某番組のロケで、二戸に来ております。
今回のターゲットはこれ!

おそらくこのアップ写真を見ても、これが何の作物になるかはわからないだろう、、、
一般的な作物とは言えないかも知れない。解答は、来月最終日曜日の朝6時のNHKにて。

その畑を少し降りたところに、ユリ科の植物が群生している、、、と思ったら、これはニラである。ニラの花が提灯のようにぽわぽわと咲いているのであった。

岩手はとても寒い!
東京よりもさらに-5度くらいだという。確かに肌寒く、ポロシャツだとちょっとキツイ。

ヤマセが吹くという東北地方特有の寒さが、それゆえに独特な食文化を生んだのである。
さて今夜はまたもや短角亭で、短角牛を食べる。いまからそれに備えて一眠りするのだ。
ナス科植物にはいろんなバリエーションがあるが、本家本元のナスこそが世界各国、いろんな品種に飛んだモノだと思う。
先日のタイでのバカンスでイヤと言うほどタイ料理を食べてきたのに、なんだか余韻があり、タイ食材屋にてフレッシュの小さなナスを買ってきた。
おそらくスケール感がないからどれくらいの大きさか、見当がつかないだろう、、、
こんな大きさである。
山形県は小ナスの王国だが、それでもここまで小さな小ナスは食べないだろう、、、
もちろん生で食べても美味しくない。もっぱらタイのカレーである各種ゲーン用である。
さて買って帰ってきた生のカレーペーストで料理するか、、、
超・久々に市岡さんと会ったのだ。
市岡さんは、前の会社時代に、ある業者さんに「面白い人がいるから!絶対に会っておいて損はないから!」と言われて引き合わせて貰った人だ。キノコ(菌茸類)の生産・流通をしていて、それも有機・特別栽培といえる茸栽培を専門としているという、極めてニッチで特殊な世界の人だった。
初めて会って驚いたのは、物腰の柔らかさだ。有機・特栽関連の世界では、とにかくアクの強い人が多い(笑)
そう書くと、関係している人はみんな笑うだろう。
やっぱりこのこだわり農産物・加工品の世界はタフな時代をくぐり抜けてきているため、そこで活躍している人たちは一癖も二癖もある人が多いのだ。
しかし市岡さんからはそうしたアクが漂ってこない。柔らかく、柔らかく、しかし芯がきっちりと定まった人だなという印象を受けていたのだ。
その市岡さんとも、独立前から疎遠になっていたのだが、先日、物流センターを建てたというお話をきき、久々に繋がることができ、「呑もう!」ということになったんである。嬉しい!
市岡さんの本拠地が神奈川県の伊勢原、そして同じく市岡さんと仲良くしている漬物べにふじの石川さんが町田なので、僕が町田に出向くことになった。
「じゃあね、ちょっと雰囲気のある店に行きましょう!大衆居酒屋って感じなんですけど、料理は旨いです。馬肉中心なんですけどね」
ほおおおおおおお
それは面白い! とセレクトを石川さんに任せ、町田へと向かったのだ。
桜肉 柿島屋 (←”かきじまや”と呼ぶらしい)
町田市原町田6-19-9 アーバン柿島2
042-722-3532
大衆居酒屋というより割烹という感じの外見だが、16:30に入店するともうすでに出来上がったおっちゃん達多数である。
「早い時間にいかないとすぐに並んじゃうんですよ、、、ほんとにもう、この人なにやってんだろう、って感じのオッサンが一人で飲んだくれたりしてるんです(笑)」
しかし品書きが非常に素晴らしい。料理もさることながら飲み物が潔く大衆居酒屋である。
冒頭の白黒写真を再掲するが、市岡氏のバックにある品書き、実に渋い。
ちょうど氏の頭の上から左にかけて、木札になるので読みにくいが、
「泡盛」
「ブドー割」
「梅割」
「清酒一級」
「清酒二級」
「ビール」
というように並んでいる。ビールがやたらと高い!
ここではもう梅割+コダマソーダの組み合わせに限るのである!
オーダー、いやカタカナはいかんな、注文すると、梅シロップの入ったコップと甲類焼酎の入った瓶、そしてコダマソーダの栓を抜いたのが運ばれてくる。焼酎ドボッ シロップどばっ ソーダしゅわしゅわと割り、臨戦態勢である。甲類焼酎の思考能力を破壊するパワーはもの凄いので、日頃は絶対に呑まないことにしているのだが、、、こういう組み合わせだと呑まざるを得ない。今日は久々に酔うことに決めた!
■肉皿
ここでの肉は桜肉、つまり馬肉である。
いきなり俺が唯一食べられないコンニャクがどかんと乗っているけど、この肉皿はなかなか滋味溢れる旨いものだった。煮込まれた馬肉でも、最初から臭みが強いものはどうしようもないことがあるが、ここの肉は全くそんな嫌みを感じない。ホロリと崩れて繊維質が綺麗にほぐれる美味しい馬肉煮込みだった。
■馬刺し
おお!
つい先日堪能した、熊本における馬刺しとは全く違う、江戸前風赤身肉の馬刺しである。
そう言うと、仲居のオネエサンが「関西と関東はぜんぜん好みが違うからねぇ。うちでは、赤身じゃないとお客さんが喜ばないのよ」と仰る。そうなのね!
赤身中心のこの馬刺し、鮮度も十分よく、これまた臭みナシ。スジも無し。ただただ赤身の旨さを味わうことができるなかなかのものだ。
■チョリソ
馬のスパイシーソーセージという手合いだが、まあこれは期待以上のものではなかった。普通に美味しいけど、感動とまでは行かない。しかし、馬肉で本当にすべての料理を作っているような感じで、とことんやってやるヨという迫力が伺えるメニューである。
こんな感じで、話しに興じながらも一品一品を味わい堪能していたんであった。
市岡さんは物流の方に力を入れつつ、相変わらず面白いキノコ製品を世に問おうとしていた。
「これ観てください、、、」
と出たのが、キノコで作ったキムチである。
べにふじの石川さん、まずそのパッケージを裏側にひっくり返し、一括表示部に目を通す。一瞬おいて、
「こりゃすごい!」という声が出た。合成色素、ソルビン酸、pH調整剤等が一切使われていない!蛋白加水分解物も使われていない。表示に並んでいるのは天然素材ばかりである。
「もし商売が厳しくなったとしても、自分の意に沿わないものを作るわけにはいきませんから。」
という市岡さん、やっぱり凄くしなやかで、かつ強靱な芯が通っている方だと再認識したのである。
さてこの店自慢の一つ、肉鍋が運ばれてくる。
味噌仕立ての桜鍋なわけだが、味の傾向が森下の「みの家」とは全然違って、あっさりめの汁っぽい仕立てだった。
沸騰し始めると仲居さんが駆け寄ってきて、「肉に火が通り過ぎちゃうから、肉を上の方に寄せて!それで、食べるときに沸いてるところでしゃぶしゃぶして食べてね!」ということだ。
しかし僕は、レア気味にしゃぶしゃぶして食べる馬肉よりも、しっかり火を通して味噌風味のついた馬肉の方が好ましく思った。火が通った方が個性を発揮する肉もあるのだと思う。この後、肉を二人前追加。
そしてこの日いちばんの収穫はこいつだ。
■メンチカツ(もちろん馬肉)
このメンチ、割って口に放ると、ほのかにごま油の香りが立つ。
「うん、すこうし使ってるのよ」と仲居さんが言う。
芥子を付けて、ソースをじゃばじゃばかけ、かぶりつく。ジュワンと染み出てくる肉汁が気持ちよく舌を灼く。ついつい甲類焼酎を呷るペースが速くなる。結局3杯呑んで、脳みそがじんわりと溶け出してきた。
農産物業界は朝が早い。19時になるころ、お開きにすることとした。
しかし、柿島屋を出てすぐ隣に、なんとラーメン「一蘭」があるではないか。
この店のグルタミン酸ソーダが多量に含まれて居るであろうラーメンスープは、でもしかし甲類焼酎の酔い加減とマッチしてしまっている。身体がグルソーを求めてうずくのダ!
「仕上げに行きましょう!」
と入り、4辛+替玉をすすりこんだのである。
もう酔っぱらって判断力も鈍くなりながら駅にてお別れ。しかしこの日はそれで終わらなかった。
「やまけんちゃん、どこいるの?」
と連絡してきたのは、しばらく前にブログを紹介した、有機農業界の重鎮・徳江さんである。
「東京に戻ってくるなら、呑もうよ」
今日はもうなんでもオーライです。行きます。
小田急線で深い眠りにつき、新宿で降り、都営新宿線・丸ノ内線つたいで銀座へ。目指すは歌舞伎座の裏手にある隠れ家風の蕎麦屋「東風庵(こちあん)」である。
実はこの店、徳江さんが率いるFTPSという会社が、その素材をかなり納入しているのである。
あれっなんだか徳江さん、疲れた顔で映ってしまったが、これは何かの拍子の産物である。ご本人は至ってご健勝。
この日の東風庵は、つまみも酒も非常に旨かった!
金沢の福光屋の「黒帯」、「加賀鳶」を呑みながら、板わさ、梅山豚(メイシャントン)のロースト、陸前高田の八木澤商店の漬物、豆アジなどを堪能する。
いまや一大ブランドとなった梅山豚は、本家である塚原さんのところからきちんと来ている肉である。
〆の蕎麦は、、、
暖かい煮汁でたべる梅山豚蕎麦と二色せいろ。よく考えたら二回目の夕食なんだが、、、
梅山豚蕎麦は、スープは旨いが、油分で舌がマスキングされてしまい、蕎麦の香りは吹っ飛ぶ。
どちらかといえば、腰の強いうどんで食べた方が旨いかも知れないなぁ、いや蕎麦でも旨いが、なんとなくもったいないのである。
二色せいろは、これまでになく辛づゆとバランスのとれたものだった。
東風庵には数回訪れているのだけど、士幌産のそば粉が出回り時期の際に食べて、今ひとつ香りと味と食感のバランスがとれていないと感じていた。しかし今回の粉(酔っぱらってて産地を忘れましたが)は、ここの特徴的な辛づゆとマッチしていて、鰹の香りがブワンと扇風機のごとくあおり立てるのにギシッとストロングに対抗ることができる味わいだった。
いやしかし
もう食えん、、、
「お前、そういう食い方してると死んじゃうぞ」
と徳江さんはことある毎に言ってくれるのだけど、僕もこんなの久しぶりです。ご安心ください、、、
徳江さんと別れ、日本橋まで歩いて腹ごなしをと思うが、ルートはどうせならと東京バルバリの前の道をいく。途中、軽自動車が一時停止を無視しながら左折、僕が見えないようでミラーがゴンと僕の右腕を痛打する。このやろう、と運転席を睨むが、なんだかぶつぶつと運転席でつぶやきながら停まることなく去っていった。いったいどうなっているのだ。
むしゃくしゃした気分は、東京バルバリの店前でテッペイと会ったら消え去った。
「お茶でも飲んでって下さい!」
ああ、是非お願い、、、
もう閉店間際で、客も帰っていて、上がり寸前。ご迷惑ではないだろうと、座らせて貰う。
しかし隣席の青年が、ランランと光る眼で僕を観ている、、、
「ブログ、読んでます!」
21歳学生。好青年であった。
結果、どういうわけか、沖縄、今帰仁のアグーの煮込みをいただくことになった、、、
もうこうなったらヤケである。
アグーはコッテリ煮付けても、脂が強いのでそれほど肉に塩分が浸透しない。
だから強めの味付けで煮込むのが吉だと思う。この煮込みも、ずいぶん濃くみえるけど、そんなにキツイ塩分ではない、ほどよいものだった。
いやー
もう食えません。
このブログを初めて1400記事を超えているが、2003年時点のような激しい食い倒れカロリーオーバー体制はきつくなってきた、と思っていた。
しかし!
やればできるもんだ。久しぶりに自分の中の野生の匂いを嗅いだ気がする。
そのトリガーを引いたのは、やっぱり甲類焼酎ではないかと思う。
長い夜であった、、、
うーむ、正直言って言葉がない。
先週の23日、「立ち上がる農産漁村サミット」というイベントで講演とシンポジウムパネラーとして列席した時、終了後に総理官邸で開催されたレセプションで、僕は松岡氏と名刺交換をしたのだ。一週間も経たないうちに自ら命を絶たれるとは、夢にも思わなかった。
そのイベントの中でも、賞を受賞した各地の生産者の人たちに祝辞を述べる際、役所が用意した型どおりの原稿を読み終わった後、「ここまでは準備された原稿ですが、私の言葉で一言。」と、自身が強力に推進していた「攻めの農業」関連の話題をいくつか話をしていた。そのスピーチは、内容はともかく実に強い意志に裏打ちされていると感じたのだ。
それなのにこのタイミングで、逝くのか。虎ノ門にて、移動中にニュースに接し、茫然としてしまった。
僕は、政治家のお金がらみのスキャンダルについては、それはけしからんことはけしからんと思うけれども、それによってもっと大きな、国益を損ねかねない問題がなおざりにされてしまうことの方が怖い。
農政でいえば、いまは非常に重要な時期だ。WTOや日豪EPAがらみの交渉では日本農業が潰れかねないテーマになっている。そして日本の他産業からも「農業は市場開放せよ」という無責任な味方打ちが繰り広げられており、農政としては相当に強気であたっていかなければならない状況だ。
そんな状況に農相が自殺をするというのは、、、
この国にとってどんなロスになるだろうか。
ただすべきはたださなければならないことはわかる。
けど、今回ばかりは、それが日本の国益のロスに繋がってしまうような気がする。
それになにより、何だかんだ言っても、名刺交換をし、少しばかり会話をした相手が命を絶つということが、心に大きなショックを与えるということに、我ながら動揺している。彼の魂が少しでも安らかにならんことを祈る。

山形県朝日町の阿部さんから、今年も嬉しい連絡が来た。
「やまけんちゃん、明後日は家でメシ食う?
明日の早朝か夕方にでも山に入ろうかと思ってサ(目星はつけていくけど、博打みたいなものだから当てにはならないけど…)
山のものがいつもの年より早めでサー
一昨日見たらアマユリがねー(正式名称は、オオナルコユリでしたかー)、、、」
おおおお! アマユリ!
アマユリとは、文字通り野に咲くユリの仲間であり、球根ではなくその茎と花があまりに甘美に美味しい、素晴らしい山野草である。まだ読んでない方はこちらをご参照。

まったくもう、この阿部さんのご自宅というのが、朝日町の山間部にある、誰でも一瞬で郷愁を感じざるを得ない家なのである。昨年の5月、木々が萌出て、田に水が入る一番美しい季節に行って、その風景にノックアウトされてしまったのである。

さて届いたアマユリは、阿部さんが山で採ってきてくれた野生のものと、球根を庭に植え替えて数年目になるものの双方だ。

ユリ科植物は本当に美味しい。このアマユリはタマネギやニンニクではなくアスパラガスによく似ている。特に食感が似ているのだけど、でも見た目は本当にユリである。実際に花が咲くとこれもまた、どうみてもユリなのである。

アマユリの茎部。アスパラ同様、下部は多少硬くなりがちだ。

調理法は簡単、とにかく茹でるだけ、、、
塩を少し落とした湯でさっと火を通し、マヨネーズで食べるだけで十分に旨い。いや、十二分に旨い!
茎の部分はシャクッと、アスパラを少し強くした食感。しかし、ほとばしり出る汁は明らかに甘い!そして、ほんの少しとろみがあって、ツーと糸を引く。もう、極楽の美味しさなのだ。

で、このアマユリに加えて、東北地方限定山菜であるミズも送ってくれたのだ。

ミズは、これも山にはいると沢山生えている山菜で、赤ミズと青ミズがある。写真のはおそらく赤ミズだと思う。
週刊アスキーの連載「旅三昧」の取材で阿部家に遊びに行った際、このミズをつかった「ミズのタタキ」を教わったのである。先生は阿部さんのお母様。

ミズは、葉を取って茎の部分を使う。葉を取るときに、皮も一緒に剥ける。皮を剥くことが結構大事である。

洗ったミズをまな板の上ですりこぎで叩く!
ここで特有のとろみが出てくる。
ミズは湯通しするといきなり蛍光色のような緑色になるのだけど、阿部家では生の方が美味しい、ということで生のまま叩くのであった。

それを醤油と酢、砂糖、鰹節を加えて和えるだけでできあがり。
これが実に実に、地味深く美味しいのである。ミズがもっている糸引くトロみと、透明感あふれる風味が相まって、暑くて食欲のない時でも箸が進むのである。
そして、もうひとつ「みず」が入っていた。
といっても、こちらの「みず」は「水」である!

これ、阿部家の自宅前の「庵の井戸」で汲んだものだ。
つまり、アマユリと赤ミズが育った山の伏流水なのである!

阿部家の井戸の水はキンキンに冷たく、ここでパインソーダを冷やしていたのだ。
その際に手で水をとって飲んだときには、あまりに冷たくてその味の素性がよくわからなかった。
しかし今回、この水を飲んでみて、本当にびっくりした、、、

なんと透明感溢れる柔らかな水!
秋田県の銘酒「白滝」の酒造で呑んだ水も甘く柔らかかったが、この阿部家の水は別種の味ながら、舌の上で水の粒子がほろほろと崩れていくように柔らかい!
僕の家では数年前からシーガルフォーの浄水器を使っているけど、元となる水の違いをまざまざと見せつけられてしまった、、、
ちなみに、昨今のミネラルウォーターのように水を遠方から送ってくるという行為は、本来は褒められるものではないと思う。ヴィッテルやエビアンなど、海外からもの凄いエネルギーをかけて採取・運搬し、結果的に多量のニ酸化炭素を排出しながら水を飲むということが、環境経済的にみて許容されるはずがないとおもう。
先日、あるシンポジウムで、宮城大学のセンセイであるアン・マクドナルドさんと同席したのだけど、パネルディスカッションのパネラー席にはヴィッテルのPETが置かれていた。これをみてアンさん顔をしかめ、「これ、どうかと思いますよ。なぜ日本の農林水産業のイベントで、海外の水を置きますか?」と言っておられた。全く同感。
僕は、基本的に人は自分が起居する地域の水道水を飲むべきだと思っている。
それが不味い、というならば、余所の水をもってくるのではなく、自分の地域の水を美味しくするための活動をするべきである。
先日書いた、岩手県陸前高田の牡蠣養殖者のみなさんも、よい牡蠣を育てるために、森に植林をしている。都市部に住む人が「水が不味い」というならば、その不味い水を産み出している環境要因を解きほぐし、改善する方向にいかなければウソである。
しかし!
そういう話とは別世界で、この阿部家の水は旨すぎた、、、
月に一度はこの水を飲みたい、、、
でかいポリタンクで送ってもらおうか?いやしかしそれだと水がすぐに悪くなるな、、、
冷蔵庫を一個、新しく買うか?あ、それは単に環境負荷を倍増するだけだ、、、
自分の環境感に従うか、本能の赴くがまま美味しい水を飲みたいと願うかのジレンマである。
ともあれ、
アマユリ、ミズ、そして水によって、僕の心は一瞬あの山形県朝日村の美しい風景の中に飛ぶことができたのである。


ちょっと前に、このブログを読んでくださっている人から「東京で買える、おみやげ物によさそうなものを教えてもらえませんか?」というメールをもらった。おみやげにするのね、どうしようかなぁと思いながら、八竹の黄身寿司を提案した。どうやら喜んでいただけたらしくて佳かった。
八竹のお寿司は関西系の押し寿司や茶巾ずしが中心だが、何と言ってもキラーアプリは玉子の黄身を使った、甘やかで美味しい餡がのったりと乗っている黄身寿司である。

光りもの好きには堪らない、コハダ・アジ・サバの三者そろい踏み、いや青い三連星なのである。
コハダは酢がきいており、味も一番細やかで好きだ。
アジは三者の中で最も柔らかくクンナリとした食感が色っぽい。
サバはガシッとコクがあり、食べた感が強い。
その魚の個性と酢飯を、甘やかな黄身餡が柔らかくまとめてくれる。もう絶品ですわ。
そういやこの黄身寿司を初めて食べたのは、バードコートの野島さんと、嫁さん(当時未婚)の呉服屋に浴衣を仕立てにいった時のことなのであった。懐かしいなぁ、、、
いまも嫁さんがあちこちに行くときのお使いモノとして八竹を使うのだけど、喜ばれなかったことはない、という。そりゃそうだよな。
八竹 明治神宮前店 (はちく)
渋谷区神宮前6-29-4
03-3407-5858
無論、押し寿司も美味しい。

生粋の大阪の人からすると押し寿司としてはインパクトが弱いという人が多いようだが、関東の人間にはわりと受け入れやすい味なのかも知れない。
じわじわと湿気多く、暑くなるこの時期、酸味がある食べ物が吉なんである。

この花、なんの花だかお分かりだろうか?
わかる人は偉い!
農産物の関係者でなくても比較的、よく眼にすることの多い花だ。

正解はジャガイモ。
藤沢市の飯島農園では、数種類のジャガイモを作付けしているようだ。おそらく3種。真ん中の区画だけ、可憐な花が咲いていた。

わりと見過ごされがちなのだけど、野菜の花はかなり美しく、鑑賞に耐えるものが多い。
今回はEOS Kiss DNとE-410の二台+三脚という、ヘビーな装備で藤沢に向かった。この最後の写真だけオリンパスE-410で撮影。やっぱり背景をバーンとぼかしたい時は、明るい単焦点レンズを持っているEOS KISSを持って行かざるを得ない。
なーんちゃって本音を言うと、デジタル一眼レフカメラを二台もって撮影するなんて、プロっぽくて格好いいぜぇええええというミーハー気分を満喫したくてやっただけである。でももうしたくない。重いもん、、、
じゃあ、この花はなんだかお分かりだろうか?

これはエンドウ豆。
しかも通常の絹さやではなくスナックエンドウ(スナップエンドウとも呼ぶ)である。

こんな風に花の根本からニョキィイッと莢(サヤ)が突出してくるのである。

葉の間に、虫クンも発見。

地面では春夏ニンジンが旺盛に茂っている。
こいつはトウモロコシである。

肥料分を多量に必要とするトウモロコシは、暑い日差しを受けながらグワッと伸びゆき、あっというまに人間の背丈を超える。
さてこの花はなんでしょうか。
正解はトマトです。夏に向けて、大玉トマトの4段目くらいまで着果していた。

トマトの枝と枝の間に小さな小さなクモが網を張っていた。
マクロレンズで近寄って撮影。ひええ なんかスゴイ世界。昆虫写真にはまるひとの気持ちが少しわかる。
「午後、仕事ないんだったらご飯食べていってくださいね」
と飯島農園の女将、あいこさんが誘ってくださる。何年ぶりの飯島家メシかなぁ~嬉しい。


ご飯は、自分の田圃の「きぬひかり」。
もっちり感強く、実に旨し。米は農家で食べるに限る。
食後、あいこさんと30年以上前の農村の話をきいた。
「うーん 農家に生まれ育って農家に嫁いだけど、少し楽になったと思うのは最近よねぇ。子供の頃なんか、買い物なんかあまりできなかったわよ。いまは、都市近郊にいる農家はいろいろ工夫できれば面白いことができるようになってるけどね。」
さてブドウ畑では、今や飯島農園の若きエース、ヤッ君がジベ処理をしている。ジベレリン処理は、花を吹いたブドウの房をある種のホルモン水溶液(農薬ではないよ)に付け、種を無くす作業だ。そう、種なしブドウはいちいち人の手によって処理をされているのだ。味は、断然種有りの方が旨いと思うけどね。

これが花を吹き始めたブドウの房だ。この写真だとあまりよくわからなくてゴメン。


僕が大学に入学し、キャンパス内に畑を開墾し、そして飯島さんと出会って畑を借りることになったとき、ヤッ君はまだ高校生だった。それから10数年。30を過ぎ、よく気がつく嫁さんをもらい、可愛らしい娘まで生まれた今、なんとも頼りになる存在になっている。

都市近郊農業はますます重要性を増している。これから少なくとも40年くらいはたのみますぞ。
ハウスの中で、稲の苗が育てられている。
生育初期に乾燥しないように、遮光シートが被されていた。まだ親指第一関節程度の大きさだ。
最後のお花。これはもうわかるだろう。
キュウリの花もなかなかにカワイイ。
遊びに行ったわけじゃなく、午前中は連載中の雑誌の写真をプロカメラマンが撮影するための藤沢行きだったのだ。でも午後は自分の撮影に費やした。
あー やっぱり自分の畑が、一畝でもいいから欲しいなぁ、、、江東区木場近辺で、農地貸してくれるひといませんかね。
という、久々に土を満喫した一日でした。
23日20:40 一部修正

岩手・陸前高田編はまだまだ続く。
素晴らしい醤油蔵である八木澤商店と、酔仙酒造を訪れた後に向かったのは、夕暮れに染まる広田湾である。

「いやー 本当は3時半くらいにはここに着いて海に出ていたはずだったんだけどねぇ!」
とS藤氏。盛りだくさんなのでホントにスケジュールが押し押しになっている。果たして、岩手県南部の陸高から北部の久慈市まで本日中にたどり着けるのかちょっと心配!でもまあいいや、、、
「ぜひやまけんちゃんにこの広田湾の旨いもんを食べて欲しいのよ! 俺の仲間の最高の漁師を紹介するからね、、、」
と言いながら、車を着けたところは、中型の漁船がスタンバイしている真横である。

「彼がね、漁師・佐藤カズオちゃんです!」
と紹介していただいたのが、ビシリッと海の男っぽい雰囲気を漂わせたこの方だ。

「じゃあまあ、ライフジャケットだけ付けて貰って、すぐに牡蠣の養殖場までお連れしますよ」
ブオンと唸るエンジン、そして急速発進。グワーっという舟の推進力と、正面からの風を感じて鳥肌立つ。

写真は、EOS KISS DN をISO1200(だったっけ)にして、しかもF2.8と明るく、手ブレ補正機能がついたレンズで撮影したので明るく見える。しかし実はもうかなり真っ暗に近くなっている状態なのであった。

ちなみに
この広田湾の牡蠣は非常に有名なブランド牡蠣である。高級料亭やレストランにしか並ばないといわれる、最盛期の牡蠣は本当にブリンとデカク旨い、という。
広田湾の牡蠣が有名なファクターの一つが「森は海の恋人」というフレーズである。訊いたことある人もいるだろう、この陸前高田の港の向かって右側の半島は宮城県唐桑(からくわ)町(現在は、市町村合併で宮城県気仙沼市)で牡蠣養殖を行う畠山重篤さんが書いた本のタイトルだ。畠山さんは気仙沼に注ぐ川の上流に植林活動をし、湾に注ぎ込む水の浄化を推進している人だ。その彼が、気仙川が注ぐ広田湾の牡蠣は素晴らしい品質だと書いている。もの凄い説得力なのである。
※畠山さんは陸高ではなくお隣の気仙沼市の方でした。間違えましてもうis訳ありません。
![]() | 森は海の恋人 畠山 重篤 文藝春秋 2006-09 by G-Tools |
![]() | 牡蠣礼讃 畠山 重篤 文藝春秋 2006-11 by G-Tools |
「まあそれもあるけど、まずは牡蠣を観て、そんで食べてみてください! それじゃあ養殖中の牡蠣を引き上げますよ!」
というが早いか、養殖場の生け簀のなかにフックを入れ、ガラガラガラとモーター駆動で引き上げ始めた!


佐藤さんが、海藻などにまみれた牡蠣の殻をバシッと音を立ててつかみ取り、牡蠣剥きナイフをシャカシャカっと牡蠣殻に差し込み剥き始めた!

この牡蠣剥き、実は僕も大好きだ。手ではなく肘をやわらかく、大きく振りながら刃先をねじ込んでいくと、ある瞬間に貝柱が切れ、スカッと力を入れなくても殻が開く、あの瞬間がいいんだよね。

と思ってる内に、見事に短時間で牡蠣殻がシャカッと音を立てて開いた!

うお で、デカイ!

僕の手はおおかたの人より小さいんだけど、この写真に出ているのは、実寸大から一回り小さくした位。ひとまわり小さくしたってデカイ! いま手を重ねてみて確認したのでホントなのである!
これはもう、タマランね!
ツルリっと一呑み!

口の中に瞬間的に溢れる磯の香りと、思ったより強い塩分!
冷たく滑らかな流体に歯を入れると、塩分に旨みが加わる。牡蠣の身がジュースを滲ませながらとろけていくのだ!海のミルクとよく言うけれども、クリーミーというのとはちょっと違う、もっと潔い上品なとろけ加減。そしてあまりに芳醇な旨み成分!
「ぐああああああああああああああああ 旨いッスよ!!!!!」
ヤバイ、これは本当にヤバイと思った。マジで激ウマである。
これを観ていた皆さん、佐藤さんがひたすら剥き続ける牡蠣に殺到!
スミマセンおいら3個も食べちゃいました。
それにしてもデカイ!

この、殻からはみ出そうな、ていうかまさにはみ出たお下品な大きさは何なの!?
しかして味は上品、濃厚、芳醇!
食べながらクラクラしてしまったのである。

広田湾の牡蠣は、漁師や農家が共に森や川を守りながら成立させているものだ。植林や保全のコスト負担は、漁師だけの論理では受け入れられるものではないだろう。この地域の資源全体を守るために立ち上がった人たちがどれくらい居るんだろうか、すげえなぁと思う。八木澤商店の人々や、船上では寡黙な佐藤さんを観ていると、この陸高はやたらと意識の高い人たちがいるんだなと嘆息してしまうのだ。

ここから2週間ほど後日、佐藤さんから牡蠣が届いた。
牡蠣剥きナイフが同梱され、15個ほどの牡蠣が殻付きで入っている。
築地市場では驚くべき高値で売られているこの広田湾の牡蠣が、漁師直送だと本当に驚倒すべき安値で販売されていることを知った、、、
佐藤さんが今年度の販売を開始する時には、このブログでも紹介したいと思う。もう、マジでスゴイ牡蠣ですよ。
とりあえずビジュアルだけ味わっておいて欲しい。





「さてじゃあ、この牡蠣と魚を使って旨~い料理を作ってくれるところに行きましょう!」
時計の針はもう18時を指している。
しかし旨いものがあるならば、行かざるを得ないのである。
この5日間の短い旅の中で、3回もリピートして食べたものがある。ひとつはパッタイだけど、もう一つはなんとハンバーガーだ。もちろんマクドナルドやバーガーキングではない。チャウエンビーチにあるWill Waitのバーガーだ。
ウィルウェイトはサムイ島内にいくつか店があるので、サムイを旅した人ならけっこう識っているだろう。ずーっと昔からある店らしく、10年前に来たときにたまたま手に取ったパンフ(英語)にすでに「老舗」みたいな紹介をされていた。
この店で何が有名かというと、実はパンだ。
ちなみにタイのパンはなかなかに旨い。ホテルの朝食ビュッフェで好きに切ってトーストで焼いて食べるパンのレベルがむちゃくちゃ高くて驚いてしまう。ヨーロッパ人、とくにドイツ人、フランス人、イタリア人など、パンにうるさい国の人たちが大挙して押し寄せてくるからそれに合わせてのことなのだろう。
で、ここウィルウェイトはベーカリーレストランである。タイ料理も出すし割と美味しいけど、今回ここで食べて旨かったのがこともあろうにハンバーガーなのである。
しっかり焼かれたハンバーグパティをバンズに挟んだだけのものにキュウリとトマト、オニオンのスライスがついてくる。好きな具を足し、ケチャップと好みでマヨネーズをかけ、挟んでかぶりつくだけだ。
こいつがやけに旨い!
まずバンズが違う。全粒粉ではなく精白されたパンだけど、日本のファーストフードやハンバーガーショップで出てくるような、ふんわり柔らかいものではない。ガシッと食い応えのある硬さで麦の風味も香るしっかりしたものだ。思わず持ち帰りで日本に持って帰って来たくなったほどだ。
ビーフパティは、とにかくギシッと香りの詰まったもので、赤身中心の肉を使っていることが明白だ。そもそもタイで霜降り牛肉はあるんだろうか? だから、肉そのものの旨み、香りがつよくて佳い。
実は滞在中、他のベーカリーレストランでもハンバーガーを頼んでみたのだけど、やはりウィルウェイトが一番旨かった。 ウェイター君達の愛想は最悪だけど、それにも関わらず3日も足を運んでしまったのだった。
滞在中、実はあまり撮影をしていなかったのだけど、最終日はスコールもなく晴天が続いたのでホテル内を撮影して廻った。
それにしても、このバカンス前に買い求めたオリンパスE-410には心底、惚れこんでしまった。

晴天時に屋外で撮影をすると、イメージ通りの抜け上がり感をもった絵に撮ることが出来た。

早朝の、いい予感に満ちた、湿った空気の感覚も切り取ることができたような気がする。




ただしホワイトバランスの調整だけはかなり苦労した。
晴天時に晴天モードに合わせるのはバッチリだったけど、まだ太陽が落ちきらない時に白熱灯下で写真を撮影するときなど、かなり変な色に染まってしまう。仕方がないので白い紙で手動ホワイトバランスをとろうとしたのだけど、なぜか緑がかってしまう。
まあ、それには困ったけど、もはや手放せないカメラになってしまった。
タイに来て悔しくなるのが、信じられないほど安く買えるトロピカルフルーツだ。
マンゴーやパイナップルが、日本で食べるそれとは全く違って旨いということは前にも書いたけど、どうあがいても日本で採れない熱帯フルーツをむさぼり食ってしまう。

ランブータンなんて、スーパーでたっぷり1キロ買っても28バーツ(今回のレートでは100円くらいか)だ。


マンゴスチンだって200円くらいで一山買えてしまう。
このマンゴスチンの、赤紫色の外皮と純白な中身のコントラストはいったい誰がしくんだものなんだろうか。あまりの美味しさに卒倒しそうになってしまう。このまま温暖化が進めば日本でも作れるのか?いや、それはイカン、、、でもできれば毎週食べたくなってしまう。


とまあ、こんな感じで最終日の午前中をビーチで過ごし、仲良くなったご年配のドイツ人カップルに別れを告げて帰国の途についた。


日曜日午前8時半、無事に成田到着。
いやー
佳いバカンスを過ごさせていただきました。
さて仕事と食い倒れの日々に戻るぞー
岩手編もまた書くぞー
日本語入力方法を教えてくださった皆様に再度御礼申し上げます。
ありがとうございました!
タイのスーパーマーケットは最高だ。家に持ち帰って使ってみたい調味料やスパイスのペーストやらが沢山あるのだけど、たいがいが瓶詰めだったりして重くて持ち帰れない。うー 残念
そんな中で、牛乳に興味があって買い求めてみた。
どうやらパスチャライズらしい表記があったので、もしかして旨いかも、と思って買ってきたのだ。
裏面をみるとなんとMEIJIと書かれている。日本企業かぁ
紙パックではなくペラペラの柔らかいプラ製である。
ちゃんとHACCPにも対応している。
ある程度の予感があったんだけど、この牛乳が笑っちゃうほどに旨い。
乳脂肪分がどうこうではなくて、実に濃厚で甘みがあり、あの高温殺菌の臭みが無く(パスチャライズだからね)旨い。びっくりした。
そういえばタイもまた畜産王国なのである。
ヤム・ヌアという牛肉を焼いて辛いタレであえたサラダを食べても、赤身中心のしっかりした牛肉で関心する。鶏肉はほとんどがブロイラーだけど、タイのやきとりはガイ・ヤーンといって、素材の味うんぬんではなくて、複雑に絡み合うスパイスでしっかりと下味をつけて脱水して焼いて出てくるので、ブロイラーの特質が活かされており、これまた旨い。
2年ほど前に農業情報学会の関連でタイを訪れたとき、ベタグロ社というタイでもトップ3に入る畜産インテグレーションをしている企業に視察にいったことがある。バンコクから2時間かけてバスで走り、本社内に入ると、そこは畜産の匂いなど全くしないハイテク満載の企業体であった。トレーサビリティ情報システムもきっちり稼働しており、全畜舎の給餌情報等が管理されていた。
ただ、最も驚いたのはそんな部分ではない。同社の幹部がもらした下記の言葉だ。
「タイにはBSEはありえないですね。だって我々の国では飼料穀物を完全に自給してますから。」
穀物自給率がたった25%あまり、しかも動物の飼料用となっているものについては90%以上を輸入している日本とは大違いである。この一点だけみてもタイの畜産は胸を張っていいと思う。とにかくミルクの旨さでは日本は完全に負けているような気がする。
昨日の昼飯。ばかからいゲーン・ペッを食べて、汗が全身から吹き出す。
タイを初めて訪れる旅人がこれさえ覚えてれば大丈夫な「カオ・パッ」。カオは白飯、パッは炒めるという意味だ。
僕は海外旅行をそんなにするほうではなかった。お金無かったしね。
けど、大学時代の最後に、バンコクとサムイ島に20日間くらい滞在して、いままで俺はなんて損をしていたんだ!と後悔した。以来、チャンスがあればどこにでも行こうと思ったのだ。
今回はサラサムイというホテルに来ている。ほとんどの部屋がプールつきのプライベートヴィラになっている、ヨーロピアンの資本が入って開発されたサムイ島らしいプライバシーの守られた環境で、心地いい。
ホテルのメシは可もなく非もないということが多いのだけど、ここのタイフードはなかなかにイケル。
昨日の晩はレストランでヤム・ヌアとゲーン・キョウワーンなど食べたが、悪くなかった。
本日は曇り気味だったけど、とにかくビーチで本を読んだ。
「E-410ファンブック」
筒井康隆 「日本以外沈没」
足立紀尚 「牛丼を変えたコメ : 北海道「きらら397」の挑戦」
村上春樹 「ノルウェイの森」
E-410ファンブックはなかなかいいできだ。こういう本って、試作機を使って、商品が正式発売される前に作っているんだからあまり時間がないだろうに、E-410特有の機能を使っての撮影テクニックがけっこう書かれている。
村上春樹は嫁さんが買ってきたものだけど、読むのは実に高校生以来だ!
そうだよこの本が発売された瞬間、俺は高校生だった。同級生のクロサキが「読めよ」っていって貸してくれたのだった。羊をめぐる冒険とはまーったく違うタッチでビックリしたけど、ちょっとドキドキしながら読んだのであった。
ビーチでのんびりしつつブランチ。パッタイとパイナップルシェイク、マンゴーシェイク。
タイで旨いものと言えば、このパッタイと各種トロピカルフルーツのシェイクに限る!
シェイクはフレッシュフルーツとコンデンスミルク(タップリ)、そして氷でガーッとミキシングしたものだ。これがやけに旨い。フルーツが旨いから当たり前か。
今朝のブレックファストビュッフェでもよく熟したマンゴーがあったが、日本に輸入されるものと違って、完全に熟したものが並ぶのでまずいはずがない。ていうか味も香りも段違いの存在感で、溜まらなく旨い。
パイナップルも、日本で食べるのとは別物だ。
パッタイにはマナオーを絞ってナンプラーかけて、ぐっちゃぐっちゃにして食べる。でかい海老が5本も入ってて嬉しい。過去ログにもあるバンコクのパッタイの名店のとは全然違うけど、これはこれで旨い!
今日一日はホテルでノンアクティブに過ごします。ああ、GW中に働いていたときは「なにやってんだ俺」と思ったけど、、、やっぱりお休みは必要なり。
やまけんです。
AJAX IME最高!どうもありがとう
http://ajaxime.chasen.org/
日本語環境がないPCでも日本語使えるAJAX IME、実に支えますね!
ほかに SUMIBIというのも教えていただきました!
どうもありがとうございました、、、
サムイ島という、タイ南部のビーチリゾートでのんびりしてます。すんぜん にていしゅつ したはずの原稿がとどいてなかったりというトラブルがあったのですが
とりあえずきょうは びーち でのんびりします。
教えてくれた皆様ほんとうにありがとうございました
NNIさん
繁さん
濱中さん
中村さん
明嵐さん
はしもとさん
うえださん
Kokusai kuukou ni tsukimashita.
dareka, nihongo wo install saretenai PC de nihongo wo nyu-ryoku suru houhuo wo osietekudasai!
いやー
なんとか目の前に横たわる様々な仕事を一段落(してないのもありますが)させることができました、、、
明日からちょっとバカンスとして、タイの南の島に遊びに行ってきます。
ホテルにはインターネット接続出来る端末があるようなので、USBメモリが使えれば写真だけでもアップしようかと。
日曜日に帰着予定です。無事を祈っててくだされば嬉しいです。
岡部さん向こうで原稿書きますから、敵前逃亡ではないですからね、、、
ここんとこ、かなり繁忙でぎゅうぎゅうと仕事が詰まっていたんですが、これを機にそろそろ自分の時間をきちんともてるように生活をシフトさせていこうと思っています。食い倒れ出張はビシバシ感をきっちりと取り戻していこうと。あ、岩手編がまだまだ終わってないなぁ
では行ってきまーす
週刊アスキー誌の連載のために試用させてもらっていたE-410だが、返却期限がきてしまった!
うーむ 別れがたいなぁ、と思いながら、野菜関連の会合のため秋葉原へ。ヨドバシの3Fにて価格を観ると、ネット通販とかと比べても破格に安い!5月20日まで、ポイント還元を入れればレンズキットが8万円台前半、Wレンズキットは9万円台で買えてしまう。
一気に逆上しかけたが、なんとか心を抑えて会合へ。終了後またヨドバシへ。広角レンズなどの重さを確かめていたら、自身もオリンパスユーザだという販売員さんと愉しい会話が始まってしまった!
「僕、ウエディングのカメラマンをしていたんですよ。E-1を使ってたんですけど、このf2.0マクロレンズも最高の写りですよ!僕の周りのプロも結構使ってます。それにしてもE-410はいいですねぇ」
おおおお
「友人のカメラマンが、EOS 1D系のプロ用機材を持ちながら、セカンド機として買ってました。このE-410は入門機の価格ですが、実力的には中級機だと思います。」
そ、そ、そうだよね、そうだよねぇええ
「しかも観てくださいこのE-410の撮影サンプルパネル! こういうのって普通は、ボディはともかくレンズにはメーカの一番いいのを使うもんですが、オリンパスは偉い!レンズキットの望遠レンズの方を使ってパネルにしてるんです。そんなメーカ、なかなかありません。しかも写り、いいでしょ?」
おおっ マジ?
かなりデカイ撮影サンプルパネルは、白人女性が芝生で遊ぶポートレート。髪の毛の繊細なラインがきっちり解像している。
もう、この会話でノックアウト。
期するところがあったのでお金を財布に持っていたこともあり、Wズームレンズキットを買ってしまった!
そう言うわけで自分の機材がこれからはE410になることが多くなります。
オリンパスのマクロレンズとして定評の高い50mmF2.0はまだ買えないので、しばらくマクロが必要な場合はEOS KISS DNの60mmマクロを使うけど、相対的に出番が少なくなりそうな予感。
で、アスキー連載での取り上げが始まるまでは自粛してましたが、もう先週号から始まっているので、
「実はこの写真もE410だったのよ」
ということで、撮影サンプルを掲載したい!
以下、撮影はすべてJPEG。RAWを使いたかったのだけど、付属してきたRAW現像ソフトがあまりに重かったのでJPEG撮影。でも十分に使えました。
■アルキメーデのシチリア料理
カメラの写りを確かめたくて久しぶりに足を向けたのはアルキメーデだ。
クリップオンストロボをコードで離して、ディフューザで光りを和らげて撮影。F9程度の被写界深度である。
そしてこの日のベストショットがこれだ! 「赤海老のクスクス」

どきっとするのが、細葱のようなハーブであるシブレットの表面の筋が見えるほどに高精細なところ。
この日、家で画像をみていてかなり昂奮してしまった。すげーカメラじゃないか!
■寿司処 匠
相変わらず繁盛してる匠にて。

奥の煮切り醤油を拭いてないのまできっちり写ってしまった。
マグロ、金目鯛にピントが合っている。
今度は逆に目線を下にして平目にピンを合わせる。こうすると奥行きが出るので奥がぼける。

清楚な純白の平目の身の下にほんのりわさびの薄緑色が覗くのが、なんとも隠微で美しい(笑)
このカットでは、「この辺にフォーカスが合って欲しい!」とおもった位置にビタリと合っている。
キヤノンのEOS KISSではAFのフォーカスを合わせる位置が多く、画面の端にある要素にピントを合わせたいときにもAFポイントを移動するのでどうにもなった。
しかしE-410は中央に3点のポイントがあるだけなので、画面端にポイントを合わせたいものがある場合は、中央で合わせた後にできるだけ距離が変わらないようにカメラ位置をズリッとずらして撮影する必要がある。そこだけがキヤノンの方が使いやすいな、と思うけど、今のところピントを思い切り外してしまった!ということはない。
生の鳥貝は、僕自身は余り好きではないけど、一点にだけピントが合って、他はボケボケになる感じで撮れてしまった。手持ち撮影だと難しいなぁ

ウニ、釣り鰺、かすご鯛。

横位置でも決まってくれる。
さて
最近のエントリのなかでは最もメールなどの反響が多かったのが、山菜特集だ。
■本コゴミ
僕はストロボを利用する場合にはF16とかにして深い被写界深度で撮影することが多いのだけど、この写真は奥をぼかして撮影したほうがいいかな、と思い、これはF5.6で撮影。みごとに意図通りになりました。トーンカーブを少しだけ調整。
■紫キャベツ

実は紫色というのはカメラにとって難しい色なんだそうだ。アントシアンというポリフェノールの色素で、植物の神秘的な色なのでぜひ綺麗に撮りたいところだ。

E-410ではきっちりと綺麗に写し撮ってくれた。
手持ちでF9ていど、クリップオンストロボをコードで離して使用。
■定食屋「木の子」のメンチカツ弁当

しばらくマクロレンズがないまま過ごすのだけど、キットレンズについてくる14-50mmでかなり接写できるので、割と困らない。もちろん純粋なマクロレンズより解像感は劣るだろうけど、必要十分だ。
写真は、オフィスに置いてある外付けストロボにソフトボックスを付けて撮影。
■ADF辻のケイ・コジマシェフ

アラン・デュカスグループの料理学校であるADF辻のケイ・コジマシェフとは親交が続いている。
「フランスに行ってきたんですけど、すっごく美味しい蜂蜜とオリーブオイルがあるので来ませんか?」
行く行く!
蜂蜜は栗の木、ラベンダーなどで、これがまた華やかさと濃厚さがあって旨かった。
キットレンズの広角側は14mmからだが、オリンパスのデジタル一眼カメラが採用するフォーサーズ規格では、この14mmに2をかけたものが実質的な画角になる、14×2で28mmと、胸を張って広角レンズとは言えない広さかもしれない。でも、これ一本でかなりの範囲に使うことができるレンズであることは間違いない。樽型の歪曲もけっこう出るけど、それはそれ。レンズキットの価格からすれば信じられないほどにいいレンズだ。
■港屋の肉蕎麦
久しぶりに虎ノ門から愛宕1の信号まで歩き、黒いモノリスに入っている新興蕎麦屋の港屋へ。最近の「食楽」にも載ってましたな。オーナーの菊地さん、相変わらずにこやかに沢山の客を切り回している。
昼のピークの時間なのでストロボは使えない。ISO感度を最大にして撮影した。それでもちょっと暗いが、、、しかしノイズはそれほど出ていない。何故かというと、画像調整にキヤノンの現像ソフトであるDPPを使ったのだ。DPPではJPEG画像の調整もできるが、ノイズリダクション機能が先日追加されたのだ。他社製ソフトで調整するのは双方に申し訳ないけど、正直なところ、付属ソフトの質ではキヤノンの方が使いやすいと思う。これでオリンパスのRAW現像もできればなぁ、、、って、無理か。
■飯島農園のレタス

自宅にて、下に白い板を引き、ストロボ&アンブレラでライティング。
アスキーでいつも撮影していただいている大師匠である八木澤カメラマンにお見せしたら、
「うん、レタスは表面がカリカリしてるからアンブレラで正解!」
とのこと。飯島さんとこの極上レタスを綺麗に撮すことができた。
■銀座「流石」の蕎麦
流石の蕎麦を食べに行く。
この店には粋人が集まるので、ストロボを使用するのは控えてしまう。ISO1600で撮影。
やっぱり若干、エッジの部分の描写が甘くなっていて、どうも頼りない画になってしまっているような気はする。流石の蕎麦は信じられないほどに細く繊細な10割蕎麦なのだけど、その超絶技術でビシッと立ったエッジを写し撮るには、マクロレンズと十分な光量でF11くらいまで絞りたいところだ。
光量が少なく、かつ白熱灯でホワイトバランスをとるのも難しい環境だった。ちなみに先述のキヤノンの現像ソフトDPPでホワイトバランスの調整だけしてある。A4に引き延ばせといわれたらちょっと無理だけど、Web利用であれば問題ないのではないだろうか。っていうか食い倒れ日記では全然OKでしょう。
■古月新宿店のスッポンのオイスターソース煮

ちなみに撮影時の画質設定としてNaturalとかVividとかある。僕は一番コントラストの効いたVividで撮影している。そうするとかっちりした画質になりやすく、この写真のスッポンのテラテラした表面のような表現を得ることができる。
その下の煮汁に浮かぶ小さな油分の点々や気泡の表現も緻密で、フォーサーズが撮像素子が小さいということを忘れてしまいそうだ。僕には1000万画素は多すぎなのだけど(800万画素前後で十分なので階調表現を富士フィルム並に充実させるなどして欲しい)、細かな描写まで行き届いているのはありがたい。
■熊本の某店の馬刺し

熊本で地元の人しか知らないであろう店に行く。
週アスで掲載されるまで店名はかけないが、最高の馬刺しが出てきた。
この写真をみると、タテガミといわれる馬の脂身の刺身が、ギリギリ白飛び寸前(というか若干飛んでる)になっている。Vivid設定にしているせいか、白飛びはしやすいという印象だ。これは野菜を撮影するときにはかなり難しい要素になる。最初の方にあった紫キャベツの断面なんかもかなり飛んでしまっている。特にストロボ利用の際には設定が非常に難しいということを記憶しておかないといけない。
■タラの芽とコシアブラ

タラの芽の表面の産毛の柔らかい感じが出ていて、自分でも好きなショット。
僕の手は普通より小さくずんぐりしているのでタラの芽が大きく見えるけど、本当はとても小さいものだ。
コシアブラとしどけのおひたし。
ここでも敷いている皿はほとんど白飛びで消えてしまっている。けど、おひたし本体はちょうど良い明るさで写っている。皿の質感を残しながらおひたしを美味しそうに撮すにはどうしたらいいんだろうか?
ムズカシー
■溜池山王 「黒豚劇場」の埼玉県産生ハム

生ハムのねっとりした感じのテクスチャや、奥のハムの切り口が少しめくれてるところの表現がきっちりわかる。これも手持ちフラッシュで斜め後ろから光を当てている。
とまあ、こんな感じだ。
E-410の評価できるポイントは、
・軽い、小さい 機動性が非常に高くなる。
・キットレンズの性能が素晴らしい。 あとは広角・マクロを揃えればよし。
・安い! Wズームで10万円を切る(ポイント入れて)のだから素晴らしい。
・電池の保ちがすげーいい 800枚撮っても電池のインジゲーターが減らない。けど、一目盛り減ったあとは早いという報告もあるので、気をつけた方がいいが、、、しかし保ちのいいバッテリーだ。
・AFの精度
AFで致命的にこけるということは少なかった。キヤノンのEOS KISS DNとEFS17-55f2.8ISという組み合わせでは、どうしても後ピンになってしまう傾向が多かった(これは個人差かもしれないけど)ことから比べると、キチッと合ってくれる。
非常に細かいながらマイナスポイントは下記だ。
・ホワイトバランスがオートだとこけやすい
蛍光灯や白熱灯下でそのモードに合わせても、今ひとつ思ったような色になってくれない。オートにしたときもいまいちだ。ただし、白い紙を持ってさえいれば、それを撮影することで、その場所に最も合ったホワイトバランスをマニュアル設定できるので、これを心がけることをお奨めする。
・AFの合焦しやすさ
ただしキットレンズが多少暗い設定(望遠でF5.6から)なので、低照度の場所ではAFが合焦するのが遅い。この辺はキヤノンに分があると思う。
・白飛びしやすい
Vivid設定ばかり使っていたからかも知れないが、白飛びには注意が必要だ。試用期間の後半にはこの傾向がわかったので、若干アンダー目に撮影して、あとでトーンカーブをいじることで対応した。
・高感度撮影にはあまり向いてない
自分でも使っているキヤノンと比べるとどうしてもノイジーだ。でもブログへの使用目的ならISO800までは使えない程ではないと思う。1600でもまあイケルと思う。
で、僕の総合評価としては、5段階評価で文句なしに5だ。
上に挙げたマイナスポイントはあっても、致命的ではない。手ぶれ補正が欲しいとは思うけど、でも僕の場合最近ではフラッシュを使う撮影のほうが多くなってきている。その場合、手ぶれ補正は必要にならないから。
ただしこれは食い倒れ日記用の総合評価。通常にフラッシュを使わないで持ち歩き、レストランなどで撮影をすることを考えるなら、もっと高感度撮影に強く、手ぶれ補正がついているモデルの方がいいかもしれない。その場合、キヤノンのカメラや、7月に出るというオリンパスE-510がいいかもしれない。
まあしかしとにかく僕はこのカメラを買ってしまった。
本当は、EOSシリーズでしばらく後に出るであろう、APS-C機のハイスペック版に食指が伸びていたわけだけど、それが出てくるまではこのE-410を使い倒し、その時期にまた考えたい。
現時点ではE-410を手にして大満足している。
オリンパスのカメラ哲学は、機動力を重視せざるを得ない食い倒ラーには最高にマッチしている。
さーて
これからも頑張って旨そうな写真を撮れるように精進していこう。
先日の山形県朝日町・阿部さんの本コゴミを堪能した完動が残っているうちに、今度は隣町である白鷹町のまあどんな会の佐藤さんから、ドドッと山菜が届いた。

タラの実、アブラコゴミ(先日の本コゴミとは違うらしい)、シドケ、アイコである。
本日は、残念ながら明日提出予定の報告書にかかりっきりにならないといけないので、詳細に書いている余裕が全くない!先週中に撮影しておいた写真のみアップして、来週にコメント等を書き足します(あくまで予定)。
ちなみに、
今週発売の週刊アスキー誌上の「パソコンが好き!」コーナーで、オリンパスから出たデジタル一眼レフカメラの新製品・E-410のレビューを僕が書いている。4週連続で書くが、そのため、実はしばらく前から試用をさせてもらっていた。
実はここ最近の写真はこのE-410で撮影したものばかりなのだ!
レタスの写真と本コゴミの写真を観た人から、メールなどでかなり好評をいただいたのだが、それは新しいカメラとレンズによるものが大きい。詳しくはまた後ほどじっくり書こうと思う。
■タラの芽

■コシアブラ

■アブラコゴミ
■シドケ




■アイコ


これまで何度か紹介してきたが、僕には農産物流通関連の師匠が何人かいるが、その一人が徳江倫明さんだ。徳江さんは、あの「らでぃっしゅぼーや」の代表取締役をしていた方で、有機・特別栽培農産物や、情報公開型食品の生産と流通に関しては草分け的存在のお一人だ。
ご著書も何回か紹介してきたが、その徳江さんがブログを書いていらっしゃる。
これが非常に面白いので、記事が溜まってきたら是非紹介させてください、とお願いしていた。
■Food-trust Project from Pure Soil-ふ~どとらすと
http://blog.jseq.org/
過去ログから読んでいただければ、不二家問題や農薬関連の問題について、生産と流通をずっと観てきた専門的視点からのホンネを読むことができる。
今日、食品関連の様々な事件が起きているが、マスコミの糾弾姿勢は、専門的知識と現実的な解法というところから離れているものが多いように見受けられる。間違ったことがあったとしても、それを糾弾するだけでは解決しない。様々な利害が絡む中で、最も現実的な解を選択し、いたみわけることも必要だ。しかし、その「いたみわけのポイント」としてどこが最大公約数なのかは、現場をよく識り、かつ制度や政策といった上流の世界のことも識っている人でなければ導き出せないものだ。
徳江さんはまさにそういったことを「言う権利を持つ」存在だと思う。このブログは食品関連の仕事をしている人も、そうでない人も観ておいて損はない。
この徳江さん、声も話し方も人を惹きつけ、文章も素晴らしいのだけど、驚いたことに写真がまたいい。
こないだ「ヤマケン、俺も一眼レフを買ったぞ」とニマッと笑っていたのだが、構図がビシッと決まっていて、詩的な写真を撮る。ちょっと驚きであった。さすが!
ちなみに先日書いた、岩手県編(まだ終わってないよ!)で、素晴らしい醤油を醸造している八木澤商店の河野光枝さんと会話する中で、徳江さんのことが出てきた。
「もう、徳さんはねぇ、、、あんな人、日本にそういないわよ」
と言って、光枝さんの眼が柔らかく微笑んだ。徳江さんを識る人はそういう眼をすることが多い。
ということで、久しぶりのブログ紹介でした。
■徳江さんのご著書
![]() | 農業こそ21世紀の環境ビジネスだ 徳江 倫明 たちばな出版 1999-12 by G-Tools |
↑これは名著。
通常の化学農法と有機農業、特別栽培農産物等を、「環境」という側面からとらえ、今後なすべき方向性を示しています。
重版かかるかどうかわからないので、買っておいた方がイイと思います。なぜか僕の家には4冊あります(汗)
![]() | 危ないものをつくりすぎた―食品安全は可能か? 徳江 倫明 誠文堂新光社 2004-10 by G-Tools |
↑安全・安心関連の問題に関心がある人にはこちらをお勧めします。
表題の件、いま発刊中のアスキーには沖縄編が掲載されているけど、5月中頃からは熊本編がスタートする。このGW中に熊本をグワッと駆け抜けてきたのだ!

今回の水先案内人は、九州最強のコンビニエンスストア「エブリワン」の弁当MDを務める喜悦(きえつ)さんだ。エブリワンはインストアで高品質な米飯弁当とパンを焼き上げて提供する、他に類を見ないコンビニエンスストアチェーンなのである。連載ではその強さの秘密を遺憾なく伝えていきたい。



これが質量ともに最強のおにぎり「爆弾おにぎり」である!


熊本名物といえば辛しレンコンだが、それがバーガーになっているのを観たことがあるだろうか?
これが実に秀逸な逸品だったのである!



そして
絶対に観光ガイドに載りそうにない地元の名店に