンプルな炭火焼きよりもこちらのほうがよりヴィビッドにアスパラの旨さを感じることができたような気がする!
つづいて鰺のなめろう。

和食板前の五十嵐君の技炸裂しまくりである。旨し。

ここで工藤ちゃんが信じられないモノを僕にみせつける。

「アニキ! いよいよ鹿熊さんの豚を食べて頂きますよ!」
と出してきたのが、優に5キロくらいの豚肩ロース塊である。

以前より紹介している、茨城県の鹿熊養豚場の中で選び抜かれた豚、品種はLWである!
しかし豚肉がよくても、焼き方がまずければしょうがない。実は工藤ちゃん、ローストの技術を習得するため、五十嵐君と一緒にぼんぼり京橋店や重シェフの元で肉焼きを徹底的に教わったという。
その甲斐はあった!みよこの鮮烈に旨いオーラが迸る断面を!

この最高の肉が鹿熊さんのところから出荷されないときもあるけれども、ベースとなる通常メニューとして記載されているのである!!1200円という、この店ではちょっと高めの部類かもしれないが、かなり分厚いカットが盛り込まれてくるのでぜひ頼んで頂きたい。このレベルの豚肉は一般ではなかなか手に入らず、食べることができないと思うからだ。
豚肩ロースのローストは、昨晩時点で掲載した900円ではなく1200円の間違いでした。

焼き上げた後にベンチタイムを置くことで、肉汁が全体に周りジューシーに火が通る。

このトロトロ感、みただけでおわかりいただけるだろう!
ジュを煮詰めたソースをかけると、もうヨダレがすごいことになってしまう。
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
たまらん、かぶりつくしかない!

おそらく豚のローストの概念を捨てたくなる、絹のように滑らかな食感。ふんわりした歯触りだがざっくりと歯が通ったそのあとにジュワッとあふれ出す肉汁!その清冽さといったらない!豚臭さの一片もない、本当に鹿熊さんがいう「お姫様のような豚肉だよ」というそのものである!素晴らしい!

「この肉には秋鹿をあわせて下さい!」
いや、実に合いますよ。豚の端麗さが際だつので、じゃっかん骨の強い、酸も強めのさけがビシッと合うと思うのだ。
一枚150g程度はありそうな豚肉を都合3枚たべて腹がけっこう重くなるが、なぜか手が緩まない。ここは寿司屋か?と思うような綺麗な穴子が出てきた。



うーん 綺麗、美麗、実に美しい。煮穴子より焼きのほうが好きだけど、くどい甘さのないこの煮穴子は実によかった。
そこにまた重そうな茄子田楽登場。

「まじかよ」と思うが、この肉味噌が実に秀逸な出来映えだった!

色から分かるとおり八丁味噌ベースで、極めて強い酸味と奥深い風味が粗めの挽肉のコクと相まって、米茄子のトロトロ感に旨味を添加する!

この八丁味噌がベースとなっているという。これも和食板前五十嵐君の技術の粋だね。
そして今日の魚はイトヨリ。ちり蒸しにしてポン酢でいただく。

魚の扱いも割烹かと思わんばかりの巧さだ。和食を食べたいという目的でこの店に来てもいいくらいだ。
「やまけんさん、〆の丼です!」

と出てきたのが信じられないくらいでかい丼一杯の豚の角煮丼。

そしてもう一つ、旬の桜海老と筍の卵とじ丼である。

頼むもう勘弁してくれ、さすがに俺も食べ切れん、、、

でも、火照った舌を、冷たい麺でクールダウンはしたい。そういう人には秋田名物の能代うどんがお薦めだ。

この能代うどん、工藤ちゃんもいっしょにいった秋田縦断ツアーでしった食材だ。ぜひ味を観て欲しい。

いやーさすがに食い過ぎた。それもこれも料理が全て旨いからである!
五十嵐君、最高だ!

ちなみにデザートもイカしている。この日はプリンをいただいた。

しかし本当のお薦めはコレ。

メロンパンアイスってなんだろう?ぜひお食べ頂きたい。感動すること間違いなしである。
最後にメニューを載せておこう。


前のエントリの繰り返しになるが、オペレーションが落ちつくまでは料理の出方が遅かったりするかも知れないが、ご容赦いただきたい。
しばらく後には、グルメ誌への記事掲載もありそうだ。そうなったらまた予約とりづらくなるだろう。ぜひ錦糸町の新しい風を感じに、足を運んで頂きたい。
追記:工藤ちゃんより
「バイト募集中です!やる気のある人、ぜひ手伝って下さい!時給1000円17時~23時です!よろしくお願いします!!」
とのこと。誰か助けてやってくださいな。
木場の餃子・タンメンといえば、東陽弁天商店街で日々行列を産み出している来々軒である。ブログ読者で木場在住のマッチャンの名言「来々軒は木場の至宝ですよ」というキャッチコピーは、僕の「食い倒れ日記東京編」でも使わせてもらったわけだが、本日近くを通りかかったんでタンギョーを食べることにした。

11時、開店したてでまだ空いている。ガラッとガラス戸を開けるとおばちゃんが「あらぁ 本ありがとね」と迎えてくれた。

タンギョーを頼んで待っていると、ツートップのご主人である熊木ブラザーズがかわるがわる話しかけてきてくれる。

「結局ヤマちゃんの仕事ってああいう本をだすことなんかい?」
「いや違いますよ、あれは趣味の一端で、ほんとは農産物の仕事してます」
「じゃあ、結構全国いくのかい?北海道なんか行く?」
「ええ、結構いきますね」
「俺たち函館出身なんだよ。いったことある?」
「!」
なんと熊木ブラザーズは北海道は函館出身であった!まじ?完全江戸っ子だと思っていた、、、
だって「帯広にはよくいくんですけどね」と言ったら「おびしろかぁ、、、」と、ヒを発音できないチャキチャキぶりを本日も発揮しているのだ。あの江戸言葉って、後天的なものなのか、、、すごくビックリしてしまった。


さてタンギョーを愉しんでいると、意外な人が僕の本を買ってくれていることが判明。
「こないだサ、グッチ裕三さんが来たんだよ。誰に訊いたの?って言ったら、ヤマちゃんの本を見て来たんだっていってたよぉ!」
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
マジ?
グッチ裕三さんが読んでおられるとは、、、光栄です。
その時は餃子が切れていたらしい。そうですかグッチさん、餃子については、東陽三丁目の交差点にある「宝屋」も旨いですよ!
いやしかし昼からいいことをきいてしまった。

この写真は本に掲載した時の縮小したものだが、本日のタンメンは黄色みの強い春キャベツが使われていた。この時期、春玉とよばれる春キャベツがメインになるからだ。甘みが薄く食感が柔らかいので、タンメンの味も微妙に変わってあっさり風味になっている。
「この時期はな、こういう味になるんだよな」
これもまた旬である。
いい気分を味わいながら店を出た。
本日15時から、NHKラジオ第一放送「ビュッフェ131」で生放送、またもや食材調達。
今週のテーマは筍。大阪の筍と、神奈川県藤沢市の筍をたべっこする。時間のある人は聴いてくださいな。
各種の計測機器を農業に活用する試みをしているアグリセンサーブログにて、ウェザーバケットを用いて新たなシステムを構築するプロジェクトが始まっている。
■ウェザーバケットがやって来た!
http://blog.agrisensor.org/archives/2006/04/post_16.html
■観測データを公開しよう!
http://blog.agrisensor.org/archives/2006/04/post_2.html
■気温のグラフを書いてみよう!
http://blog.agrisensor.org/archives/2006/04/post_17.html
これを実施しているのは、古くからいろいろとご一緒させて頂いているナガトモさんだ。PHPを用いてバケットから取得したデータをグラフ化し表示するという仕組みを公開している。
バケットのデータはCSVファイルの形式でローカルに保持されるため、サーバの運用とプログラミングの心得のある人であれば、簡単に気象情報を各種加工して公開するプログラムを書けるはずだ。
バケットに関心を持ってくれる人も出てきた。
■Kilala’s .TEXT
http://kilala.mydns.jp/dottextweb/archive/2006/04/11/715.aspx
このブログを書いているひでぼさんについては、実はあるソフトウェアを作って頂き、お世話になっている。これも近く書かせて頂くつもり。
農業に対してITができること、はいろいろある。
15年前くらいに、農業分野にITを導入してうんたらかんたらというブームがあった。
相当な補助金などが出て、PCを配りまくったり、大きなシステムが構築された。
でも、本当にITが農業分野で活用できるようになってくるのは、これからだと思う。
今年はこちらの方面でもいろいろやらねばならなさそうだ。楽しみ。
昨年、宮崎県を襲った台風で、西都市のマンゴー農家のハウスが倒壊、莫大な被害を出した一件を覚えておられるだろうか。このブログで義援金を募ったところ63万円集まり、部会に寄付させていただいた。その後、部会長の島地さんから御礼の連絡をいただいていたのだが、それから初の出荷期を迎えて、東京市場の見学に来る際に事務所に寄ってくださったのだ。

左から島地部会長、尾崎さん、楯さん、そして宮崎経済連東京事務所の永友さんだ。
「本当にあの時はありがとうございました、見も知らぬ方々から、義援金をいただきまして、部会員一同本当に驚き、ありがたく思いました。おかげさまで部会から離農者は一人も出ていません。
ハウスは10アールあたり1500万円程度の費用がかかります。大体ひとり40アールくらいの面積がありますので損害が多大です。今回、補助がつくことになりましたが、それでも個人負担分だけで1千万円程度はかかるみこみです。また、気温が低い時期にはボイラーを炊きますが、原油価格の高騰で42円→69円程度になり、生産費用がかなり上昇しました。宮崎県全体のマンゴー生産量は増加しましたが、うちの部会では約1億円の減収となります。
しかし、マンゴーの樹の生命力はすごいもので、ハウス倒壊し冠水してしまったにも関わらず、一本もダメになった樹はありませんでした。倒壊後、部会員や関係者が共同で対応したのがよかったと思います。義援金の存在もそうですが、私たち一人一人だけでは絶対に立ち直れませんでした。
まだまだ問題が立ちふさがっておりますが、負けないで頑張って農業を続けます。本当にありがとうございました。」
ちなみに現在、宮崎マンゴーはかなりの高値で取引されている。写真に写っているのは3Lという規格で、化粧箱に入れて販売されるものだ。これが2玉でなんと1万5千円、しかもそれは卸売価格だ。

「ただ、こうした高値で売れるものは全体の2割です。それ以外のものは安くなりますし、売り方を考えないといけません」
消費者からすれば、自宅用には小さいモノや色・形の悪いモノなどをもう少し値頃に買いたいところだ。ただ、そうなると生産費用がまかなえないくらいのレベルに落ちてしまうこともあるという。まだまだ宮崎マンゴーは高嶺の花、である。ただ、それくらいの方がいいのかもしれないが。

これはマンゴーゼリーだが、輸入の同等のものよりもマンゴー含有率が高いそうだ。
「通常は5%程度果肉を使えば上等らしいですが、これは20%以上マンゴーを使っています。自信作ですよ」
ということだ。
今回、僕はこの3Lのマンゴー2玉とゼリーをお土産にいただいてしまった。
正直いって僕だけいただくのは申し訳ない。
本当は義援金を出して下さった39名のみなさんと共有したいところだ。
部会長さんも言う。
「義援金をいただいた皆さんに本当はマンゴーでお返ししたい。でも、本当に申し訳ないのですがいまそれは難しい状況です。せめて御礼の言葉をお伝えしたい」
ということだった。義援金にご協力頂いた皆様、申し訳ない、代表して私がいただくことにします。きちんと撮影してブログに載せます。
ご一同、百貨店の売り場を廻るということで事務所を後にされた。
昨今、農業ビジネスが熱い、みたいな感じで投資意欲や参入意欲が高まっているようだ。新聞記事も新しい動きがある、ということをいろいろと記事化している。けれども、農業で経営を成り立たせていくのはそんなに簡単なことではない。株式会社が参入したところで、ノウハウと販路を持っていない限り成功は難しい。
でも、農業は尊い営みだ。
日本の農業を取り巻く状況は厳しさを増しており、矛盾も多く、困難の時代が続くだろう。それにも負けずに立ち向かう人達を少しでも応援したいと思う。
日本橋の三越にて4月11日~16日まで開催されている催事で、あの種子島の黒糖が出店している!

日本橋三越本館7階催物会場
第6回 「何で 鹿児島展」

http://www.mitsukoshi.co.jp/nihombashi/kagoshima/
あの存在感バッチリのおっちゃんも来ているという。

関心のある人はぜひ遊びに行ってみて欲しい。僕も週末に遊びに出かけてみる予定だ。
三越のWebをみたら、あの絶品安納芋焼酎、「安納」も販売されているらしい。試飲できるようならぜひ呑んでみていただきたい。
東京周辺に住んでいる居酒屋好きに朗報だ。
このブログにしょっちゅう「純米酒伝道師」という触れこみで僕が登場させる「工藤ちゃん」こと工藤卓也氏が、念願の自分の店を出店した。
店名は「井のなか(いのなか)」。
徳利やお猪口に描かれたトレードマークが蛙(かえる)なのをみれば、その店名の意はおわかりになるだろう。
工藤ちゃんは、純米酒好きの間では有名な人だ。
東京駅からほど近い茅場町の交差点の地下にある「五穀家日本橋店」という店がある。大店なのに、お燗づけのスペースがあり、純米酒を銘柄毎にお燗づけして出すというスゴイ店だった。僕はこの店によなよな通っていたものだ。著名な料理雑誌の日本酒セレクトの一員として登場したり、業界からも評価されている人だったのだ。
その彼が店を辞めた。辞めた後、彼の迷走が始まる。自分の店を出したいと思い走り廻るが、しがらみの中でその思いを果たせず苦しむ彼をずっと観ている時期が続いた。僕の壮絶な食い倒れ結婚披露パーティーの裏の仕切りをやってくれたのもその頃だった。ていうか、あの時期だから手伝ってもらえたんだろうと思う。
そんな、工藤ちゃんにとっては悶々とした時期が実に2年半!も続いたのだ。そして決意の瞬間が来た。
「やっぱり俺、失敗してもいいから自分で店を開きます!」
そこから約一年、ようやくここに店が結実した。本当に紆余曲折があったけど、心から祝福したいと思う。
店は錦糸町という、山手線内からだと「ちょっと行きにくいなぁ」という場所にある。しかし総武線秋葉原駅からすぐだし、実は都心から近いエアポケットなのである。その錦糸町の北口から歩いてほんの100メートルくらいのところに、店がある。

燗酒とコの字カウンター 「井のなか」
東京都墨田区錦糸2-5-2
03-3622-1715
営業時間: 17:00~23:30(金曜と祝前日は翌3:00まで)
日祝休

実はこの「井のなか」の開店は3月31日。なぜ4月1日にしないのか?
それは彼の奥さんの誕生日だから(笑)
その前に、レセプションと銘打ってお世話になった人達へのお披露目会があった。

日曜日のこの日に伺うと、知ってる顔が沢山席に座っていた(笑)。まずは北千住バードコート軍団。

「おっそいよぉ~もう呑んでるわよ!」
と、野島さんの奥さんであり、バードコートの酒選び担当であるチーさんが笑う。
野島さんは、工藤ちゃんの「炭火焼きの技術を教えて頂けませんか」という求めに応じて、数回レクチャーをしてくれていたのである。なんと幸せなヤツなんだろうな、工藤ちゃんは。

写真の鷹勇の古酒は、バードコートからの差し入れだという。しっかり僕も味見せていただいた。

さて店内に入ると、すぐにコの字カウンターの端に突き当たる。そこに飾られているものが奮っている。

僕の本があるのはご愛敬だが、その左にあるのは日本酒造りで使われる麹蓋(こうじぶた)。そこに描かれているのはなんとあの「夏子の酒」の作者である尾瀬あきらさんのサインだ。この他、レアなアイテムが結構飾ってあるので、それを愉しむのも粋な酒肴だ。
この「井のなか」の料理をとりしきるのは、この3年、工藤ちゃんと寄り添ってきた五十嵐君だ。

日本食の修行をしながらDJも務めるイケメン調理師なわけだが、彼が本格的に日本料理の腕を振るう舞台ができたというわけなのだ。工藤ちゃん、五十嵐君、そして工藤ちゃんが五穀家にいた時代からずっと一緒に仕事をしてきた浅見君がこの店の布陣だ。
で、浅見君が突き出しを運んできてくれたのだが、そのお盆というか箱をみて驚いた。

「なんだ、これも麹蓋じゃんか!豪勢だな!」
本当に酒造で使われていたものをいただき、おぼん代わりにしているという。酒好きには堪えられない趣向ではないか。

突き出しは美味しいだしを含ませた菜の煮浸しに、ホタルイカの酒漬けだ。

この突き出しの煮浸しをたべただけで、店の方向性がぐっとみえてくる。化学調味料を使わず、丁寧にとった各種の天然だしをベースに料理を仕上げている。その塩加減・塩梅はギリギリの濃度で、酒にぴたりと寄り添わせている。これは正統な日本料理を修行した五十嵐君ならではの皿だ。
「いや、これなら素材を出してみたくなるね」
とつぶやくのは、長島農園の当主・勝美君と、彼が連れてきた三浦の漁師、ウスイさんだ。

ちなみに工藤ちゃんはこれまでダッチ大会とかで長島農園に足を運んでいる。当然、この「井のなか」では勝美君の野菜が各種料理に使われることになるのである!特定の百貨店や生協以外の一般にはあまり販売していない長島農園野菜を、ここでは食べることが出来るのである。

「じゃ、まずは春鶯囀(しゅんのうてん)のお燗から!」
と、工藤ちゃんが燗づけを始める。

日本酒とくに純米酒は、その酒質によって最適な燗の温度が違うらしい。それも工藤ちゃんに任せると「この酒は45度くらいがいいです」とか「この酒は一度70度くらいまで上げてから温度を冷ます『燗ざまし』が美味しいんですよ」とか、とにかく酒によってすべて温度設定がきめ細かに変わっていくのだ!
しかしやっぱり彼にはこの姿が一番よく似合うな。つくづくそう思う。

「じゃあ、ウスイさんからいただいた鯛をいただきましょう」
と五十嵐君が、漁師ウスイ氏の持ち込み鯛をさばき始める。

マグロ赤身のヅケと鯛のそぎ切りのお造りが豪華に並んだ!

鯛は三浦・横須賀の天然モノだからね!にんまりしながら、当日あがったばかりにしては、旨味も感じられる鯛の実を美味しくいただいた。山梨の美しい純米酒・春鶯囀に非常によりそういい味だ。

ちなみにこの猪口の底に描かれた蛙がトレードマークなのだ。
このマークを描いたのは、カンちゃんこと神澤柚実子さんだ。彼女と、イタバシ師匠(少年マガジン「Boys Be」の原作者だ)が、この店の意匠についてかなりの手を入れて居られる。なかなかの決まり具合ではないか!
「鰻の串焼きと長島農園の葱を煮たものです。飯尾醸造の富士酢を使っています」

カリッと焼き上がった野趣溢れる鰻の串の下に敷かれた葱は、先日のエントリでも紹介した長島農園の白ネギ・ホワイトスターだ。これを飯尾醸造の酢とだしでトロリとするまで煮たのが実にイイ。ほのかな酸味が鰻の脂をほどよく流すのだ。
「いや、飯尾醸造さんのお酢は使い勝手がいいので、バンバン使いますよ!」
「ありがたいことです!」
と、飯尾醸造の若き跡取り、あきひろクンが隣で微笑む。

じつはまだ時間がなくて書けていないが、この飯尾醸造のお酢の醸造蔵に見学をさせて頂いたのである。工藤ちゃんももちろん同道。ぼんぼり京橋店のジャイアンも同道。オーパ門仲店の水澤君も。このエントリもぜひ楽しみにして頂きたい!

さて この店で大きな位置を占めるであろう料理が出てきた!
「鰆の西京焼きと、豚肉の炭火焼きウイキョウのタレ載せです」

おおおおおおおおおおおおおおおおおおお
これは素晴らしきプレゼンテーションではないか!
ちなみにこの豚肉は、何を隠そう鹿熊(かくま)養豚場のLW豚である!
覚えておいでだろうか、工藤ちゃんを連れていって再開した、あの鹿熊さんとこの美麗な脂をもつ豚なんである!あの後、鹿熊豚をいたく気に入った工藤ちゃんは茨城まで通い、取引をさせていただくことになったということなのである。紹介してよかったぁ~
しかしこの料理、絶品である。コクはあるが臭みはない美麗な豚の肉質に、長島農園のウイキョウ(フェンネルである)をミキサーにかけて様々な調味料と合わせたタレ。ウイキョウの独特な清涼感のある香りが、豚の炭火焼きという、くどくなりがちな料理を澄み切った味わいにしてくれる。

その裏側に盛りつけられた鰆にはあん肝ベースのソースがかけられている。これがまたこっくりとしたいい味で、鰆のホロリとしたはかない食感と味をひろげてくれるのだ。もうこの時点で酒の消費量がぐんぐんとあがっていってしまっているのだ。

ただし申し訳ない、。この料理については、
「定番メニュー化はちょっと難しいので、その時その時のお薦めで趣向をこらしたのを出していきます」
ということであった。いや、この時、ウイキョウの季節であり、しかも鰆の季節であったことが幸いした。旬とは本当にはかなく一期一会のものだ。
「いやー いい感じですね」
と唸るのはお料理ジャイアンことぼんぼり京橋店の小池ちゃんだ。

実はこの店の厨房ができあがってから、バードコート野島さんだけではなく、小池ちゃんも招集され、料理をいくつか五十嵐君に伝授しているのだ。
「もう、休みの日なのに工藤さんが『頼むから一日身柄を貸してくれ!』っていうんですよぉ~」
といいながら、かなり楽しそうにガンガンと鍋をぶんまわしていたジャイアン。工藤ちゃんは彼にも足を向けて眠れない。

「はい、くるま麩でタラコペーストをお食べ下さい! パンを出したんじゃ当たり前なんで、こういう趣向で、、、」
というのが、実にマッチしている。

麩のからりと乾燥した食感とタラコの油分がマッチして、これもまた酒を誘うのだ。
向こうでは、
「あー工藤さん、ビールはこうやってつぐといいよ!」
と厨房に入った野島さんが、ビール注ぎ教習を始めている(笑)

ちなみにビールはサッポロ系、当然ながらエビスの生、そしてギネスのサージャーもついているので、あの「プシュッ」と泡立つ黒いギネスが飲めるのである。ビール党も楽しめるに違いない。これで、T.Y.ハーバービールとヨナヨナエールがあれば完璧なんだが、、、
「どうも、おめでとうございます!」
と入ってきたのは、Barオーパー門前仲町店の水澤君夫妻だ。

観て頂きたい、モエシャンドンのどデカボトルである。さすがやることが違うなぁ
「ありがとうございます!」と感動の工藤ちゃん。これ、いつ開けるんだろう。抜染する時はぜひ声をかけて下さい→工藤ちゃん

水リンのみならず、水リンの前年度のバーテンダー技能競技会日本チャンピオンであるカツマタさんもご来場。ちなみにカツマタさんはオーパから独立し、銀座並木通りにバー・フォーシーズンズを開いている。ここも素晴らしきバーである。
「長島農園のタケノコです!」


炭火でじっくり焼かれたタケノコが出てきた。堀たてのものをハンドキャリーで持ってきてくれたので、あく抜きも何も必要なし。皮付きのママじっくりと炙ったタケノコを豪勢に豪快にいただく。

ホコホコと熱いタケノコ片に木の芽味噌を塗って囓る。これ最高の気分である。


「やまけんさんこれ、タラコを酒粕に漬けたものです」
おお、これはもしやコイツを薄切りにしたのね!

ちなみに酒粕は某蔵の大吟醸粕であるとの由。

芸がなくて申し訳ないが、これまた最高。大吟醸の酒粕の風味が染みているせいか、魚卵臭くないのである。しかも塩分は辛くなく、しかし頼りなくもなく、燗酒を飲みたくなるいいあんばいにチューニングされている!
「こちらは京芋をだしで煮含めたものを揚げました」

こっくりとだしを孕んだ芋はネットリさっくりとしており、白味噌餡と融和していく。五十嵐君、あんたホントに板前だよ、と唸る。
そして本日最高の逸品が運ばれてきた!
「井のなかコロッケと命名しているんですけど、、、月替わりくらいでいろんな面白いコロッケを出そうと思ってます。本日は、蕎麦のコロッケです」

このコロッケを割ると、蕎麦をマッシュした中に挽肉などが混ぜ込まれた、ポテトと同じようなコロッケができあがっているのだ!

これが実に秀逸。蕎麦アレルギーの人には勧められないが、ポテトを使ったコロッケよりも、風味が強くネットリ感もあり、実に美味しい。醤油味のくず餡がまたマッチしている。この店に来たら井のなかコロッケは絶対に注文した方がいいだろう。
この後も旨い料理が数々並べられた。
■海老のすり身パン包み揚げ


■タケノコご飯

■長島農園ホウレンソウとハッサクのサラダ

■トビウオのつみれ汁

実はこれが素晴らしい椀なのだ。

トビウオといえば味と個性の強い魚だが、まったくしつこくなく上品ささえ漂う下処理で、プリンプリンな団子になっている。しかもこの椀のお出しも実にすばらしい一番ダシ。
「鰹節は、そりゃ最上のものではありませんけど、かなりはりこんでます」
という五十嵐君と工藤ちゃんの顔には、かなりの自信があった。うん、この椀、実に素晴らしいです。本物のお出しの旨さを実感できるこの一品、ぜひ味わって頂きたい。
「ホントにうまいね!」

長島君も自分の野菜がうまく使われていることを喜んでいるようだ。よかった。こうして食い倒れネットワークは無限の連鎖をしていくのである。

これが「井のなか」レセプションだ。
実はこの日から2週間たらずしかたっていないわけだが、その間に大きく修正が入っている。料理の塩加減、酒の温度の調整、そして店内のオペレーション。
正直言ってまだこの店、開店したてでオペレーションが上手くいっていない。席が多いのに3人しかおらず人手が足りない。調理もホールもまだスムースには廻っていない。今、席についても、オーダーに来るのも遅ければ、料理や酒が出てくるのも遅いということになるかもしれない。
それを予めご了承頂いた上で足を運ばれると愉しみやすいと思う。でも、もちろんそれはこれから修正されていくはずだ。

左から五十嵐、工藤、浅見の三氏。
ちなみに工藤ちゃんが持っているお燗づけマシーン「燗助(かんすけ)」に注目。

なぜか僕のマークが入っているのである。工藤ちゃんは義理堅い人だ。色んな人が彼を助けようとしている。おそらく一ヶ月後にはいろんな雑誌やメディアでこの店が紹介されるだろう。
時間はないぞ、オペレーション改革をいそいでね。
さて
正式開店後どうなったか?それは次回エントリでレポートしよう。
まずはおめでとう、工藤ちゃん!
(前エントリより続く)

この豚肉の辛味炒めを春餅に包んで食べるのだが、しっかり揚げられた肉の辛味と旨味、そして春餅の滑らかな粉っぽさがマッチして実に旨い!その見た目から、北京ダックのように甜麺醤もしくは海鮮醤の系統の味付けかと思ったのだが明らかに違う。どこをルーツとした料理なんだろうか。
さてお次は、ここしばらくの間ですっかり日本でも定着した、黒酢の酢豚だ。

柔らかな肩ロースを太めに長く切り、カリッと揚がったものを黒酢ベースの餡に絡める。この店のものは潔く、豚肉以外の具がない。

口に運ぶと、豚肉の表層に形成されたカリカリの衣に、黒酢餡が少し絡んで少しだけしっとりとした、「シットカリッ」というような何とも言えず絶妙な歯触りが心地よい。瞬間、ブワッと黒酢の薫りが口中に拡がりあわやむせかえりそうになるところをこらえる。スープと黒酢を合わせた餡は見た目ほど塩分がきつくなく、とにかく強調された酸が、豚肉の脂をサッパリと食べさせてくれるのだ!
「おおおおおお ウマイですなぁ!」
これは本当に気に入った!白飯を食いたくなってしまう味なのである。
さて野菜が食べたいなぁ、と言ったら、中国人の仲居さんが「豆苗(とうみょう)があります」といってくれたのでこれをお願いする。

豆苗はシンプルに炒められてきたと思ったら違った!
炒めるとこういう野菜はクタッとなってしまう。この豆苗、温度管理された油通しをされ、表面に油膜をつくり水分をきちんと閉じこめ、シャキシャキ感を残して加熱されている。

その加熱の度合いも適切で、食感はきっちりと味わせながら、豆の青臭さは消し去っているのだ。そして脂っぽさはほとんど感じさせない。絶妙である。
「さーてやまけんさん、ここのマーボー豆腐が旨いんですよ!」
と喜久川さんが舌なめずりをしそうな勢いでおっしゃる!そのマーボーがどどーんと運ばれてきた!

たっぷりと大きな鉢に盛り込まれてきたマーボー豆腐は、ええっこのマーボーはどこの料理?という滑らかなテクスチャだ。四川風のマーボーだともっと花椒や豆板醤の粒状感が残ってざらざらな見た目になるが、こちらは滑らか、。

東南アジア華僑系のオイスターソースたっぷりの甘いマーボーか?
とおもいながら一口れんげですくって食べてみると、全然違う!甘みよりも、横に拡がる旨味が強く、そして花椒がきっちりビシッと辛味と痺れ感を舌の横に感じさせる!
「もうたまらん、白飯ちょうだい~!」
と、もうこの時点でマーボーご飯である。これが正式な食い方なんだからいいのである。紹興酒も旨いけど、旨いオカズには白飯が最高なのだ!

「どう、やまけんさん?俺はここのマーボー最高に好きなんだよ」
いやウマいっす喜久川さん!
たしかにあまり他では食べられないマーボーですな!
「他に食べたいものがあったらどんどんいって下さいね」
了解です、とメニューを観て食いたくなったのを三品おねがいしてみた。まず目についたのが、鴨の燻製のチャーハンだ。鴨好きとしては見過ごすわけにはいくまい。そして運ばれてきた鴨チャーハンは、僕の予想の上を行く出来映えだった!

チャーハンの旨さは、飯をパラリシットリと炒め揚げる技量に、味のアクセントを何にするかで決まると思う。このチャーハンのアクセントは、当然ながら鴨の燻製が決めているのだ!おそらく中華鍋二枚重ねの温燻にしたのだろう、脱水されきっていないしっとりとした鴨肉に、ほのかな燻煙香と、舌に存在感をアピールする塩分が心地よい。もちろん白飯の炒め方も絶妙だ!バリバリに炒めすぎていないあっさりチャーハンなのに、全体に旨味がまぶされ、鴨肉でアクセントがついている。
「なんて美麗なチャーハンなんだ!」
これも必食である。

この海老の辛味炒めも、ブリンブリンの大海老をくるっと揚げて、辛味の強いソースで和えた(とはいってもチリソースではない)もので旨い。

回鍋肉も旨い。この辺のオカズ一品にご飯とスープという定食もできるらしいので、昼時にも入りやすい。しかも一人で来ているお客さんも結構いて、みな定食を頼んでいた。
そして最後、驚愕すべき麺が出た!

麺の上に高々と盛り上げられた千切り野菜。「大盛りで」とはいったが、凄まじい物量である!遠近法があってこの写真では分かりにくいだろうから、タレの鉢をのせない単品写真をご覧いただきたい。

こんな感じなのである!蒸し鶏を頂に置くこの麺、タレをかけ回してよく和えて頂く。

このタレがまた最高だ!みためどおり花椒が利いていて、「麻」の痺れるような感覚。しかし千切り野菜のシャキシャキ感が歯と口中を飽きさせず、麺の小麦とかんすいの香りがどんどんと次を送り込んでしまう!
いやぁ~
心ゆくまで中華を愉しんだ!
「美味しかったですか」
とウィルコムの木下会長が笑う。

実は食べている間、ずっと農業関連の話題が繰り広げられていた。彼は日本の農業の行く末を真剣に案じておられるのだ。じゃあやっぱあれだな。ウィルコム農業プロジェクトを実現させるしかないな。
「やまけんさん、ここの女主人。この人がまあ明るくて最高なんだ!」

と喜久川さんと写っているのが、この「とむす」の女主人だ。中国からきた一家をきりもりする凄腕お姉さん。しかし明るい!
「わたし、貴方なんの仕事してるかしらないよー でも美味しそうに食べるから、食べ物関係の仕事してる人だと思ってたよ~」
と喜久川さんに対してまくしたてる。喜久川さんはウィルコム端末をとりだして軽く説明をし始める。そう、いまこの店内にはウィルコム派が大多数なのである。「とむす」の店内にウィルコムアンテナが立つ日も近いだろう。
いやそれにしても旨い中華だった!
全体を通じて、非常に上品な味付けにもかかわらずガツンと一発アタックの強いものを感じさせる味付け。高級庶民派中華と言えばいいのか?なんにしても阿佐ヶ谷の懐の深さを改めて思い知った一夜なのであった。
木下会長、喜久川さんご馳走様でした!
問い合わせ先情報追加しました!
富山出張の折りに、絶品の寿司を食べさせていただき、その後ご自宅でおもてなしを頂いた、冷蔵会社及び水産会社の大物である奥井さんから、「干しみぎす」が到着した。

冷凍された2Kg箱一杯に詰められたみぎす、これは食いきれないなぁと思いながらビニール袋に小分けする。早速魚焼き機を予熱し5本ばかり焼いてみた。冷凍しているままのを14分ほど中火で火を通すと、終盤にはジュウと脂の焼ける音がしてきた。

みぎすは実は「にぎす」という魚だ。正式にはニギス目ニギス亜目ニギス科のニギスという魚。つまりかなり由緒正しいというか、他にはあまり類を見ない魚種らしい。富山県では鮮魚としてよく食べられているようだが、全国的には干物として食べられることが多いようだ。
ちなみに以前の富山エントリへのコメントで、TOYAMAのKENさんという方が、すでに「ニギスのフライは旨いよ」と書き込んでくれている。
さて焼き上がった干しニギスは水分の少ない、シシャモのような呈だ。どういう味なんだろうと一本、頭からまるかじりしてみた。
うおっ
予想を裏切り、なんと濃い旨味を持つ魚なんだろう!
きすの天麩羅のような淡泊な味を予想していたのが完全に裏切られた。実にしっかりとした味と身肉の食感を持つ、食べ応えのある干物ではないか!それもそのはずで、天麩羅にするキスとはまったく別の魚なのである。

この干物、はらわたのほろ苦みが実にイイ。酒の肴にもなってしまう強い個性を持っているのだ。かなり感動ものであった。最近美味しいと思う干物は、北海道は浦幌のししゃも猟師である近江さんの干物だったが、この干しニギスはもっと骨太、ストレートアヘッドな強さを感じる。
奥井社長様、この場を借りて御礼申し上げます。ご馳走様でした!
富山の海の幸は素晴らしいですね、またシーズンにお邪魔したいと思います。
ご馳走様でした!
※朝、奥井さんから連絡あり。もし買いたいと思う人がいたなら、食い倒れ日記を観たと言って下記に連絡してみて下さいね。荷姿とか価格とかはわかりませんので問いあわせて下さい~
富山冷蔵(株)担当 高井伸仁 TEL(076)421-0111 FAX(076)422-4922
農業関連センサー機器についていろいろと語っているアグリセンサーブログで、面白い企画が進行中だ。
まず、親友の本城しんのすけが校長を務めている横浜市の東山田中学校にて、安価な気象情報ロボットであるウェザーバケットが設置された。そして、理科の授業にこのバケットが利用されているのである。
■ウエザーバケットを利用した気象観測の有効性について
http://blog.agrisensor.org/archives/2006/03/post_12.html
もともとこのウェザーバケットというマシンは、ソーラーシステムで自家発電して動いてくれる気象センサーであるという「自律性」が着目されるが、とにかく設置しておけばそのポイントの気象情報を勝手にログしてくれるという、極めて進化した「百葉箱」なのである。百葉箱での計測はデジタルデータに変換できないけど、バケットのデータは数値として記録され、分析が容易だ。アナログの温度計や湿度計を眺めて計測するという世界観も捨てがたいが、中学・高校などの授業でのレベルアップはかなり期待できるだろう。
ちかく、東山田中学校での取り組みについてはもっと面白いことを進めていこうと思っているので、学校教育にご関心あるむきはぜひ注目していただきたい。
それと、このアグリセンサーブログでご一緒させていただいているナガトモさんが、バケットを事務所に導入された!下記に顛末が語られているが、今後このバケットを使ってのもろもろの試みが展開される。
■ウェザーバケットがやってきた!
http://blog.agrisensor.org/archives/2006/04/post_16.html
ナガトモさんは実は、スペースシャトルの中での生物実験とかのプログラムを構築していた人で、バリバリの理系エキスパートだ。おそらく自分でバケットをハッキングして、すごい計測プログラムを作っていってしまうだろう。
バケットで農業関連の面白い実験をどんどんしていきたいと思うが、実際に使ってみたいという農業団体や試験研究機関があればぜひご連絡いただきたいと思う。ブログへのコメントもどうぞ!

いままでこのブログで使用してきた写真は、デジカメで撮影した後、ほとんどレタッチをしていなかった。でも、編集者のミソノさんから「画像そのままじゃダメだよ」と言われたので、ちょっとPhotoShopElementsの体験版でいじってみた。
結果、、、 すごい! 白飛びして、しかも眠い画像がすごーく綺麗に変わった!
上の画像の使用前はこんな↓だったのだ。

ちなみにこれは、先日の豚のエントリの時の、三重県のとある養豚場の直売所で売っていた豚の軟骨を、芋焼酎と醤油と味噌で徹底的に煮込み、いわゆる薩摩料理「豚骨」をやったときである。めちゃくちゃ美味かった。その時に撮影したのである。
あと、先日紹介したヤッホーブルーイングのヨナヨナエールのエントリを観た、営業のウネメさんがまたサンプルというか大量にビールを送って下さった。ひやーごちそうさまです。御礼に綺麗に撮りました。

グラスが別の会社のものですが、これも見過ごして下さいね。
うーむ
キヤノンの一眼レフカメラを買い、レンズも広角・標準ズーム・マクロと揃え、先日はストロボとアンブレラの入門セットを買い、よしよしと思っていたが、レタッチまでやるとなると本当にしんどい、、、また投資か、、、
とは思うけど、可能な限りやってみようかなと思う。
なんでこんなことをこんなタイミングで書いているかというと、単なる仕事からの逃避行である。モウシワケナシ。
標題の件については最近いろいろと動きが多い。しかし相変わらず報道を観ると、解釈の微妙なものがあったりするので、私見を書き連ねておく。
■食品安全委員会 プリオン専門調査会の委員の半分が退任
Web上でもいろいろと記事があるようなので、詳しくは引用しないが、日本の食品安全についての専門調査・諮問機関である同委員の調査会の半数が退任した。そのほとんどが輸入に対する「慎重派」とされることから、米国産牛肉の安全性の審議の経緯について不満があった人達が辞めた、また辞めさせられたのではないかという憶測が一部であるようだ。
ちなみに本日7日付けの日本農業新聞紙上で、退任した山内一也東大名誉教授が「私たちは、官僚が敷いた輸入再開へのレールから降りられなかった」としている。また、答申の内容で、アメリカ側で輸出条件が遵守されると仮定すれば国産とのリスクは非常に小さいとされているが、委員会としての科学的な結論はあくまで「リスクを評価することは困難だ」というのが科学的な結論だとしている。やんわりと、政府やマスコミも含め、あたかも「安全性が確認された」という風に解釈されたことを批判しているわけだ。
この発言に対して、同委員長である寺田氏が「あとからそんなことをいうのは、それはおかしい」と表明しているようだ。
基本的に、何かを審議する委員会というところは全員が同じ傾向であっては意味がないわけで、様々な視座・知識を持った人達が多角的に議論を行うから意味がある。そういう観点から言えば、意見が分かれるというのはある意味健全と言える。しかし今回は6名が退任してしまったわけで、ちょっとゾッとしてしまう。何にゾッとするかといえば、世に出された答申の内容は、あれで本当に大丈夫なの?という点での「ゾッ」と、もう一つはこれから人選されるであろう新しい委員の人達が「慎重派なのかそうでないのか」ということだ。これについては、食品安全委員会からのアウトプットを分析しながら検証していくしかないだろう。
■アメリカで家畜のトレーサビリティシステムが導入されるというが、、、
アメリカのジョハンズ農務長官が、2009年までにNational Animal Identification System (NAIS)を導入するというリリースを出した。字面からするに、日本における牛の個体識別データベースのように、家畜の出生・移動・死亡歴を記録するものだろう。
いちおう僕はトレーサビリティの専門家ということになっている(笑)ので、これには大いに関心がある。が、気になるのは、共同通信などが同リリースについての記事を日本語で「2009年までに完全導入」と書いていることだ。「完全導入」という言葉は、なにも気にせずに読むと「米国の全ての家畜にトレーサビリティが適用される」というように感じないだろうか?(感じない人ももちろん居るだろうが)
実はそうではなくて「システムが完全に稼働するのが2009年」ということであって、2009年に全ての家畜のデータが揃うということではないのだ。実際には、家畜の情報を登録するかしないかは、当面は義務化せずに任意で実施するようだ。
アメリカでは畜産団体がかなり政治的に強く、しかも牛の個体識別には膨大なコストがかかるため、トレーサビリティには反対している団体が多い。その人達がたかだかあと3年のうちに、義務化されているわけでもないのに全家畜を情報登録するだろうか。かなり難しいのではないかと推察する。法律で義務化することになったら米国もいよいよ本腰を入れるのかと評価できるのだが、、、
ちなみにご存じだろうが日本では牛については全頭の個体情報の登録が義務化されている。
これについて日本はよくクレージーだと言われるが、ことこの問題についてはクレージーでもいいんじゃないだろうかと僕は思う。少なくともアメリカに対してきちんと非を問うことができるからだ。
アメリカの輸出産業はマーケティングが巧く、世論を導くリリースや広告などを多用する。というか日本がそういうのがヘタなんだけれども、すくなくともこの記事において僕が懸念しているような記事の誤読がないことを祈る。
ちなみに、しばらく前にアメリカのある中堅食肉業者が、自分の出荷する牛肉について全量BSE検査を実施しようとしたところ、国からダメを出されたという事件をご存じだろうか。「お前だけそんなことやったら国全体でやらなきゃいけなくなるだろ!」ということだろうか。この食肉業者は果敢にも農務省に提訴した。
それと、よく「牛肉の安全性についてこんなにウルサイのは日本だけだ」ということを知ったかぶる人が筆者の周りにもよくいるのだが、全然そんなことはない。お隣の韓国では、米国で発見された3頭目の患畜について、米国がその年齢さえもきちんと調査を出来ていないことに憂慮を示している。
ということで
マスコミがあまり採り上げなくなったからといって、BSE問題はなくなったわけでは全然ないのだということでした。
最近、「このブログ、食べ物のブログじゃなかったの!?」と言われそうなくらいによく登場しているPHSの会社ウィルコムだが、いまだに僕がウィルコムユーザだと言うと「え~ そんな人まだ居るんだぁ」と言われるのが不思議だ。使ってみれば絶対に乗り換えたくなるはずなんだけどね。やっぱ、ドコモの端末みたいに小さい可愛いのを出せばいいかもな。
さてウィルコム社の重要人物であり超美食家・健啖家である喜久川執行役員様からお声がかかった。
「うちの会長が農業大好きなんですよ、阿佐ヶ谷の美味い中華にお連れしますから、お相手おねがいできませんか」
行く行く、農業とウィルコムと中華!どれに比重を置いていいんだかわからんがそりゃ行きますよ!ということで、いつもはトルコ料理イズミルなどに行くため北口に出ているのを、反対側に出て青梅街道方面に5分ほど歩く。
「漢字だと読めないんですが、『とむす』という店です」
とおっしゃるとおり、見慣れない漢字で読めなかったが無事到着。
とむす
阿佐ヶ谷南3-31-14 TEL:3391-6199

店の構えはそれほど威圧的ではなく、小さな中華定食屋さんかと思ってしまったが、店内はかなり奥行きが長く、個室スペースもしつらえてある、本格的な店であった。

さてウィルコムの皆様もそろい踏み「じゃあやまけんさんどんどん食べたいものは頼んで。最初だけ、僕がいつも食べるのをいくつかお願いして出してもらいますから」ということでスタートした!
で、大変申し訳ないんだけど正確な料理名・メニューを失念。どういう料理だったという感想のみ記します。
中華に限らないが、前菜が美味い店は全部の皿が美味いことが多い。そう言う意味ではこの店、かなり期待が出来る。


美麗、絢爛というイメージではなく、質実剛健・実直という感じの盛りつけだが、一品一品が丁寧に作られている。特に美味かったのが牛タンを蒸し煮したものに、青葱などのソースをかけたこの一品だ。

この翡翠色のソースが絶妙に旨い!次回訪店した時にはこいつだけ皿一杯食べるゾ。
「やまけんさん、このスープがね、バカウマなんですよ。」
と喜久川さんがニンマリしながらリコメンドするのがこの、蟹の浮き実がぼこぼこ入ったスープだ。

とろみをつけた上湯に卵白かなにかでふんわり仕上げたすり身団子がのっているものか、と思い口にした。
ウオ!
こいつは素晴らしい!
すり身というより、ムースに近いふんわり度で、しかも蟹の薫りと風味がプワンと存在感をもって拡がるのだ!そして、この上湯がまた素晴らしく上品で、しかもしっかり一本線が通っている。素晴らしい一品だ!
次の皿は「辛いですよ」という、牛肉を豆板醤主体で炒めたものを、クレープのような春餅で包む料理だ。

こいつが実にストロングにギシッと、細切り牛肉に味が絡んでいる。豆板醤だけではなくいくつか複合技で辛味の調味料が使われている。
今外からアクセスしているので、とりあえずいったんここでアップ。
(続く)
解説の必要もないだろう、おそらく日本でカレーを沢山食べているランキングのベスト10には確実にランクインするであろう、東京カリ~番長の水野さんである。
東京カリ~番長のブログカリー
http://blog.excite.co.jp/tokyocurry
実はとある雑誌で水野さんがカレーを作り、そして私がそのレシピを文章にまとめるという、夢のような仕事をすることができたのだ。具体的な名前はもうちょっと先になったら書きますね。
ちなみに水野さんに初めて会ったのは、実はかなり前。茅場町の支那そば名店「八島」でどんちゃんやった時に、かの築地王が連れてきて下さったのだ。
その時はあまり話さなかったが、この仕事で一気にお近づきになれたので非常に嬉しいのだ!
さて本日都内某所にて打ち合わせ。どうせならカレーを食べながらとリクエストをしたところ、
「じゃあ、まだ行ってない店があるので」
と店をご指定いただいた。

みてのとおり徹底的に漆黒系のルー。はりこまれた質の高い牛肉、高級欧風カレーである。

味については、完膚無きまで煮込まれたまろやかでゴージャスなカレーだが、エッジが際だっていない。もう少し年がったら好きになるかも知れない。とはいえ美味しい部類のカレーだと思う。
しかし
カリ~番長と一緒にカレーを食べられるというだけで幸せだ。
きけば、現在製作中のカレー本は相当に気合のはいったいい内容になるそうだ。6月くらいに出るらしいので、ぜひ買い求めたい。
ちなみに前著「スープカレーキッチン」もいい本だった。カレーの作り方を、材料や風味別に分類し、システム化したレシピを作っているのでわかりやすいのだ。
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いや、いいランチであった。原稿、気合いを入れて書くのである。
最近なぜか豚の仕事が多いということは先回書いたとおりだ。
んで、LとかWとかDとかBとか、養豚に使われる豚の品種系統はいろいろあるわけだけれども、圧倒的に多いのがLWD、つまりランドレース+大ヨークシャーを掛け合わせた雌豚に、デュロックという雄豚を掛け合わせたものだ。まあいってみればトマトでいう「桃太郎」のようなもので、安定した品質で、農家も管理しやすい品種なのである。
黒豚やアグーといった在来種豚やバークシャーの血を多く含む、油が旨い、霜降りになりやすい品種も素晴らしいが、ことトンカツにすることを考えると、やっぱり肉質の旨さ、キメの細かさが安定したLWDが美味いなと思う。
ということをある畜産団体の若手Y氏に言うと、
「そう、そうなんですよ! 僕の友人の養豚農家の肉を送りますから食べてみてください!」
と嬉しいお言葉が。届いたのは、実に赤身の綺麗な豚肉だった。

実に滑らかな肉だ。大きさ、ロース芯の形、脂の厚み、どれも申し分ないといえる。

早速この夜はトンカツである。
ぼんぼり京橋店のお料理ジャイアンに教えてもらったように、タップリの油ではなく、カツの上部が空気に触れるくらいの脂で揚げていく。この方が旨味が逃げないのだそうだ。

さーて出来たぜ、アツイうちに食うぜ!ソースとケチャップを混ぜる暇もなく食べたい!と直接ケチャップの瓶を傾けたら、思ったより粘度が薄いケチャップで、ドドドッと一気にカツの表面を覆い尽くしてしまった!

うわああああああああ
ケチャップまみれである、、、

しかしこの豚、やはり肉質はギシッと密度の濃いきめ細かいものだった。適度に豚の香りがするのも佳い。彼の言うとおり「管理されたLWDは美味い」のである。
後日、三重県のとある養豚業者さんのところへ。ここは「コツワルド」という種豚を使っている。
その経営スタイルも非常に素晴らしかったのだが、養豚場に併設された直売所で肩ロースの切り身をみて、ビックリした!

全身これ霜降り、素晴らしい肉質である!
管理責任者のOさんいわく、
「コツワルドは通常は赤身主体の肉質なんだけど、美味く育つとこんな風にビッシリとサシが入りますね。」
やはり育て方なのである。

一番サシの入りやすい肩ロースということもあるが、実に素晴らしい。もちろん買い求めて、氷を詰めながら持って帰った。

これもまたカツにするのが最適であろう。トンカツというのは、衣をつけて脱水するあたりに極めて重要な意味がある料理法だ。通常、肉は適度なこげ目をつけなければ旨味があまり出ない。しかし、小麦粉に卵、パン粉という重層的な衣を油でこんがり揚げることによって、肉のタンパク質とはまた違う旨味が生成され、同時に肉の水分を脱水する役割を果たしてくれる。衣をとったカツを食べてみると、あまりにまずくて食えないはずだ。それはそうだ衣と肉を同時に食べてこそカツなのだ。

今度のカツはケチャップをドバッとかけてしまうこともなく成功。この断面をみれば、如何に大切に、ストレスを与えず育てられたかが分かると思う。

歯を立てるとミッシリと詰まった肉の繊維から、ほどよくジュースが湧き出てくる。噛み締める毎に旨味が出てくる王道の豚肉だ。
ことトンカツについてのみいえば、僕はBが入った豚よりも、LWDで十分に美味いと思うのである。
いつものように、三浦半島の長島農園から野菜が届いた。
「やまけん、そろそろ春ですよ。働きすぎてないで野菜たくさん食べて、リフレッシュしたら?」
いや全くそうしたいもんです、、、
この時期になると冬野菜が終わりを告げ、全く特性の違う春野菜に切り替わる。写真の葱は、冬葱のラストだ。品種はホワイトスター、勝美君がお気に入りの品種で、僕も美味いと思う。この葱は、長島農園のホワイトスターの中でも最高クラスの仕上がりで、肉がパンパンに詰まって丸まっているのが分かると思う。鋭い包丁で根を切ると、切り口から白濁した葱液がツーと滴るという、素晴らしい品質だった。

幹の繊維がまっすぐに伸びていて、生育が良好だったことが伺える。
これから春になると、葱は段々とゆるい巻きになって、味も少しずつぼやけてくる。そう、葱は圧倒的に冬の野菜なのだ。惜しみながら食べることとした。
代わりにドカンと獲れるようになるのがハーブ類だ。

これ、なんだかおわかりだろうか。
実は香菜(コリアンダー)である。香菜は根の株がかなり大きく肥大する。根を捨てる人をよくみかけるが、実はこの根っこに香菜特有の香りが堆積している。これを磨り潰してスープなどに加えるとエキスが溶け出してくるのだ。

香菜の香りを嫌う人が居るが、これだけ個性的な香りならそれも仕方がない。しかし春のこの季節、柔らかな陽光で育った香菜は(ハウスで育ったとしても)香りも柔らかく、苦手な人でも食べられるのではないかと思う。

色んな料理のトッピングに葉をのせればいいのだが、単純に愉しむなら冷や奴にタップリ刻んで載せることだろう。一気に中華の香りがしてくるのだ。
そしてこれがまた美味い。フェンネルである。

イタリアではフィノッキオ、日本語ではウイキョウと呼ぶが、日本ではあまりこれをバリバリと食べる人は居ない。僕もそんなのみたことなかった。昨年の2月、パスクワリーノを訪ねてシチリアに行った際に、野菜嫌いのパスクワリーノが唯一これだけは生でバリバリ食べるのだということをみて、僕も真似をしてみた。実に美味かった!

最後、もう出回ってはいるけど、春キャベツだ。

キャベツには大別して寒玉(かんだま)と呼ばれる冬品種と、春玉と呼ばれる春品種がある。はっきり言えば寒玉の方が旨いと思う。春キャベツはこの時期だけ出てくる、柔らかさを特色としたキャベツだ。

しかし長島農園の春玉は、どうしてなかなか美味い。糖度が高く、巻きもしっかりしている。
「んー 今年は寒かったですからね、春品種も寒玉と似た生育環境で育ったから、甘みも載ったんでしょう」
しかしそろそろ温かくなってきたので、この甘いキャベツはお預けになるだろう。
代わって、春らしい野菜がどんどん出てくることになる。いまの時期食べておいて欲しいのは、そろそろ関東でも終わりにさしかかっている菜の花(ナバナ)、山ウド、フキといったところだ。
これから八百屋の店頭はどんどん彩りがよくなってくる。ぜひ毎食、なにか一品そういったものを載せて春を愉しんで頂きたいと思う。野菜、食べましょうね!

いよいよ本日から放送開始だ。高校野球の関係で、本日のみ17時からの開始となります。NHKラジオ聴ける人は聴いてみてくださいね。
■NHKラジオ第一放送 「ビュッフェ131」
17時~
http://www.nhk.or.jp/radiodir/hot/b131.html
本日のテーマは菜の花です。
アメーバブックスが、ブロガーと呼ばれる人達のインタビュー記事を連載しているのだけれども、そこから取材のオファーがあった。問題はなかったのだけど、質問メールに応えるという形式らしい。メールでのやりとりでインタビューをするのは、自分がテキストを打たなければならないので時間がかかるからなぁ、、、と躊躇していたら、先方が「それではヒアリングにお伺いします!」と言って下さったので、来て頂いた。
素敵な女性がいらっしゃって、しかも食い倒れ日記を読んでくださっているということですっかり有頂天になり、1時間以上べらべらと喋っていたら、すげぇ長いインタビュー記事になった!
■話題のブロガーに10の質問!
http://www.amebabooks.co.jp/blogger-interview/index.html

関心のある方はご一読ください。
このアメーバブックス、編集長はなんとかの山川健一さんだ。80年代ロックが好きだった人なら山川健一さんと渋谷陽一さんの名前を知らんという人はいないだろう。そんな会社からインタビューしてもらえるなんて、プログレファンだった私には非常に光栄なことである。
しかしいまだに「ブロガー」と呼ばれるのは違和感がある。ブログを書き始めるという意識がなかったからだろうけど、、、ま、いいか。