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2005年10月31日

北の総合格闘ロード北海道を行く! やっぱり札幌は懐が深い!

札幌駅につくと、アグリウェザー社の横山社長とSECのヤナさんが迎えに来てくれていた。アグリウェザー社は、僕も応援している気象情報ロボット「ウェザーバケット」の販売元だ。


実は今、アグリ社と僕と数社とで協力をしながら、農作業日誌のソフトウェアに、気象情報をリアルタイム入力して、気象条件でどのような品質の農産物ができるかという結果予測をする仕組みを作ろうとしている。農産物の生産には肥料の内容や栽培方法といったキーポイントがあるが、それより何より気象条件が最大の影響要因となる。

その気象情報も、作物のある土地その場の情報がわからなければ仕方がない。このソフトは、ある品目の栽培期間中の積算日照と気温をウェザーバケットと連動して記録することで、気象条件からみた品質レベルを導き出すものだ。つまり、日照と気温が十分レベルに達していていれば、ある程度の品質に達していることが導き出される。それでも味が悪かったり収穫量が少ないのであれば、栽培方法など他の条件がおかしいはずなので、見直しをするということができる。今後、農産物の高品質化を進めていく時には有効な仕組みになるはずだ。

実はウェザーバケットを利用したシステムですごいソリューションが完成した。それは、自分のバケットが置いてある近辺の52時間先までの予報を導き出すシステムだ!
一般的な天気予報は、数キロ毎に設置された気象観測ポイントのデータを元にしている。従ってそのポイントから外れているところでは、精度的には乖離がでてきてしまう。アグリ社の社長である横山さんは元々気象会社の支局長をしていた人だから、予測アルゴリズムの大家だ。自分で、ウェザーバケット設置ポイント周辺の予報を導き出すプログラムを完成したのだ!スゴイの一言に尽きる。

実はこれから全国数カ所の農家・中学校などでこのシステムを導入することになっていて、面白いシステムが組めることになる。このブログでも経過報告するので関心のある方は観て欲しい。


さて、白熱した会議中、横山さんがかってきてくれた、鮭の昆布巻き寿司などつまんでいたが、腹が減った!あれだけ(豚丼+ミニ蕎麦+豚丼+サンドイッチ3つ)午前中に食べたにもかかわらず、凶悪に腹が減ったのである!

「はい~ やまけんさんにご満足いただけそうな、僕が仲良くして頂いている店にお連れしますよ~ まずはフレンチのビストロです!」

おお、北海道でフレンチはなかなかに素晴らしいチョイス。何と言っても魚介や野菜などの素材が最高だからだ。

ススキノを歩き、とあるビルに入り2Fに上ると、小呈な店に到着した!

===============================
BISTRO poele (ビストロポワル) 
札幌市中央区南四条西3-2-7 第2グリーンビル 2F (地図) 
011-530-0311 
日曜・祝日・第3月曜 
18:00~23:00 

http://www.h5.dion.ne.jp/~sakai-t/index.html
===============================

入口をみると小さそうな構えだったが、ゆったりくつろげるスペースだ。オーナー夫妻の坂井利幸/貴美子さんがシェフとソムリエを兼ねている、家庭感覚あふれる店作りだ。

店内の黒板に書かれているメニューを観ても非常にリーズナブルな価格が書き込まれている。

「まずはここで軽く、軽ぅ~くつまむ感じにしましょう」

と横山さんが仰るが、そういうわけにはいかん!食欲満開でいろいろ注文してしまった!

■レンコンサラダ ¥420

最も安い一皿となるこのサラダ、薄く効いたワインビネガーとクリーム系のソースで和えていて、素晴らしいつきだし前菜となる。次ぎに頼んだ野菜の白ワインマリネ(850円)も酸味と風味のバランスが秀逸で、流石北海道素材王国と唸る品質である!

さて
どこの店でも見つけたら必ず食べる様にしているレバーペーストなのだが、ここでも発見。

■白レバーのムース 850円

この美しい色目もさることながら価格が凄まじくリーズナブルであるのが北海道たるゆえんだろうか。
バゲットにタップリとムースをつけて頬張る。
旨い!

北千住のバードコートで食べる奥久慈シャモのレバーパテや、静岡の駿河若シャモのような濃厚系のペーストではなく、マイルドで全く尖ったところのない香りとコクだ!これはこれは、素材だけではなくシェフのレベルが高い!

ちょっと感動してしまって、皿をかなり追加。一軒目でもうこれである。横山社長苦笑。

■フォアグラのポワレ栗添え

フォアグラ3切れに栗がタップリ添えられたこの一皿が1980円はかなり安いと思う。栗のホックリ感と風味がフォアグラとの相性バッチリで、油分をこっくりと吸ってくれる感じである。

■青つぶ貝と茸のガーリックバター 980円

エスカルゴのかわりにつぶ貝を使ったこの一品は結構よく見かけるが、つぶ貝の本場はなんといっても北海道である!鉢一杯に入ってこの値段は、しつこいようだけど安いゾ。

つぶ貝のコリコリした食感と濃く清々しい旨味に、茸のネットリした食感が絡んで言うこと無し、である。

こうなるとワインで口を潤したくなる。ソムリエは店のおかみさんだ。銘柄は忘れたがしっとり落ちついた赤を注いでくれた。

さて第一ラウンドの後半戦(←なんのこっちゃ)である!

■天然鯛のムニエル アメリケーヌソース 1850円

僕は無類のアメリケーヌ好きである。何十匹もの海老を使い旨味を抽出したこのソース、ドミグラスよりも好きなんである。

この店のアメリケーヌは輝くオレンジ色。ムニエル仕立ての鯛の身にネットリ絡んでいる。

口にすると爽やかな海老の風味が拡がる。海老などの甲殻類は、鮮度が命で、すぐに臭みが発生する。ここのアメリケーヌは非常に上品で、鮮度の良さを感じさせる!高級レストランで味わう様な、死ぬほど濃い海老ソースという感じではないが、この価格でこの味ならいうことありません。


列席者も第一ラウンドにしてかなりいい感じにまったりしてきました。
そんなところで〆の麺にはウニスパゲッティ!
北海道だよ!絶対にいいウニ使ってるはずだ。

と、ここでシェフに大接近。厨房内のシェフ・坂井は眼光鋭く鍋を振っている!

いいウニは加熱しすぎると台無しになる。火加減とパスタの腰を調整しながら鍋を振っているのであろう!


完成品がこれだ!

このプレゼンテーション、実に美しい!
テリテリの黄金色、いや雲丹色に輝く小高い丘である!

目論見通り、北海道ならではのミョウバンを使っていない、薫り高くクリームのような雲丹だ。少し太めのスパゲティによく濃厚に絡んでいる!

「うーん マジでいい店ですねココ!」

「やまけんさーん、この店自慢の料理がまだあるんですよ!」

と社長がオーダーしてくれたのが、牛頬肉の赤ワイン煮込みである。

暗赤色に鈍く光る、煮詰めた赤ワインソースに、クリームと合わせて練り込んでいるのであろうマッシュポテトのベージュが映える!

牛頬肉は、ナイフを使うまでもなくホロホロととろける様に煮くずれている。ゼラチン質がねっとりと舌にあたり、柔らかな酸味とコクが溶けていく!

いやお見事!これは実に素晴らしいアラカルト群でした!


ドルチェまでしっかり食べて、かなり満足!
ソムリエであるおかみさんが、「よく食べる方がいらっしゃるっていうんで楽しみにしてたんですよ!」と言ってくれるが、この後さらに2軒ハシゴするつもりだって訊いたらどう思うだろうな。

眼光鋭いシェフは実は温和なお方。

「ありがとうございました!」

とお見送り頂いた。いやー いい店だった!また食べに来たいな。

さて実はこれが始まりである。

「やまけん、ジンギスカンは食べたいでしょう?」

食べたい食べたい!でも、どうせいくなら美味しいとわかっている店に行きたい。
前回札幌来訪時に美味しいと思った「味の羊ヶ丘」に行きたいのである。

「じゃあ、行きましょう!」


ススキノのジンギスカンといえば「だるま」が旨いわけだが、この羊ヶ丘のような新興店もかなり勢いがある。ジンギスカンは羊肉の品質がよくなければ旨くないのは当然だが、それ以上にタレの旨さが成否を分けているような気がする。んで、この羊ヶ丘のタレは僕好みなのだ。

店の中はかなり熱気ムンムン。早速肉を3人に4人前くらいの割合で頼んで焼き始めるのである。

東京でもジンギスカン店が沢山出てきているが、ぼくが通いたいな~と思う店はまだ出会ってないんだよな。北海道のジンギはかなりの確率で旨いと思うんだが、、、

ジンギスカン鍋のてっぺんに羊油を載せ、タラタラと垂らしながら肉を焼く。こげ目ができないとタンパク質が凝固して旨味が出ないので美味しくないぞ!ある程度しっかり焼いた方が旨いのである。

そして魅惑のタレに漬ける。醤油の味、甘み、フルーツの酸味などがバランスよくミックスされていて、濃度も適切!肉を口に放り込んで噛みしめると、ジュワッと羊の脂が染み出て、えも言われぬ肉の香りに満たされる。うーん最高!

とりあえず肉追加!

野菜も焼く!

でもって肉をまた食べる!

この繰り返しで、だいたい4人前くらい食べたのかな、、、そんな感じだ。

「いやーさすがに腹が一杯になってきたなぁ」

「え?やまけん、寿司ははいらないの?」

そういわれちゃぁ後には引けない。
またもや横山社長がよく行くらしい魚の旨い居酒屋に移動。しかしさすがに皆グロッキー気味。

秋刀魚の刺身

寿司数貫



これが札幌での激闘ぶりである。

いやぁ 食った、、、

明日は親友・岩崎農場の夫妻とアソブのである。

Posted by yamaken at 13:21 | Comments (3) | TrackBack

2005年10月30日

北の総合格闘ロード北海道を行く! 帯広から札幌へと話はつづくのだ

フィンランド行き前のエントリが全然終わってないので再開再開。北海道はまだまだ深かったのである。

饗宴の帯広の夜を終えると、さすがにもうバタンキューであった。
そんで帯広で迎えた朝、札幌に向かう電車に乗る前に1時間、ブランチタイムだ。帯広~札幌間は2時間以上かかるのである。

さて

帯広駅は、グルメ関連施設に関してはかなりの充実ぶりをみせる駅だということは、過去ログにも書いたとおりだ。

■JR帯広駅構内はなかなかに楽しめる。
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2005/08/jr.html

駅ビルであるエスタおびひろ西館には「桔梗」と「ぶたはげ」という豚丼店が入っている桔梗の方は上記の記事内に、10割蕎麦が食べられるということで入った感想がある。その頃はまだ新ソバが出ていない時期だったので香りはあまり感じなかったが、コストパフォーマンス最高な店であったので、今回も入ってみた。

元々が蕎麦屋なのか豚丼屋なのかわからないが、駅中の店にしてはかなり充実したメニューだ!

豚丼と蕎麦のセットで850円は安いな。これを注文すると、網の上で豚をじゅーっと焼き始める。蕎麦は注文が入ってから捏ねると書いてあったので、おそらく銀座「恵み屋」と同じく押しだし製麺だろうと思われる。

ちょっと待ったが、出てきた豚丼蕎麦セットはかなりいい感じだ!

網焼きの豚丼には軽く青のりがかけられていて食欲をソソル。

豚肉も割としっかりした厚みのもので、甘辛い味が染みこんでいる。通常の網焼き豚丼は必要以上にあっさりしたものが多いが、ここのはしっかり目に味が付いている。ただ、どちらかと言えば個性が突出しているわけではない、落ちついた味の豚丼だ。

セットにつく蕎麦は単品より量が少ないが、一般の人には必要十分な量と言えるだろう。

ラッキーにも、タイミング的に北海道士幌産の新ソバに切り替わったところだったので新ソバを味わえる!とはいえ、士幌産の蕎麦は香りが少し立ちにくい特性があるのだが、この価格で食べられる蕎麦でしかも10割である。感動的だ。ツルツルと美味しくいただいた。

しかし北海道は蕎麦の産地であり、麺はいいんだけどやはりつゆが甘めになる傾向がある。キリッとした辛汁で味わえる店がないかなぁ。

さて850円のリーズナブルなセットをいただいた後でも、まだ腹は減っている。ということでお隣にある豚丼専門店「ぶたはげ」も覗いてみることにした。ここは天麩羅「ハゲ天」グループが出す豚丼専門店だ。まだお腹には余裕があるな、、、と思ったが最後、豚丼普通盛りを頼んでしまった!

ここは豚丼専門店ということもあり、申し分ない旨さだ。豚肉の厚みと上質さはかなりのもの。しっかりした厚さがあるのにふんわりと柔らかく、自然に噛みち切れてくれる。

典型的炭火焼きの豚丼で、タレはごくあっさりしている。豚肉の質に余程自信があるんだろう!と思っていたら、なんともちょうどいいタイミングで豚肉の配送が来た!ケース内を覗くと、かなりサシの入ったピンク色の柔らかそうな豚ロースの切り身がずらりと並んでいた。いや、豚丼はやはり豚肉。そして豚肉といえば北海道である。なんで北海道の豚肉はこんなに旨いんだろうな。

さて今、ぶたはげのWebを覗いていたら、なんと!11月1日から東京の日本橋三越に出店するらしい!

 11/1(火)~11/6(日) 日本橋三越本店「第11回日本橋三越本店の北海道展」に出展します。豚丼・豚丼のたれを販売しています。お近くの方ぜひご来場ください。ほかほかの豚丼をお持ち帰りできます。

ぶたはげのWebより
http://www.butahage.com/

ううむ 食い倒れガイド東京編の取材の末期で忙しいけど覗いてみるかぁ

さて かなり満腹だけど、やっぱりこの店を素通りするわけにはいかない!
帯広が誇るベーカリー、「ますや」である!

ここのキラーコンテンツといえば、JA幕別の岡坂さん、ノムさんをして「帯広のスタンダードサンドイッチ」と言わしめた、「白スパサンド」である。

今回、白スパサンド、ナポリタンサンド、そしてポテトサラダのサンドを買ってみた。
「なんだ普通ジャン」
と思われるかも知れないがどれもクオリティが高いのだ!

しかもこのサンド、なんと125円である!なんちゅう安さだぁああああああああああああ
JRのスーパー十勝社内で食べたこのサンド群、ナポサンドだけは凡庸であったが、ポテトは旨かった!もちろん白スパの旨さは永久不滅の背番号1と言えるレベルであった!

さて帯広から札幌に着いたのである。

Posted by yamaken at 19:46 | Comments (6) | TrackBack

2005年10月28日

本格的時間なし

うーむ
本当に時間がない
ブログを書く時間も気力もなくなってきたのは初めてだ~

でもなんでこんなに時間がないかというと、、、

前にも書いたかも知れませんが東京版の食い倒れガイドを出すからです。
12月中旬発売予定。の本をまだ取材中!4×4マガジンから出たガイドよりも凄まじいスケジュール!
もちろん前ページすべてリライト。再撮影も多数してます。
前作同様かなり偏った内容、偏った地域になりますけどね(笑)

ということで一日4件くらいのペースで回ってます!お楽しみに、、、ちなみにそれが終わったらトレーサビリティ本だ。こっちが本業、、、

Posted by yamaken at 11:22 | Comments (3) | TrackBack

2005年10月24日

本日の夕刊フジに、竹鶴酒造の石川杜氏の記事が載っている(かも)

どうやら明日か明後日らしい。正確な情報くれ~

フィンランドからの帰国直後、広島の竹鶴酒造の石川杜氏から連絡があった。

「あーーー  いやいや
   えーーーー

        夕刊フジっていう新聞にねぇ、取材記事が何週間か載るらしいんだよ。
          おそらく今日の号に載ってると思うから観ておいてくれる?」

そういうことは早くいえ~

本日まだ家に帰り着いてない人は要チェック!
僕もわざわざ買いに、日本橋まで来ました、、、

Posted by yamaken at 18:43 | Comments (3) | TrackBack

2005年10月23日

世界バーテンダー技能競技大会で水澤君はどう戦ったか!? 4日目 ファイナル

WCCとFTCのことばかり書いているけれども、フィンランドという国はとてもcomfortableな国だ!ヨーロッパのホテルで佳く感じるといわれる不愉快な態度は全くないし、親切。町並みも綺麗で、郊外に出ると文句なしに美しい田舎空間が拡がっている。

ヘルシンキ市内は一日で全て回れるほどの小ささだというが、今回はホテルと会場のフィンランディアホールまでの徒歩10分の往復に終始した。もちろん市内、郊外観光はしたけれども、機会があればまた来たいと思う国だった。インターネット環境はバッチリだしね!この滞在中に覚えた言葉が「キートス!(ありがとう!)」だけだったのはフィンランドの人に申し訳ないんだが、、、


で、メシなんだけど、美味しいとは言える。
と言うと微妙な表現だけど、基本的に明らかにマズイ店にはあたらなかった。しかし、止めの旨味がないというかなんというか、グルタミン系の旨味成分が不足している感じで、全体的に乳製品系のまろやかな味付け。パンチがないので際限なく量を食べてしまうという感じだ。イタリアでは日本食が全く恋しくならなかったが、フィンランドのホテル、外のレストランで4日間飯を食って、たまらなくラーメンが食いたくなった。事実、関空についてすぐさまラーメンとカレーを食べてしまった、、、

さて
大会最終日、WCCのファイナル、FTCの上位三名の演技と結果発表、が行われる!ムチャクチャに楽しみである。まずはフィンランディアの1Fホールでディナーだ。

本日で一応行事は終了で、僕はみんなより一日早く帰るため(北陸出張が入っているのである)、最前列で記念撮影などさせていただく。

他に並んでいるのはNBAの偉い方々である。日本バーテンダー協会(NBA)は非常に面白い方々の集団であった!ドンといってもいい風格の沢井さん、どの国にいっても「Kenji!」と声をかけられるという中村さんなど、興味深い御仁が勢揃いであった。


さてまずはWCCのファイナルである。
予選、セミファイナルで選び抜かれた6名が決戦を繰り広げるのだ。
スウェーデン、フィンランド、スロベニア、イタリア、ベルギー、イギリスの代表選手達が壇上に勢揃いする。もう、最前列は静止する係員をそっちのけで各国応援団がギュウギュウと押し合いをしている!

ちなみに
こいつがイギリスからの代表、マイケル何とか。うちの嫁が「キャーカッコイイ」と心奪われた男である。

例のアナウンサーのスタートの声がかかって競技開始!
各国応援団やマスコミなどが写真撮りまくり。ものすげー熱気なのは下の写真からも伝わってくるだろう。

7分立って終了~!熱い7分間でした。


これから審査のため、一端選手退場。審査の最中に、FTCの上位3人の演技があるということなのだ!

ちなみに上位3名とは、スウェーデン、アメリカ、そしてウルグアイの選手。ウルグアイとアメリカの選手は昨年も出場し、1,2位だった宿命のライバルである。アメリカ人は、ラスベガスで本職のフレアーバーテンダーをしている、まさにプロフェッショナル。きっちり構成された、ムチャクチャ色気のあるフレアーをする人だ。会場総立ち。その演技をぜひ観て欲しい!

■アメリカ代表のフレアーテンディング
28.2MB

もうこれでアメリカ優勝でしょ!と思っていたら、、、
昨年度の覇者ウルグアイ代表の若い若い選手が、、、これが本当にファンタジスタとしかいいようがない演技をしちゃうのである!



■ウルグアイ代表のフレアーテンディング
24.7MB

今年も一位は文句なしにウルグアイ!この青年が一位なんである!

いやー 本当にスゴイ。会場内は沸きに沸いた。
まあこのフレアーテンディングはエンターテインメントとしての要素が濃いので、WCCの発表はこれを上回ることはないだろう、と思っていた。

違った!

WCCファイナルの結果発表、会場内は自国をコールする凄まじい歓声に包まれたのだ!
そして優勝したのは、、、

すっごく地味で渋い、年配の選手が作った、ベルギー!
会場が爆発し、ベルギーの応援団が国旗をもって壇上に駆け上る!

どおおおおおお
と沸きに沸き、クイーンの「WeAreTheChampion」が流れる。
これが世界大会なんだなぁ、、、
良いものを見せてもらった。


会場内はバンドが入り、祭りの後のパーティへ。もう選手も関係者も一般も入り乱れて飲みまくる夜となった。

そういえば今回はこの一カットだけが、水リンとのショットだ。実は水リン、ファイナルのカクテルを審査する部屋に入れてもらい、すべてテイスティングしたのだそうだ。

「味の想定が全く違いましたね。やはり『ファンシー』という意味を違えていたと思います。もっと大胆なカクテルを作らなければならなかった、、、けれども、美味しいカクテルかというと、美味しいのもあったし、正直『ん?』と思うものもありました。ですから、本音を言うともう一回やりたいですね、、、」

僕も同じ気持ちだ!
前にも書いたが、NBAでは選手は1回しか国内チャンピオンになれない。そして国内チャンプが世界大会の出場権を持つ。従って、日本からの出場者は毎回毎回初心者なのである。それはNBAにとっては、賞を取るよりも人を育てる、モチベーションになるわけで、とても重要な意義があるとは思う。しかしそれはわかった上で、いずれかの時点で「世界を獲りに行く」という方向性も持って頂きたいと思う。

それには、世界の雰囲気を知った経験者を集めて、その中で再度チャンピオンズリーグを開催して、その覇者が世界大会に出るという方式にしたらどうだろうか、と思った。まあ、外野の素人が言ってるだけですけれどもね。

水リンと、嫁さんのヨーコちゃんと飲んでいる内に、だんだんとヨーコちゃんが妖精化してきたので(笑)先にホテルに帰り、バタンキューしたのであった。

いよいよ帰途につく。

Posted by yamaken at 17:47 | Comments (3) | TrackBack

世界バーテンダー協会 FCC部門出場者 相田君はどう戦ったか!

さあ大会4日目、北海道の釧路のバー「A One」の相田(あいた)君(29歳)が出場する、FCC(フレアーテンディング・コンクール)だ!

「うちのバーの『A One』っていう名前は、Aクラスのナンバーワンを目指すっていう意味で付けた名前なんですよ!」

彼は高校卒業後すぐにバーテンダーの世界に入り、北海道のカクテル大会では何度も優勝・入賞しているバーテンダーだ。僕はこの数日間彼と話したが、そのまっすぐで、前へ前へと出る性格がすっかり気に入ってしまったのだ。

「いろんなフレアーの流儀があるんですけど、僕は技も重要だけど、最後にできたカクテルが美味しいということが絶対に必要だと思うんですよ。見た目だけじゃ意味がないと思うんですよね!」

釧路のA Oneでは、リクエストすれば彼のフレアーを観ることができる。僕も帰国したら絶対に行ってみようと思っている。

さて本日は午前中~午後17時までがフレアーの大会(長い!)、そしてディナーの後の夜10時から、フレアーの上位3人の演技と結果発表、そしてWCCの決勝が行われる。文字通りファイナルだ。

会場入りしてから出場順が発表されるいつものスタイル。各国の選手が練習する中、相田君も瓶を投げていた。

「僕は1番目が一番やりやすいんですよ。くじ運いいんで、それくらいをとりたいな。」

と言っていたのだが、なんと本当に8番目という早い順をひいてくれた!なんて観ている人に優しいヤツなんだ!

フレアーの大会は、WCCとは違って観客が純粋に観て楽しむことができるので、昨日のWCC予選とは全く違う雰囲気だ。

さてとうとう始まる!いつものごとく司会者(IBAに属しているスウェーデン人らしい)の

「Good Afternoon Helsinki!!!!!!!」

絶叫で会場はもう拍手喝采だ。
一人一人選手が壇上に上がり、音楽が流れ、5分間の演技が始まる。規定された技があるので、それをきちんとクリアしながら、より高度なオリジナルを混ぜてアピールする。瓶やティンを落としたら当然減点で、けっこうみんな落としまくっている。やはり世界の舞台は緊張するのか!

いろんなお国柄がみえる中、僕が好きだなと思ったのは、アルゼンチンをペルー、ギリシャ。全体の構成の美しさとかより、技術の派手さのほうが僕にはアピールするらしい。

さて相田君の出番だ!

画像だとわかりにくいだろうが、スパンコールの入ったデカイ蝶ネクタイにハチマキを締めて、わざとイモっぽいコメディアンスタイルで登場!他の国とは全く違う角度である!

「派手な大技はやると失敗した時が怖いんで、基本を綺麗に、高さを揃えてやります!」

と言っていた彼の演技、その通り基本を大切にしたものだった。

■相田君のフレアーテンディング演技の動画!
4.72MB


ポップでハイテンポな曲にのせた5分間が終了した。
彼ももう思い残すことはないだろう。

演技を終えてやってきた彼の顔のすがすがしさを観て欲しい!

「いやー これで肩の荷が下りました!やるだけのことはやりましたから、満足です!まあ、世界にはこのフレアーのプロで食べている人も沢山いる。そういう人たちが集まってますから、バーテンダーとしての仕事をしながらフレアーを練習するだけだと勝てない壁があるというのは事実なんです。でもまあ、それはその路線でいいと思ってやってきましたんで。満足してます!」

午前10:00から午後5時半までタップリかかってフレアーの出場者の競技が終了した。出場者全員が壇上にならぶ。

この中から上位3名が選ばれるのだ。本当に狭き門だ!僕が「巧いなぁ」と思った人たちも、ベスト3には残っていない!


上位に残ったのは、スウェーデン、アメリカ、そしてウルグアイだ!
ウルグアイとアメリカの選手は昨年度も1,2位を獲った宿命のライバルらしい。その二人の演技は残念なことに中座して観られなかったのだが、夜のWCCファイナルの際に観ることができる。

相田君は、世界大会では無冠ということになる。しかしそれは確信に満ちた、満足すべき無冠だったに違いない。

釧路に行く日が楽しみだ。そういえば僕は彼のカクテルをまだ飲んでいないのだから、、、

Posted by yamaken at 14:13 | Comments (1) | TrackBack

食い倒れinヘルシンキ 世界バーテンダーコンクールの結果を見たい人は時間順に観た方がいいぞ!

2005年10月22日

世界バーテンダー技能競技大会で水澤君はどう戦ったか!? 三日目 その2

★☆水リンの動画を追加しました!★☆

やっとだぁ~ 48人中41番目に水リンが登場!もうすでに声もカスレ気味な僕たち。各国の応援団がやかましく騒ぎまくる中、日本の応援団も、そして僕も絶叫しまくりながら、7分間の競技が始まった!司会役のかけ声で、一気にボルテージが上がる。水リンの真ん前に陣取って、僕もカメラのシャッターを夢中で切りながら声をかける!
これまで観ていた感じでは、所作の美しさで飛び抜けている選手はあまりいない。水リンの流れるような所作が美しくアピールするはずである!

■水リンの入場シーンから選手紹介までの動画。会場内が熱い!
(13MBあります)

彼の創作カクテル「ウィンタージャーニー」は、ロングが多い最近の世界大会の流行には迎合せず、美しいショートカクテルに決めている。そして、デコレーションは明快・単純なものを出すという形で雪だるまとスターフルーツでわかりやすく決めている。

ちなみに水リンの横に、ギシッとした目つきでテクニカルポイントを審査する女性審査員が立っている!

この人が「一番厳しいのよ~」(by井上@NBA)ということらしい。でもテクニカルなら負けねーぜ!

ふと手元を観ると、さすがの水リンもプルプル震えている!
会場のスクリーンでこれまでの選手の手元を観ても大概はふるえているのだが、水リンもさすがに緊張しているのか!?これがまた観ていてハラハラさせるのだ~ うおーーーー 静まれ水リン、

■水リンカクテル調合中の動画。選手紹介されている!
(11MBあります)

「落ちついて!いつもどおりでいいんだぜ!」

と声をかけるとこちらを観ずに小さく頷く水リン。そして調合が終わり、シェイクが始まると、皆が

うおおおおおおおおおおおおおおおおおお

っと雄叫びを挙げる!この美しいシェイクを観てくれぇええええええええええええええええ



よしっ 最大のヤマ場が終わった!

綺麗に均等に注ぎ終わり、飾り付けである。まだ制限時間より2分前だ、絶対に間に合う。

「間に合うぞ!まだ2分ある!綺麗に、雪だるま落とさない様に!」


飾りのスターフルーツは九州産のものだ。これを綺麗なまま持ち込むために、僕の方でMAという、鮮度保持をする技術を使った袋を調達した。綺麗に角が立ったままスターフルーツが映える!

完成! 

制限時間をオーバーする選手が続出する中、制限時間に20秒程度を残して完成した!

おぉおおおおおおおおおおおおおおおおおっ
とりあえず予選が終わったぁ、、、
よかったよかった。これならバッチリだ!所作も綺麗、デコレーションも控えめながら決まっている。
ちなみにこれが展示されたウィンタージャーニーだ。

水リンの嫁さんのヨーコちゃんも、ほっと一息だ。

「あ~~ もうはらはらしちゃいましたよぉ~~」


水リンのお母さんと妹さんなんか、もう泣いちゃっている。いやしかし本当にこの雰囲気は観たことがない人にはわからないだろう。それほどのすごい緊迫感なのだ!

いやぁ 予選なのに疲れた、、、

さて 予選を戦った48人の中からセミファイナルに残れるのは12人だ。そしてすぐにセミファイナルが開催され、さらに6名に絞られる。その6名が、翌日のファイナルで競い合うのだ。水リンにはとりあえずセミファイナルに進出して欲しい!なにせ、このように部門別に競うようになってからというもの、日本人バーテンダーはまだ賞を獲っていないのである。

ここでしばし休憩。審査に入る。この時、前の席に座っているNBA国際部長である宮里さんと談笑。

宮里さんが興味深い話をしてくれた。

「今回水澤君がセミファイナルに残ってくれれば、ベストテクニカル賞を獲れる可能性があるんですよ。実は国際的なIBAと日本のNBAでは目指すところが違うんです。NBAは、バーテンダーとしての「人」を育ててきました。きちんとしたサービスができる、バーテンダーとしての人格ができている、そしてカッティングから何から、技術がある。そういう人としての側面を観るのがNBAです。しかしIBA基準は、味覚なんですよ。技術が未熟だとしても、旨いカクテルを作れば「いいじゃないか」と認めてしまう。センスに対する評価を重んじるんですね。そう言うわけで我々の基準は明確に違います。だから、今回水澤君がベストテクニカルを獲れば、NBAの方向性としては喜ぶことができるんです。」

ふううむ
なるほど。

たしかに今回の競技を観ていると、日本大会で観た様な美しい所作やきちっと配分よく注ぎ分けることにはそれほどみな注力していないようにみえる。味の部分は、僕らギャラリーは味わうことができないから何とも言えないんだけど、、、

と、ぼちぼちしている間に、いよいよ予選結果の発表だ!


フィンランドのIBA組織のドンが、壇上で全選手を招き入れる。すでに選ばれるか否かでみな表情がこわばっている!

水澤君も登場した。

そしていよいよ予選の発表が始まった!

(↓意訳)
「さあそれじゃあ 一人目を発表するよ!ここフィンランドからちょっと離れた、、、 グレートブリテンからやってきた○○○○○○!おめでとう!予選突破だぁ!」

イギリスの若い美男子バーテンダーが飛び上がって段の前に並ぶ!オーガニックハニーを使った甘めのカクテルを作った貴公子の様な風貌のバーテン君だ。

続いてドイツ人。続いて地元・フィンランド人。彼は地元開催というだけではなく、本当に旨そうな二色のフローズンカクテルを作っていた。そしてキューバ、スロヴェニア、スウェーデン、、、

だんだんと読み上げが進んでいく。あと2人だ。水リン早く呼ばれろっ!

「次は、、、フィンランドから遠い!南アフリカ!」

ま、まだかよ!!

「そして最後は、、、 イタリア!アントニオ・ピアッツァ!」
 
 
 
 
 
んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん
 
 
 
 
 
んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん
 
 
 
 
 
んんん、、、
 
 
水リンが呼ばれない内に12人がコールされた、、、
ほんとかよ、、、予選、突破できなかったのか、、、

何が起こったのかわからない。
気落ちとかそういうもんじゃない。もう僕は押し黙ってしまった、、、
 
 
 
 
急に世界が静かになってしまった。
会場内も、選ばれた国の応援団のあげる歓声の裏に、「なぜ、俺たちのアイツが選ばれなかったんだ、、、」という沈黙がコントラストを成している。

僕らの夏が終わった。

選ばれた12人はさっそくセミファイナルだ。
壇上では先ほどと同じカクテルが作られている。


観ていると、だんだんとわかったようなわからなかったような。

今回の世界大会は「ファンシーカクテル」というジャンルで争われた。しかしこの「ファンシー」をどのように解釈する?日本ではファンシーショップというカテゴリがあるが、それってどういう意味だろうか。

どうやらヨーロッパでのファンシーとは、とても個性の強いものだったのではないか、ということなのだ。
例えば地元国のフィンランドの選手が作ったカクテルは、ベリー系の深紅の酒とミルクのような白い飲み物を氷と一緒にブレンダーにかけ、ドロドロになったその二つを一気にロンググラスに注ぐことで、縦に二色に分かれた印象強いカクテルを作っていた。その他の選手も、小さくて可愛くてファンシー、というようなものではなく、かなりヴィヴィッドな印象のカクテルを作り出していたのだ。

水澤君のウィンタージャーニーは、日本人向けのあっさりした味ではなく、甘さを強め、香りを重層的に配置して立体的な印象を醸した、非常にファンシーなものだ。しかし、世界標準のファンシーは、もっと強いファンシーだったのかもしれない。

んーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
それにしても
今回の採点にはほとんど技能(テクニカル)が欠落して居るんじゃないだろうか。
だって、セミファイナルに残った数人は、制限時間を大きくオーバーした人たちだ。
また、デコレーションを落としてしまったりした人もいる。
そうした人たちが、カクテルの味がよいということで救われたというのも面白いが、一方で完璧に技術を決めていた人が一顧だにされないというのはどういうことだろうか。

世界は、技術より味で評価をするのか。

ならば、今後日本のバーテンダーさん達が世界で競う際、日本大会とはまったく違う基準だという目標設定をしないといけないのかもしれない、、、かもしれない。本当のところはわからない。審査員にきいたってわかるかどうかなんともいえないのだ。

言えるのはただ一言、 ああ、残念だ、、、

セミファイナルで6名が通過。残ったのは、傍目から観てもなるほどと思う人たちだった。
その間僕は何も声をあげず椅子にぐったりと座って観戦。
30分ほどしてから水リンが控え室から出てきた。NBAの人たちに礼をしている水リンに近寄っていくと、目が合い、うーん ゴメンナサイという顔をして頭を下げてくれる水リンだった。

「やまけんさん、申し訳ありません!自分では残れたと思ったんですが、、、」

俺もそう思った。審査員がどうかしているよ。でも本当に残念だ、、、

「結果には満足していませんが、全て出し切りました。いいレベルの仕事をしたと自負しています。それで評価がこれだったので、仕方がありませんね、、、理由はいろいろ訊いて帰ろうと思います。」

そう言って笑った水リンの顔は、晴れやかな笑顔だった。


どちらにしても力は出し切ったか!よかった。悔いは残らなかったな、水リン。

こうして僕らのヘルシンキ紀行その1は幕を閉じた。


でも まだ終わっていない! 
そう、フレアーテンディング部門の相田君の戦いが明日に控えているのだ!

帰途につき、やけ食い。

その後、フレアーに出る選手が練習しているガレージにいくと、猛者どもが信じられない投げ方で練習をしていた!

相田君は「気が散る」と言って、ここでの練習を切り上げ。別室をとって特訓をするという。

上に上がり、水リンと反省会。

他のバーテンダー達といろいろ情報交換したらしいが、どうもみな「いい技術だった!」「Good Job!」「なんでお前がファイナルに進めないのかわからない!」という声がかなりあったようだった。

「まあ本当に、勝って残りたかったですね、、、」

本当だ。
水リン、そしてNBAの皆さん、大会は今後も続きます。
ぜひ世界で勝てるトレーニングをNBAでも開発してください!このままじゃ引きさがれんでしょう。
残念なことに、NBAでは、日本大会は優勝したら以後、出場はなし。従って世界大会は1回こっきりで、後進にチャンスを与えるということになっているらしい。それも非常にいいことだ。

でも
あえてワガママを言うなら
この経験を踏まえてまた世界に挑む水リンが観たい。

夜の9時くらいから始められて2時間ほど続いたフレアーテンディングの会議が終わり、相田君が別室で練習をするという。

テーブルをどかして、イヤフォンで音楽をかけながら瓶を投げ、キャッチする相田君。

この決死の姿をみながら、僕は疲れのせいか、眠りに引き込まれた。

世界は広い、世界は厳しい!
そして、、、
世界はやっぱりすごいなぁ! そう思う一日だったのだ。

水リンお疲れ様。
君は間違いなく、ベストテクニカルだった!

Posted by yamaken at 21:24 | Comments (6) | TrackBack

世界バーテンダー技能競技大会で水澤君はどう戦ったか!? 三日目

 さていよいよ決戦の日がやってきた!三日目、WCC(WorldCocktailCompetition)の予選とセミファイナルが開催される!予選を戦うのは48人。つまり48カ国の代表達である。ヨーロッパ、北米、中南米、アジア、オセアニア、南アフリカなど非常に多数。しかし多いのはやはりどうしてもヨーロッパ勢で、とくにフィンランドに近い北欧・東欧の選手団の数がひときわ多い。でも負けねーゾ!

ちなみに朝飯はビュッフェ。フィンランドの料理レベルは結構高い。いや僕らの泊まったホテルといったレストランに限っては、ということだが、明らかにマズイものは少ない。

特にパンが旨い!北欧特有のライ麦含有量が多い、白くないパンの醗酵した風味が実に素晴らしい。

それと名物の鮭などを使ったマリネなどが文句なしに旨いのだ。

この温燻にしたサーモンのマリネが美味しくて、毎朝さらに山盛りにして食べている。

ただしどの料理も甘味が強い。寒さに対抗するためにクリーム系と糖分がかなり多用されているのだと思うのだが、まだ三日目なのにもうその甘さに負けそうである。このサーモンももう少し甘さを控えてビネガーを効かせてくれれば最高なんだけどね!

昼飯はワンプレーとにサラダやクスクスなどを載せて食べる。クスクスにはトマトにドライフルーツが結構入っていて、その組み合わせが旨い。けど甘い。けど旨い。けど甘い。けど、、、(反復)


こちらでよくみかけるベリー類をさっと煮たもの。砂糖は使われていないが驚くほどに芳醇だ!こんなにフレッシュで旨いベリーがあればジャムとか食べたくなくなるね。

と、そんな感じで食事を楽しんでいる。けど日本人とくに水リンのお母さん達は、すでに醤油欠乏症にかかっているようである。実を言うと俺もそうです。どうやら、日本で慣れ親しんだ旨味の世界とかけ離れた食文化にはいると、滞在日数に関わらず日本食が恋しくなるのである。

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さてWCCの会場は、ホテルから歩いて五分のフィンランディア・ホールだ。ホテルから歩くとは誰も訊いていなかったのだが、その道すがらに湖があり、とても美しい。ホールもとても美しく荘厳な建築で、一室ではオーケストラが練習をしていた。優雅だ、、、

これが会場だ。思ったほど大きいスペースではないが、2Fロビーにステージがしつらえられ、椅子席が並んでいる。こういう会場レイアウトになるということも前日くらいまでは誰も知らず、情報が入ってこなかった。

この会場や、プロモーションで流される各酒メーカのロゴの膨大さを観ていると、IBAという組織が世界的に重要な位置にあることがよくわかる。日本からもサントリーの欧米担当者さんがロンドンから駆けつけていた。会場内には各メーカがブースを出店していて、その場でカクテルが楽しめる。残念ながらフリードリンクではなく六ユーロ(千円近く)のチケットが必要。


世界大会だけあって、出場している国々のテンションは相当高い!ナショナリズムがもろに出まくるお祭りだ。

大会一時間前に座った僕らの席の横についたデンマーク人達。いい歳したおっちゃんおばちゃんが、ワーワーキャーキャー騒ぐ。素晴らしい大会である!

バーコートに着替えた水リン登場。

今回はほとんど緊張していないようだ。彼は人一倍緊張性なのを、今回はメンタルトレーニングで克服してきた。その成果は非常に大きかったようだ!

さて時間になる。フィンランドのIBA参加組織の代表達によるクールな挨拶とアナウンスメント。日本ならば堅苦しく、笑いも全く交えない挨拶で始まるところだろうが、こっちの人たちはそんなつまらないことはしない!軽快なジョークで皆を笑わせ、必要最低限のことだけ伝える。実にいい感じの進行だ。

さて選手達がコールされる。48人の出場順は当日に発表される。なんと水澤君は41番目。どんじりから2番目の組で、審査員に印象が残りやすいいい順だ!

選手達は4人ずつ壇上に上がり、自分の申告した材料が揃っているか確認をし、審査員に囲まれながらスタートの合図を待つ。

競技スタート!各選手、自分のスタイルでカクテルを創り出す。

しかしこのスタイルっちゅうのがみなバラバラである。
日本の競技会を観ていると、きちっと所作を決めてかっこよく演技をしているのをみるのだが、どうも世界大会ではそういう優雅なバーテンダーとしての所作をつきつめている訳ではないらしい。いや、綺麗な所作を決めている選手も多いのだが、全く優雅さのないバタバタした作り方の選手もいる。

実はこの大会の基準というのを知らなかったのだが、要するに「旨いカクテルであるかどうか」が一番重要なんだそうだ。つまり、技術・技能と味覚という2つの流れの中で、圧倒的に味覚重視の審査がなされるということなのである。さあこれが吉と出るか凶と出るか!

ちなみに言い忘れていたが今回の大会のカクテルのテーマは「ファンシーカクテル部門」である。来年は「プレディナー」というようにこのテーマが変わっていくのだが、今年の「ファンシー」がどういうもんなのかを理解するのがまた時間がかかった。可愛いとかそういう意味じゃないらしい、、、ちなみに各選手が創り出しているのはこんなカクテルである。

会場内は、自国の選手を応援する人たちで興奮のるつぼだ。いい熱気が充ち満ちている!外は寒いが中は熱い!

ちなみにうちの嫁さんは、この日も和服で登場。ていうか、雨がぱらついていたんだけど、

「着なきゃ審査員がビビらないだろ!」

と僕が駄々をこねて無理矢理着てもらった。日本びいきを多くするための作戦である!

いやしかし一度に4人の競技なので、48組÷4人=12組は長い!制限時間は一回7分なのだが、セミファイナルまで含めると昼から7時間くらいは優にかかってしまうのだ。おおお疲れる~

と思っているうちに、水リンの登場である!前の組が競技をしている中、準備を始めるのだ。最前列で僕はカメラを構えた!

水リンの親族や日本応援団がぐわっと集う!さていよいよ戦いが始まるのだ!

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2005年10月21日

世界バーテンダー協会 FCC部門出場者 相田君の技術をみた! その2


ホテルの地下にあるガレージでは、すでに大会前から、各国のフレアーの選手達による熱い前哨戦が繰り広げられていた。相田君が練習にいった時にもすでにとなりで黙々と凄まじい技を繰り出しているヤツがいる!負けじと練習用の樹脂製の瓶を取り出し、投げ始める相田君であった。言葉は入らないな、とりあえず連貼り。







しかしスゴイヤツもいたもので、隣のヤツはなんと額に瓶を載せたまま、4本を同時に投げていた!



こいつが優勝候補か?と思ったが、氷山の一角だということが判明。本日昼に地下に降りると、なんとも凄まじい光景が拡がっていたのだ!

みんな、元雑伎団員じゃないかと思うほどのアクロバットを披露していた。
しかし、相田君はそれを横目にみながらも冷静を保っている。

「みんなああいう大技をやりますけど、最後のキャッチを失敗すると技全てがおじゃんになるんですよ。だから僕は確実さと、動作が揃っていることを念頭に演技します」

そう言いながら黙々と瓶を投げるのであった。
相田、ガンバレ!


夜のメシは、みなでホテルからバスにのって市内のレストランへ。

けっこうでかくてゴージャスで、綺麗なレストランだ!女性陣の目が輝く!

メニューには、前菜がクレイフィッシュのスープ、メインがトナカイのステーキで出ている。とうとうトナカイを食べるんだなぁ。

クレイフィッシュのスープは魚介の濃厚な旨味に、海老味がしっかりととけ込んでいて非常に旨い!

一緒についてきた、緑色のハーブペーストを塗ったパンをちぎってスープに入れると、香りが重層的になってまた旨い!

フィンランド料理、まだ数回だけど、美味しいじゃないの。

さてこれがトナカイの肉だ。周りにベーコンを巻いて焼いている。ということはトナカイは脂の少ないフィレ肉かと思ったがビンゴ。脂のないフィレ部分がサーブされている。

これにソースをかけるのだが、甘い、、、
フィンランド、だいたいのものは美味しいが、甘さがかなり多様されているので要注意である。

とはいえ、この独特な甘さのソースにトナカイの淡泊なが合うと、丁度いいあんばいになるから不思議だ。自分の分+水澤君の嫁のヨウコちゃんのお母さんの食べ残しほとんど一個分をいただいて食べてしまった。

水リンもこのとおり舌鼓。

と、会場内をメーカのグッズを配り歩く美女と遭遇。

いいねぇ、撮られ慣れているね。


こうして夕食後、またもや相田君は地下に降りて練習の虫となったのである、、、

さて明日はいよいよWCC、水澤君のカクテル競技会の予選とセミファイナルである!

Posted by yamaken at 19:12 | Comments (4) | TrackBack

世界バーテンダー協会 FCC部門出場者 相田君の技術をみた!

2日目、IBAの組織員達は全世界会議をするが、僕らはツーリストと選手達もこの日はフィンランドツアーに出かける。この日、僕が週日行動を共にしたのが、前のエントリで説明したFTC(フレアーテンディングコンクール)に出場する相田(あいた)君だ。
29歳の彼は、北海道の釧路市でA-Oneというバーを開いている。フレアーテンディングの世界ではすでに有名な、日本を代表する選手である。出国する際から好青年だなと思っていたが、話をしてみると実に男気のあるイイヤツだった。

各国の選手団と一緒にツアーバスに乗り、一路郊外へ。

外に拡がる景色は、なんと北海道そのものである。

「なんだか落ちつくんですよ、、、白樺みたいなのも生えてるし。鹿が木の幹を食べてる様なあともありますね。トナカイかな?」

と相田君が言う。先のエントリに書いた畑の耕地面積に加えて、フィンランドは北海道と類似点が多い様である。

さてツアーでまず着いたのは、グラスなどのガラス工芸で有名なイッタラ社の工場である。やった!僕はイッタラのデザイン好きなんだけど、高くてナカナカ手を出していなかったのだ。

工場の中でガラス吹きのシーンを観られる。職人達がフウフウ吹いているが、熱くトロトロに溶けたガラスの流体を整形していく手腕は、いつ観ても神業だ。

なんと、コンクール出場者はなんとガラスを吹くことができるんだそうだ!実際に吹いたガラスは自宅に送ってくれるらしい。素晴らしい趣向だ。もちろん相田君もその一人。

熱々のガラスを職人さんが一拭きして、それを鉄の金型の様な処に入れてくるくると棒を回しながら吹く。

これが相田君の作品だ!下の長い部分は切り取って、ぷっくり膨らんだ部分をグラスにするそうだ。お見事お見事。

イッタラの歴史館みたいなところで、スニップスというリキュールを飲む。薬草酒のような感じの甘い、ハーブのような香りのするお酒だ。

イッタラ社のガラス、ショーウインドーに飾られてるのをみるだけだと、なんだか身近には思えないけれども、近くでみてみると非常に美しく、家に置いておきたいという思いを芽生えさせるなにかがある。

ついカードで買いたくなってしまって危険だ!結局、ファクトリーアウトレットショップでいくつか買ってしまった。でも相田君は、「店に置くから仕入れです!」と言って、なんと8万円分くらいも大量のグラスを買い込んでいた。

さてワイナリーとゴルフ場、農場を運営しているという、とある大きな村というかなんというかのスペースに移動してランチ。


この店で、従業員に混じって一人服装の違う美女が居た。この女性、僕らは勝手に「この広大な敷地の地主の娘に違いない!」と決めつけていたんだが、強烈美人!

よってたかって一緒に写真を撮らせてもらう日本人男子。いや、僕は撮ってませんよモチロン(笑)
ニナという名前のこの女性、地主の娘かどうかはわからなかったが、22歳だそうだ。うーむ美しい。

ランチはワンプレートディッシュ。

大量のマッシュポテトの上に、ラム肉の薄切りのローストを載せ、それにリンゴンベリーのようなベリーのソースをかけたものだ。グレービー(肉汁)がタップリとかけられていて、マッシュの山を崩すとジュワッと染み出てくる。

北欧ではこの、肉に甘いベリーのソースという組み合わせをよくみかけるが、独特に美味しいものだ。僕は美味しくいただいた。一緒に来ていた水澤君のお母さんや、水澤君の奥さんである葉子ちゃんのお母さんとかは全然ダメだったらしい。そうだろうなぁ。

この日は水リンもゆっくりと観光。

「今回の大会よりも日本大会の方が緊張しましたよ。世界大会は技術を競う大会じゃないんで、楽しんでいきます。」

とリラックスムードだ。

しかしとにかく風景から建物から美しいのがフィンランドだ。何気ない建物一つ収めるだけで美しい。なにもせずにぼんやりと静かに憩いたい人にはいい国だと思う。街も綺麗だけど、郊外に出ると全てが美しいのだ。

こういう場所で歩きながらも、相田君がフレアーテンディング練習用の瓶を取り出して練習。

「歩きながらやると凄く難しいんですよ」

といいながら2本の瓶を大道芸人のようにくるくると回し始める。この技を身ながら、人間としての相田君に関心を持ち始めてしまった。確信に満ちた言動、常に前に前にと進もうとするその姿勢、かなり気に入った。

バスは一路ヘルシンキへ。

「やっぱり北海道だなぁ」

と言っている相田君に緊張の色はない。吉兆だ!

ホテルに着くと、地下のガレージ横に設置された練習用スペースでフレアーテンディングの練習を観る。これが凄まじかったのだ!

Posted by yamaken at 14:31 | Comments (1) | TrackBack

世界バーテンダー技能競技大会で水澤君はどう戦ったか!? 一日目

「はい、皆さんこのバッグに全て必要なクーポンなど入ってますからね!」

と渡されたのは、ご覧の茶色の大会バッグ。ヘネシーがスポンサードのようで、大きくロゴが入っている。こういうのって結構うれしくて帰国後も使っちゃうんだよね。しかしこのプレゼント攻撃は始まったばかりであった。連日、大会からの容赦ないプレゼント攻撃が続くのである。

ヘルシンキで我々一行が泊まるホテルは、クラウンプラザ・ヘルシンキ。改装してそれほど時間が経っていない、綺麗なホテルだ!このホテルに今回の大会の関係者(選手、組織の職員、家族とか)全てが泊まっているようでほとんど満員らしい。そのせいか、二人で一部屋の場合、夫婦でなくても勝手にダブルとかに割り振られてしまうということが起こっているらしい。
荷物を置いて、選手団・NBA職員・家族で集合。旅程を確認する。

この大会はIBA(International Bartender Asocciationかな?)傘下にある50カ国からのバーテンダー代表選手が集って競い合う世界大会だ。その日本組織がNBAということになる。IBAはきちんとした組織で、今回選手だけではなくNBAの国際部で語学堪能な宮里さん、上野さんが組織運営の会議への参加と、われわれの引率のために来て下さっている。そう、厳格な集まりなのである。

ちなみに今回は、WCC(WorldCocktailCompetition)だけではなく、FTC(FlairTendingCompetition)も一緒に開催される。後者のフレアーテンディングとは、アクロバティックに瓶を投げたり回したりしながらカクテルを作るやつ。そう、トム・クルーズが映画「カクテル」でやってたあれですよ、懐かしいなぁ。そのフレアーテンディングの日本チャンプが初めて世界大会に参加するということなんであった。見所が多くて非常にラッキー。

大会は3日目に水リンが出るWCCの予選がある。そして4日目にFTCとWCCのファイナルが開催される。それまでは準備期間。とりあえず初日の今日は、ホテルでウェルカムディナーだ。一同正装ということで、男性はタキシードになるわけだが、ここは一発かましておかないといかん!ということで、我々夫婦は和服である。

もちろん僕が一人で和服を着られるはずがない。嫁さんに着付けしてもらって、純日本スタイルに。華子自身は、母さんからもらったという緑色に金色が入った、印象の強い和服を。

これがムチャクチャに功を奏したらしく、パーティ会場に降りていくと、さっと目が集まり、数人写真を求めてくる。やっぱりトラディショナルな衣装がいいぜ!和服以上に見目麗しい衣類ってそうないよな(着られないけど)。

選手はネームカードにそう書かれているので、色んな人から握手やバッジの交換を迫られる。水リンも早いうちから数枚のバッジをゲットしていた。

さてウェルカムディナーだ。実はフィンランドのメシは美味しくないと訊いていたのだが、この目で確かめないといかんよなぁ。

会場を眺めると、色とりどりの異国の方々が一杯!

コースが始まった。最初の皿は、鴨の生ハムとレバーペーストに甘い甘~いお酒を煮詰めたソース。こちらのほうでは甘いソースが多いらしい。ジビエは複雑かつ野生の味に満ちているから、それと互するくらいの香りと甘さが必要なわけである。

これが予想外に旨い。鴨の燻製とレバーペーストを巻き込んで白ワインと合わせると、実に芳醇な香りが脳内にも満ちる。テーブルに置いてあったパンがまた旨くて、結構幸先がよいと思ってしまった。

次は、さくらマス(だと思う)のグリルにカリフラワーとポテトのテリーヌ、チャービル風味のクリームソースだ。マスの下に敷いてあるのはビーツの甘く煮たヤツ。なんでまたこんなに甘い付け合わせがくるんだろうかと思うが、これが実に旨い。やっぱり甘さってダイレクトに神経系を左右する美味しさなんだな。

デザートまでしっかり食べて、結構満腹。実は前菜、魚ともに他の人のを半分以上頂きました!

このウェルカムディナーのあとは、お酒のメーカが出しているブース(というかバー)での、無料でのお酒時間。だったんだけど、日本時間にして夜の2時。もうさすがに絶えきれず、部屋に帰ってバタンキューだったのでした。

こうして初日は眠たげに過ぎていったんである。

Posted by yamaken at 06:15 | Comments (1) | TrackBack

2005年10月20日

ヘルシンキ到着!

ヘルシンキに無事到着しました!
こちらの気温は7度。寒いことは寒いけど、思ったほどではないですな。

まず成田の待合室で、NBA(日本バーテンダー協会)の幹事の方々や、水リンのご親族、そして私のような応援団も含め20人の結団式。

抱負を述べる水リンです。



フィンランドの農地を空から観ていると、一枚あたりの畑が北海道なみの耕地面積ですな。2ヘクタール一枚くらいで切っている感じ。それほど大規模というわけではない。ということに目が行きます。あー 農地みたいなぁ。


んで、ホテル着。数年前に立て替えたばかりのヘルシンキクラウンホテル。部屋は綺麗!インターネット接続はもちろん完備!素晴らしい環境ですよ。

ということでいまからウェルカムパーティ。
私と華子は和服で行って参りま~す。

Posted by yamaken at 00:28 | Comments (4) | TrackBack

2005年10月19日

いまからフィンランド行ってきます!

いまフィンランドエアーに乗るところ!
さきほど、結団式をしました。
水澤君の健闘をいのっててください!
予選が21日、本戦が22日の予定です!
さてフィンランドのインターネット接続はスムーズにいくのか?いかないと僕の本の原稿が編集者に渡らない、、、なんとかしよう。

では、いってきま~す

Posted by yamaken at 10:15 | Comments (0) | TrackBack

2005年10月18日

中途半端なままですが、ヘルシンキに行って来ます!

明日からヘルシンキで開催される世界バーテンダーコンクールに行ってきます!バー オーパ 門前仲町店の水澤君の応援です。

ヘルシンキでは無線LANによるインターネット接続が普及しているとのことなので、おそらくどのメディアよりも早いレポートができると思います。楽しみにしていて下さい。

他の記事(北海道編とか沖縄編とか)が、いつものごとく滞ってますが、モウシワケナシ。
いま、本当に倒れそうなスケジュールなのでなんともなりません。

実は、12月刊行で 出張食い倒れ日記の東京版というのを書いています。4×4マガジン社ではない出版社から出ます。農産物のトレーサビリティ本と並行しているので、死にそうです。無論それ以外に本業が多々あります。うーん考えたくもない、、、

明日朝のフィンランドエアーでヘルシンキに行き、24日に帰国予定。翌日は北陸で開催されるセミナーで講演出張。んー

なんとか乗りきるぞ!

Posted by yamaken at 10:09 | Comments (9) | TrackBack

2005年10月16日

静岡オフ会を復活します! つきましては新規に30名募集!

えー 皆様。
今年の3月に開催予定で、延期になった静岡オフ会を再開します

といっても、最近このブログを読み始めた人にはなんのことやらおわかりにならないかも知れませんのでちょっと説明させて頂きます。

静岡県は、家畜試験場の岩澤さんさんや関さんを中心に、非常に深い食い倒れお付き合いをさせていただいている県。んで、その岩澤さんのお声がけで今年の3月に初の地域オフ会を開催しよう!ということになったのです。その驚異の内容は過去ログをご参照。とにかく静岡県中のうまいもんが集まるスゴイ会になる予定だったのです。

■食い倒れ日記オフ会in静岡 開催決定!
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2005/01/in_3.html

バスを仕立てて東京からいくという60人の枠に160人以上が申し込んでくれました。関西や東北からの参加希望者もいらっしゃいました。それを泣く泣く抽選にして絞り込んで、準備をつづけたのですが、、、

実に開催日の一週間前に大変なことが起こってしまったのです。それは、主催者である鈴木恵美子さんの突然の事故でした。
■日本最高クラスの養鶏家が逝った。 駿河若シャモ生産者の雄・鈴木恵美子さんを偲ぶ
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2005/03/post_495.html

この時、岩澤さんから電話を受けたものの、しばらくは全く何も考えることができなかった。菊川駅からさらに1時間ほど山を分け入ったところにある鈴木家に向い、焼香をするまで、なんとも実感が湧いてこなかった。

この悲報を受け、当然ながらオフ会は「延期」となった。中止ではなく、いつか絶対に、鈴木さんの遺志をついで開催をするぞ、という意味での「延期」である。

その後、鈴木家では、彼女が全てこなしていた養鶏の仕事を本当に続けるのかどうするか、非常に難しい選択にぶちあたった。恵美子さんの息子さんはバリバリの県職員、ご主人は村議で、手のかかる地鶏の生産を行うには難しい環境だったのだ。

しかも、恵美子さんが愛用していた、動物性タンパク質を全く使わない飼料が、メーカーの方針で廃版になってしまったりと、非常に紆余曲折があったようだ。

しかし、あの素晴らしい駿河若シャモは、鈴木家と若シャモ振興会によって継承された。

「ヤマちゃん、オフ会をやろう! 天国の恵美子さんに恥ずかしくないオフ会をできるようになったよ!」

と岩澤さんから連絡を受けたのだ!

ここに、静岡オフ会の復活開催を高らかに告げたい。

ただし、もちろん過去に申し込んでくれた人たちに優先権がある。確認をしたところ、過去の申込者のうち、29人の方が参加できるようです。
※参加者の整理確認をしてくれた佐藤君、どうもありがとう!

ということは、30名(1名は僕ね)の方が新たに参加できることになる!

ということで、改めて静岡オフ会参加者を募ります。

■開催日:11月13日(日)
場所・内容等は前回と同じ!
参加費5000円+バス代