
新渡戸文化短期大学のフードデザイン学科には、どう考えても僕の趣味だろ!?としか思えない講義がある。その一つが森枝卓士先生による食文化論だ。
僕が大学生の頃、dancyuなどのグルメ誌でカレー特集や東南アジア料理のページがあると、ほぼ必ずと言ってよいほど出てくるのが森枝先生。フォトジャーナリストってどんな仕事なんだろう!?と思っていたが、とにかくその極彩色きらめく東南アジア料理の写真に圧倒されていた。
いつもは座学なんだけど、一度だけ先生が関西に行ってしまう休講があり、その補講として週末に、調理実習ができる部屋でインドカレーをスパイスから作る回をやってくださる。
アメ横の大津屋商店で新鮮なスパイスを買い、それをコーヒーミルで挽いてミックスマサラに。
これを各班で「うちは辛味を和らげて、、、」というふうに味を決めさせて調合し、挽く。
はい、そこにターメリックが入ることで、グンとカレーっぽくなるんだよ、と。
学生達がおっかなびっくり、しゃかしゃかとミルを振ってスパイスを粉砕。
そしてカレーを煮込んでいる間に、長粒米のバスマティを「湯とり法」で炊く。
湯とり法は長粒米特有の炊き方で、多めの湯でコメを煮て、それをザルにあげて鍋に戻し、コメが吸った水分で弱火で蒸し上げる炊き方だ。これを初めて体験する学生達。
なお、アシスタントは調理学を担当いただいている井上祐子先生。
この日は中山晴奈さんも来校。
完成!
手食を体験してもらいながら、僕はすぐさまオープンキャンパスの学科説明に行かねばならなかったので、スプーンで即食。
みんな、どうだった? まだ昨年まで高校生だった子達だから、あまり辛さには強くない。
僕にとってはぜんぜん辛くないのに「よく食べられますねぇ」といわれてしまう。大丈夫、君たちもどんどん好きになるから。
森枝先生ありがとうございました、井上先生お疲れ様でした!