やまけんの出張食い倒れ日記

文旦って心の底からおいしいな!高知県安芸市の土佐文旦農家・千光士 尚史さんの文旦で綺麗なむき方を勉強する!

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まだブログ書けてないけど、先日高知にて、土佐ジロー研修合宿をしたのだった。メンバー全員で肉捌きの練習などやったのだけれども、それはまた後で。

どうせなら高知の旨いもんを行き帰りでみようということになって、帰り道には文旦を。

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えらい山の中をずんずん登っていったところに、千光士 尚史(せんこうじ・ひさし)さんの農園が。

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39歳、就農して8年目となる若手生産者。もともとは国際関係学の研究者として大学院にまで通い、その後は物流の会社に勤めてたのだが、ご家族が体調を崩されたのを機に安芸に戻って農家を継いだという。そして、文旦や八朔、ポンカンにユズなどを生産している。

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ちなみに、すでに樹には黄色い文旦は生っていない。実の収穫は年内にほぼ済ませてしまうからだ。

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収穫した文旦はどこに?じつは樹のあしもとにある青い網でおおわれたところに伏せてある。文旦は「野囲い(のがこい)」という、収獲後の処理を行って出荷される。収穫直後の文旦は酸っぱいので、酸を抜き、甘みが前面にでるように調整するのだ。

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野囲いは、板で囲いを作って稻ワラを敷き詰める。そこに文旦をギッシリと置いて、またワラで包み、その上に網やシートをかぶせておくという具合だ。

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野囲いの下には綺麗な文旦が!

さあこの文旦を食べるわけだが、、、

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はい、どーぞ、と出されて、みんなでえっちらおっちら剥いてたべる。んー。おいしい。

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「いやいやいや、それだと感動うすいでしょ?これをどーぞ」

と千光士さんが取り出したのが、、、

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パッカーン! なにこれっ キレイ!!!!!!

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そうなんです、こうやってじょうのうを剥いて、種をひたすら取って、綺麗な形でとっておいた皮の中にギッシリ並べると、だれもが「おおおおおお」と驚く綺麗な出し方ができるのだ!

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「文旦ってこんなにおいしんだ、、、」とみんな大喜び!

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ちなみにこれ、けっこう大変な作業なんです。夜には土佐ジローの圭子ちゃんと県の入交くんが剥いてくれたんだけど。

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すっごい時間かけて剥いてくれて、食べるのはあっという間!

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いやしかし本当にこれはうまいな!

ということで、千光士さんにお願いして取り寄せ!

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じつはこの日、3回トライしました(笑)

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写真は二回目のもの。まだあまり美しく盛れてない!

三回目は自宅で。妻に剥いてあげたのが一番キレイに剥けました。

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文旦は4月まで出荷される。

千光士農園はネット販売を行っているので、ぜひ注文して欲しい。ポンカンもうまいので、一緒に頼むといいと思う!

■千光士農園
https://senkoji.official.ec/