うーん、もう目が回るを通り越して、この年末、本当につぶれてしまいそうです。困った、、、終わらないよ、、、
しかしさすがにドロドロに毛穴が詰まったようにブログを書きたくなってきました。
そんなに忙しいのに僕は、デジタルカメラを買ってしまったのです。
オリンパス E-3。

週刊アスキーのテストレポート用に借りていたわけですが、、、
こりゃ買わなきゃ駄目だ。
以後、撮影する写真はこいつで撮らないと駄目だ。そう思って、買いました。
ヨドバシカメラ秋葉店に行って、オリンパスユーザでもある販売員の青木君を呼んで、ばこーんと買いました。ボディにレンズも広角からマクロまで4本。純正のストロボ2本。もうね、覚悟を決めました。キヤノンのAPS-Cデジカメにはもう戻らないと思います。
だってすばらしいのよ、このカメラ!
茨城県でいま、最盛期を迎えているレンコンの収穫風景。

レンコンは、蓮の花の地下茎。だから、花が咲き終わって茎が表面に浮いているのだけど、この下方に泥の層があって、そこにあのレンコン部が埋まっているのだ。これを掘り出すのは重労働。

このサイズに縮小するとわからないのだけど、広げてみるとその高精細さ、豊かな階調表現にびっくりしてしまう。E-410、E-510の絵作りも綺麗だったが、さすがはフラッグシップ機、さらに三段階くらいの表現の深さを実現してきた。

チンゲンサイ。前にも書いたけど、標準ズームレンズとして発売された12-60mmSWDは、望遠端ではF4.0だけど、実にボケが美しい。
また、バリアングル液晶だから、地面にぽこっと置いてこんな風にローアングルで撮影するのが苦にならない。

最近僕が凝っている、地面からの眺めが簡単に撮影できるのだ!
こちらは庄内の山菜屋.comから送っていただいた和栗。燻蒸処理をしていないピュアなやつだ。

この質感も見事だ。色合いも実に自然で、かつ豊かに再現していると思う。
レンズもガコーンと買ってしまった。僕は望遠はほとんど使わないので、先の12-60mmでだいたいの距離は事足りるのだけど、広角については定評のある7-14mmを、清水の舞台から飛び降りるような気分で買ってしまった。

ごらんの通り、大砲級のこのレンズ、ほぼ1kgほどの重さの重量級だ。そして、、、なんでそんなに覚悟が必要かというと、値段もすげー重量級なのである。でも、覚悟を決めて買ってしまった。
でも、今回買ったなかでもっとも心に残るレンズはというと、単焦点の50mmf2.0マクロかもしれない。

この小柄なレンズ、すごい描写をしてくれるのである。

もう、一枚も無駄にしないで旨いもの、佳い食の記録をしていこうと思いを新たにするのであった。
と、高い買い物をしたのを正当化するのであった(笑)
明日から二泊三日で大分に行ってきます。
原稿は飛行機内で書きます(←対編集者さん用コメントでした)
今朝、デジカメWatchを観てびっくらこいた!
何の気配も見せていなかったオリンパスから、一眼の新モデルとパンケーキレンズが出るという!
■E-420

僕が愛用しているE-410のマイナーアップグレードバージョンだ。とにかくデジタル一眼レフカメラの中では最軽量で、E-410は375g、新しく出るE-410は380gだ。これに、標準レンズキットとして購入できる
「ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6」というレンズがあるのだけど、こいつがまた軽くて写りがとてもいい。どれだけ軽いかというと、レンズが190g。ちょっと重い携帯電話と同じくらいだ。
つまり、
E-420 (380g) + ズイコーデジタル ED 14-42mm (190g) = 570g!
いま、各社の一眼レフデジカメの軽量モデルは、軽量といってもボディだけでだいたい480g前後だ。
たとえばEOS Kiss Digital X2は475g。これに標準レンズのEF-S18-55mm F3.5-5.6 ISが200g。
合わせて675g。この100gの違いは実にでかいのだ。
※ただし、キヤノンのEF-S18-55mm F3.5-5.6 ISは手ぶれ補正がついている。E-410には手ぶれ補正はないので、そこは考慮しないと不公平だが
で、実は今回のモデルチェンジは、ライブビュー中のAFが使いやすくなっていること、液晶画面が大きくなったこと、という感じなので、一般的には「あまり変わってないじゃん」と思われるだろう。
しかし!
すげー変更点があるのだ。それは撮像センサーであるCMOSが新しくなっていると言うことだ。おそらく僕が最近購入して使いまくっているE-3に使われているLiveMOSの型違いなのではないだろうか。そうだとすると、画質は段違いに佳くなるはずだ。
画質の違い、といっても、いままで使っていたE-410も実に綺麗に写るカメラだ。ちなみにこのエントリはE-410で撮影しているが、「この写真、E-3でしょ?」と間違われたことがあるくらいだ。
最近のエントリとよーく比較してもらえば、細部のディティールや階調の豊かさが違うということに気づくと思うけど、E-410はWレンズキットでたったの9万円で買ったものだ。かたやE-3は本体16万+レンズ8万円である。2.5倍程度の価格差があることを考慮すると、ちょっと驚く。
それなのに、E-420では撮像センサーが新しくなっているから、画質が佳くなっているというのだ。
うーん
正直、悩む。
でも、こちらの方は悩まない。速攻で買うこと決めた。
■パンケーキレンズ ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8

やっとでたぜオリンパスのパンケーキレンズ! 95g! 軽い!
薄い単焦点レンズで、形がパンケーキっぽいということでそう呼ばれているのだけど、さすがオリンパスと思うのはf2.8という明るさで、しかもレンズ先端からの最短撮影距離が13センチ。つまりかなり寄れる!
25mmという焦点距離は、フォーサーズ規格では2倍に換算する必要があるので50mmである。つまり標準レンズということ。これ、かなりすごいレンズではないだろうか!?
そうなると、先のE-420(380g) + ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8(95g) = 475g

うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
500g以下で、デジタル一眼レフを持ち歩くことができる。これはスゴイことなんじゃないか?
しかも薄いから、ビジネスバッグにいれることさえ可能だろう。
はやく手に入れたい、、、
発売当日に買っちゃったよ~ん!
オリンパス E-420 は、世界最小・最軽量のデジタル一眼レフカメラだ。本体ボディが軽いということはこれまでも言ってきたことだけれども、今回はそれ以上に特筆すべきポイントがある!
それは、また超軽量のレンズも同時発売されたということだ!
いわゆる「パンケーキレンズ」と呼ばれる薄型の単焦点レンズ。25mmf2.8というもので、オリンパスの規格だと35mmカメラに換算すると50mmという、最も使いやすいといわれる焦点距離だ。しかも、f2.8というのは非常に明るいといえる。この値が小さいほど、背景をぼかした撮影が可能だ。さっそく、昼飯持っていく時に数枚撮影してみた。
(以下、縮小したのみで、一切画像処理していません。Pモード&オートホワイトバランスで撮影。)
いいんじゃないの!?実はすでに人物写真も数枚撮影しているが、発色、ダイナミックレンジ共に前機種であるE-410より格段に佳い!
そう、今回のE-420の最大の改良ポイントは画質なのである。撮像センサーの性能が、上級機であるE-3に準ずるものになったらしい。その恩恵は、22インチモニタ上で、原画像をピクセル等倍で観ると明らかだ。
また、今のところ使用可能レンズは限られるようだけど、ライブビューをしながらコンパクトデジカメのようにオートフォーカスをしてくれるコントラストAFも使いやすい。これはいいんでないの!?
ということで、このカメラ、買いです。ただし、オリンパスのレンズを持っていない人が買うのなら、通常のレンズキットを買うか、Wレンズキットを買うことをオススメしたい。パンケーキレンズもいいが、レンズキットで着いてくるズームレンズは異様に性能が高い。
参考までに、標準レンズキットのレンズで撮影した過去エントリを。
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2007/05/e-410_1.html
これ以上に撮像センサーが佳くなっているのだから、もっと綺麗に撮れるはずだ。
ちかじか、E-420またはパンケーキレンズ買った人限定オフ会をやろうと思います。まだ未定ですが、曜日は木曜日にやりたいと思っています。関心ある人はご連絡ください!
追記
客観的に書いておくけれども、僕はオリンパスのカメラとレンズが好きになったからこうやって書いているけれども、初心者が買ったらいいなぁ、と思うカメラは他にもある。先日、ヨドバシカメラでキヤノンのEOS Kiss X2を触ったのだけれども、2世代前のEos Kiss Digital Nを持っている僕としてはとても驚いた。入門機とはいえないくらいの完成度だと思う。ファインダーを覗いた時に、ピントの山がきちんとつかめるくらいの大きさになっている。液晶もデカイ。手ぶれ補正レンズもキットレンズでついてくるし、まったく隙のない製品だった。ニコンとかはなじみがないので触っていないのでなんともいえない。まったく、人に勧めるのが難しい時代になったものだ、、、
あ、でも、これまで僕が使っていたE-410は、中古としてどこかに売ることが確定。もし僕のお古でよろしければ、欲しいという方はご連絡くださいネ。
最初にお断りしますが、このエントリは完全な与太話だ。
うーん 本当に悩む。
今年は本当に仕事にいそしんだ。今月だけで20日間出張に出ていて、さすがにもう身体が限界だ。でもおかげで今年度も利益は十分に確保。ありがたいことだ。
この利益を何に使うかというと、当然ながらカメラにはかなりつぎ込もうと思っている。僕はプロカメラマンではないけれども、自分が出会う素晴らしい食材を、少しでも美味しそうに美しく撮影して上げたい。そのために、技術を磨くことはもちろんだけども、お金を払えば手に入れられるのであれば、いいカメラとレンズを買っておきたい。
シャッターチャンスは、その一瞬しかないのだから!
ということだけど、ここ2年は完全にオリンパスのシステムを使っている。ボディは超軽量一眼レフであるE-410を最初に買い、その後に出た上級機E-3を現在ではメインに使っている。そして、今年初頭に出たE-420の画質が大幅に向上していたので、現在E-410は会社の部下に使ってもらっていて、気合いを入れるときはE-3、荷物を軽くしたいときはE-420と使い分けている。
でも正直いえばボディよりもレンズにお金をかけている。標準ズームの12-60mm、超広角の7-14mm、50mmマクロ、35mmマクロ、8mmフィッシュアイ、これにレンズキットの安くて軽くてよく写る14-52mmと望遠一本。
(↑ちなみにオリンパスの規格では、上に書いた焦点距離に×2することで、35mm版と同じである)
フラッシュも合計3本買ったので、オリンパスには本当に一気に投資した。
その前は、キヤノンだったけれども、なにが佳いと言って、オリンパスはレンズのキレが最高だ。ビシッと決まったときのシャープな描写は、あまりに気持ちがいい。そして得られる性能と重さを対比すると、キヤノンのレンズシステムよりもこちらの方がいいかな、と思ったわけだ。
ただ、E-3という、オリンパスでは上級機のカメラを使っていても、カメラ本体の性能や撮像素子の質は、キヤノンに勝っているとは言えないな、とも思う。レンズの佳さを活かしきっていないというのは、オリンパスやパナソニックの規格であるフォーサーズにとっては前から言われていたことだ。本当に勿体ない。料理写真を撮影する場合に、僕はだいたいストロボを使用して、ISO100で撮影することが多い。だからレンズ性能をかなり活かすことができるけれども、野外の自然風景を太陽光で撮影する場合には、不満を感じることが多い。
敬愛するKINOKO Webの大作さんはキヤノンの5Dで、あまりに美しく静謐なキノコ写真を撮っておられる。(この大作さんに会いたくて、千葉菌というキノコ観察の会に入会したほどなのだ。)
この写真群をみていると、被写界深度をとても深くとっているにも関わらず、あまりにもノイズが少なく、ため息がでる写真ばかりだ。いっそ同じシステムを買うか!と思ってしまうくらいだが、腕が違うから仕方がない。
第一、キヤノンは会社としての方針が好きじゃないしな、、、と思いながらも、5Dマーク2という新機種が発表された。フルサイズの撮像素子を持つ、定評ある5Dの後継機だ。連射性能などは低いが、料理写真と風景をメインとする僕には問題がない。
しかし、、、キヤノンのレンズで性能のよいLレンズを揃えようとすると、現在のオリンパスのシステムよりもドカーンと重くなるのだ。悩む。しかも、キヤノンのレンズ群はそろそろ大幅にリニューアルされるのではないか?というまことしやかな噂があるらしく、ここでドカンと揃えたら来年、泣きをみるというのはちょっとイヤだ。
一方、ニコンには触ったこともなかったが、仕事でおつきあいのあるプロカメラマン達が使っていたニコンのカメラから産み出される写真は、やはり素晴らしい。週刊アスキーでタッグを組ませていただいた八木澤さんのD3、そしてdancyuで敬愛しながらお仕事させていただいた古市さんもニコンだ。このニコンから、D3Xというプロ機が本日、発表された。画素数が大きいのは当然ながら、ISO100からの始まりで、商品撮影や風景写真を見据えた性能だと思う。こいつがボディだけで90万円前後から販売される。ひゃー
まあ、この最上級クラスのプロ機は、キヤノンの1DsMark3も90万円くらいなので、やっぱりプロ向けカメラのスペックはこうなるのだ。で、何が違うって、ファインダー覗いたことしかないけれど、やっぱり全く違う。動作スピードも何もかも、別次元に違う。
ただ、ニコンのシステムを組もうと思ったら、フルサイズに合わせると標準ズームで20万円、広角ズームで25万円する。キヤノンのレンズより全然高い。もう、死んじゃう(笑)やっぱり写真を撮ることで対価を得られるお仕事でなければ買えないシステムなのだった。
と悩みながら本日、ある機関誌の対談でお茶の水に行く用事があり、途中にあるオリンパスプラザに少しだけ寄る。
E-3の下のカテゴリとなる中級機にE-30というカメラが出たのだ。
展示されているのを触ってみたが、思った以上に素晴らしかった!AFの早さこそ、上級機であるE-3よりも劣っているものの、それ以外の点では優れた動作速度だと思える部分が多い。何より軽い。何より、キットレンズが素晴らしく性能がよい。それなりの価格はするけれども、10万円超クラスの中級機の市場の中で、善戦できる性能のカメラだと感じた。
けど、それは僕がオリンパスのカメラシステムの佳さをわかっているから。きっと、一般の人にはわからない。そして、ニコンとキヤノンの方に流れるんだろうな、と思う。残念だなぁ。
ということで、何を選んで入手しようか、非常に悩み中だ。他にも写真で挑戦したいことがあるのだけども、それはまた別の機会に書きたい。
明日から愛媛。そして、那須高原だ。
今回の京都行きでは、ボディはオリンパスのフラッグシップモデルであるE-3。深夜・早朝にかけて屋外で撮影をするので、世界最速で、どんなに暗い場所でもAFがビッと合うE-3を持っていったわけだ。
ちなみに、近いうちにアップしたいが、こんな写真を撮ってきた。
持参したレンズは、もうこれしかないと評判の高い標準ズーム、12-60mm。これに加えていつもは超弩級バズーカ砲型広角ズームレンズである7-14mmを持っていくのだけど、あまりに重いし、広角はそこまで使わなくていいや、という割り切りのもと、50mmf2.0と、25mmf2.8を持参した。
その中で、この出張で改めて見直したのが、こいつだ。
25mmf2.8は、35mmレンズの焦点距離に換算すると二倍になるので、つまり50mmレンズである。上の写真のごとく、やたらと薄型・超軽量なのでパンケーキレンズと呼ばれる。今年の発売後、あまりにも人気が高く一時は入手が難しかった製品である。
とにかく小さい。軽い。そしてよく写る。
ただし僕も買って、速報レビューをこのブログ上でしたけれども、その後はそんなに使うことがなかった。やっぱりズームレンズは便利だし、僕の使っている12-60mmで代用できるのだから、ということもあり、持ってるけど稼働しないレンズになっていた。
けど、先日の愛媛県大洲市のエントリで評価が変わった。重い荷物を携行したくないのでこのレンズをE-420という、これまた最軽量デジタル一眼レフカメラに装着し、激軽のシステムで持参。こいつで撮った写真が、ビックリするほどによく写っていたのだ!
このエントリね↓
■2008年12月04日 愛媛県大洲市もまた、ローカル食の旨い地域なのである。
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2008/12/post_1241.html
このエントリの写真はぜーんぶ25mmで撮影したものだ。中頃にあるだし巻き卵の写真なんか、マクロっぽいといえるくらいに寄ることもできる。それと、よくカメラマンさんが異口同音に言うように、
「ズーム使わずとも、足をつかえばいい」
つまり50mmの単焦点レンズ一本でも、遠くまで走っていって撮れば建物全体を写せるし、大きく写したければ被写体に寄ればいい。それが腑に落ちた。
ということで、京都のエントリのなかで、とくにこの「千ひろ」の写真は、すべてこのレンズを用い、しかも他のお客さんがいらっしゃるのでストロボを一切使わなかった(もちろん撮影自体、ご主人に御了承いただいてある)。
画像処理は、SilkyPixというソフトでRAW現像し、ホワイトバランスだけ軽く調整している。太陽光ではなく室内の白熱灯下で撮影したので、色をすこしいじる必要があるわけだ。でも、それだけ。トーンカーブとか難しい操作はしていない。
それでこんな写真がとれたのだから、もう嬉しくて仕方がない。
アンダー(暗め)に写っているのがまた非現実的な質感を演出してくれた。ISO640でF2.8、1/50秒。なだらかで素直なボケが、自分ではとても気に入った。
他の店で、ストロボ使用で撮影。
やっぱりオリンパスのレンズは素晴らしい。
こんな写真が、あんな小さいレンズで撮れてしまう。キヤノンやニコンではとりあえず現状では存在しない醍醐味だ。ちなみにペンタックスのカメラでは、パンケーキレンズがもっと豊富にある。
年末のシーズン、デジタル一眼レフを買う人は、オリンパスを選択肢に入れてもいいと思いますぞ。あ、もちろんこんなことを書いていますが、私、オリンパスにはなーんにも便宜を図っていただいていません。あくまで、単なる一ユーザーの声です。ぜひお仲間になりましょう。
パナソニックが「女流一眼」で宣伝しまくっているG1というのも、こないだ触ってきたけど素晴らしい。あれはオリンパスとパナソニックが共同で策定しているマイクロフォーサーズという規格のカメラ。難しいことは省略するけど、ミラーがないので、ボディが無茶苦茶小さい。しかし、撮像素子は今のフォーサーズ規格と変わらない大きさである。つまり、コンパクトデジカメ並みのちっこいボディに、ちっこいレンズの組み合わせが実現するということ。
年明け早い段階でオリンパスから、このマイクロフォーサーズが出ることが有望視されている。今から言っておくけど、買いだ。まだ実現していない、カメラ撮影オフ会もやってみたいものだが、、、
ちまたではニコンのD3Xが90万円!とかキヤノンのEOS5DmarkⅡに黒点が出る!?とか騒がれているが、、、実は僕のカメラでの新しい、そしておそらく最大のチャレンジは、デジタルではないのであった。
大判カメラ。 フィルム面の大きさがすでに通常のL判プリントサイズくらいになる、どでかい撮像面を持ったカメラだ。よく写真館とか、修学旅行の記念写真とかで黒い幕をかぶったカメラマンのおじさんが「はい、うごかないでね、バシャッ」とやる、あれだ。なんで、手でもってぱしゃっと撮影するカメラじゃないんだろう、だいたいあの時代錯誤的な蛇腹はなんなのだろうか、と思っていたのだが、、、
大判カメラが、いわゆる普通の一眼レフカメラ(35mmという)と違うのは、先述したとおり撮像面、フィルム面がでかいこと。だから、でっかいサイズに引き伸ばしても精細感が損なわれない。だからプロの写真の世界では、まだまだ大判は活躍している。
とはいっても、撮影するのが35mmカメラにくらべ超・面倒なので、大判カメラの出番はどんどん減っているという。ちなみに大判にも8×10というどでかいのがあるが、こいつは本当にもう出番が亡くなってきたといわれている。僕が買ったこのカメラの規格は4×5(シノゴ、と呼ぶ)というものだ。
しかし、僕がこれに取り組みたい理由は撮像面のデカサではない。
ごらんのとおり、レンズがある本体前部とフィルムを装着する本体後部の間は、黒い蛇腹(じゃばら) で繋がっている。蛇腹になっているということは、前後に伸び縮みするということに加えて、横方向や斜め方向にあおることができるということだ。
あおることによって、ピント面をコントロールすることができる。なんのことかというと、、、
カメラのピントは、ある一点にしか合わない、というのはうそで、ある面にしか合わない、といった方が正しい。レンズと撮像面(フィルムとかデジカメのセンサー)は、通常は平行だ。従って、ピント面もそれと平行になる。佳いレンズでクローズアップで料理を撮るとき、絞りを開けるという撮り方をすると、一点にしかピントが合って無くて、あとは盛大にぼけた、幻想的な写真を撮ることができる。この時、一点にピントが、と思っているけど、実は面になっている。そしてレンズと撮像面が固定されている場合は、その面は撮像面と平行になっている。
しかし、そうなると風景写真を撮影するとき、困ることがある。
例えば棚田の写真を撮るとする。先日いった栃木県の南那須の棚田の写真を例に取る。
ご覧の通り、階段状に降りていく棚田。撮影時の意図としては、この一枚一枚全部の棚田の面にピントを合わせたいのだけども、それは全然無理。この写真では割と手前のほうにピントが合っていて、奥の方はぼやけてしまっている。
ここで、大判カメラの場合は、蛇腹をあおってレンズ面を傾けることができる。そうすると、ピント面をずらすことができるのだ! 、、、というのは、本を読んだり人に訊いた話であって、まだ僕はそれを実現できていない、、、
要するに僕は、畑や田んぼの、全域にピントがガシッとあった写真を撮りたいのである!そのために大判カメラを買った。
いろんなひとから「辞めた方がいいよやまけんちゃん」といわれた。プロカメラマンのことごとくが「そりゃダメだ。辞めとけ」という。編集者の知り合い達にも「ええええええ 時代に逆行してるね、、、」といわれた。
けど、アントニオ猪木好きの僕としては、逆境に追い込まれれば追い込まれるほどに血がたぎる!そんなにみんなが辞めろっていうのは、きっとスゴイ世界が拡がってるってことじゃないか!?と、、、
というわけで買いました。中野にある中古カメラ屋の伝道、フジヤカメラにて5,6000円なり。
「あんがい安いじゃん!」
と思うでしょ? これにレンズ。シュナイダーのジンマー150mmが、レンズ剥離寸前だけど激安で15,000円。1年持てばいいやと思い、購入。これに加えて、フィルムのクイックローダー2,5000円。ピント確認用のルーペ7000円。フィルムも激烈に高いから、ポラロイドフィルムを装填できるローダーがやっぱり2,5000円。そしてインスタントフィルムが10枚で2000円、、、本体価格よりも、周辺機器や消耗品価格のほうが高いのだ!
それに、4×5のフィルム現像は一枚300円で、それをプリントすると、、、最低ラインの大きさでも一枚2000円以上! ひえええ失敗できねーよ!
ということで、最初の撮影テストは、インスタントフィルムバックをつけて撮影。しかし、最初に装着したインスタントフィルムパック、撮影後のフィルムを力を入れて引き出しすぎて、おじゃんに。一瞬にして2000円がふっとぶ!きゃああああああああああ
気を取り直して装着しなおし、撮影するも、変な光が入ってしまう。なんでだ?と5分ほど逡巡。レンズの下部にあるスイッチをひねらないといけないことに気づく。
そんなこんなをやりつつ、ようやくインスタントフィルムに、思っていた構図で写真を撮ることができた、、、
はい、洒落です。
和歌山県北山村から届いた、今年度産の「じゃばら」のセットの箱を撮影。
いやー
こいつでちゃんとしたフィルムを使って撮影するのがいつになるのか、、、
道のりは遠い。けど、頑張るぞ。
ちなみに
これで撮った4×5のリバーサルフィルムを、どのようにしてスキャンして画像にすればいいのか、どんなスキャナーが一番いいのか、とか、全くわかりません。知ってる人、教えてください!!!!!!
先日来いただいているメールなどでの反応をみると、けっこうカメラネタを楽しみにしている方が多いということがわかったので、与太話しちゃいます。本日、いつもいつも立ち寄るヨドバシカメラ秋葉店にて、とうとう買っちゃった!
オリンパスのフォーサーズ対応レンズの中でも、コストパフォーマンスを超えた素晴らしいレンズと評判の高い一本である。
フォーサーズ規格での50mm~200mmとは、35mm判カメラでは2倍にするので、100mm~400mm!という超望遠の世界だ。そう考えると、キヤノンやニコンなどの同クラスのレンズと比べればとっても小さなガタイのレンズだけれども、これまで僕が買ったレンズの中では文句なしに最も大きなレンズとなった。三脚座がついているレンズ買うの、初めてだもんな、、、
もともと僕が撮影する対象は野菜などの素材と料理、お店の外観内観といったものが多かった。その場合、100mm以上の望遠レンズはほとんど必要が無く、大柄になりがちな望遠レンズなんかいらないよ、と思っていたのだ。
しかし、最近になって生産者さんなど、人の表情も撮るようになってきて、考え方が変わってきた。それは、人の表情を際だたせるためには、それ以外の要素をデフォルメすることができる望遠系のレンズがいいのではないか、ということだ。そんなことは写真やってるひとなら常識なんだろうけど、訳も分からずに撮りながら、ようやくその辺に思いが到達した感がある。
折しも、ニコンかキヤノンから出ているフルサイズ機も欲しいと思っていて、それとの三つ巴で、年末からグルグルと悩み始めたのである。
オリンパスのE-システムは、屋外の畑などに這いつくばって写真を撮るなどの過酷な条件かで力を発揮するシステムだ。いまメインで使用しているE-3は防塵防滴性能が高く、またダストリダクション性能が極めて高いため、レンズ交換時に発生しがちなゴミのセンサーへの付着の心配がほとんど無い。実はこれは、屋外撮影でレンズ交換を頻繁に行う場合には最も重要なことだったりする。ダストリダクションにおけるオリンパスの特許は強力で、他社の追随を許さないのだ。
しかし、E-3の残念なところは、ISO100あたりの低感度で外部フラッシュを焚いて撮影する場合でも、白飛びがしやすいところだ。週刊アスキーの連載をしていた時に、プロカメラマンの八木澤さんが使っていたニコン機と同様の絞りとシャッタースピードのセッティングで、同じ光量のフラッシュを焚いて撮影しているのに、E-3だと白飛びがして使えない、ということが多々あった。おそらく先頃発売されたE-30はその辺の対策がなされていると思うのだけれども、さすがにE-3の広いファインダーに慣れた状態で、E-30のファインダーは使いたくない。
けれども、先頃のイズミルのメニュー用写真を撮ったときにも思ったのだけども、A3程度のプリントまでなら、とくにフォーサーズのセンサーサイズの小ささは気にはならない。そして、詳しい説明は省くけど、フォーサーズは他フォーマットに比べて被写界深度が深くなるので、僕のようにがっちり全体にピントが合った料理写真を撮るような場合には、有利だ。
ということで、E-3を中心にしたE-システムにはこれまで同様にピントばっちり合い系の料理写真と、屋外撮影のメインを担ってもらうことにしようと思っている。ちなみに、フォーサーズからミラーを取り除いたマイクロフォーサーズも、今年中にオリンパスから機体が投入されるはずなので、これは全て揃えていきたい。すでに「女流一眼」のCMでヒット中のパナソニックG1が素晴らしい評価を得ているが、やはりオリンパスのモデルを待ちたいと思っている。
でも、それだけだとちょっと行き詰まりを感じているので、今年はチャレンジをしたいと思っている。その一つが昨年末に大判カメラを買ったこと。そしてもう一つは、フルサイズと呼ばれるフォーマットのデジタル一眼レフを買おうということだ。これも、悶々と情報を集めまくっていたのだけども、ほぼ決めた。
生まれて初めて、ニコンのカメラを所有してみようと思っている。思い切ってD3にしようかとも迷ったけれども、D700にすることになると思う。なぜかというと、外部ストロボをコントロールするための内蔵フラッシュがD3にはついていないのである。僕はオリンパスのシステムでこのワイヤレスストロボコントロールを使いまくっているので、いまさらこの機能がないシステムには戻れない。内蔵フラッシュは、その光を被写体に当てるためではなく、ストロボ発光用のコマンダーとして使いたいのである。
ただしニコンのフルサイズ機に適したレンズはまだ超高価にして超重量級なモデルしか出ていない。これに手を出すにはちょっとまだ勇気がいるので、しばらくは単焦点レンズをつけて使うつもりだ。
で、最初に戻るけれども、望遠の世界を味わってみたいと思ったわけだ。その場合には、35mm換算で2倍の焦点距離になってくれるフォーサーズ規格が有利。超・充実した望遠レンズ群をもつフォーサーズの中でも小型で評判のいい50-200mmを買ってみようかと思ったわけだ。
ヨドバシAkibaにて、いつも僕のことを「センセイ!」と呼ぶサイトウさん(おそらく彼は、僕のことを誰かと勘違いしているに違いない)がもし今日居たら、買ってしまおうと思って3階に。いつも彼がいる高級機コーナーを観ると、居た、、、
で、ちょっと高いお年玉を自分にあげちゃったわけだ。
もう夜なので、まあ本格的なテストは明日だな、と思いながら、家にあった鉢植えと嫁さんをパチリと撮る。400mmだと、部屋の端っこでも人の顔がドアップになってしまう。ふうむ、こんな感じかとPCに転送して表示してビックリ。
な、なんだ、、、 この写りは!?
なんでこんなにボケるの????
しかも絞りf2.8で開放なのに、ピントが合っている部分のキレはビシッとしている。
間違いなく、僕が手にしたレンズで最もボケるものだ。
いやーマイッタ。 望遠レンズってスゴイのね、、、
これで畑の作物をバシバシ撮りたい! と思ったら、冬だからもう端境期でしばらくは絵になる作物が無いんだった(笑)
ということで、静かな年始を過ごしております。7日からはまた愛媛出張。このレンズ、持って行こうかどうしようか、迷う、、、
今年は、カメラ選びが難しかった。オリンパスはフラッグシップ機を出さないし、キヤノンの5DmarkⅡはスペック的にきっちり価格に合わせた出し惜しみ感が満載で気にくわない。フルサイズのカメラを買うならどうせレンズも一から揃えないといけないのだし、ここはニコンに行ってしまえ!と、D700を購入した。今さっきのことだ。今日まで、3万円キャッシュバックがあるので、ぎりぎり滑り込んで買った。ヨドバシ秋葉店のカメラ売場には、以前はオリンパスユーザである青木君がいたけれども、彼がカメラマンとして独立して去ったのちにいろいろと相談しているSさんという方がいる。いつもは大判・中版やライカといった高級カメラのコーナーにいる彼が、最もいま僕が信頼している人だ。
「レンズ、悩んでるんですよ。オートフォーカスで評判の高いニコン純正の60mmf2.8マクロか、それともマニュアルだけども写りがいいっていう、カールツァイスのマクロプラナー50mmf2.0にしようか、、、」
「ん、造りはやっぱりツァイス、いいですよ」
と、ケースから出してくれる。テスト用のニコンF6に装着して、ヘリコイドを回してピントを合わせてみる。んー もうケースから出した時点で終わりだ(笑) D700とこのレンズ、8GBのサンディスクのCFカードを買って丸福コーヒーに入り、矢も楯もたまらずに電源を入れてみる。
初めてのニコン。もそうなんだけど、それより実は楽しみだったのがカールツァイスのレンズだ!金属製のボディの質感は最上級、付属のレンズフードを装着する時も、カチリと寸分の狂いもなくはまる、精緻な造り。
そして、、、
フォーサーズのカメラでは機構上、味わうことができない圧倒的なボケを手に入れるために、フルサイズのD700と、F2.0という明るさのレンズを選択したのである。
その結果!
すげーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
開放絞りであるF2にセットしてコーヒーカップの縁にピントを合わせたら、他の部分はぜーんぶボケボケボケである!
しかもこの喫茶店内は暗いので、ISO感度は1200あたりに上げていた。うん、欲しいものが手に入った!
しかしそれにしても、ピントを合わせるのが非常に大変だ。オリンパスのE-3は暗いところでもビシバシ合う優秀なAFセンサーを持っているうえに、優秀な手ぶれ補正をボディ内に有している。そんなE-3のオートフォーカスで合わせるのに慣れていたので、ぶれずにピントが合う写真を撮るのが難しい。あーこりゃーむずかしい!とつぶやいてるときに嫁さんが向かい側から僕を撮った。最新の僕はすっかり丸くなりました。
家の近くの高速道路の夜景を、ISO3200で撮影。
手ぶれ補正なしでこんなのを撮れる。よし、頑張ってみよう。
とはいっても、オリンパスE-3から乗り換えるよということじゃない。オリンパスのレンズの切れ味からはもう離れられないと思うし、すでにどんな条件ならどんな写真になるかというのが身体に染みついた。メインの写真はE-3、そして、印象的なカットをD700で撮影するという使い分けになるのかなぁ。オリンパスにはそれよりもマイクロフォーサーズ規格のボディとレンズを頑張って欲しいと思っている。
ちなみにフォーサーズというだけに、E-3などで撮影した写真は4:3(僕のブログでは縦位置の写真が多いので、その場合は3:4)になり、ニコンの写真は基本的に3:2だ。いま、このブログでの横幅は500ピクセル。これに合わせると、E-3の画像よりもD700の画像の方が縦に長くなる。そういう風にみていれば、どのカメラで撮ったかおわかりになるだろうと思う。
僕がこれまで仕事をさせていただいたカメラマンさんは、圧倒的にニコン派が多かった。週アスで3年も旅を共にした八木澤さんはいまD3。dancyuでものすごい写真を撮っている古市さんはたしかF4を使っていたと記憶しているけど、昨年、盛岡の福田パンを取材したときにはD3を持って来ておられた。同じくdancyuで、本当に素晴らしい蕎麦の連載の写真を撮っておられる伊藤千晴さんは同じく銀塩だったけど、この正月に電話をしたら「いやーD700買っちゃったよ。デジタルは全然わかんないや」と言っておられた。さて、ニコンさん、楽しみにしてまっせ。派遣社員さんをできるだけ切らないでくださいね。
昨日、午前3時まで明日(というか今日)の牛肉食べ比べ会の資料を作っていたので、ふらふらになりながら外へ。運動不足だからちょっと歩くか、と思ってとぼとぼと進みながら、夜の公園や植え込みをみる。昼にはカラフルであろう花が、モノクロームに沈みながら居るのをみて、高感度撮影が得意なD700であれば撮れるかな、とシャッターを押してみる。
うおおおっと!
全く問題なく撮れる! これにビックリして、夜の花(?)達を見つけて撮影しはじめてしまった。
ISO2500か3000くらいだったと思うが、ノイズが目立たず、色がきちんとのっている。これがニコンの写真かぁああああ と思い、楽しくなってきてしまった。
はっと気づくと門前仲町。なんだ、半分以上の距離を歩いてしまった。楽しい!広角24mmのレンズなのにガッツリとぼけてくれるし、これは楽しい。
28mmのカメラであるGR-Dを所有したとき、しばらくしてこの画角は俺には合わん、と思ったものだけれども、フルサイズのデジタル一眼レフであるD700と24mmレンズで食べ物を撮ると、難しいけれども、それなりに楽しい絵にはなってくれるみたいだ。
鰻の「大江戸」涌井さんのとこで、特大鰻重。
まだストロボ(ニコンではスピードライトというらしい)も買っていないけれども、ストロボを使わなくても一定レベルの写真が撮れてしまうのが恐ろしい。
今日、ヨドバシで35mmF2.0を買った。これで、単焦点レンズばかり50mmマクロプラナー、ニッコールのAF24mmと35mmが揃って、とりあえず困らないラインナップにはなったな。
日曜日から異国に一週間視察で行ってきますが、D700+レンズ3本を持って行こうと思います。
一つ前のエントリにある写真は、一部を除いて料理写真はオリンパスE-3で撮影したものだ。いつもどおりストロボを利用して撮っている。で、この日はニコンD700にカールツァイスのマクロプラナー50mmF2.0も持っていって、皆さんが食べているシーンを自然光で撮影した。
で、料理を自然光で撮影するのは好きじゃないんだけど、とりあえず撮っておくか、と思って撮ってみたら、興味深い結果になったので、載せておきたい。
冒頭の写真を見てもらえればおわかりの通り、オリンパスE-3でF8に絞った写真に比べ、開放で撮影した写真は手前のみくっきり撮れ、後ろはボケっとなる。
なので、絞り開放にしてしまうと何が何だかわからなくなってしまう。絞り優先オートにして、f4.0で撮影した。ISO感度は800だ。

そうすると、なんだかすごくいい感じに撮れてるなぁと思ってしまった。余裕がなかったのでレフ板を建てていないから、手前側の光を起こせない状況で、暗く写ってしまっているのが多いけど、これはこれで佳いな。

マクロプラナーは、柴田書店のカメラマンである大山君が中判カメラで「すごくいいですよ!」と愛用しているレンズだ。中判と35mmカメラではレンズも違うけど、きっと佳いだろうと思って背伸びをするつもりで買ってみた。結果、とてもよい買い物をしたと思っている。何がよいかというと、完全にマニュアルフォーカスだということだ。

僕はまったくカメラを使ってこないまま30代を迎え、コンパクトデジカメ→ デジタル一眼レフ(キヤノンAPS-C)→デジタル一眼レフ(オリンパス・フォーサーズ)と展開してきた。むろん、フォーカスはぜんぶオートフォーカス。今回持ったカールツァイスが初めてのマニュアルフォーカスレンズだ。
その世界は全くもってオートと違う。オートフォーカスは瞬時にピントが合うため、合わせようと思ったところにピントが来た絵が、いきなり現れる。
けれどもマニュアルの場合、ぼやっとしている状態から、リングを回すと予期しなかったところからピントが合っていき、微調整をしながら自分が合わせたい箇所にピントを合わせる。そうすると、ピントが「面」であるということがよーくわかるのだ。カメラマンという人種がどのように被写体をみているのか、ということがようやくわかってきた気がする。
ただし、やはり僕は自然光よりはストロボ使用の方が好きだ。だから、実はドイツ・フランスから帰国後、すぐさまニコンの純正ストロボを買い求めた。それと共にオートフォーカスのマクロレンズ(ニコンではマイクロレンズと呼ぶらしい)も入手。カールツァイスはマニュアルだから、片手にフラッシュをもっての撮影ができないからね。

こういうシーンで、もう少し光の粒子をまとわせてあげたい、と思ってしまうのだ。
それにしてもD700は佳いカメラだ、、、
上位機種のD3や、D3Xの方がプロユースだということはわかっているけれども、食い倒れ出張時に持ち歩ける大きさであることや、片手撮影で苦がない重量であること、そして外部ストロボをリモートで発光させるためのコマンダーになる内蔵ストロボがあるというのがでかい。
シャッター音が大きいのがちょっと気になるけれども、それ以外は大変に満足している。というか、これがニコン品質なんですね、という感じ。恐れ入りました。歴史は力なり。
アクアヴィーノでは、このメニューから、菜彩鶏の雑穀入りリゾットをしばらく出しているようだ。関心あるひとはぜひ味わって欲しい。やまぶどう原液のスプマンテ割はレギュラーメニューになっているようだ。こちらも味わってみていただきたい。
それにしても日高シェフの腰の低さ、謙虚な応対ぶりには恐れ入った。巨匠クラスなのに、、、全てを見習いたいと思う。
重要! ニコンのカメラのせいじゃなく、僕の使い方による部分があったので、赤字二重線を入れておきました!
ここしばらく、ニコンD700だけを持って行くことが多くなった。単焦点レンズである24mm、35mm、50mm、60mmマクロを付け替えしながら使っていたのだけれども、、、
すっごくゴミがつきやすい!
デジタル一眼レフを使ったことがある人なら分かるだろうが、銀塩カメラのフィルム面い該当するイメージセンサーの部分に微細なホコリが吸着し、それが画像にボツッと映り込んでしまうのだ。銀塩カメラの時代には、フィルムにホコリがついても、一枚送ってしまえば次のフィルムはまっさらだ。しかし、デジカメのイメージセンサーのホコリはずーっとそこにあり続ける。例えば下記写真に、小さな毛のようなのがついているの、おわかりだろうか。(クリックすると大きくなります)
観ての通り、非常に悲しいものなのだ。ゴミっちゅうのは、、、
しかも、そのゴミを取り除く有効な方法が、あまりない。イメージセンサークリーニングという仕組みがあって、センサーについたホコリをふるい落とす機能をだいたいどのメーカーも有しているのだが、キヤノンやニコンのそれは、ほぼ気休め程度にしかならない。実はオリンパスのデジタル一眼レフに搭載されている仕組みがトップレベルで、特許を押さえているから、他社は今ひとつ効き目のない仕組みに留まらざるを得ないのだ。
例えば、さっきの画像を撮影してから、再生している内に「あああああゴミがついてるジャン!」と思って、イメージセンサークリーニングを数回動作させたのだけども、その10分後くらいに撮影した画像には、位置を変えてきっちり映り込んでいるのである。
ゴミがいくつもついているのが確認できると思う。うーん、、、これはひどい。
そういえば、オリンパスのカメラを使っている時、ゴミの心配など全くといっていいほどしていない。オリンパスのカメラでは、電源のオン・オフ時や任意の時にダスト・リダクションと呼ばれるゴミ取り機能を動かすことができる。ブルルルッと、案外大きな駆動音でセンサーがふるわれているのを感じる。結果、ゴミがついたというのを感じることはほとんど無い。これが驚異的だということを、長らく忘れてしまっていた。
キヤノンのカメラを使っているときも、たまにサービスセンターにいってクリーニングをお願いしていた。ありがたいことに無償だったけれども、旅先でここぞというタイミングで撮影したいときに、ゴミがついていたということになると本当に困る。ニコンの場合も、いまや最大の問題がゴミ取り機能の強化じゃないだろうか。
僕が買ったD700にはイメージセンサークリーニングが搭載されているが、上位機種であるD3にはそれがない。D700でこんなにゴミがつきやすいんだから、D3ユーザーであるプロカメラマンの人たちはすごく苦労しているだろうなと思う。
僕の師匠である八木澤さんも「あまりレンズ付け替えない方がいいよ。ホコリ吸い込むから」という。そうなると、よく使う焦点域をカバーする高性能ズームレンズを買うしかない。
ニコンの場合、D3と共に登場した24mm-70mmf2.8 という、超高性能にして超高価格(実勢価格20万円前後!)ズームしか、事実上選択肢はない。ところがつい先日、シグマというレンズ専門メーカーから、同じ焦点域、同じf値のレンズが出た。しかもこちらは10万円程度。安くはないけど、これでいいかぁ、、、と思っていたが、
「やまけんちゃん、やっぱり純正メーカーのレンズがいいと思うよ」
っという八木澤師匠の声に押されて、買ってしまった24-70mmf2.8!
しかし、、、残念なことはたびたび起きるものだ。
このレンズ、初期不良であった、、、ズームリングがスムーズに廻らない。途中でガコッとやたら抵抗の大きい部分が2カ所ある。写りは特に問題ないようだが、、、
「ん、これはひどいね。初期不良でしょ!」
と、北海道のプロカメラマン本田氏(ニコンF5ユーザー!)も確認してくれたので間違いない。早く返品したいけど、しばらく出張ばかりでいけないよ、、、20万円超のレンズでこれはないだろう、とかなりへこんだのである。
以下、黄色の色かぶりがする、という現象について写真を引用しながら書いていますが、これはトラブルでもなんでもなく、蛍光灯がまたたく間隔より早いシャッターを切ってしまったことによる「フリッカー現象」というものでした。これをなくすには、1/100以下のスピードでシャッターを切る必要があるそうです。ご指摘いただいたニコンの梅林様、ニコンユーザーの渡辺様、どうもありがとうございました!
実は、それ以外にもD700にはちょっと困った現象が発生する。低照度の場面で撮影をすると、画面の半分に黄色いセロファンがかかったような、変な描写になるのだ。最初は、ドイツ・フランス行き前の、牛肉食べ比べ会の時に発生した。
ね。画面全体というわけではなく、ある範囲のみ、黄色っぽくなる。
この現象がずっと継続するので、この日はろくに写真を撮れなかったのだ。明日からのヨーロッパで使えないじゃん!と慌てて購入先に行き、相談して一台取り替えてもらった。担当者さんはニコン通だが、「こんな現象は初めてです」という。しかし、、、二台目になっても発生するのだ。
まず、比較用として、まともに写っている写真。
その直後に同じ条件で撮った写真。
なんなのこれは!?
これもまた頻発した。
画面の全域にわたって色がかぶるのであれば、補正でなんとかなる。けれども、黄ばむのがある範囲内に限定されるから、ややこしい。
ちなみに低照度下で、ストロボを発光させない条件でないと再現しない。ストロボを使うときちんととれる。低照度のシーンに強いはずのニコンのカメラがこんなことになると、非常に困るんだけど、、、
ということで、D700は、使っていてとても素晴らしいと思う時と、「ダメだこりゃ」と思うときが極端なんである。オリンパスのE-3やE-420を使っている時には感じられなかったボケ味があったり、ホワイトバランスの優秀さ、ストロボ撮影をしたときの自然な配光など、オリンパスを上回る部分は多々ある。
しかし、オリンパスのカメラもまた、ニコンのカメラでは代替できない優秀さがあるんだな、と感じたのである。ダストリダクションシステムは先述の通りだが、動作の信頼性という点ではE-3も極めて高いポテンシャルを持っている(バッテリーの持ちに関しては、ニコンに大きく軍配が上がるけど)。
それにやっぱり大きいと思うのは、レンズの違いだ。
オリンパスのレンズはやっぱりとてもいい!何がいいかというと、絞り開放から全く心配なく使うことができる画質なのだ。それが当然と思っていたけど、ニコンのカメラを使うようになって絞り開放で撮影すると、「なんじゃこりゃ!?」と思うこと多数。やっぱりいま思うのは、オリンパスのZDレンズをニコンにつけられたらなぁ、ということである。悩ましい、、、
そういえば、オリンパスから新機種E-620が発売される。
これ、かなりお薦め度の高いカメラだ。イメージセンサーが新しいものになっているので、僕が持っているE-3よりも綺麗な絵がとれるはずだ。しかも、軽い!E-420とE-520の中間的なモデルだから、これまでの機種にくらべかなり使いやすいと思う。ファインダーのみえはおそらく佳くないと思うけれども、明るいレンズとAFを組み合わせれば、そう困ることはないはずだ(すくなくとも僕はあまり困ったことはない)。ただし僕は、ここんとこニコンに投資しすぎたので、しばらく買い物モードは一休み。E-3の後継機種が出るまで、静かに過ごそうと思う。だれかかったら触らせてください~
うーむ やっぱりアマチュアが、偉そうにカメラ談義なんかやるもんじゃないな。一つ前のエントリを公開してからFOODEXに向かい、講演の準備をしている時に、メールが届いた。
なんとニコンの役員さんである!
僕が掲載した写真の現象は、フリッカー現象である可能性が高い、ということだった。蛍光灯の下で撮影する場合、シャッタースピードが速くなると、このようなまだら写真になることが多いらしい。
また、その後もニコンユーザーのプロカメラマンさんから同様のご指摘をいただいた。
原画像を観て、シャッタースピードを確認しないといけないが、どうやらこれは完全に僕の無知によるものであるようだ。
ニコンのご関係者さんならびにニコンユーザーの皆様には深くお詫び申し上げたいと思います。どうか許してやってください、、、
それにしてもニコンのしかも役員さんが、このようなブログごときにきっちりと、しかも誰よりも迅速に対応してくれたことに驚きを覚えてしまった。銀座サービスセンターに一度足を運ばせていただきたいと思う。
ということで、先のエントリは後日、一部修正します。
いま、FOODEXのセミナー修了し、次なる講演先に向かいます。農業法人協会という強者の集まる会でお話ししてきます。
昼食時に近所の公園で花を。
いまはまだ、何を撮っても想像以上にボケる!という事実が衝撃的な段階だ。まあ、幸せな段階だとも言える。
オリンパスE-3だと、絞りを開放にしてもこんなにぼけることはなかったので、とにかくf2.8開放で撮りまくっている。さすがに最新設計のレンズだけあって、絞り開放からとっても高画質。綺麗だ。

カメラマンの師匠である八木澤さんには、「いずれF12の壁が来るよ」と言われていた。F12の壁とは、だいたい料理写真とかを撮影する際に、F12程度まで絞り込めば、被写体にピントが合い、様になった写真が撮れるのだけども、そこから先、創造的な写真を撮るのは難しくなるという壁だそうだ。
でも、僕の場合はそんな壁は全然まだ先っぽい。フルサイズのカメラという新しい道具のポテンシャルに、ふりまわされている。そしてそれが楽しいと思える段階だ。
D700にこの長いレンズを付けると、肩に掛けたときに身体の脇に出っ張ってしまい、対向車とか前から来る人に当たらないか、ちょっと怖い。でも、いろんなカメラマンが「いま、ニコンではこれ以外に選択肢がない」という。それがわかるような気がする。すげーレンズだ。オリンパスのF2.0レンズ群とは全く性格が違うけど、これもいい。
ちなみに最近の僕の出張時カメラ装備は、
ボディ:D700
レンズ:28-70mmf2.8 と マイクロ60mmf2.8
ストロボ:SB-900、ルミクエストのソフトボックス、ストロボのアンブレラアダプターとエツミの軽量スタンド
バッグ:クランプラー ミリオンダラーホーム7
だ。かなり重いぜ!
さてそろそろ行ってくるかぁ。
先日、ニコンのD700で撮影した画像がおかしいと騒いだのが、蛍光灯を撮影するときに起こりがちなフリッカー現象だということがわかったといいう顛末を書いた。実はあの後、僕に連絡をくれた取締役のかたに、ニコンの銀座サービスセンターに誘っていただいたのだ。
「いちど、銀座センターにいらっしゃいませんか。撮影してしまった画像も、何とかならないかうちのものに聴いてみますので」
キヤノンのサービスセンターも銀座にあるが、ニコンも東京では銀座と新宿にセンターがある。ちなみにオリンパスは神田。僕は出張にほぼ確実にデジタル一眼レフを持っていくし、撮影するのは畑などの屋外であることも多いので、サービスセンターにはお世話になることが多い。カメラにとっては過酷な使い方を多々している。以前、オリンパスE-3を、四万十川の支流でドポンと浸けてしまった時は、修理に5万円以上かかってしまったものだ。そしてニコンでも早速お世話になることになってしまった。
銀座サポートセンターは、ビアホールの銀座ライオンの裏手の通りにあるビルに入っている。あらかじめ役員さんが話しを通してくださっていたおかげで、プロサービス担当の中嶋さんが、「こういう時の画像処理について、アドバイス差し上げますね」と出てきてくださった!
ニコンではニコンプロサービス、略してNPSというものがある。登録をしておくと、機材が壊れた際に修理代金が割引になったり、代替機材を貸してくれたり、新製品を貸し出ししてくれたりするものだ。もちろんプロじゃないとダメ。かつ、ニコン製のボディ3つ以上と、レンズ5本以上を持っていないと登録できない。僕がお付き合いしてきたプロカメラマンで、ニコンユーザーの人は残らずこのNPSに登録している。そして、僕らアマチュアの憧れといえば、「NPS」というロゴの入ったストラップである。僕もいずれは、NPSストラップをもてるようになりたいものだ。
さて、にこにこする中嶋さんと一緒に、PCの前に座る。
「ブログ、見せていただきました!勝手ながら画像をダウンロードして、こういう色かぶりをどうすればいいか、ちょっと試してみたんですよ」
といいながら中嶋さん、画像のフォルダを開く。まず開いたのは、フリッカー現象で画面の半分が黄色かぶりしてしまっている写真。
肉の載った皿をみれば一目瞭然、ちょうど左半分が、蛍光灯のまたたきの瞬間に重なり、黄色くなってしまっている!
「これをですね、ニコンのキャプチャーNXというソフトを使うと、、、こんな感じになるんですよ!」
といって中嶋さんが、圧倒的な魔法を起こしたのである!!!
な、な、なんじゃこりゃぁああああああああああああああ!!!???
黄色かぶりが全くといっていいほど見えなくなっているではないか!
「他の画像も直してみました。」
■修正前
■修正後
■修正前
■修正後
もう本当にビックリである!
しかも、この画像処理に掛かった時間は、、、
「そうですね、7枚の画像修正に20分くらいはかかっちゃいましたね」
いや、20分かかっちゃったじゃなくて、20分しかかかってないんでしょ!?
驚く僕を尻目に、中嶋さんがソフトを立ち上げる。
「実はニコンが作ったキャプチャーNX2というソフトがあります。この製作に私も関わってるんですが、これで簡単に修正ができるんですよ」
(↓これがキャプチャーNX2)
■http://www.nikon-image.com/jpn/products/software/capturenx2/index.htm
キャプチャーNXの存在は、僕も識っていた。だいたいどのカメラメーカーも、自前の画像処理用のソフトウェアを出している。キヤノンから出ているDigitalPhotoProffecionalは使い勝手が佳くて、かなり使い込んだ。でも今では、RAW画像の現像を含め、SilkyPixというソフトを使っているところだ。
キャプチャーNXは、新宿ヨドバシカメラにて、プロカメラマンさんが説明会をしているのを覗いたことがある。カラーコントロールポイントという、特定の範囲内の画質を調整するための仕組みが最大の特徴で、コントロールポイントを使えば、空の青みだけをぐっと濃くしたり、人の顔が暗く移っているのを部分的に明るくしたりということができる。ああ、使ってみたいと思っていたけど、その頃はニコンユーザーではなかったのでまだ観ぬ機能だった。
(↓これがカラーコントロールポイント)
そのキャプチャーNXの製作に関わった人が直接教えてくれるのだ!
「まず、色かぶりしている部分にカラーコントロールポイントを置きます。黄色になっているのを除去したいわけですが、幸いなことに、写っている皿は白色ですし、机の上もあまり色が濃くありませんので、彩度を弱めてあげるだけで調整できます。「彩度を下げる」というっても簡単です。コントロールポイントから出ているこの線をちょっと短くしてあげます。」
うおっ
ホントだ、彩度が下がった!
カラーコントロールポイントは範囲を円で指定できる。円の半径も自由に調整可能だ。でも、一つのポイントが描く円だけでは画像の全てをカバーできない。
「コントロールポイントはいくつでも複製できるんです。このポイントを右クリックして複製し、また違うところにおけば、同じ効果を与えることができるんです。」
そういって中嶋さんは、黄色かぶりしている左半分をほぼ覆う形でポイントを配置した!
これで、背景部分の黄色はほぼ除去できた!
「しかし、これだけでは不十分です。中央の焼いた肉の部分も黄色が載ってしまっています。ですので、肉の内部をくまなく覆うようにポイントを配置して、健全な部分の色が全体に反映するように調整します。」
その結果がこれだ!
ううむ、元からこういう写真だったとしか思えない、見事な処理である!しかも、処理した画像にはほとんどノイズが載っていない。JPEG画像は何度も保存を繰り返すと、その都度、圧縮を行うので画質が劣化する。でも、それがほとんど意識できないできばえなのである。
「このソフトは動作が重いとよく言われるんですが、実はかなり複雑な処理をしています。8ビットの画像を16ビットにロードして、それをまた直すといった処理です。なので、画質劣化はかなり抑えられます。ですから動作の重さはちょっと目をつぶっていただければと思うんですけどね。」
このほか、ゴミが映り込んだときに修正を行うブラシ機能も教えてもらった。
「例えば、この画像に写っている女性のほくろを消すことにしましょう。このブラシを選択して、該当部分をこすると、、、はい、消えました」
これは簡単!周辺のピクセルを解析して、自然な消し方をしてくれた。
うーーーーーーーーーーーーーーーーーーむ
マジでビックリ。ちなみにキャプチャーNXは有償ソフトで、17900円と、それほどお安くはない。けれども、安くないのも当然の機能ではないか! 機能を試すことは誰でもできて、60日間の使用が可能だ。普通、トライアル試用は30日程度だけど、担当者さんのインタビューを観ると、「機能が多いし、最近のユーザーさんは会社が終わって帰宅後しか使うチャンスがないということもあるはずなので、使い込んでいただくのには2ヶ月くらいあった方がいいだろうと、設定しました」とのこと。ニコンユーザーでなくともJPEG画像の補整ができるし、画質劣化も非常に少ない。カラーコントロールポイントの技術にふれるだけでも、価値があると思う。
ちなみに以前、ゴミが入ったという、愛媛県大洲市の雲海の風景写真を、補正してみた。
クリックすると大きい画像になるが、どこにゴミがついていたかおわかりの方、いるだろうか。かなり見事に消すことができた。
とりあえず僕は、あと数日で試用期間が切れるので、買うことにする。ニコンのオンラインショップがまた、会員登録しないといけなくて面倒なんだけど。しょうがないか。
それはともかく、ニコン銀座サービスセンターの中嶋さん、そしてこの日対応していただいた森さん、プロサービスの会員でもないのにわざわざおつきあいいただいて、どうもありがとうございました!
軽井沢にて、小さな路傍の花。

相変わらず僕は食べられないものには関心がないので、この花の名前もしらない、、、(苦笑)
さてこの花、紫色なのだけど、デジタル一眼レフで撮影すると、青にころんでしまう。実はオリジナル画像はこちら。
これを修正するため、例のニコンのキャプチャーNX2を使って、コントロールポイントをたくさん設置して、色を調整した。
グレーの小さな点が、あちこちにある。これがコントロールポイント。青くなってしまった花弁のあるところすべてをカバーさせようとするとこうなる。
いままで、RAW画像とJPEGの最高画質の二本立てで撮影をしてきたのだけれども、最近はよほどのことがない限りはJPEGだけになってきた。それは、JPEGを開いてこのキャプチャーNX2で修正すると、あまり画質の劣化がないからだ。これはかなり驚き。
ところで先日、画像を整理しようとHDDに取り込んでビューワーソフトでフォルダを見ると、連番のファイル名順にソートしているのに、後の方に撮影した写真が先頭にソートされてしまう。なんじゃこりゃ、と思ってよくみたら、ファイル名が9999を通り越し、0001からカウントされている。
おおおおお つまりカウント数の最大値である9999枚を過ぎて、最初に戻ったと言うことか! 1月後半に購入して3ヶ月で1万ショット行ってしまった、、、この分だと、シャッター耐久回数はかなり早い段階で超してしまいそうである。んー、、、
ちなみに今、僕は32GBのCFカードを使っている。JPEGだったら2000枚も撮れてしまう広大な空間だ。D700は画素数が1200万画素と控えめなので助かる。以前は年間通じて数GBで収まっていた画像ファイルの肥大化は進み、現在HDDは1.5GBのものを2台購入し、デスクトップマシンに着けて、ミラーリングしている。
伝説のカメラマン田中長徳さんなんかの本を読むと、「RAWで撮っている人がいるけど、「いつか使うかも」のためにそんなことするのはおやめなさい」というようなことを仰っている。うーん確かに、と思うが、露出やホワイトバランスを違えてしまった場合の救済策として、やはりRAWで撮る保険はとっておきたいと思って、これまではRAWも併用。しかし、キャプチャーNX2のおかげで、その必要がなくなるかもしれない。
恒例の岩手県二戸市での仕事の後、十文字さんと落ち合った。十文字チキンカンパニーという、ブロイラーの業界で5本の指に入る会社の社長さんである。初めてお会いした時に、カメラ好きだということを伺って以来、どちらかというとカメラ情報交換相手として交流が続いている。なにせこの方、カメラの購入・売り払いのサイクルが凄まじく早くて、持っているカメラ類がころころと変わっていくのだ。
「今日は、自宅へいらして下さい」
とお招きいただいて、二戸駅からも近いご自宅の自室へ。「整理整頓」が仕事上のモットーとおっしゃるだけあって、自分の部屋がすさまじく片付いている!俺には無理だぁ、、、
もちろん、二人が集まればカメラ談義。十文字さんは古くからのマニアだから、銀塩写真の名機をいろいろと持っておられる。とはいっても、「これは!」と思うもの以外は手元に残さないで売ってしまっているらしく、所有物は絞り込まれていた。
その中でぼくが惹かれたのがこれ。
リトルニコンというらしく、本当に小さなボディのカメラ。でも、ファインダーを覗くとくっきりした視野が開ける。ああ、銀塩のマニュアルフォーカスの時代は、とにかくファインダーを覗きながら手で合わせていたんだな、という当たり前のことに思いをはせる。
そんな十文字さんが最近使っているのは、コンパクトデジタルカメラだと写真のLUMIX LX3と、意外にもオリンパスのSPシリーズ。下の写真の中段にボケッと写っているやつだ。
「これ、便利なんですよ。ズームが20倍でよく寄れるのと、ワイヤレスフラッシュを使えるんです」
え、マジ?
オリンパスのフラッシュであるFLシリーズを使うと、ほんとにワイヤレスでの撮影ができた。これ、もしかして俺の使い道もカバーできる?なんて思ったり。
ちなみに一眼レフは、キヤノン、ニコン、オリンパスの三大システムすべてをTPOにあわせて使い分けておられる。かなりのヘビーユーザーなのである。
「さて、と。じゃあ、今日はやまけんさんにぜひ会わせたい人がいるんで」
と、移動。二戸市の合同庁舎のすぐ前に、レストランなどが入っている小さな商業施設があるのだが、そこに写真館がある。
■高村正彦冩眞舘
http://www.excelgarden.net/norihiko/
いやーーーー
久しぶりにうちのめされましたな!
実は、写真集のたぐいはあまり観ないので、どういう写真が佳い写真なのかというのはあまり識らなかったりする。dancyuや専門料理などの料理専門写真に関しては、自分なりに好みというものが存在するが、ポートレート写真などについては僕は定見をまったくもっていない。
しかし!
この高村さんが写す、農村の老夫婦の写真にはマイッタ!本当に参ってしまった!
スタジオのエントランス入ってすぐにかけられたプリントをみて、心から素晴らしい写真だと思ったのだ。
そして、それは彼のWebに縮小版で掲載されている画像からは全くわからない、静かな空気のようなものが充ち満ちていた。
例えば下記の写真。高村さんのWebにサンプルとして掲示されているものを引用させていただく。
これを見ただけでも「わ! 素敵!」と思われるだろう。ちなみに背後に写っているのはタバコの葉。二戸市はタバコ栽培で賑わう産地なのだ。
けどね。
全っ然 違うのですよ! ホンモノのプリントを観たときに味わう感動とは!そこにはまさに「空気感」といえるようなものが漂っていて、たんなる「画像」とは違う「写真」があるといえるものなのだ。
実は高村さんは、地域密着型の写真館を営まれながら、ご自分のライフワークとして地域のご老人の記念写真を撮影していらっしゃる。彼のWebではその一端にふれることができる。
なんと、十文字社長はこの高村さんとずーーーーっと古くからのつきあいで、家族の写真を全て記念撮影してもらっているのだ。さっきの高村さんのサンプルの写真の中にも一枚あるので(笑)探してみると面白いかも。そして、おそれおおいことに、高村さんは僕のブログの写真を非常に評価して下さっているのだという。
「われわれ、フィルムを使う世代にはデジタルでの光の入れ方などはまだ把握しかねている部分が大きいんですが、やまけんさんのは、、、」というのを書くのも恥ずかしい。行き当たりばったり写真しか撮っていない僕がこんなスーパー写真家にほめていただくなんて、10年早いのである。
しっかし
ほんとうに高村さんの写真はすごい!
プリントされたものをみているだけで、写真ではない他のメディアのような、ふしぎな存在感が放射されてくるのだ。
「これが僕の仕事用カメラです。」
と見せていただいたのがこの二台。
フジのGX645と、なんとローライフレックスの中判だ。
「どうしても使いたいレンズがありましてね、、、」
とおっしゃっていたが、やっぱりなんとなく、腑に落ちるものがあった。
今僕はニコンのD700という、35mm版カメラと同じサイズの撮像素子を持ったカメラをメインで使っている。これまで使っていたオリンパスのカメラは、撮像素子のサイズが35mm版の1/2の大きさだ。そうなると何が違うかというと、同じ被写体を同じ大きさで撮影した場合に、前景や背景のぼける量が少なくなる。D700を持って撮影するたびに「おおっ」と驚くほどに違う。
けれども実は、それ以上の違いがあるな、と思っている。オリンパスのカメラの前には、キヤノンのEOSを使っていた。これは、オリンパスの撮像素子よりは一回り大きい撮像素子をもっているものの、35mm版よりは小さいサイズのものだ。それを使っていても感じなかった変化が、D700を手にしてから起きた。明らかに撮影した画像の質が違うのだ。それは、単にボケの量の問題じゃない。言葉にしようがないんだけど、写真からでてくるものが違うと言う気がしてならないのだ。
誤解無きように願いたいが、オリンパスのフォーサーズというシステムから産まれてくる写真は、素晴らしい。自分の欲しい画角とボケの量をきちんと計算して撮れば、スペック的には遜色のない画像を得ることが出来る。オリンパスからは、もうすぐ一眼レフが大型になってしまう最大の要因であるミラー部を除いた「マイクロフォーサーズ」という規格のカメラが発表されるが、間違いなく買うと思う。
けど、それとは全く別の写真を撮る道具として、D700があると思っている。同じ写真は撮れないのである。
そして、高村さんの写真を見て思うのは、35mm版のカメラでは絶対にだせない空気感のようなものが、中判以上のフォーマットのカメラにはある、ということだ。僕が4×5の大判カメラを買い求めたのも、それが欲しいからだ。残念ながら、D700に夢中でポラを切っただけでまだお蔵入り中なのだけど(笑)
高村さんの写真には空気が写り込んでいる。写真を見た瞬間に感じるのは、背景に拡がる畑の清冽な空気がこちらにまで漂ってきそうな臨場感。それは、実物を超えた世界ともいえるように思う。
高村さんの写真を観て、東京に帰ってきてしばらくして、日本のカメラメーカーであるPENTAXが、来年中に中判のデジタルカメラを発売するという報に触れた。価格はなんとか100万円を切るくらいにするという。
「なんじゃそれは、高い!」
と思われるかも知れないが、大きい撮像素子を使ったカメラを造ろうとすると、価格はどうしても高くなる。業務用で中判カメラをカバーするデジタルバックという製品など300万円以上するんだから、、、100万円なら、安いと思う。ま、それにレンズを標準・広角・望遠・マクロと足していくと170万円くらいになっちゃうと思うけど、、、
僕は今から、来年度にむけて貯金しようと思う。デジタルで果たしてあの「空気感」を画像に定着させることができるのかはわからないけれども、試してみる価値はあるだろうと思うからだ。僕も、農村の風景を撮りたい!
さー 仕事頑張るモチベーションができた!
高村さんの奥様のお手製の麦もち。岩手ではもち米が出来なかった時代があったので、麦を練って餅にするのだ。
そして、中にあんこが仕込まれた、これまた麦のまんじゅう。

絶品に美味しい。
大変に佳いお茶をいただきました、、、
ちなみに高村さんは家族の記念写真を得意にしておられるが、被写体のみんなが素晴らしい笑顔をしているものが多い。それはひとえに奥様が「笑わせ役」をしていらっしゃるからだという。いや、それは一番重要な役回りだ。結局、人を撮る写真の善し悪しとは、コミュニケーション力が全てだと思うからだ。
素敵なお二人。たくさんの示唆をいただきました。どうもありがとうございました!
そうそう、高村さんには4×5の大判カメラ用のフィルムホルダーと、なんとお父様の遺品である大判用レンズをプレゼントしていただいた!申し訳ありません、まだ大判のフィルムで撮影を出来ておりません、、、(苦)
それにしても写真って深い!
この分だと、写真にはまだまだ飽きずに自分のライフワークにできそうだ。
オリンパスから正式にリリースされたE-P1。実に佳いカメラだと思う。
まず、小さい。一眼レフには必須だったペンタミラーというものを排したことで、なんとボディ重量がコンパクトデジカメの大きいもの程度の重さ335gである。
しかし、コンパクトデジカメとは違い、レンズ交換式カメラなので様々なレンズを漬けることが出来る。そして、詳しいことは省くが、光学的にレンズの大きさも非常にコンパクトにすることが出来る。
上の写真に着いているレンズに17mmという数字が見えるが、このカメラのマウント規格だと、通常のカメラの標準規格とされている35mm版カメラに換算するには2倍にする必要がある。つまり17mm×2=34mmという焦点距離になる。スナップショットには非常に適した画角だ。しかも明るさはF2.8と明るい。これがムチャクチャにコンパクトなのである。
しかも嬉しいことに、これまで僕が買い溜めていたフォーサーズ規格のレンズや、オリンパスの銀塩カメラ時代のOMレンズなどが、アダプタ経由で使える!
これが実に愉しそう!海外のフォトサイトから引用するが、銘レンズの誉れ高いZD50-200mmというレンズを着けると、こんな風になる!
この大きなレンズをグリップが平らなE-P1でハンドリングするのは大変だろうけど、これでものすごく佳い写真が撮れてしまうというのは、実に実に愉快じゃないか!
ちなみに、すでに海外の写真関連サイトにはサンプル画像が挙がっているのだけど、画質はまさにオリンパス画質だ。つまり、とても佳い。ニコンともキヤノンとも違うテイストの、くっきり細部まで明瞭な写真。被写界深度は深めになり、つまり大きなボケを狙うなら、明るいレンズで絞りを開放近くにしなければならない。けど、オリンパスのレンズなら、開放でも全然問題なく使うことが出来る。
僕として残念だったのは2点。
ひとつめはファインダー(覗き穴?)がないこと。背面液晶を観ながらフレーミングするというのは、上記写真のような巨大レンズを着けた状態ではやりにくそうだ。使ってみないとわからないけどね。実は、ファインダーに眼をつけた状態って、それ自体がカメラを固定することだから、ブレの防止になる。通常のコンパクトカメラのように背面液晶だけで撮影するのはどうなんだろう。パナソニックの女流一眼・G1シリーズのように、EVFを着けて欲しかったと言うのがホンネだ。
ふたつめは、ストロボ関連。実は本機種には内蔵フラッシュがない。しかしそれはいいのだ。僕も内蔵フラッシュで被写体を照らすことはほぼ無いので。ただ、内蔵ストロボがないということは、オリンパスやニコンが実現している、クリップオンストロボをワイヤレスで発光させる、コマンド送信機能が使えないということだ。これは、ストロボをワイヤレスで発光させることでライティングをしている僕にとっては退化である。実は、ファインダーがないことよりもこちらのほうが残念。
けれども、このE-P1は最初の機種。今年度後半には、この上位機種も噂されている。さすがにそれには、僕の懸念点の二つが盛り込まれるだろう。
ということで、わたしゃ本機を買いますぜ。どうも、僕のブログをみてオリンパスのカメラを買ったという人が多いらしいが、そういう人達は最近、ニコンD700ばかりを使う僕に「なんだよー」と思っていることだろう。いやいや これまで使ってた銘レンズを、こいつにくっつけて遊べるんですぜ。しかも、もっと小さいレンズ群が出るんですぜ!
このおもちゃで遊ばない手はない。7月3日が楽しみだ。発売日に入手できるだろうか、、、
■E-P1製品情報
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/ep1/index.html
知人からAiAFニッコール85mmf1.4というレンズを借りていることは前にも書いたと思う。このたびの京都・丹後地方の二泊三日にも連れて行ったのだけど、本当に使うのが難しくて苦労した。
f値というのは、検索して調べてもらうといいと思うが、レンズの性能を示すもので、値が小さければ小さいほどに明るいレンズだと思えばいい。そして、この値が小さくなるほど、一般的には高級なレンズになる。ごらんのとおり、「前玉」と呼ばれるいちばん先っぽにあるレンズからしてデカイ。「ガラスの塊」と評されるレンズだ。この大口径で光をかき集めるから、安価なキットレンズのような安いレンズ(f5.6とかの)では暗くて写らない場所でも、写真を撮ることができる。
でも、明るい、ということだけではない。f値の小さなレンズで、絞りをそのf値いっぱいに開けると、ボワッと前景と背景がぼけてくれる。冒頭から、掲載している写真はすべてこのレンズの開放値であるf1.4だ。ぼわーんとぼけてる。
カメラ、というかレンズには絞りというものがあるのだけど、一眼レフを使い始めた頃の僕は、まったくその絞りがなんたるものなのかわからなかった。EOS KISS DIGITAL Nを使い始めた僕は、もっぱらPモード(プログラムモード)で撮影をしていた。Pモードとは、その時の環境の明るさと被写体の距離などから、カメラが最適な絞りとシャッタースピードを求めて撮影してくれるという、至極便利なモードだ。つまり最初の頃の僕は、何も考えずに構図だけ決めてシャッターだけ押していたわけだ。
しかしあるとき気づいた。なんだか被写体や撮り方によって、ピントが合っている部分が小さかったり、逆にピントがビシーッと背景まで合っている写真ができてしまう。具体的には、マクロレンズというものを使って、野菜や食べ物をアップで撮影しようとすると、ピントが合う面がやたらと薄い。なんじゃこりゃ、と思ったが、その頃の僕にはわからなかった。たとえばこんな↓写真ね。

こういう状態を「被写界深度(ひしゃかいしんど)が浅い」ということがわかったのは、しばらく勉強してからだ。ピントは、レンズから任意の距離に垂直の面(壁と考えてもいい)に合う。そしてその面には深さがある。深ければピントはそれだけ合い、浅ければ、ピントは本当に一点にしか合っていないように見える。これをコントロールするのが「絞り」というものだ。絞りを開けるとピントは浅くなる。絞りを閉じる(絞る)と、ピントは深くなる。
モノに接近して、クローズアップして写すマクロ撮影の時、さきのPモードというやつは、思い切り被写界深度を浅くする。だからピントが一点にしか合わないのだ。じゃあ、そのピント面を拡げる(深くする)にはどうすればいいか。それはどんなカメラでもだいたい同じで、PモードではなくAvモードというのにダイヤルを合わせる。液晶画面などにf値が表示されるので、それを大きくしていく。キヤノンのEOS KISSシリーズやニコンのD5000とかの入門機種から中級機種まではAPS-C機と言って、Avモードでf8くらいにすれば、通常は十分にピントの幅が深くなる。f値を大きくしていくことを「絞る」というのだ。
僕は実は絞りをかなり絞って、ピントがビキビキに合っている写真が好きだった。dancyuや専門料理などの僕の好きな料理雑誌は、ピントが深く合った写真が多いことがその理由だ。料理のディテールがわからなきゃしょうがないじゃん、と思っていたわけだ。dancyuで仕事をしているプロカメラマンの伊藤さんに「どれくらいの絞りで撮ってるんですか?f16くらいですか?」ときいたら、ニヤリと笑って「f32だよ」と言っていた。銀塩写真ではそれくらい絞ると、画面の全てにピントが合ったようになる。残念ながらデジタルカメラでは、いろんな理由からそこまで絞れない。
また、僕が惚れ込んで使っていたオリンパスのデジタルカメラ規格であるフォーサーズでは、ボケの大きな写真より、被写界深度が深い写真の方が撮りやすい。だから僕も全面的にピントの合った写真を好んで撮っていたわけだ。
しかし、いま使っているニコンD700は35mm銀塩カメラと同じ撮像素子の大きさを持っていて、同じf値のレンズをつけた場合、フォーサーズよりも大きくぼけて写る。僕がいまメインのレンズとして使っている24-70mmというレンズは、f2.8という明るさだ。デジタル対応のズームレンズでf2.8という明るさはかなりスゴイらしい。どでかくて長くて重くて、正直、もって歩くのにくじけそうになるレンズだけど、すこぶる気に入っている。
しかし、このレンズよりもf値が小さいのである、85mmf1.4は!
そして、f2.8とf1.4の差は、僕が想像していたよりも大きかった!
この写真、真ん中に出てきている成長点の先っぽにピントを合わせたら、もうその前後はほとんど合わないでぼやーっとしている。右側の葉っぱの端のほうもピントが合っているように見えるが、これは成長点と平行の位置にあるんだろう。
先のエントリで、飯尾醸造の5代目見習いである彰浩君のこのショット。
飯尾君にピントを合わしていて、前の部分はブワーァッとぼけて、飯尾君から先の背景はややなだらかにぼけている。こんな圧倒的にぼけるレンズは使ったことがなかった。
しかし、だからこそムチャクチャに使いこなすのが難しいのである。 よくいわれる話だけど、たとえばアップで人の顔を撮影する時、ピントの位置はものすごくシビアになる。どれくらいシビアかというと、人物ポートレート写真の基本である、眼にピントを合わせようとしても、下手をするとまつ毛に合ってしまうことがある。それだけの差で、もう眼はぼやっとぼけてしまって、後でその写真をみて「あああああ やっちゃったよ」と思うのである。正直、僕には使いこなすのが難しい。
しかし、こんなに魅力的なレンズもない、、、どうやらまだこのレンズのリニューアルは先のようだし、買ってしまおうかと迷っている。
「なんだよ、食べ物の写真だけ載せろよ」
という声が聞こえてきそうなので、、、この時期、ファーストフードだけども、これは取り合わせ的に美味しくないわけがないという、フレッシュネスバーガーのハモンセラーノバーガー。バンズに砂糖を使わないでくれればもっといいのに。甘さと脂とアミノ酸に頼らないファーストフードってないもんかね。
という、レンズ話でありました。
デジタル一眼レフの人気によって、比較的大きな書店にいけばかなりのカメラ雑誌が並んでいるのを観ることが出来る。その中でも老舗・重鎮といえば、「日本カメラ」と「アサヒカメラ」だろう。実は僕がよく買うのは学研のCAPAだったりするのだけど(笑)、この二誌は信頼性の高い誌面としてカメラファンには識られている。
その日本カメラの今月号に、なんと僕の撮影風景が掲載されているのである。
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こんな感じ↓
結構写真点数が多い!もちろん掲載されている料理写真は全部僕が撮ったものだ。
最初、編集部から連絡が来たときには本当に驚いた。
「え、オレでいいの?」
だって、老舗中の老舗ですよ、日本カメラは、、、
趣旨をきいて納得。カメラのアマチュアリズム精神を大事にしようという企画で、バリバリのプロカメラマンを取材する企画ではないらしい。中には写真集を出したりや写真展を開いている人もいるけど、カメラマンを生業にしている人はあまりいないみたい(よくわからない)なページだ。
でも、嬉しいですね。あまたある食べものに関するWebから選んでもらったのは、内容が評価されていると言うことだろうか。ということで気合いを入れて撮ってきたのですよ。
撮影させていただいたのは、日本カメラの社屋に近い、人形町の養殖・芳味亭。
いただいたのは、もちろんこの店最大の名物であるビーフシチューだ!
洋食は「ご飯に合う」ということが至上命題。その点、トマトっぽさがやけに親しみやすく白飯消費量が進む、ここの甘めのドミグラスソースは実に強い。
なんてことをじっくり考える間もなく、撮影についてのあれこれやポーズを撮ったりと大忙し。いやー緊張したけど、カメラ話で盛り上がったのでした。
どうやって撮影しているか、ということが、カメラをかじった人ならなんとなくわかるようになっているので(秘密の秘密はさすがに書いてもらってないです)、関心のある人はぜひ買ってあげてください。
というか、やっぱり、雑誌に大きくドカンと自分の写真が印刷されているのをみると、モニタで見るのとは全く違った物性が宿って、とても感動する。安い雑誌じゃないけど、情報満載。ぜひ買ってあげてください。
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本の原稿締め切りで大変なことになっているのに、ほんとうに迷惑なものが届いてしまった(笑)
オリンパスから発売された、マイクロフォーサーズ機。従来の一眼レフカメラから、レフレックスつまりミラー機構をとっぱらってしまったことで、ボディ・レンズともに薄型・小型化を可能にした規格だ。
ニコンのフルサイズ機であるD700があまりに素晴らしいので、もしかするともうオリンパスとはさよならかな、と思っていたところにこいつの発売である。しかもこれまで買い集めてきたオリンパスのレンズ群が、アダプターを経由するとこのボディでも使える。
だったら、まずは試さないとね、とオリンパスのオンラインショップでぽちっと推してしまったのである。

購入したのは「全部入り」セット。つまりボディとパンケーキレンズ、標準ズームレンズ、そしてビューファインダーのセット。また初回予約のみだが、サンディスクのSDHCカードと、特製のレンズキャップが着いてくるというものだ。
発売前から人気が高かったのが、この激薄のパンケーキレンズであるM・ZD17mmf2.8というレンズだ。ホント小さいのがおわかりだろう。あ、ちなみに僕の手は普通のひとより小さいのでわかりにくいかもしれないけど、、、
こいつをつけるとこうなる。

なんだか、D700でこれを撮影しながらふと思ったのだけど、こんなに小さくて軽いと、こう持って親指の腹でシャッターを押すという撮り方も出来てしまうな。こんなのも。
それほどに軽いのだ。じつはオリンパスのカメラ関連の掲示板などで事前情報が飛び交う中で、「思ったより重い」という声が結構あがっていたので心配していたのだけど、これなら全然軽いよ!
ちなみにマイクロフォーサーズのレンズは、D700と同じ35mm版に換算すると2倍の焦点距離になる。ので、このレンズ17mmは二倍して34mmという焦点距離になる。35mmは、若干広角気味になるが使い勝手の佳い、スナップ用レンズだ。おそらくこれは意図的にこの焦点距離を狙ってきたな、と思う。
もうひとつのレンズが標準ズーム。14-42mmf3.5-5.6だ。
どのメーカーも、初心者向けエントリモデルのレンズキットには、安価な標準ズームレンズを付属させる。それなりの写りとしかいいようがないものが多いが、オリンパスの標準ズームはかなりいい描写をするものだ。例えば過去ログになるけど、下記エントリの写真は付属の標準ズームで撮影している。
■2007年05月14日
買ってしまったぜオリンパスE-410! ここ最近の写真は実はこいつで撮影していたのダ!
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2007/05/e-410_1.html

これだけ写れば文句ない。で、これをマイクロフォーサーズ規格用に設計しなおしたのがこいつだそうだ。交換式レンズとしてはめずらしい沈胴式レンズで、回すとびよーんとレンズが繰り出される。

個人的に喜ばしかったのが、SDHCカードの採用だ。これまでオリンパスはxDピクチャーカード という、もう誰も使わないよそんなの!というカードを採用していたのだ。ソニーのメモリースティックも存在意義がわからんメディアだけど、xDは遅い!最大容量が小さい!というアホらしいメディアだったので、これは本当に喜ばしい。
通常のフォーサーズ規格のカメラのほうも、今後はSDHCで行ってほしいものである。
まだ充電も終わってないので撮影はあまりできてない。けど、とりあえず外部ストロボを使っての撮影サンプルをば。
ファインダーがないのでライブビューを覗きながら構図を合わせるのがまだ慣れない。画質などはもっと使い込んでから評価したいと思う。
でも本当の楽しみはこれからだ。今買うともれなくフォーサーズレンズをこのマシンに着けるためのアダプターがプレゼントされるのである。それで、オリンパスの優秀なレンズ群をつけて遊びたい、、、続報を待つべし。
日曜日にもかかわらず仕事があったため、広尾へ。どうせなら山崎シェフがいるアクアヴィーノにて、アクアパッツァグループの誇る超人気まかないメシから正式メニューに昇格した一品、ナポリタンを食べに店に寄った。
という話もだけど、本日は手に入れたばかりのE-P1のみをもってうろうろしたのだ。レンズは17mmf2.8一本のみ。つまり34mmという、若干の広角のみで勝負なのだ。しかもこのカメラはストロボが無く、つまりいつも僕が使用しているワイヤレス発光もできない。したがって、地灯り(その場にある自然光)のみの撮影である。

この大きさなので、いつもなら主となる荷物にカメラバッグを持って歩くのだけど、その必要がない。日常的に使っているトートバッグの、財布などをいれる内ポケット内にそのまま収納できてしまった。これはもうコンパクトデジタルカメラ気分。一本しかレンズを持たない時点でコンデジに近い使い方になるわけだけども、コンデジよりはずっとずっと撮像センサーがデカイから、ちゃんとした写真を撮ることができる。
ごらんの通り単焦点らしく、変な歪曲もなく素直な描写。
ISO640で撮影。オリンパスのカメラ規格であるフォーサーズは、撮像センサーがフルサイズの1/2と小さいため、高感度には弱いというのが定説だった。もちろん前提としてはそうだと思うが、このカメラはさすがにオリンパスの最新鋭。僕の持っているフラッグシップモデルE-3よりもあきらかに高感度性能がいいと思う。
そして、f2.8の開放で撮りさえすれば、撮影の仕方によってはきっちりとぼける!
これだけぼけりゃ十分でしょう。
さてアクアヴィーノのランチメニュー、土日のみ出てくるのが特製のラザニヤのセット。
手前のオムレツみたいのがラザニヤね。ペシャメルソースの滑らかさが尋常じゃない。丁寧に作られていて、心から美味しい。
そしてこちらが、隠れた名物・ナポリタン。日高シェフもこれが大好きだという一品だ。
ごらんの通り黒胡椒たっぷり、そして上に乗っている白髪ネギみたいのは、なんとセロリの極細千切り!これを混ぜ込みながら食べるのが旨い!
いや 実はこの間に実感したのだけれども、E-P1で撮るのはとても楽だ。というのは、デジタル一眼レフであれば、どんなに小さなレンズ・ボディであろうとも、カメラを持って、更に左手で料理を手持ちしてのこういう↑カットは撮りにくい。けど、軽量なE-P1であれば全く苦にならないのだ。
コンデジと同じジャン、と思われるかもしれないが、、、実は違う。シャッター部の出来がよくて、片手でホールドして、シャッターを押し込むのが実に楽に、正確にできる。リコーのGR-Digitalを持っているけれども、シャッターの押しやすさは格段にこちらの方がいい。
そして、液晶画面の見えが素晴らしくいいのだ。ファインダーがないことで、使いにくさを危惧していたけれども、逆だった。2004年くらいの、コンデジを持ってばんばん撮りまくってブログを書いていた、何も写真のことを知らなかったあの時代の感覚が戻ったようだ。
ドルチェはアクアヴィーノの向かいにできたジェラテリアのものを店内で食べることができる。リモーネとココナツのが美味しかった。
道路はさんで、はす向かいのせんべい屋にてせんべい買い込み、歩きながらバリバリ。喫茶店で原稿書きもしながら帰宅途中の自家焙煎コーヒー「ピコ」へ。
当面、店主夫妻の二人だけで店を切り盛りすることになってしまったらしく、午前中は焙煎業務に集中するために喫茶営業はしないとのこと! いやーん 午前中の集中時間がなくなる! もし、自家焙煎コーヒーや喫茶店営業について学びたい、仕事したい人がいたら、ぜひコンタクトを取って欲しい。コーヒーの味は保証する。
ちなみにこの画像もISO640。縮小画像だからともいえるけれども、ノイズはほとんど気にならん。使えるぜ、、、
ピコからの帰宅途中、川縁を歩いていると、対岸にオリンパスのデジタル一眼レフ(おそらくE-520とE-30)を持ったカップルが居た。バッグもクランプラーのミリオンダラーを使っていたので、近しく思って声をかけようかどうか迷う。まあでもいいか、と思って歩き始めると、違う方から「やまけんさん!」と声が。えっ?と思ったら、子供を遊ばせていたらしい女性が「あっ 本当にやまけんさんなんだ!!!」と。ずっと前から読んでくれているらしい。こういうのは嬉しいですね。久しぶりに、見知らぬ読者さんとしばしの語らい。それはそうとして、オリンパスのカメラファンはやっぱり、一定数存在するんだな、と思ってしまった。
さて
E-P1だが、開発者が異口同音に言っているように、この機種にストロボがないのは、購入をためらう理由にはならない。なぜか?
ISO感度を上げて撮ればいいから? いや、オリンパスのカメラ史上、最高クラスの高感度特性とはいっても、ISO1200以上になったときにどうなるかはわからない。しかし、、、
オリンパスのカメラはボディ内手ぶれ補正が実に優秀なのである。今日はISO640で、シャッタースピードが1/30という、おそらくニコンD700ではほぼ確実にぶれてるだろうという局面でもブレがなかった。つまり、感度面の不利は手ぶれ補正でカバーできるということ。シャッター速度が遅くても怖がらずに、がっちりホールドをしてシャッターを押してみよう。かなりの確率でぶれない絵が撮れている。
ということで、このカメラはメーカーもそういっているごとく、スナップ用カメラとして最適なのである。僕も当然、D700をメインとしながら、サブとしてこいつを持って行く。そして、D700を持つのがおっくうな場合にも、こいつを外に連れ出せる。しかも安心できる画質であることがわかった。
あとは、フォーサーズの優秀なレンズをつけたときに、どんなパフォーマンスを発揮してくれるか、である。いままではD700+各種レンズと共にE-3+レンズをダブルで持って行くのが死にそうでやめたけれども、ボディがE-P1ならば持って行くのも軽い。だから、標準域やマクロといった部分はD700でセットを構成し、ワン&オンリーな描写をする望遠レンズとE-P1を持って行くというのはどうだろうか、と思っているのだ。 ああ、次の出張が待ち遠しい。それまでにフォーサーズアダプタを手に入れなければ、、、
そうそう
電池の持ちは全く問題ない。なんか、150枚くらいで切れたという話を聞いてびびってたのだけど、、、300枚は撮れるじゃないか!十分でしょ。しかも買ってから知ったが、E-410などのシリーズと同じ電池、同じアダプターだ!よし、予備電池買う必要も無し。
という幸福な気持ちで、月曜日を迎えるのであった。
オリンパスのE-P1はかなり好調な滑り出しをみせているようだ。オリンパスアンチがけっこう多いので、画質がどうの、デザインがどうのと言われるけれども、実際に使ってみるととても優秀なカメラだ。もちろん完全無欠ではなく、欠点というか欠落している部分が多いわけだけども、ユーザーはそれはわかった上で買っているのだからね。単純な画質でいえば、これまでのフォーサーズ史上、最もよい部類に入るだろう。フラッグシップ機であるE-3を所有しているが、正直、そのボディの中にE-P1のエンジン部を載せ替えたいくらいだ。
で、購入をためらっている人の声の多くがフラッシュを内蔵していないということらしい。そう、E-P1にはフラッシュが内蔵されていない。このため暗所での撮影ができないからイヤだという人がいるようだ。
けど、、、僕にとっては内蔵フラッシュを、実際に光を保管するために発光させて使うことはほとんどない。理由は簡単で、レンズが向いている方に光があたった写真は、影がくっきりぎちっと出てしまい、使えないからだ。暗所撮影の場合でも、ISO感度をおもいきり上げて撮るほうがまだマシだと思う。E-P1は前にも書いたように、歴代フォーサーズモデル史上、もっとも高感度の性能がよい部類に入る。それに加えてボディ内手ぶれ補正がかなり効くので、厳しい条件でもけっこう手持ちで撮影が可能だ。
ただし、僕の撮影スタイルでは外部フラッシュは欲しいところだ。今回、E-P1のオプションとして売られているフラッシュは、先に書いたようにレンズの向きにしか光を当てられないものだ。これじゃ、使えない。ので、E-3やE-410に着けていた外部フラッシュFL-36を装着して、料理撮影をしてみた。
料理人は、しばらく前まで麻布のラ・グラディスカのシェフを務めていた堀江純一郎氏。もう識っている人も多いだろうが、8月からなんと奈良にて、東大寺の真ん前で新店「イ・ルンガ」という店をオープンする。
実は岩手県からオファーされている、短角牛の料理人向けセミナーでの調理を、今年も堀江君に担当してもらうことになっていて、実際に出す料理を事前に試食することになっていたのである。しかも堀江君の自宅にて!
(以下、撮影はオリンパスE-P1、レンズはMZD14-42mm)
某所の堀江家からの風景。
今回の短角セミナーは、料理人と料理ジャーナリストに向けたクローズドなもので、テーマもちょっとマニアック。短角牛の、スネや肩やネックなどの、いわゆる硬くて不人気な部位を使う技術についての会だ。サーロインやヒレは何も言わなくても売れるが、本当は人気の低い部位がうれてくれないと意味がない。
「肩でもウデでもネックでも、料理人の腕があれば美味しくできるよ!」
というのが堀江君の言葉。頼もしい!
「このネック(首肉)みてごらんよ、ゼラチンがこんなにはいってスゲー旨そうだろ!」
すでに奈良の新店の準備が進んでおり、仕込みはそちらでしてきたものを東京に持ってきているのでスピーディー。
これはメイン。まずはすね肉のボリートを酸味の効いたバニェットソースで。
すね肉の周辺についている脂はプルプルになり、ホワッと溶けてしまうくらいの柔らかさ。ソースの酸味と合って、シツコサもなくさっぱりと美味しい。
「そういやさ、奈良にもなかなかスゴイ肉があるんだ。やまと牛っていうんだけど、黒毛なのに、赤身がものすごい味なんだよ。」
と彼が出してくれたのが、未経産で32ヶ月齢と長く飼った黒毛和牛のヒレ。
ふうむ
E-P1の話に戻るけど、塩を振ったり胡椒を挽いたりという突発的で動きの速い場面では、フォーカスを合わせるのがちょっと間に合わない。置きピンをしようと思っても、マニュアルフォーカスに切り替える間に動作が終わってしまいそうなので無理。ま、これは「決定的瞬間」を狙うためのカメラとして設計はされていないのだから仕方がない。
でもストロボを使ってバウンスしての撮影だけど、かなりいいでしょ?
このやまと牛のヒレ、もの凄く美味しかった! 黒毛のみに特有のあのぶどうのようなコッテリした香りと、奇跡的にサシが入っていないことで赤身中心となったヒレ肉の旨味が実によいのである。堀江君も「ああ、黒毛の佳さが凝縮されてる、、、」と目をつぶって味わっていた。
黒毛はこんなにも旨い肉質なんだから、頼むから意図的にサシを入れないA1~A2くらいの肉を充実させていただきたいと思ってしまう。

さてお次はパスタ。
「本番では肩肉のラグーを使ったパスタだけど、今日はもう一品、つくってあげるよ」
と、生ポルチーニのタヤリン(タリオリーニ)を作ってくれた!
「キノコは、焼き色が付かないと旨味が出ないからね。水分を飛ばしてもっと火を入れる。」と、強めに火を入れる堀江君。短角牛のブロードを注ぎ、味を調整。
イタリア北部ではタリオリーニをタヤリンと呼ぶ地方があるという。そのタヤリンを手打ちにしたものを用意してくれていたのだが、
「これ、奈良の新店用の秘密兵器。」
むむむっ この緑は何の色!? 実はこれ、新店オープンまで秘密。きいてちょっとビックリ、そして納得の食材が練り込まれているのだ。
うーむ、フライパンをあおっているところは、正直E-P1での撮影では追随ができない!
完成!牛のブロードに塩胡椒とシンプルな味付けだが、たっぷりのポルチーニの味わいと香りは逆に前面に出る!そしてこの謎の緑の風味が、その旨さを際だたせてくれた!
さて、本番用の肩肉のラグーも。
すでに仕込んであるラグーを温める。

麺は中空の穴あきパスタ、ブカティーニ。
できあがり。
ブカティーニのぶっとい、しかもシコシコしたアルデンテの食感と、肩肉のサクサクというような適度な硬さの肉の食感がまたマッチしている。これぞラグーだな。挽肉のミートソースと、こうしたカタマリ肉のラグーとはちょっと違う感じがする。
そしてセコンドの、ネック肉のローズマリー風味ロースト!
煮込みに見えるが、これはローストなのである。肉を焼くときに香味野菜を一緒にいれて、その野菜の水分が肉に移るようにすることで、肉がバサバサにならずネットリ焼き上がるわけだ。

ネットリとした食感に焼き上がった濃厚な首肉だが、ハーブの香りが ほのかに効いているので、飽きることなく食べることが出来た。
そして最後の最後、スネ肉の赤ワイン煮。
こうしてみると、どの肉も断面に特徴がある。スネ肉はやはり繊維感がつよいかんじだ。
いやー堀江君ご馳走様。で、昨日開催されたセミナーは大・大成功に終わったのでありました。その模様はまた今度書きましょう。
さてE-P1である。いつもの僕の写真と同じと思ったかも知れないが、これはE-P1にストロボをつけた、冒頭の画像のようなスタイルで撮影している。
この時、ストロボの向きは上か横に向け、白い壁面か、または厨房のステンレス部分にあてて、できるだけニュートラルな色の光が被写体にあたるように考えて撮影している。そうすると、こんな風に撮ることができるということだ。
バウンスだけだとできることに限界はあるが、それでもストロボ無しよりはぜんぜん進歩していると思う。外付けストロボがでかいから、結局コンパクトなシステムにならないじゃないかと言っている人もいるようだけど、いやいや一眼レフのシステムとは比べものにならないほど小さいシステムになるよ。
しかし!
本題とは全然違う問題がある。今回僕はオリンパスのオンラインショップで予約購入をした。買ったのは本体にレンズなど全部入りセット(最も高額)である。
それなのに、、、送られてきた荷物のなかには、保証書に貼るための販売店シールがついていない。それどころか、依頼しておいた領収書もついていない。領収書が別送でくることはよくあることなので、3日ほど待ったが、音沙汰内ので連絡。
「あ、領収書ですねー 承ってますので、別送しますね。そこに保証書用シールも同封します」
しかし、、、その電話をして5日経つが何もきません、、、
保証書と予約購入票をあわせてキャンペーン事務局に送ると、これまでのフォーサーズ用のレンズをE-P1に着けることが出来るアダプタをもらえるので、速攻で手に入れたいのだ。なのに、保証書として機能させるためのシールがない。オリンパスからはなんの音沙汰もありません。
なんのために小売店や量販店ではなくオンラインショップで買うのか。安い値段で買いたければ、発売後しばらくすれば、量販店にいけば安い値で買える。しかし、少しでもメーカーに近いところでおつきあいをしたいという、ユーザーの気持ちがあるから、予約で定価で買っているわけだ。なのになぁ、、、こんなんじゃぜんぜんだめだ、オリンパス。
ある雑誌でE-P1のレビュー記事を書くことになっているんだけど、このままだとその撮影に、フォーサーズアダプタの入手が間に合わないような気がしている。それならそれでしょうがないけどね。
ところで、僕のブログを読んでいる人づてにきいたんだけど、「最近、カメラの話題が多いね。もしかしてメーカーからカメラもらってるんじゃない?」という疑問を持っているひとがいるようだ。
、、、(笑)
ぜひ、貰いたいもんだねぇ。けど、一切無いんだね、これが。
カメラメーカーはすでに一流のプロカメラマンに機材を提供しているわけで、ブログに細々と書いている人間なんて相手にしていないんでしょう。全部自腹でごんす。でもそれでいいのだ。好きなこと書けるからね。
ということで、大阪に出張行ってきます。
週刊アスキーの誌上製品テストレポートの連載用に、E-P1のマウント規格であるマイクロフォーサーズ規格(M4/3)に、他のマウント規格のレンズを着けるためのアダプターを大人借り(注:大人買いではない)した。
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奥右からオリンパス純正の、ズイコーデジタルレンズ用アダプタ。E-420やE-3といった、現行のフォーサーズシステム向けレンズをマイクロ4/3に着けることが出来る。奥左は、オリンパスの銀塩カメラ時代のレンズであるOMレンズを着けるためのアダプタだ。
そして前の二つが、宮本製作所というマニアックなメーカーが作っているレイコールというシリーズ。右がニコンのレンズ用、左がキヤノンのFDマウントという、現行のEFレンズになる前のレンズ群を着けるためのものだ。
今回、ニコン向けは買わせてもらう前提で宮本製作所に連絡したら、「そういうことなら、キヤノンのFD用のもお貸ししましょう」と言っていただいた。けど、残念ながら僕はFDマウントのキヤノンレンズを持っていない。それを伝えると、「じゃあ適当なのレンズを入れてお貸ししますよ」とおっしゃる。電話に出てくださったのは、親子で営む宮本製作所の息子さんのほうだったが、どう考えても筋金入りのカメラマニアである。だって、貸してくれたレンズをみてぶっ飛んでしまった。
55mmf1.2!
なんと、f1.2ですよ、、、ガラスの塊感いっぱいの、ずっしりしたレンズだ。
さてマウントアダプターをかましてこうしたオールドレンズを着けると、こんな感じになる。
宮本製作所のマウントアダプターは非常に軽量。アダプター分、全長は伸びるけれども、重さは問題にならない。
ではこれで撮影した画像は???
すみません、レンズを沢山並べて撮るだけで手一杯。後日とさせてください。
さてお次はニコンのオールドレンズだ。
ニコンについては、最近出ているデジタル対応のレンズはほとんどがGタイプというもの。これは、絞りをマニュアルでカチャカチャ絞りリングで回すものではなく、デジタルで設定するので、工夫しないとアダプター経由では使えないのだ。
と言っている間に、近代インターナショナルというアダプターメーカーから、Gタイプでも絞りを変えられるものが出たらしい。うーん そっちも欲しい、、、が、宮本製作所さんの心意気をまずはごろうじろ。
レンズは、この連載用にニコンにお借りした50mmf1.4。名玉と言われているレンズだ。
か、かっちょえええええ!
もともとはコンパクトで全長も短いレンズなんだけど、アダプターの分のびて、それがかっこいい。このレンズでちょっと撮影してみたけど、しかしやっぱりE-P1でマニュアルレンズはちょっと撮影しにくいな。俺には少なくとも、、、
さて、お次は現行フォーサーズレンズ。こちらは、AFを使うことが出来る。どうせなら、コンパクトなレンズではなく大砲クラスのレンズをつけてみようと、個人的に性能と重量が一番つりあったいいレンズだと考えている50-200mm。
鏡胴をめいっぱい伸ばすとこうだ!
かっちょえええええええええええええええええええ
後ろから。
ここまでくると、「レンズに小さな箱がくっついてる」という状態だ。
次に、これも大砲レンズ、7-14mmF4.0。超高性能の超広角レンズだ。
レンズ鏡胴の方が太いので、片方のボディが地面につきません(笑)
すげー性能がいい、とはいうものの、すさまじく重いので、結局持ち出す回数がとても少ない、かわいそうなレンズである。
そしてもっと広角な、魚眼レンズ。
なかなかかっこいいよね。
しかし、僕が持っている一番のクセ玉がある。それは、、、
OMズイコーシフトレンズ 35mmF2.8だ!
シフトレンズってのは、レンズ光軸をずらすことで、下から見上げたときに建物が上すぼまりで写ってしまったりするのを補正することが出来るレンズだ。これがまたかっちょいい。
ほらね、ずれてるでしょ。
ほーら
かなり趣味的なこのレンズ、実はシフトではなくアオリとよばれるティルトができると思いこんで、中古ショップを探し回ってやっとみつけて買ったものだ。
しかし!
このレンズはシフトのみで、ティルトは出来ない!開封したとたんに大ショックをうけてしまったのだ。けれどもレンズの質感があまりにいいので、手放せないでいる。
箱とケース付きの備品。どなたか、買ってくれませんか?
とこんなふうに、E-P1は遊べるカメラだ。すでにオールドレンズマニアがE-P1を入手していろいろ遊んでいるそうだが、それはそうだろう。ヤルしかないという感じだ。
ご存じの通り、いま現在ぼくが使用しているメインカメラはニコンのD700、サブカメラがD90。スナップにはオリンパスのE-P1を持ち歩いているし、防湿庫にはE-420(オリンパスの名機だと思う)があるけれども、メインシステムは完全にニコン機に移行した感じだ。
既報の通り、ニコンイメージングジャパンのとある役員さんがこのブログの昔からの読者さんということもあって、いろいろとカメラのことを教わったりする関係になった。そしたら、ニコンのWebサイトで連載コンテンツとなっている「talk! talk! talk!」というページで、僕のインタビューを採り上げたいと言っていただいた。まあもちろん断るワケがない。ニコンのフルサイズ機であるD700で、写真に対する愛着がドカンと倍増したのだから。
作品紹介もしてくれるということで気合いを入れてD700で撮影した自信作を20枚選んだが、10枚しか掲載できないようで非常に残念。しかも画像が小さいんだけどね。
■ニコン talk! talk! talk!
http://www.nikon-image.com/jpn/enjoy/interview/talk/2009/0911/index.htm
お楽しみ下さい!
ニコンWebサイトのTalk! Talk! Talk! という記事に登場したということは書いたが、一番最初にそのきっかけを作って下さった取締役のU氏からお誘いをいただいた。
「忘年会やりましょう!親しくしているカメラマンさんも声かけますから」
ということで、井のなかへ行くことにした。
ちなみにU氏と親しくさせていただいた経緯は以前も書いたと思うが、D700を買ってしばらくして、室内で撮影をすると変な色かぶりをしてしまうというクレームじみたエントリを書いたときのことだ。実はその現象は、蛍光灯の下でISO感度を上げすぎると、シャッター速度が速くなり、蛍光灯がまたたく合間を撮影してしまい、結果、黄色い色かぶりがしてしまうというものだ。つまりカメラの問題じゃなくて、撮影者の知識不足。それをご指摘いただき、すぐさま僕もゴメンナサイ記事をアップ。
そうしたら、そのU氏の素早い対応をいくつかのブログが「顧客サービスの鏡」というように採り上げたのだ(この時ばかりは、視ている人ってホントいるもんだな、と思った)。そうしたら、そのエピソードがニコンイメージングの社長さんの耳に入り、、、「よくやったね」と。
ということで仲良くさせていただいているのであった。ちなみにU氏は僕のブログのずーーーーーっと昔からの読者さんである。「いつか当社のカメラを使っていただければと思っていましたが、ようやく使っていただくことになって、本当に嬉しい」と言っていただいた。ニコンという会社の奥ゆかしさを感じてしまうのだ。
で、そんなU氏が声をかけたのだから、いらっしゃるカメラマンさんも相応の方である、ということくらいは推して知るべしだった。前日のその方のブログは拝読したのだけれども、アップされているのはコンパクトデジカメの写真で、食べ歩き・飲み歩き中心の内容なので、そのご素性についてはあまりわからないままに当日を迎えてしまった。
そのお方とは、、、
阿部秀之さんである!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
■はい。阿部秀之です!
http://ameblo.jp/abe-hideyuki/
参った。大御所である。日本カメラグランプリの審査員でもあられる。
「いやー ちょうど今月の『月刊カメラマン』誌に、カメラマン仲間でいろんなメーカーのカメラについて辛口批評してる特集があるんで、読んでください!毎年この雑誌は、12月号が面白いんですよ(笑)」
といただいてしまった月刊カメラマン、むちゃくちゃ面白い!抱腹絶倒である。カメラメーカーからの広告が主な収入であろうカメラ雑誌に、ここまで書いていいの?という内容。いやー素晴らしい。
それにしても阿部さん、お顔を視ておわかりの通りものすごーくフレンドリーな方で、緊張気味の僕も嫁も、いつしか爆笑の海に連れて行っていただいた。ホントにエライ人って人格者だなぁ、、、とつくづく思ってしまった。
井のなかのラインナップは、お薦めメニューが出てきていたり、本格的な天麩羅をやっていた職人さんが加わったりして、また面白い展開になっている。豚肉も、鹿熊さんのところの肉だけではなく、富士宮のさの萬さんの肉なども使い始めていて、変化があって面白い。
阿部さんからの神の声。
「やまけんさんの写真、見せてもらいました。露出はきちんとしているので、あとはホワイトバランスですね。黄色がかぶっていたりするのが結構あるから、そこだけちゃんとするといいと思いますよ。ほら、ニコンのカメラだと、撮影後にカメラボディの中で色調整する機能があるから。」
と、ちょいちょいと撮影後の写真の色温度を調整してしまった。うーむ マニュアルみても実感が湧かない機能も、人がやっているのをみると目から鱗というのが多い。
あと、来年中に出るであろうと言われているペンタックスの中判デジタルカメラ、645Dについて、出たら買おうと思ってるんですという話をした。
「うーん 645Dもすごく佳いカメラになると思うけど、ヤマケンさんみたいにフィールドで機動的にぶん回すなら、ニコンのD3Xを買って、アオリができるPC-Eレンズのシリーズを揃えた方が幸せになると思うな。D3Xって、D3と同じボディですけど、中身は全く別物なんですよ。畑の写真を撮りたいなら、ぴったりです。」
うううううううううううううううううううううううううむ、そうなんですか!
また悩みが増えてしまった、、、
中判カメラが使いたい!というのは、撮像センサーのフォーマットが大きくなることによって、35mmサイズのカメラでは出せない圧倒的な解像感と大きなボケに期待しているのだけども、D3Xはそれを待つまでもなく佳い画質だということだ。んー 迷う。
そうこうしているうちに、阿部さんいろんなカメラを取り出して料理を撮影される。冒頭の写真で持っていらっしゃるのが、ニコンのコンパクトデジカメであるCoolpix S1000pjだ。噂の、液晶プロジェクターを内蔵したカメラである!
これも、正直言って「こんなの使うかよ~」と思っていたけど、撮ったはしから「ほら、こんなかんじ」とか、「昨日いった店はこれ」なんてプレゼンできるのがすごくいい! 欲しくなってしまった、、、
そして!
阿部さんが構えているのが、、、リコーが先日発表した、超・話題のユニット交換型カメラであるGXRだ! レンズ交換ではなく、レンズと撮像センサーが一体となったユニットごと交換するというコンセプト。ゴミは入らないし、センサーとレンズの関係も理想を追求できる。阿部さん、テスターとしてリコーから貸与されているのである。
着いているレンズは50mmF2.5マクロ! 僕がよく使う焦点であり、F2.5という明るさであり、しかもマクロレンズである! 人物写真のサンプルを見る限り、コンパクトデジカメでは絶対に出し得ない高品質な絵を出していた。ボケも綺麗。それがこんな小ささで実現するとは、、、
僕も触らせてもらった。正直、飲食店の室内の暗さだと、AFは全くダメ。いったりきたりして、合わない。けど、マニュアルモードもあるので、それで合わせる。EVFを着ければバッチリだろう。写りは、背面液晶画面でしかみてないけど、素晴らしいの一言! これ、欲しいかも知れない、、、リコーは、GR-Dの初代機を買ったものの、28mmという画角が自分に合わなかったことと、ノイズがひどく載るのにがっかりして、使わなくなってしまった。以降、リコー機が出るたびに「ありゃダメだ」と思っていたけど、これは久々に欲しいと思うカメラだった。阿部さんも「これはいいよ!」と仰っている。
いろんな料理が出てきたが、阿部さんもかなりの健啖家。そしてのんべえ。工藤ちゃんによる純米酒のお燗技にはすべて「う、旨い!」と声を上げておられた。よかったよかった、、、
実は工藤ちゃんもニコンユーザー。というか、僕に「アニキが使ってるみたいな一眼レフカメラ買いたいんですけど、何がいいですか!?」というので、そりゃあ貴方、D90でしょ、と買わせたのである。
「重くてなかなか大変です」
というが、、、それは単に撮影する動機がないだけだよ工藤ちゃん。可愛い子供を撮りまくりなさい!
本当に楽しい夜でした。Uさん、素晴らしい出会いの機会を創っていただいて、本当にありがとうございました!阿部さん、また呑みましょう!
そして数日後、中野サンプラザで行われた、ミスター・ニコンこと後藤哲朗さんの講演会に参加した。銀塩カメラ時代のニコンからデジタル時代のD3まで、第一線で開発に携わってきた中心人物だ(いや、だそうだというべきか。僕はコアなニコンマニアではなかったので、最近識ったのだ。)。
120名限定のこの会、中古カメラ販売の聖地ともいえるフジヤカメラが主催した会だ。今年は、不朽の名機であるニコンFが誕生してから50周年だそうだ。それを祝して、フジヤカメラが独自に、単独で、自分たちでお金をかけて、ニコンフェアをやってきたという。その仕上げがこの講演会だそうだ。フジヤカメラは、相当なニコン愛の会社であるらしい。
そもそもニコンの銀塩カメラ史上、プロ向けではこれが最後となるだろうといわれたF6が出た際に、「すばらしき暴挙」とニコン開発陣を讃えた広告をフジヤカメラが出した。それに感動した後藤さんが、開発チームを連れてフジヤカメラを表敬訪問。その夜は盛大に呑んだそうだ。
なんか、カメラの世界って、本当に人情とかで繋がっているんだなぁ、と実感。銀塩カメラのよき時代をまったくしらない僕にとっては、ちょっとあこがれてしまう世界だ。
この写真は、NASAが宇宙に持っていった仕様のニコンF。特別モデルを見せてもらった。むちゃくちゃな人だかりが出来て、遠巻きに撮影するに留まった。
そしてこれは、後藤さんが愛用しているニコンF。
渋い、、、
でも、オリンパスOM-4を買ったものの(そういえばフジヤカメラで買った)、ポジフィルム2本分撮影して、現像とプリントに出したら5000円以上もしたので、「こりゃ無理だ!」とあきらめて売ってしまった(またもやフジヤカメラに売った。先日店頭チェックしたら、もう誰かが買ったらしい)。そんな僕には銀塩カメラの佳さは永遠にわからないと思う。
先日、ある雑誌の取材でご一緒したカメラマンさんは、銀塩派であった。
「銀塩カメラには、可視光線以外のものもちゃんと影響された絵が写っているわけですよ。けど、デジタルだと、目に見えるものとして認知されているものしか認識されない。記録されないわけですよ。それは、やっぱり絶対的な質が違うんです。」
と仰っていた。
僕にはその是非はわからない。銀塩はやれないからなぁ。でも、仰っている理屈はよーく理解できる。
農業に例えてみれば、有機肥料と化学肥料の関係だ。化学肥料は、科学的に植物に有用とわかっているものだけを合成して作られた肥料だ。しかし、自然界にはまだその効能がまったくわからない要素も多々ある。有機肥料はそうしたまだ効能がわからないものも一緒くたになっていることが多い。だから、結果として出てくる農産物の味には影響が出てくる(もちろん、場合によっては化学肥料で作った方が美味しいということもあるけどね)。そういう話だと理解している。
でも、写真は面白い。ぜひ可視光線以外も写せるデジタルカメラを切望したい。それよりまえに、もうちょっと軽いフルサイズ判のデジタル一眼レフカメラを出して欲しいとニコンには言いたい! 重いと萎えるよ。どうぞよろしくお願いいたします。
べつにまだ今年を〆る必要はないんだけど、食べものの話以外で今年をまとめるならば、表題の通り。これまでとは比べものにならないほど、写真に力を入れた年だった。
先日のカレンダー応募の際の一言欄の回答をみると、けっこうカメラの話に関心を持ってくれている人が多いようなので、大いに書かせてもらおうと思う。
ブログではあまり公にしてこなかったけど、いま、雑誌などの連載執筆を6本持っている。泣く子もだまる超定番料理雑誌である「NHKきょうの料理」、土井善晴さんの番組テキスト「おかずのクッキング」、柴田書店のプロ料理人向け「専門料理」、これは一般では手に入らないけど「健康保険」、家庭菜園家むけの「やさい畑」、肉業界向けの「ミートビジネス」。
このうち「専門料理」以外はすべて僕の撮った写真が使用されている。「健康保険」なんかは4ページ僕の写真ばかりの旅紀行ものだ。つまり、僕は職業カメラマンではないけれども「仕事でカメラを使う」という状況になってしまっている。大学生時代など、僕がこんなにカメラに夢中になるとは夢にも思っていなかったから、本当に不思議だ。「食べる」ということを人生の中心に据えていることで、新たな領域に足を踏み入れることが出来た。とても幸せなことだと思う。
それにしてもまだ手に入れて一年経ってないんだなぁ、とビックリしたことがある。それは、いまメインカメラとしているニコンのD700のことだ。昨年、会社の決算で利益が出たら自分へのご褒美としてカメラでも買おうと思っていたのに、メインシステムとしていたオリンパスからはいいカメラが発売されていなかった。
じゃあ他社のカメラか、と思ったとき、どうせなら35mmフルサイズ機が欲しいと思った。きっと今までと違う写真が撮れるという予感があったからだ。そうなると、昨年の段階ではキヤノンかニコンという選択肢しかない。でもキヤノンのカメラは偽装請負事件以降、資本主義の悪い見本となる会社だと思ったので一切買わないことにした。本音を言うと、キヤノンの5DMarkⅡはすごく欲しいカメラだった。しかも魅力的なレンズラインナップがある。けど、「日本の食は安すぎる」などの著作で「佳いものを選ぶ消費行動によって世界を変えよう」という呼びかけをしている僕が、他のものを選択する際に軸がぶれるのは佳くないと歯を食いしばって買わないことにした。
で、ニコンだ。正直いってニコンのカメラは触ったことがなかった。週アスの連載でお世話になっていた、僕のカメラの師匠である八木澤さんはニコンでシステムを組んでいたのでみていたけど、そう言うのをみればみるほど「俺は違うメーカーで」などと思っていたのだ。
しかし今年の1月時点では、フルサイズ機で僕に手が届くのはニコンD700以外に選択肢がなかった。だから正直なところ「好きになれなかったら、売ればいいかぁ」などという不遜な気持ちでD700を買った。レンズも特に気合いを入れず、単焦点でマニュアルフォーカスのカールツァイスのマクロプラナー50mmF2.0。
しかし、、、このフルサイズ機を手にしたことで、僕のカメラ人生は変わってしまったのである。
「な、なんだこのボケの大きさは!」
その時の衝撃はこのエントリにある。
■2009年01月18日 はい買いました 初めてのニコン D700 そしてレンズはカールツァイスのマクロ・プラナー50mmf2.0! 果たして今後の食い倒れ日記の写真環境がどんな展開になるのか、自分でもわからない!http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2009/01/d700_50mmf20.html
オリンパスのデジカメの規格であるフォーサーズ規格は、撮像センサーの大きさがフルサイズの約1/2だ。このため、同じ画角となるレンズを用いたとき、フルサイズよりもぼけにくくなる。それを識らなかった僕は、カメラの教則本などで「風景はF10くらいに絞って」などと書いてあるのをみて、フォーサーズ機でF10に絞っていた。それはフルサイズだとF14くらいになるので、明らかに絞りすぎなのだ!人物写真を撮る時もF5.6とかで撮っていたから、フルサイズ換算するとF9くらいの深い深い被写界深度になっていたはずだ。
僕は元々、料理写真でしばらく前に流行った、一点だけピントが合ってあとはボケボケになっているのが好きじゃなかった。ビシッと全体にピントあっててくれ!というのが好きなので、フォーサーズはその点では非常によいシステムだった。けど、それ以外の人物や風景を撮るときに、なんとなくもう少し味わいのある絵にしたいなあ、とも思っていたのだ。
それが、D700ではなんなく手に入った。僕はD700を手にして始めて、これまでの歴史のなかで磨かれてきたカメラの感覚を知るに至ったわけである。
その後、サブ機としてD90を買った。先日のサンフランシスコ訪問に持っていったのはD90である。悪くない。というか中級機としては異様に素晴らしいカメラだ。
でも、やっぱりフルサイズがいいと思ってしまうのであった。
さて、その一方で今年話題になったのがこいつだ。

オリンパスE-P1。先述のフォーサーズ機の弟分、マイクロフォーサーズ規格に乗っ取ったカメラだ。一眼レフ機の基本的な機構であるミラーを無くしたことで、眼で覗く光学ファインダーはなくなったが、その代わり大幅に筐体を小型化できた。

ご覧の通り、超・小型。しかもレンズは交換できる。パナソニックもこのマイクロフォーサーズ機を出している、というよりオリンパスよりも先行しておりもう三台も世に出している。レンズも魅力的なものを揃えているので、パナには感謝という感じだ。

E-P1の欠点は、オートフォーカス(AF)がコンパクトデジカメと同じ方式のため、遅い。一眼レフ機ならばバシバシとピントを合わせて撮影できるところが、ジーコ、ジーコとゆっくりとしか合わないため、鍋を振っているところなどはとりづらい。じゃあマニュアルでやれば、といっても、よほど経験を積まないと難しい。
けど、クリップオンストロボを併用して撮影すると、かなりの写真が撮れる。全くの初心者にはお勧めしないけど(やはり一眼レフ機のほうがお薦めできる)、一眼レフを使ってて嫌気がさしているひとには奨められる。と思ってたら最近、うちの嫁さんが「これいいわね」といって使い始めた。僕は一切使わないアートフィルター機能にご執心だ。やっぱ、世間一般的にはああいうのがいいのね、、、
ちなみに嫁さんに渡してしまったのはなぜかというと、、、
こいつが来たからである!
そう、E-P1にビューファインダー(EVF)を搭載した、E-P2である。さっそく入手してしまいました。やっぱりオリンパスはこの規格をつくった先駆者だし、ある意味、デジカメの歴史に残る流れを作った当事者ですからね。応援しなきゃね。
EVFもついたし、これでE-P1よりいい写真が撮れるか?といわれると、実はなんとも微妙。僕としては出てくる写真に変わりはないと思う。ただ、撮り方が変わることは間違いない。EVFは、上の写真のように、カメラ背面に向けるだけではなく、こんな風にも出来る。
斜めにもできるし、90度開いて真上からのぞき込むようにもできる。これで構えて街角で撮ると、たしかにあまり警戒されないのである。以下に例(笑)
ちなみに僕のブログは横幅が500ピクセルに設定しているので、横位置の写真だとおおはばに縮小することになってしまう。ので、E-P2を使うときには、縦横同じの正方形フォーマットで撮影することにしている。これが結構よいかんじだ。
あとはとにかくレンズラインナップを充実させて欲しいという感じだ。
オリンパスの担当者さんからも「このズームいかがですか?」と言われるのだけど、f値も暗いし、僕としては好きになれない。そうではなくて、単焦点でF2.0クラスの24mm相当の広角レンズと、60mm相当のマクロレンズを出して欲しい。それさえあればかなりカバーできるのだ。
さて、それはともかく年の瀬になって、もう一台新しいカメラを手にしている。
こいつです! そう、リコーのレンズユニット交換式カメラ、GXR。
これは買ったのではなくて、新年明けて第二週目くらいの週アスで掲載するテストレポート用だ。プロカメラマンの阿部さんに先日お会いした際に「いいよ、これ!」と教えてもらったやつである。その時も実にいいよなぁ、と思ったのだけど、実際に使ってみて、かなりワクワクしてしまった。
手が写ってないからわからないかも知れないけど、これ、実に小さいのですよ。なのに、このレンズユニットはフォーサーズ規格より大きい、APS-Cサイズの撮像センサーを持っている50mm相当のF2.5レンズだ。すげー明るくて高画質。
ストロボ無しのISO400くらいで、けっこうちゃんと撮れてしまう。
うーんこれはかなりいいですよ。しかもですね、ショッキングなことに、操作には慣れているはずのE-P2よりもこちらの方が操作しやすい。ユーザーインターフェースの設計が優秀だ。
ちょっと、買ってしまおうかと食指が動いてしまった。けど、結局ふみとどまっている。それはなぜかというと、このA12という単焦点レンズユニット以外にもうひとつ出ている、24-72mm相当のズームユニットが、あまり好きになれない。
まあ要するにリコーのGR-DシリーズやGXシリーズと同じ写真になるわけですよ。残念だけどぼくは初代GR-Dでかなりがっくしきてしまったので、これじゃあなぁ、、、と思ってしまうのである。だから、リコーさんにも同じようにレンズの充実をお願いしたいところだ。
ということで、また続きます。
新宿ヨドバシカメラに行くと、以前は秋葉店にいたA君がカメラ売り場に販売員として立っている。もちろん、オリンパスのブースの前が彼の定位置だ。カメラマンでもある彼は撮影の仕事とヨドバシの仕事をこなして、嫁さんの故郷であるバリ島と日本を行ったり来たりしている。
バリでE-P2で撮ってきたという写真をみせてもらって驚いた。ものすごいシャープだし、色再現もいい。うっそー なんでこんな風に撮れる?と思ったら、レンズが違った。
「キットレンズのオリンパスのものより、今の時点ではパナソニックのレンズのほうがシャープですね。パナのGH-1やGF-1に着いている14-45mmというレンズなんですけど、ごく平凡でF値も暗いレンズですけど、これがイイ!第一、AFの早さがオリンパスのものより早いんです。」
うわっ! ぐらっと来た! オリンパスはとにかくズームレンズのいいのを早いトコ出してくれないとダメだ。今年中に広角の9-18mm、そして高倍率ズームの14-150mmに期待したい。
それにしてもE-P2はブラックボディが今ひとつ気にくわなかったので、いま流行の「貼り皮」を買った。クロコダイル・レッドという色だ。早速貼ってみたがいかがだろうか。結構セクシーな仕上がりになったんじゃなかろうか。
上記写真に着けているレンズは、マイクロフォーサーズ規格のレンズではなくて、フォーサーズ規格のレンズだ。25mmF2.8。フルサイズ換算で標準レンズの50mmとなる、非常に使いやすく画質もよいレンズ。しかもパンケーキレンズで小さい。Mフォーサーズ機に着けるとアダプター経由で装着しているので大柄になっちゃうけど、それでも現時点ではこのレンズ以外の選択肢がない感じだ。本音を言うとパナの20mmF1.7をすごーく使いたいのだけど、、、ちょっと投資額がかさみすぎてきているから我慢。
このレンズを着けて歩くと非常にいい感じで撮れる。
アートフィルター「ジオラマ」で撮影。こういう、遠近感が凝縮された写真にジオラマフィルターを使うと非常に決まる感じだ。
うん、やっぱりこのレンズとのマッチングがいいのかな。
それと、仕上がり効果をi-Finishにするのがこのカメラを楽しく使うコツかもしれない。今日は、そのi-Finishの設定をいじって、シャープネスを一段高くした。
深川は牡丹町の公園には、その名の通り牡丹が一杯植えられている一角がある。開花期にはクラシックカメラを持ったおじさんたちがずらっと三脚を拡げて撮りに来るスポットだ。
この寒波の中、牡丹はすでに若芽を萌芽していた。
このすさまじい寒波による低温に感応したんだろうか、もう、春の準備を始めている。
帰って、熊本のキエツさんが送ってくれた馬のスジ肉を圧力鍋で炊いて凍らせておいたのを解凍。大根、セロリ、玉ねぎ、にんじんと煮て、一つの鍋にはドミグラスソースでハヤシライスに、もう一つの鍋はカレーにした。カレー&ハヤシのあいがけ。しかも馬スジ肉。アキレス腱とか入っててぷるんぷるん。最高に旨かった。
嫁さんからもらったクリスマスプレゼントは、立派な木製のフォトフレーム。けっこうデカイ。いままでプリントしておいた僕の写真の中から数枚を額装してくれた。
実は、自分の写真を額に入れるのは初めてだ! くすぐったいような気分。でもとても嬉しい。自分の家の中に自分が撮った写真を飾れるなんて、嬉しい。
さて
明日は土佐あかうしを食べる会を開催する。早く寝ようか。
愛媛から帰ってきました。今月・来月は出張がゴガガガッと入っているので、もうこれ以上の仕事は無理。申し訳ありませんがこれから、メールや電話などのレスポンスが如実に悪くなりますので、ご了承くださいませ。以上、業務連絡。
最近、ブログ読んでくれている人と会うと、よくきかれることがある。
「この頃アップしてる写真て、E-P2で撮ってるんですよね?」
そうか、カメラの話題が出た後は、そのカメラに切り替えたと受けとめる人が多いんだな。
えー
現在、メインのカメラはニコンのD700です。E-P1は、写真撮影を想定していない出張時や、スナップ写真用という位置づけで使ってます。先日、オリンパスの人とお話しする機会があったんだけど、赤皮を貼った僕のE-P1を見て「こんな色遣い初めて見た」と驚いておられた。しかも、着けているレンズがフォーサーズ用の25mmf2.8なのをみてさらに「渋い選択です」と。ちょっと嬉しくなっちゃった(笑)
さて
コンパクトデジカメを使ってきたけど、もうちょっといい画質で撮影したくなったという人は多いだろう。そういう相談をよく受ける。その際に「最近やまけんが採り上げてるE-P1とかE-P2っていいんでしょ?」と訊かれることも多い。背面液晶を見てフレーミングして撮影するなど、コンデジとの共通点が多いから、親しみ深いのだろう。
個人的には、そうしたミラーレス機と呼ばれる新興勢力もいいのだけど、総合的にはデジタル一眼レフがいいんじゃないの?と思う。だって、歴史の長さが違う!ミラーレス機はまだ数台しか出てきていないこれからの文化であるのに対して、一眼レフは銀塩カメラ時代から連綿と続いてきた歴史のなかで磨き抜かれている。正直、どの会社の入門機を買っても満足出来るはずだと思う。
ちなみにデジタル一眼レフだったら何がいいの?という問いには、こう答えている。
「周りに教えてくれる人がいるなら、その人が持ってるのと同じメーカーの入門機がいいんじゃないかな」
彼氏でも彼女でも家族でも友人でもいいんだけど、カメラ始めるなら師匠が居た方がいい。マニュアル見て操作を覚えるよりも、実際に撮影しているのを見た方がすぐに習得できる。その場合、操作体系が同じカメラを持っていた方がいいに決まっている。だから、すぐには別れない相手(笑)を探して、その人のカメラのメーカーの入門機を買えば、間違いはないだろう。その方が、レンズも貸してもらえるしね。
でも、デジタル一眼レフはミラーレス機より大きいし、オリンパスかパナソニックのミラーレス機を買いたいという人もいるだろう。現状では、「もすこし待て」という感じだ 。
E-P1とE-P2は趣味性の高いカメラだ。高級感のあるボディで所有欲も満たされる。画質も、フォーサーズ機のフラッグシップであるE-3よりも佳いと思う。けれども、価格も含め、コンパクトデジカメからのステップアップ組にすぐさま薦められるわけではない。
おりしも本日のカメラ系ニュースを見たら、海外のオリンパスWebサイトで新製品らしきティザー広告が出始めたそうだ。どうやらPENシリーズの新製品がまたもや出るようで、デジカメWatchの記事には「内蔵フラッシュがついている可能性もある」というようなことが書いてある。あーそれ、いいなぁ、と思う。だからオリのカメラを欲しいなと思う人は少し待ってもいいかもしれない。
現状で、コンデジからのステップアップ組に薦められるマイクロフォーサーズ機は、パナソニックのGF-1だ。なにせ、パナレンズとの組み合わせでは絶対的にフォーカスが速い。PENシリーズは基本的に静物向けと割り切った方がいい。
で、フラッシュの話だ。PENシリーズには内蔵フラッシュのあるモデルがまだない。だから、光をまとわせたかったら、どうしても外部ストロボをつけなければならない。クリップオンストロボでもいいけれども、そうではなくて半逆光を作ると綺麗に写る。
そうやって撮影した料理の写真を今出てる週刊アスキーに掲載している。けど、みたらすっげーちいさくなっていたので、ここに掲載。
東京バルバリの小池君に頼んで作ってもらったものだ。乳飲み小鳩のロースト!
ちょっとオーバー気味になってしまった(ゴメン)。けど、ストロボ利用の雰囲気は出てるかな。
やっぱりストロボのワイヤレスコントロールができると、グンと幅が拡がるのに、と思うわけだ。オリンパスの次機種に期待!
忙しい、といっている割に、先週の日曜日だけは嫁さんを拝み倒して横浜のカメライベントであるCP+に行った。好きなもののイベントだと、疲れていても行く気になってしまう。なにせ今回は、ペンタックスの中判デジタルである645Dも実機が出ているそうだし、ワクワクである。
まずは、カメラグランプリの審査員でもあられる阿部秀之先生が熱弁をふるっておられるニコンブースへ。
阿部先生のお話は本当にわかりやすく、そして痛快だ!
・デジカメの製品サイクルは早過ぎると批判されるが、デジタル部分の進歩が早すぎるから、2年たつと全く違うものになってしまうからである。銀塩写真時代はフィルムの新製品が出たら画質が変わった。今はフィルムでなくデジタル部分の出来で画質が変わるのだ。
・ニコンの最近のモデル(D3以降)に搭載されているAF、ホワイトバランス、画像処理エンジンであるエクスピードの出来は素晴らしい!オートで撮影した方がいい結果が出る場合もあるくらい。
・アクティブDライティングによる暗部補正はお見事。常時使った方がいい。
・レンズ交換式カメラを買ったなら、レンズを買えてみなけりゃ意味がない。F値が2.8以下の大口径レンズの世界にチャレンジして欲しい。
というような内容で、観客も多く、笑いも交えながら楽しんでいた。僕としては3Dトラッキングという、一度フォーカスを合わせたものをずっと追尾してくれる機能が、マクロ撮影などの時にも使えるよというのが驚き。さっそく設定を変えてみた。
終了後、お疲れだろうに、携帯電話にかけてくださった。
「やまけん君、リコーの開発者さんを紹介したいから一緒に行こうよ!」
そう、リコーのあのレンズユニット着脱式カメラであるGXRを統括している方にお引き合わせいただけるというのだ!
じゃーん!
左が湯浅さん、右が藤森さんだ。
「先日は週刊アスキーでレビューしていただいてありがとうございました、こうしたらいい、とかいうことがあればどんどん言ってくださいね」
と仰っていただいたので、遠慮無く注文をつけさせていただいたのである。まず最初にいっておくと、このGXRに50mmF2.5マクロレンズであるA12ユニットを装着すると、もの凄い画質になる。
週アスに掲載したのはほんの小さい画像になっちゃったので、ここに再掲。
東京バルバリの小池シェフに作ってもらった、野鳩のラーメン(!)である。
メーカー名 : RICOH
機種 : GXR
露出時間 : 1/200秒
レンズF値 : F8.0
ISO感度 : 200
開放F値 : F2.4
みよこのギリッとした引き締まったピント部とボケの対比。ちなみに外付けのストロボを焚いています。これでブツ撮りできちゃうよー という感じ。
しかしながらですね、僕がいつも使っている、ワイヤレスで外部ストロボを発光させる仕組みがないのですよ。だから、ストロボのコントロールにはかなり苦労しました。ニコンやオリンパスのワイヤレスストロボコントロール機能があれば、カメラが被写体と発光量の測定をして、適切な明るさを照射してくれる。もちろんディフューザーとかをつけているから光の量が足りなくなったりするので、その時は少し強目に設定し直す。でも、これが非常に楽にできる。
それが、一からマニュアルでやらなければならないということになると、このGXRだと厳しい。なぜならA12ユニットは暗所でのAFがもの凄く遅い。テスト撮影するだけですごく時間がかかるのだ。なので、TTL調光できて、それをストロボに伝達する仕組みがあれば、初心者でもライティングを行うことが出来る。
そうすれば、コンパクトデジカメでも全くこれまでと違った写真の世界が拡がるはずなんだけど。そう言うお話しをさせていただいた。
これは今度出る、APS-Cサイズの撮像センサーを持つ単焦点28mmユニット。おそらく画質は無茶苦茶よいでしょう。
こちらは開発中だそうだけど、28-300mmの高倍率ズームユニット。こっちの撮像センサーはGR-Dと同じコンパクトデジカメサイズだ。うーん、それじゃぁ画質は期待できないんじゃないか、とつぶやいたら、「いえいえ これの原型となったCX3の写真をご覧下さい。」とおっしゃる。
壁面一杯に引き伸ばされた巨大なバラの花のプリント。え?これ、コンパクトデジカメで撮ったの?

うーん、ちと驚きました。もちろん最良の条件で撮っているのだろうけど、、、
というように、リコーのGXRシリーズはやっぱり見逃せない、と思った。個人的には、仕事で使う写真の焦点域は24mm、35mm、50mm、70mm程度だ。すでに50mmはあるので、その他の単焦点ユニットが出たら完璧だと思う。それにワイヤレスストロボのシステムが着いてくれれば、、、バッチリだな。純正ストロボを作るのは大変だろうから、ストロボメーカーのサンパックやニッシンと組んで出してみるとか、できないだろうか?
さてその後はオリンパスブースへ。マイクロフォーサーズの快進撃で大賑わいの大ブースになっていた。
レンズバーという、いろんなメーカーの古いレンズをアダプタ経由で着けさせてくれるサービスがあって、これをやりたかったんだけど、満員。残念!
で、目を引いたのがこの水中ハウジング商品だ。
これはよくできてる!中に入るのは、先日発売されたばかりのE-PL1。
これ、とてもよくできていて、内蔵ストロボの光を、ハウジング上部に装着した外部ストロボに光ファイバーでつなぎ、同調発光させられるようにしているという。なるほどぉ!
もしかすると水中撮影の世界でもマイクロフォーサーズはいいとこいくかもしれない。安価で至れり尽くせりのシステムになりつつあると感じた。まあ、俺はやらないけどね(笑)。行きつけのコーヒー自家焙煎屋であるピコの田那辺マスターがやりそうである。
さて今回一番、可能性を感じたのが、LEDを使ったライトパネル。いろんなメーカーが商品を展示していたけど、コメットとライトパネルズの商品がよかった!
http://www.bogenimaging.jp/Jahia/site/bijp/cache/off/lang/ja/pid/20536
暗がりでライトパネルを発光させて、E-P1を撮影。うむ、これくらいの大きさのものなら十分にライティングができるな。
問題は、料理を撮影するときの照射範囲だ。うーん これ、試用してみないと怖くて買えないなぁ、、、ディフューザーを使ったらもっと拡散光になるのかなぁ、それとも使えないほどの暗さになっちゃうのかなぁ、、、
など、など。会場を歩いていたら、dancyu記事でお世話になっており名取カメラマンがいらっしゃったり、実り多い一日でした。いい骨休みになりました、、、

最初に言っておくけど、GXRは「買い」だ。すげー佳いカメラである。もしこのシリーズがこの先に途絶えて、現行モデルしか出ませんでした、チャンチャン。という結果になったとしても、買う価値があるシステムだ、と僕は思う。それに、リコーからは今後のレンズユニットロードマップがきちんと示された。28mmのAPS-Cユニットが出ることも確定。これは仕事に使えますよ。というお話し。
以前、週刊アスキー誌上の試用レポート記事を書くためにメーカーから借りたGXRの話を書いた。
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2009/12/post_1428.html
んで、このGXRに興味を持つきかっけをつくってくださった、カメラマンの阿部秀之先生から、CP+の会場でリコーの偉い方々にご紹介をいただいた。
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2010/03/cp_1.html
その時に、「こんど阿部先生も作品を出してくださる展示会を銀座のリングキューブで開催するので、いらっしゃいませんか?気楽なパーティーやりますから」とお誘いをいた大体のだ。もうすでに終了してしまったのだけど、12人の写真家がGXRを使って撮影した作品を展示するもので、阿部先生の他にはハービー山口さんやテラウチマサトさんなどビッグネームが並ぶ。これに僕は「はいぜひ」とのこのこ訪ねて行ってしまった。
そうしたら、、、ぜんっぜん「気軽なパーティー」なんかじゃなかった!出展している写真家の皆さんとリコー関係者の、非常になんというか重大なる位置づけの内輪パーティーだったのである!それがわかったとたん、いやーな脂汗を書き始めたワタクシ。
「阿部先生!僕帰ります!こんなすごい顔ぶれ、僕みたいな素人がはいったらいかんです!」
「いいから、いいからおいで」
と誘われ、同じく阿部先生のファンの方と僕の嫁の三名が、超・場違いな着座パーティーへと参加してしまったのである。斜め前にはハービー山口さんがいる!目の前には塙伸一さんがいる!横には森谷 修さんが! ああもうヤバイ、という感じで恐縮しまくっていたのである。ああ、ほんとうにきつかった、、、
でも、とっても楽しかった。それだけじゃなく、リコーって本当にどうしたら写真文化をよくできるのかということを、真摯に考えているメーカーなんだなと実感してしまった。写真家の皆さんも、それを意気に感じて作品を提供している。そんな感じがした。
で、、、その席上で、リコーの方と話をしていて、怪しい方向へと向かうことになってしまったのである(笑)
「やまけんさん、とりあえずGR-Dの初代機を買って、後悔されたんですよね? GR-DⅢは全くと言っていいほどに別のカメラになってます。これを使っていただけませんか?」
おおおおおっと 素人カメラマンにそんな豪勢な! けどね、、、
「申し訳ないんですが、僕にはGR-Dシリーズの、28mm固定の焦点距離が合わないんですよ、、、なので、お申し出はありがたいのですけど、それはご無用です。それよりもGXRを買いますよ。」
ああっ 言っちゃった! 買うかどうか迷っていたGXRを「買う」って、、、
「うーん じゃあこうしましょう! GXRの本体と、24-72mmのズームユニットをお買い求めいただけますか?そうしたら、50mmマクロのユニットは私から差し上げます。」
おおおおおおおおおおっ まじですか?
実に絶妙な駆け引き。はい、文句ありません。
そういうわけで、僕は晴れてGXRオーナーになりました。
届いたGXRをここ1週間で使いまくっているのだけど、やっぱりA12ユニットと呼ばれる、50mmF2.5マクロのユニットに使用が偏っている。24-72mmという使いやすいズームユニットも非常にいいと思うのだけども、これは従来のリコーGX200と同じもの、つまりはコンパクトデジカメのセンサーを使っている。一眼レフのフルサイズ機を利用している身としては、正直いって好きになれない。もちろん旅先スナップなどは全く問題ない。ブログ掲載も全く問題ないだろう。雑誌連載のカットにも、例えば田中チョートクさんはどんどん使っておられる。この辺は好みの問題なんだろう。
しかしですよ。50mmF2.5は思った以上に素晴らしいのですよ。
じつはこの直前の熟成肉のエントリにも、ひそかにGXR+A12ユニットで撮影した写真を混ぜてある。違いを見分けるには画像の大きさ(縦横比率)をみればいい。縦に長い(3:2)のがニコンD700で、若干縦方向が寸詰まりになっている(4:3)のがGXRだ。
しかし下記をみてもらえればおわかりだろうが、ホワイトバランスの正確さとかは、GXRのほうが優秀な場合が多いのだ!
■D700で撮影
■GXRで撮影
画角が違うので厳密な比較にはならないけれども、冷蔵庫内の昼光色のランプの色が反映されているのがD700、対してGXRはわりとみたままを再現してくれているのがわかる。
また別の店のカット。
D700で撮影 WBオート
GXRで撮影 WBオート

ね? なぜかGXRのホワイトバランスは非常に優秀なのですよ。
もちろん、ホワイトバランスの調整は各社でポリシーが違っていて、ニコンはおそらく「その場の色をそのまま再現する」という方向性なのだろうとおもう。D700はハイアマチュア~プロが使う機種だからね、それに精度の悪いWBをのせるわけがない。
しかしそう言う文脈からすると、難しい光源下でも常に「太陽光で観たときに近い色が出る」のがGXRだとしたら、それはそれで素人には使いやすいじゃないか。
ちなみに上の写真は、D700の方はISO1250で撮影し、GXRはISO800。GXRには手振れ補正が入ってるから、A10ユニットは手振れ補正は入っていないけど、それで撮影できちゃうのです。
心配していたフォーカス速度も、いまのところなんとかなっている。それよりなにより、レンズの描写が素晴らしいというに尽きる。

開放絞りのF2.5で、ベージュ東京のパテを撮影。 ピントが合っている部分とぼけている部分の対比がスゴイ。
日中の太陽光が十分にまわっている状態ならば、フォーカス速度は実用的になる。
それに、だ。
実はリコーの人といろいろやりとりをしていたのだけど、、、リコーから発売されている外部フラッシュをつけて撮影することで、全く違った世界が開かれるということがわかったのである。
それはまた続きということで、、、
メーカー名 : RICOH
機種 : GXR
露出時間 : 1/48秒
レンズF値 : F2.5
露出制御モード : 絞り優先AE
ISO感度 : 200
フラッシュ : 発光
上は、リコーのGXRにA12ユニットという、35mm判換算で50mmの焦点距離になるレンズで撮影したものだ。ただし、地あかりと呼ばれる自然光での撮影ではない。これ、クリップオンストロボを用いてライティングをして撮影している。開放F値での撮影だけど、ピント面(中央の瓶の紐にかかったラベル)はきっちりと解像していて、そこから前後は素直にボケている。適切なライティングをすることによって、よっぽどコマーシャルな商品写真などでなければこなせる程度の実力があるのではないかと思う。
もちろん、プロカメラマンが仕事でカメラを使う場合、そのカメラが「プロっぽくみえる」ことが重要だ。一眼レフの上級機が重量感タップリなのは、機能や堅牢性を実現するためということが第一だけど、「プロっぽさ」のためという部分もあるはずだ。現に、日本は例外的に小さいカメラが好まれるけれども、海外では大きなボディのほうがいいという人が多いという話を聴いたことがある。
だからGXRをプロカメラマンが仕事で使うということは滅多に発生しないだろうと思う。けれどもこれが、素人以上プロ未満であれば話は別だ。
特に、最近では広告収入の削減などから、雑誌の取材地に編集者自身が写真撮影をすることが多くなってきている。もちろん一流紙の場合はないだろうけれども、内部向け機関誌や低予算フリーペーパーで、メインページ以外の部分では当たり前になってきているはずだ。
もちろんその場合、多くが中級クラスの一眼レフを持参し撮影するだろうけど、単純に編集者の業務量・負担は重くなる。物理的にも、ノートPCやボイスレコーダーに加え、一眼レフの重量が加わる。クリップオンストロボや交換レンズ、時にはライティングのためのスタンドやアンブレラなどを持ち歩くとなると、フットワークが鍵となる編集者にはちょっと負担が重くなるだろう。
そういうときに、このGXRやオリンパス・パナソニックが展開しているマイクロフォーサーズ機があると、話は変わる。システムがグンと小さくなるわけだ。カメラボディとレンズでいえば1/2程度にはなるだろう。スタンドなどの照明補助器具はそうもいかないけど、近年のデジカメはISO感度を上げても画像が破綻しないようにできているので、クリップオンストロボを使っても撮影は可能という状況が多くなると思う。つまり軽量化ができる。
正直にいうと、現状のGXRやマイクロフォーサーズ機では、まだその用途には足りない。たまにオリンパスのマイクロフォーサーズ機のみで出張にいくけれども、まだまだ後悔することが多い。僕の持っているE-P1とE-P2ではワイヤレスでストロボを発光させるライティングが出来ないからだ。先頃発売されたE-PL1では内蔵ストロボがついたので可能になった。本当はE-P2に着いているべき機能だ。
やっぱりライティングをする/しないというのは、写真の仕上がりに大きな影響が出る。自然光で撮るのが一番いいという人もいるけれども、いろんな光の条件を加味して設定をきちんとして撮る人が言うならともかく、雰囲気だけでそういっちゃうのは危険だと思う。だってカメラの性能は人間の眼と比べると非常に低い。人間はそもそも脳内で凄まじく補正をしながら目の前に拡がる絵を映し出している。明るくない場所でみた料理の写真でも、記憶の中ではそこそこにカラフルに思い出されるものだ。そこを無視して「そのままを撮るのがいい」といってしまうのはちょっとなぁ、と思ってしまう。ライティングは、被写体が持っている色の要素をもれなく照らして発現させてあげるものなのだから。
で、長くなったけど、GXRでライティングをするには少々コツが居る。まず、クリップオンストロボはリコーから出ているGF-1という機種。
| RICOH 外部TTLフラッシュ GF-1 | |
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この名称、パナソニックのマイクロフォーサーズ機であるGF-1と一緒だから混乱しそう、、、
普通、クリップオンストロボはカメラ上部にあるホットシューに装着して撮影する。が、僕のカメラの最初の師匠である八木澤芳彦さんからの最大の教えは、
「あのね、ストロボはカメラから離して撮影する。そこから全てが始まるんだ」
というものだ。カメラ上部にストロボがある状況では、ライティングの自由度はないも同然だ。そこで、カメラから離す算段が必要になる。ふつう、カメラメーカーであればオフシューコードという、ホットシューとストロボの間をケーブルで離すことが出来る商品があるものだけど、GXRの場合は純正品は販売されていない。そこまでやることを想定していないのだろう。
そこで、、、これを使う。
| Nissin ニッシン ユニバーサルシューコード SC-01 SC-01 | |
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ニッシンジャパンというストロボメーカーが出している、ユニバーサルシューコード。これは、キヤノンやニコンなどのいろんなメーカーのカメラボディとストロボを繋ぐことが出来るコードだ。しかし、対応メーカーにリコーはない。
繋いでみたら、、、使えました。ただしこれは自己責任でお願いします。使えなかった場合も僕に文句いわれてもこまります。
使い方も簡単で、接続してストロボの電源を入れると、GXRのダイレクト画面にストロボのマークが出る。ストロボ背面のLEDがTTLという部分で光っていれば、カメラとストロボが通信しあっている状態だ。これで撮影して、明るい/暗い状態であれば、ダイレクト画面で調光補正ができるので、+-をすればいい。
しかしGXRのTTLは意外にも精度が高いようで、Avモード(絞り優先モード)で絞りをどんどん絞っていっても、照射量は適切に追随してくれる。
■F6.3
■F9.0
F13
F22
さすがにF22になると、ストロボの照射量が追いついていないようで、画面が暗い。この辺になると大容量ストロボが欲しいと言うことになるけど、まあF22なんて普通、使わないからね。必要ないっちゃないです。
いずれも三脚無しの手持ち。暗い室内で撮影したのでフォーカスにはちょっと苦労したけど、でも以前のファームウェア時よりは快適。
僕はこの結果にとってもビックリしたので、いずれ食い倒れ撮影にこのセットを持っていきたいと思っている。
最後に、いろんなところでこのGXRを批判的に書いている人がいるようだけど、どうも購入して言っている人はあまりいないようだ。つまり批判的に観ている人は、量販店頭などで触った感触だけでものを言っているのではないか。
実際に購入して、数日使って慣れてみると、「使えるじゃん」という感想に変化するよ。このカメラ。APS-C機で、このエントリ冒頭のように綺麗にぼけるマクロ写真ってそうそう撮れないと思うけどなぁ。食わず嫌いせずにつかってみなはれ。そうでないと、売れてくれないと、今後ユニットが出ないじゃん!と、ユーザーになった僕は叫んでみるのである。
先日来、GXRを毎日手にして歩いている。いや別に義務的に、ではない。軽くて持って歩くのが全く苦にならないから持ち歩いている。もちろん装着しているレンズユニットはA12、つまり50mmマクロレンズのユニットである。やっぱりこれ以外使う気にならない。
で、先日こういう画像を例に出して、ストロボを使ったライティングができるよという話をした。
これを実現しているのは下の写真のようなセットなのである!大公開。
このようにして、ワイヤードでの外部ストロボの使用が可能になる。
こないだのエントリにも書いたけれども、このユニバーサルシューコードは、公式にはリコーのストロボには対応していない。
実は購入に際して、ニッシンジャパンに問い合わせをした。これこれこういう用途に使えますか、という聴き方だ。まあ、おそらく「サポート外なので無理です」の一言で終わるだろう、と思っていた。
しかし!
担当者の方の対応に驚いてしまった!
「基本的に対応機種(ニコン、キヤノン、ペンタックス)のみの対応となります。が、個人的に試してみます」
もちろん最後の「個人的に試してみます」はリップサービスだろう、と思っていた。しかしその5日後、担当のKさんから連絡が!
「1の件、非公式ながら、使えているような感じです。
ホットシューの個体差が出るおそれもありますので、あくまでも、自己責任でご検討お願いします。ご購入の際は動作確認されることをおすすめします。」
ええええええええええええええええええええええ
試してくれたんですか? いやビックリしてしまった! もちろん公式には「使えない」が答えである。しかし、使ってみたら使える「こともある」という風に理解しようと思った。
※あくまでメーカーとしてのニッシンジャパンさんの公式回答は「使えない」です。それをご理解の上でお試しください。この記事を読んで「コードが使えない」などの事態になったとしても、責任は負いかねますのでご容赦を。
で、並行してリコーさんにも「使えますかねぇ?」と問い合わせをしていて、同じ回答を受け取った。
ということで思い切って購入したのである。
GXRのホットシューにニッシンジャパンから発売されているユニバーサル・シューコードを装着する。このとき、コネクタ部分がかなりキツキツに出来ているので、最後まできっちりと押し込むことが重要だ。じつは、最初に接続したとき、最後まで押し込まれてない状態で「これでいいな」と押すのを辞めてしまった。もちろんその状態じゃ光らない。
「うわっ 光らないよ! ハズレ引いちゃったか!?」
とかなりパニックになったのだが、よくよくみたらピンがまだ奥に押し込まれていない状態だったのであった。ちなみに手前に灰色のスイッチが見える。これは、コードで伸ばした方に電流を流すか、それともこのコネクタ部上部にあるホットシューに電流を流すかを選択するものだ。どうせなら同時に二つとも発光させられればいいのに、と思うけど、無理らしい。残念。
で、反対側のコードにリコー純正の外部フラッシュであるGF-1を接続する。
この状態だとぐらぐらするので、僕はSLIKの小型三脚を付けてみた。よくできたことに、このユニバーサルシューコード、三脚穴が開いているのだ。
この状態で本体とフラッシュの電源を入れると、TTL調光のモードになり、カメラ側が判断した光量で発光してくれるのである。ああ、簡単。
もちろん、この状態で直にストロボの光を当てたら、光がきつくなる。ストロボの発光面にディフューザーを噛ませたり、トレーシングペーパーやスーパーのビニール袋なんかを付けて、光を拡散させて被写体にあてること。
ちなみに、、、ユニバーサルシューコードを買ってから実験して気付いてしまったのだが、、、
遙か昔、EOS Kiss Digital N を使っていた頃に買って愛用していた「オフシューカメラコード」というのがある。「まさかこいつは使えまい」と思いながら接続してみたら、、、
使えてしまったのだ! (もちろんこれも非公式だぜ!) ひえー 実はユニバーサルシューコードを買う必要、無かった!?
けど、いいのだ。ユニバーサルシューコードはちょっと短い。まだ実験してないけど、オフシューカメラコードとを延長ケーブル的に使えないだろうか、と思っているのだ。そしたらコードの長さを延長できる。
僕としてはライティングの自由度を確保するために、最低でも1.5mは欲しい。しかもできればスパイラルケーブルでなくて、細身のストレートケーブルで欲しいのだ。
なぜかというと、、、僕は普通、一人で行動し一人でセッティングして写真を撮る。その際、スパイラルコードだと、、、 カメラから遠いところに置いて撮影しようとしたとき、ふとした弾みでビヨーンとコードのバネが効いて手元に戻ろうとする。そのとき、三脚が倒れて料理の皿に突っ込んでしまったりするのである! いやーーーーーん!!!
細かいことだけど、今後の商品開発にぜひ活かしていただきたいと思います。
ちなみに、日々持ち歩くことで、少しでも使いやすくなるようにハックを試みている。
首からかけるストラップを装着しようとしたら、GXRはコンパクトカメラ用のストラップ穴しかなくて、一眼レフようのストラップは装着できなかった!
ので、なにかいいものないかとヨドバシを探したら、三脚穴にねじ込む方式のリストストラップがなんと500円くらいであった。なかなか佳し。
でも、常に手首にまきつけておくのも疲れる。そこで、小さなカラピナでジーンズのベルト通しにかちゃっと引っかけることにした。
カラピナの上にあるのは、超小型のLEDライトだ。これは何に使うかおわかりだろうか? GXRとA12ユニットは、画質は最高だけど、暗所でのAFが迷いに迷うという欠点がある。 でも、基本的にAFを合わせる瞬間だけ明るくしておけば迅速にAFが合う。そこで、このライトで照らしてAFを合わせて、その状態で我慢してライトを遠ざけて、静かにシャッターをレリーズすればいい。そういう使い方が出来る。
「どうせならそのライトで照らした状態で撮ればいいじゃん」
と思う人もいるだろうけど、どうもLEDの光と照明の光がミックスされると、おかしな色温度になってしまうので、まだ使いこなせていない。
ということで、これが僕のいまのGXRライフだ。
そういえば「最近の写真はぜんぶリコーので撮ってるんですよね?」と言われるんだけど、そんなことないです。
基本、気合いを入れるときはニコンのD700。このカメラはあらゆる意味でいまベストの選択。
次に、荷物を多くしたくない場合にはマイクロフォーサーズのE-P2。これには標準ズームレンズと、荷物的に許せる場合はフォーサーズの35mmマクロレンズをアダプタかませて持って行く。
その体制に、特殊な位置づけで入ってきたのがリコーのGXRなのだ。ほんと、不思議なカメラだ。 だって、A12ユニットは、マイクロフォーサーズよりも撮像センサーが大きいAPS-Cサイズなので、基本的な画質もボケ量もマイクロフォーサーズとは比べものにならないほど佳い。
レンズと撮像センサーが最適化されているから、このとおり画面全域にわたって全くゆがみがない。あ、右上の空中に浮遊してるのは飛行船です。UFOじゃないよ。
そして、野に咲く小さな花をマクロ撮影したいと思ったときに、こんなに肩肘はらずに撮影できるカメラもない。
リコーさんとしては、
「GXシリーズのように使える、S10ユニット(24-72mmというズームレンズユニットだ)をメインに使ってみてください。そちらのほうがよりリコーらしいと言えると思います」
と仰っていたのだけど、僕は正直、あまり積極的に使う気になれない。だって結局、コンパクトデジカメ画質なんだもん。
やっぱりGXRには、単焦点ユニットが似合うのである。F2.5でなくていいから、24mmF4.0程度の広角レンズユニットを一つ、そして万能レンズとして使えそうな35mmF2.8ユニットを一つ。それだけあれば、僕としてはGXRだけ持って撮影に行けそうだ。
次に出るレンズユニットはどうやら、コンパクトカメラCX-3と同じ焦点域をカバーする高倍率ユニットらしいが、僕にはあまり必要ないなぁ、、、その次にどうやら、GR-Dシリーズでおなじみの28mmという広角ユニットが出るはずだ。先日CP+で観たそれは、すごくコンパクトで良さそうだった! でも、28mmって僕には中途半端。20~24mmくらいまで広ければなぁ。
GXRは、まだまだユーザが少ないようで、価格.comの掲示板をみてもあまり活発な議論がされていない。つまらん! ぜひぜひ仲間求む、です。
もう、マジで切実な問題。2004年くらいからのデジカメ画像データが、1.5TBのHDDに入り切らなくなってしまった。
外出先で写真を撮ったら、帰りの電車や飛行機内で、できるだけ早くメモリーカードからノートPCにつないだ持ち歩き用の500GB小型HDDにコピー。気合いをいれた写真の場合はJPEGのファイン+RAWの同時記録で計500枚くらいになる。そうなるとだいたい8GB/一回くらいになってしまう。
これを、出社時に会社のデスクトップPC環境にコピー。
現状、デスクトップのPCには、システム用のドライブとは別にシーゲイトの1.5TBのSATAドライブを2つ入れて画像を保存している。なぜ2台かというと、ミラーリングしておいて、どっちかが壊れても大丈夫なようにしているわけだ。
これに加えてアイオーデータ社のLanDiskHomeというNASの2TBモデルが一機。会社のデータサーバとして、そして写真のバックアップとして使っている。RAID5を構築しているから、HDDが壊れても復旧が出来る。
僕はこうみえて非常に臆病な人間なので、「壊れたらどうしよう!?」という恐怖が常にまとわりついていて、そんな構成にしているのだ。
画像はすべてフリーソフトの「とりこみ隊」というソフトでHDDに取り込む。いろんなソフトを試してるけど、RAWがきちんと取り込まれなかったり、デジカメのメーカー純正のソフトだと他社のに対応してなかったりとで、これを使い続けている。Pictureフォルダの下に年ごとに「2010」のようなフォルダを作り、「2010-04-05」のように西暦-月-日という規則のフォルダを作り、その中にメモリ内の画像をコピーということをやってくれる。
で、予想通りではあるけれども、D700を導入した2009年からデータ量が半端ないスピードで増え始め、昨年中に1TBのHDDから1.5TBのに切り替えたのに、もう今の時点で残り5GBしか残ってないということになってしまった。ヤバイ、これはあと一週間分ももたない!
ということで秋葉へ。うちの事務所から秋葉へは自転車で10分かからないので、平日の混まない時間に、快適に買い物が出来るのだ。
いま市販されている最も容量の大きいHDDは2TB。でも、たった500GBの容量アップだと、下手をしたら半年後にはもう満杯になってしまうだろう。だから、もう単体のHDDでは間に合わない!そこでセンチュリーが販売する「ドライブドアeSATAボックステラ5」というのを購入。5台のHDDを買ってぶち込むと、RAID環境を構築してくれるものだ。eSATA接続なのでUSB接続の外部HDDのようにとろくて使えないということがないはずだ。(ただ、この製品のコントローラチップはあまり高級ではないので、遅めらしいが)。
中に入れるHDDはいままでデスクトップPCに入れていた1.5GB×2台と同じものを秋葉で3台調達。クレバリーが安かった。1万円ちょっとで1.5TBが買えるなんて、ありし日のMacintosh Quadra650用に720MBの外付けHDDを8万円近くで買っていた昔が遠いことのように思える。
RAID構築するまえに、いまある画像を2TBの新HDDにコピーしなければならない。SATAインターフェースが全て埋まってるので、HDDをとっかえひっかえして数時間かけてすべてコピー。で、昨日はれてHDD5台をRAIDボックスにぶちこんだが、なぜかマニュアルを紛失してしまい、起動してからRAID構築する方法が確認できない(涙)メーカーのWebサイトにマニュアルあるかと思ったけど、ないのだ。
あー くたびれる、、、
僕でさえこうなのだから、デジタル中心のプロカメラマンはすごく大変だろうな。どうやって画像管理して居るんだろう?
だれかいい方法、教えてください。
ちなみにいままで時間が無くて試せてなかったけど、読者の方からいろいろ教えてもらったFlickrはアカウントをとったので使ってみようと思う。けど、RAW画像をアップできないのがちょっとな、、、
ん? RAWで撮るの辞めればいいじゃん、て感じ?
そうもいきませんよ。田中チョートクさんクラスなら「使うかわからないRAWなんてやめろ」でいいかもしれないけれども、それは現場で出来うる限りの好条件に追い込んで撮れる人のいうことであって、僕はまだまだ自信がない。
ということで、僕の切なる要望は、HDDの飛躍的な容量アップただ一つだけなのである。HDDメーカーさん頑張ってください。
ではこれから青森に行ってきます。
カメラマン阿部秀之先生のご著書が発売された。
| デジタル一眼 そうじゃない、こうなの! | |
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また、僕のように「わりと撮れるようになってきたぜ、へへへ!」とタカをくくっているような人にとっても、読むと「ええええええ そうだっったの!?」と速攻で設定を変えざるを得ないような、そんな本です。
例えばいきなり「うまくなりたいと設定をいじる前に、初期設定で撮りなさい」とか、「大口径レンズでなければ、絞り優先で撮る意味がない」など、初心者に「そうなんだぁ」と優しいアドバイスから、「PLフィルターは常用・全効きがベストじゃない」という、ちょっとドキッとしてしまいそうなものまで多数、多数の作例と共に書かれている。
阿部先生とはニコンのU氏のご紹介でおつきあいが始まったが、本当にそのお人柄を尊敬できる方で、お会いできて本当によかったと思える方だ。
その阿部先生とニコンU氏と某日、浦和で地鶏を食べたのでした。
浦和市から県庁方面に出て、真言宗の古刹である玉蔵院方面へ歩くとこの「田楽」がある。この店、北千住バードコートの野島さんの元で修行を積んでいた上甲君が独立して開いた店なのだ。
上甲君は僕と同い年。もうずーっと一緒にBBQやったり京都に行ったりしてきた仲間が独立していい店をやっているのはホントに嬉しい。阿部先生、入店してさっそく、吊してある鶏を「おおお~ すっごいねぇ~」と嬉しそうに激写。持ってるのはニコンが先頃出したコンパクトデジカメ。手ぶれ補正の効きがものすごいモデルだ。
上甲君が修行をしたバードランド、バードコートではご存じ奥久慈シャモを使用しているが、奥久慈の生産者組合の出荷量はバードランド関係の三店でいっぱいいっぱいらしい。そこで上甲君、田楽のオープン前にいろいろと鶏を探して行き着いたのが、栃木シャモ。生産者のおやじさんとも関係深く、常連客と生産者さんのゆうべなども開催しているらしい。
手前が胸肉、奥はささみ。胸肉の生の食感は実にいい。シコッと歯ごたえがあり、上品なうまみをたたえている。対してささみはとろん、のろんと溶けるような食感だ。
砂肝の大きさも立派、歯ごたえジャクジャク。
バードコートでおなじみのおつまみ、、、かと思いきや、なかなかオリジナルな品も出している。その一つが鶏肉のソーセージ。
うーむ いいんじゃないですか! ブロイラー品種だとこんなじゅわっとうまみが出てこないよね。
定番のレバーペースト。この日は他の店とおなじように羊羹状にカットした状態できたが、後日再訪したときにはバゲットに塗られた状態できた。どっちもよいですね。
栃木シャモの肉とレバー、どちらも味が非常に上品だ。奥久慈シャモは体育会系的な筋繊維の強さと強いうまみを内包した男性的な味だが、栃木シャモはしなやかで上品な女性的な地鶏という感じだろうか。
ササミ風干しは酒を誘う、、、もちろん竹鶴や神亀おいてありますです。燗酒を所望。
さきほど阿部先生が撮っておられた、半身に割って蜂蜜とか塗って、熱した油を何回もかけて火を入れたスペシャル料理。名前、なんだっけ!?これは要予約です。
これがもう 白飯食いたくなるうまさ。甘辛く皮がぱりっとして、スモーキーな香りもたって美味しい。
ここからは串のパレード。
かなり肉を摂取して、〆の親子丼まで突っ走ってしまった!
上甲君が、同い年のよしみですげーのを飲ませてくれた。
生まれ年カミュ、、、
ものすごい凝縮感と、絹のようななめらかさのあとに灼けつくような強さを感じる。いいねぇ、素晴らしいねぇ!
埼玉県のみなさま、ぜひ田楽をよろしくお願いいたします。
ちなみにこれらの写真はオリンパスE-P2に、キットレンズの14-42mmを使っている。このレンズ、あまり好きじゃないと思っていたけれども、はまるといい感じの描写になる。ただし、JPG画像のままじゃなくRAW現像したほうがいい。
そして先日、ある業界のヒアリングもかねてこの店で集合。今度はリコーGXRで撮影。
ユニットはもちろん50mmF2.5のA12ユニット。写りが素晴らしい!以下もすべてRAW撮影して現像。現像時に露出を+0.3EVにしている。
先付けはその季節によって変わるのね!この煮こごり、トロロンとしていてい美味しかった。
さて、下のつくね串に添えられた卵の色を、上の方にある前回時の黄身の色と比べてみて欲しい。
前回のが黄色みの強いものであるのに対して、こちらは鮮やかなレモンイエロー。そう、これじつは青森県のトキワ養鶏の飼料米を7割食べさせた「こめたま」なのだ!
前回話をした時にこめたまの話題になって、「使ってみたい」ということでサンプルを送ってもらったら、これはいいということになって正式採用になったのだ。
栃木シャモは上品な味と食感の地鶏なので、あっさりした風合いの黄身の味をもつこめたまとはベストマッチだ!素晴らしい。
そして、、、なんと親子丼もこめたまに!
白い親子丼である!! 実に上品、〆の一杯に親子丼はきついと思う人も、かなりの高確率で一杯いけてしまうだろう。
もちろんこのデザートもこめたま、、、
素晴らしかった!ごちそうさまでした、、、
ところで、GXR+A12ユニットはやっぱりシチュエーションによっては最強。どういうシチュがいいかというと、わりと低照度で白熱灯を使った店内だ。普通のカメラでは赤や黄色の色かぶりがひどくなるけれども、GXRのホワイトバランスはなぜかオートにしておくと、なんもせずとも色かぶりのない色再現をしてくれる。
最後に阿部先生のご著書をもう一度。ホントにおすすめです。
| デジタル一眼 そうじゃない、こうなの! | |
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オリンパスが快進撃(?)を続けている。先日のカメラグランプリでは念願のグランプリ初戴冠。その主役はもちろんE-P1だ。元オリンパス使いの身からすれば、マイクロフォーサーズではなくフォーサーズシステムでの栄冠があればもっとよかったけれども、まあしかしマイクロの存在はカメラの歴史を変えた、ということは明らかだし、ふさわしいと思う。
ただし、、、
マイクロの中で、僕がより食指を動かしたくなるのはパナソニックのものだ。特にレンズのラインナップは充実している。本来、「レンズはオリンパス」という信頼あるブランドなのにもかかわらず、パナソニックの方がインプレッシブなレンズを多々、世に送り出しているのはどういうこと?
20mmF1.7は、フルサイズ機やAPS-C機に比べると「ぼけにくい」性質を、F1.7というすごいF値によって「ぼけさせることもできる」という評価に変えた。そして7-14mmという超広角レンズは、圧巻の品質。おまけにライカブランドから、マクロエルマリート45mmF2.8 という素晴らしい描写のマクロレンズまで出した。
つまり、もうすでにレンズラインナップの上で言えば、パナソニックのレンズで仕事しようと思えば、できないことはない(ほんとはまだ明るい標準ズームがないから苦しいけどね)と言うところに来ているのだ。
そこにようやく、オリンパス陣営から歴史に残るであろういいレンズが発売された。
実はダメ元でオリンパスのTさんに連絡してみたら、「一週間でよければお貸ししますよ」と! やった! じゃあ高知に持って行けるじゃんか! と狂喜乱舞して、そのまま新宿へ行き、カフェハイチの本店でドライカレー特盛りを食べながらレンズをお借りしたのである。
小さい、、、不覚にも、このレンズをつけE-P2の写真を撮っておくのを忘れたので、このレンズがどんなにか小さいか伝わりにくいだろう。オリンパスの上記Webにある、ふつうの一眼レフカメラに付ける、同等の超広角ズームレンズの大きさと、本品の比較イラストを見れば一目瞭然だ。
まあ、なんつったって155gだからね! ニコンのフルサイズ用の同等のズームレンズを買おうとしたら680gあるから、もう天と地ほどの違い。しかもこれ、画質は相当によいです。
マイクロフォーサーズの9mmは35mm版のフルサイズ機に換算すると18mmの超広角。だだーーんと足摺岬の突端の風景を収めることができる。
ふだんはニコンの24-70mmを使っているので、広角は24mmまでとなる。このレンズをつけたE-P2をぶら下げながら、広角で撮りたい時だけ構えて、シャッターを押す。お気づきかもしれないけど、オリンパスブルーと呼ばれる青空の深みのある青色も健在だ。
いやー いいねこれ! 迷わず買いでしょう。と思ってたら、先日のD700落下事件にみまわれたので、購入少し待ってね。
ただし、オリンパスに苦言をいいたい。それはボディのこと。ボディ性能がレンズ煮追いついていないような気がする。特にE-P1、E-P2。先頃でたE-PL1は使ってないのでわからないけど、、、
やっぱりフォーカスをもう少し何とかしないとダメだ。iPhoneのカメラやパナソニックのG2に搭載された、液晶パネルがタッチパネルになっていて、ピントを合わせたい位置をチョンとつつけば、フォーカスしてくれるというあのシステムが搭載されないと、機敏なAFができないよっ!
ということで、僕はマイクロ機もいいけれども、E-3後継機種に期待しています。これは買うつもりだしね、、、そのために一番好きな50mmマクロと50-200mmをまだ手放さずに持っているんだから。
久しぶりにカメラネタでした。実は宮崎でも強烈なカメラネタがあるので、時間を見て書きます。
おそらくカメラファンであれば絶対に気になっている「あのカメラ」がいま事務所に届いた。習慣アスキー誌の試用レポートページのネタとして、借りられるかどうかわからないけどいちおう希望を出しておこうと思ったら、なんなく借りれたというのである。
いやー 初めて使う○○カメラ。事務所の目の前でやっているので常食しているアジアンキッチンの弁当を撮るのもなんですが、、、
これから本格的に試用してきます。




しかし、覚悟はしていたけれども、ファイルがドデカい。JPEGで15MB、DNG形式のRAW画像がなんと54MB!!
でも、他のレビューをみるとRAW現像したほうが撮って出しのJPEGより画質がいいようなので、Lightroomの最新版で現像してシャープネスをかけて出している。こんな小さな画像では、このカメラの画質を伝えることはできないのだけれども、まあそれは週アス誌面で。
いったい何の話をしているのか、ワカラナイ人には全く分からないだろうけれども、カメラ好きなら察してくれるでしょう。そう、あの超弩級カメラを短期間だけれども借りている。
このデジタルカメラの元となった銀塩カメラは風景撮影をする人が愛するカメラだったので、自然光で撮影する人がほとんどだろう。ということで、ストロボを用いて料理を撮影したらどうなるのかを試すために木場のロジウラにて、ばんばん撮影をしてきた。
詳しい所感はのちに週アスでレポートすることになるのでそちらを観ていただきたいのだけれども、僕のように初めて中判フォーマット(正確には少し小さいのだけれども)に触る人間には驚異の画質という一言だ。
圧倒的に高精細で、しかもボケが35mm版フルサイズのカメラよりもどかーんとでかい。
ただし、設定をちゃんとしないとうまく撮れない。そんなの当たり前だけど、設定を追い込むのがシビアだ。ニコンのD700での撮影になれているせいもあると思うけど、初めて触るカメラというのはやっぱりちょっとやっかいだ。
それでも、はっきりくっきり、どこまでも高精細に写るこの画質、深みのある階調表現にはちょっとやられてしまう。
商品撮影をするプロカメラマンの方のご意見としては「帯に短し、たすきに長し」ということだった。そうなんだろうな、、、だってこの製品は、メーカー自身が「ハイアマチュア向け」として売っているから。けど、ハイアマチュア向けでこの画質ってのは想像を絶するところだと思う。
週アス誌面ではこのカメラのいいところ、ちょっと使いこなしが必要なところなどをバランスよく書いていきたいと思う。
週刊アスキー誌上での僕のレビュー記事も無事掲載されたので、ブログに書いていこう。ちょうど昨日、ペンタックスの入門機K-rの発表があったようだけど、最近ペンタックスが熱いですのう。ちなみにK-r良さそう。ボディカラー赤、グリップ黒、レンズ赤でオーダーしたい!と思っちゃった。もうカメラもここまでくると自分の個性を魅せるためのツールとして所有する時代になるような気がする。ペンタックスが今回発表した、表面がブロックになってるコンパクトデジカメとか、非常に面白いんじゃないかと思ってしまった。
さて、その一方でペンタックスは、中判デジタルというのをハイエンド機として出したわけだ。カメラ識ってる人ならご存じだと思うが、そうでもない人もいると思うからちょっと解説。
フィルムを使う銀塩カメラ時代に最も普及してたのは35mmというサイズ(フォーマットという)。あのバカ高い、マニアがいっぱいいるライカが世に出したフォーマットらしい。それまではあの写真屋さんが黒い布をかぶってガシャンとやる大判というのがあって、そのフィルムサイズはとんでもなくでかかった。で、大判と35mmの間にあたるサイズが中判といえばいいんだろうか。大判カメラはセッティングにすごく時間がかかるのだけど、中判は35mmに準ずる使いやすさがあったので、プロがよく使っていたフォーマットだ。
週刊アスキーで昔々に連載していた「ホテルdeGOHAN」という連載は、八木澤カメラマンが中判カメラで撮影をしていた。この時代は「料理は中判のフィルムじゃないとダメ」という、発行人F岡さんのこだわりがあったと聞いている。フィルムだし中判だし、どでかいストロボを持参して2灯バシンと焚いて撮影をしていたのを、「なんでこんなにおおがかりな撮影が必要なんだろ」と思いながら僕は見ていた。今から思うと、そうじゃなきゃ撮れない絵があったから、なんだけどね。
で、デジタルカメラの時代になってきたわけだけど、銀塩カメラでいうフィルムにあたるのは、撮像センサーだ。このセンサーはサイズが大きくなればなるほど高くなる。銀塩で普及していた35mmというサイズのセンサーを使おうとしたら、一般消費者が買えないほどの価格になるのだ。だから、APS-Cという一回り小さなサイズのセンサーを、民生機には使うようになった、らしい。
でも、デジタルに対応したプロは35mmフルサイズ版のデジタル一眼レフを使ったり、もっと高いレベルを求められる広告写真などのフォトグラファーは、デジタルバックという、センサー部分だけで数百万円するものを従来の中判カメラにオプションでくっつけて撮影をしている。
何が言いたいかというと、中判といえるくらいのサイズのセンサーを使おうとすると、現状では100万円オーバーはあたりまえという状況だった。そこの市場に、ドカンと大きな爆弾を放ったのがペンタックスなのだ。ボディの価格が80万円前後。実売価格は70万円台になっているようだ。これって破格の値段だと思う。
なにこれデカイじゃん、という感想を持つ人も多いだろう。うん、でかいんだ、、、けど、持ってみると思ったよりも軽く感じるのが不思議。写真にある同時発売の55mmというレンズを着けると、実にシクッとくる持ちやすさ。
しかもこの背面をみればん?と思うことがあるはずだ。
「あれ?普通のデジタル一眼レフとおなじじゃないか?」
そうなのだ! この645Dのすごいところは、「一眼レフカメラ」であるということなのだ。つまり、センサーがデカイということ以外は、操作感はまったく同じ、ということだ(実は違う部分もあるのだけど、それは後述)。
だから、説明書をほとんど読まなかった。それでも使えた。初めての中判というのにドキドキしてたけど、手にしてみたらすぐに使える。非常に嬉しくなったのだ。
で、翌日に控えていた秋田出張に、いつものD700ではなくこの645Dを持参することにした。ペンタックスからはレビュー用に色んな中判用レンズを借りていたのだけど、標準ズームレンズと120mmマクロ、そして写真に装着している55mmを持って行った。
この日は国会議員秘書の福原氏が、某広告代理店社員と某青果流通会社の社長をつれて、秋田県北部のよい食を廻るという趣向。
まずは比内地鶏で有名な大館市比内町へ。比内鶏の血をひく鶏を育て、米代火内鶏(よねしろぴるないどり)というブランドで販売しているグループさんのところへ伺った。
PENTAX645D 120mmマクロで撮影
(続く)
せっかっく某社にいるのだから、ダメ元でいつもなら使えないようなレンズを貸してもらえないかなぁとお願いしてみたら「いいですよ!」とご快諾いただいた。やった!
35mmF1.4
85mmF1.4
の二本をお借りした。でけぇ、、、
けれども、開放で撮ったらすごい!
「すごいにきまってるよ、だってもう何十年もリニューアルしてないのを新しくしたんだから、ねぇ」
と阿部先生おっしゃるが、そうですよねぇ。
目にピン合わせたらもう他の場所はボケボケになる。すげー
韓国に嫁いだ、嫁さんの大学時代からの親友がきてくれた。この子はその第二子、かおんちゃん。
昼ごはんは神仙ソルロンタン。チェーン店だけど旨い!
その後、アックジョンのお洒落ストリート・カロスキルへ。息子のミンソがはしゃぎ回って場違い(笑)
出た、ハナホジール!
そして夜はユッケとヘージャングッの名店にいったのである。
レンズの話の続き。今回、ニコンコリア(もういいや名前出しちゃおう)で、出たばかりの超絶レンズである35mmF1.4と85mmF1.4を借りることができた。
やったー!
どっちも出たばかりということもあるけど、小売価格が18万円とかするのでえす。プロ用のレンズはやっぱり高いのでえす。けれども、その価格には当然意味があって、そのレンズでなければ撮れない絵というのがあるわけなのです。
上の写真の右側が85mm、左が35mm。85mmのレンズ前玉のでかさといったらない。しかもズシリと重い。ちなみに韓国でもカメラ熱はかなり高いようで、南大門市場周辺のカメラ店街はこんな感じで賑わっている。
お客さん側のショーケースには最新機種だけではなく、中判のハッセルや大判カメラまで陳列されている。
阿部先生のお話だと、韓国ではSLRクラブというグループ(ユーザーの任意団体らしい)があって、一眼レフカメラについてはそのグループの論評によってかなり売れ行きに影響があるそうだ。2ちゃんねるみたいなものですかね。
ところでこのエリアのすぐ対岸に、ニコンコリアが入っている商工会ビルというのがある。
ここから、現在補修中の南大門をみながら歩く。
その途中にでかでかと掲げられているビルボードはオリンパスである。
これだけ見ても、韓国ではかなりカメラ文化が浸透していることがわかる。たしかに街を歩いていると、かなりの確率で一眼レフを下げた人たちがいた。それも、キヤノンなら5Dなどの大型ボディに、赤いラインの入ったLレンズを着けたようなのがわんさか。なんだよ韓国にはお金を潤沢に使えるカメラ好きが多いんじゃん!
また通り過ぎるバスの側面にもカメラの広告が刷られているのをよくみた。一番目だっていたのはオリンパスのE-P1シリーズ!PENという言葉がいろんなところで躍っていた。
「オリンパスはソニーがミラーレス市場に参入してきたことでシェアをとられまいと、ググッと力を入れているようですね」
と某氏。うぅむ頑張って欲しいところだ。
ところでレンズの写り具合。
35mmF1.4 で、開放のF1.4で撮影。
できるだけ同じアングルでF2.8で撮ったのがこちら。
F2.8でもかなりのボケですね。やっぱり単焦点レンズは、ズームレンズで同じ絞り値で撮影したものよりもあきらかにボケの量が多いということでしょう。いつも持ち歩いている高級ズームレンズである24-70mmF2.8で同じ35mmF2.8に合わせて撮ったとしても、こうはならない。
阿部先生いわく
「このレンズはねぇ、F2.8からF4までがいいんだよ!開放にすりゃぼけるのはあたりまえ。けど、この間の絞り値で出てくる、輪郭がきちんとわかるけどボケてるっていうのが美しいんだよ!」
とのこと。深いです。
それにしても35mmという、ちょい広角のレンズは、スナップにちょうどいい。
これに対して、85mmという中望遠レンズは使いこなしが難しいけど、決まればバシンと印象的な写真が撮れるレンズだ。
人物写真も撮ってるけど、こっぱずかしくて載せられん。けどホントはこのレンズ、ポートレート向けなんだよね。ゴメン。先日の赤ちゃん写真でご判断お願いします。
↑F1.4
↑F2.0
どちらも僕には撮りこなすのが難しいレンズ。だけど、欲しいですねぇ。特に85mm。買えるかどうかは、今年の僕の会社の業績次第。うーん、、、
阿部先生からご連絡いただいたのだけど、ちょうど明日~日曜日まで、秋葉原のUDXビル2Fにて、ニコンの新製品体験展示会がある。
■Nikon Digital Live 2010
http://www.nikon-image.com/event/2010ndl/index.htm
高名な写真家さんがトークセッションするのだが、どの日も阿部先生がトップバッターで出演される。そりゃ俺は行きますよ。土曜日かなぁ。そろそろ一眼レフカメラ買おうかと迷ってる人は来た方がいいですよ。この秋冬に登場するモデルの中で、D7000はぶっちぎりのおすすめ品だからね。
ということで土曜日は秋葉でD7000に触ってから、トプカでカレーを食べつつ岩本町のオリンパスプラザへ徒歩移動し、展示されているはずのE-5をさわりに行くというスケジュールにしようかと思っております。カメラ好きな方、ご一緒しませんか?
ちなみに日曜日から火曜日まで北海道。イヤリングビーフを巡る旅に出てきます。
ニコンのイベントで阿部先生のお話を都合2セッション聞き、ニコンD7000のよさをとくと味わってきた。会場では富士フイルムの社員さんが声をかけてくれて、カメラ話に花を咲かせることもできた。Kさんどうもありがとう!
そしてセッションの合間に、小川町にあるオリンパスプラザに遠足して展示されていたE-5を触ってきた。受付の女性に「画像持ち帰っていい?」と聞いたらOKだったので、いろいろな条件で撮影することができた。
ちなみにこのE-5本体を撮影しているのは久しぶりに持って出たE-420に25mmF2.8パンケーキである。なんか、久しぶりにE-システムを使ってる気分。マイクロフォーサーズ機はもう全く別のものという感じだからね。E-420は、オリンパスのE-システム史上最高のカメラだと僕は思っている。当時世界最小の一眼レフカメラ。重さだけならE-P1とそんなに変わらない。それに撮像センサーもかなりよいものが乗っている。唯一、光学ファインダーの見えが非常に悪い(像が小さい)ので、マニュアルであわせるのは難しい。AFの測距ポイントも中央三点しかない。けど、けど、それで撮れる写真はとっても満足いくものだった。
E-5の外観はE-3とほとんど一緒。金型代を節約する意味でそうなったのだろうと思うけれども、本当はそこ(外観)が一番改良して欲しい点だった。撮像センサーの小さいフォーサーズシステムは、レンズやボディを小型化できるというメリットが最初から謳われていた。けどセンサーが小さいということは、ミラーから得られるファインダー像も小さくなるということであって、目でピント確認できるだけの大きな像を得るためには、大型のプリズムが必要になってしまい、結局はセンサーの小型化で稼いだ小ささをスポイルしてしまう、ということらしい。
けど、ペンタックスのK-5の小型さ、粋なデザインを見てしまうとどうしても「これってオリンパスがやるべきコトだったんじゃねーのか」と忸怩たる思いになっちゃうのでした。E-410とE-420の小柄で粋なスタイルを、さらに伸展させてE-5後継機を作って欲しかった、、、
まあそれはともかく、外形が同じということは操作感も同じということ。何も迷わずに動かすことができた。外付けフラッシュのFL-36Rを持参してきたので、リモートフラッシュ機能をオンにして、その辺の小物を撮影。
うわーーーーお!
光を当てたときの細部のディティールの精細感、すばらしい!これ、なーんも難しいこと考えずに横からあてただけですよ。レンズは装着されていた12-60mmF2.8-4.0 (35mm版換算で24-120mmという、万能といってよい標準レンズだ)の望遠域で撮っているけど、ものすごく簡単にライティング撮影ができる。この感覚、懐かしい!
しかも、触れ込み通り画質はものすごくシャープである!
12-60mm 60mm(換算120mm) F4.0 1/125
これ、グレードが高いといっても、標準レンズですよ。小物をこんなに精細に描けるのだから、もう少し大きな料理一皿の撮影だったら、バチンと決まるはずだ。すーっと引いていくようなボケもキレイだ。
次に、展示されていた50mmF2.0マクロを装着。このレンズ、僕がまだ手元に残してあるレンズだ。2008年くらいのエントリはほぼ、12-60mmとこの50mmマクロで撮影をしていたようなものだ。すると、全体の解像感が一段階上がった。
↓ 前ボケも後ボケもいい。
さすが銘玉!フォーサーズのレンズとしては最初の方に出てきたにもかかわらず、マクロといったらこれ。マイクロフォーサーズでもいの一番にコレ並みのマクロ出してくれないと、本気になれないよねぇ。
次にこれも手元に残してある銘玉35-200mmを装着。窓ガラス越しに撮影してもシャープに写る!
引いたのと、、、
よってみる。葉の一枚一枚の解像感がすごい。といっても縮小画像じゃわからないでしょう。等倍でトリミングした画像がこれです↓
念のために言っておきますけど、これはガラスを隔てた外の風景の写真ですからね。それでも等倍までこんなにかっちりと写っている。ガラスがなかったらどんなにかビシィッとくるだろうか。
かなり、いい感じだ、、、うーん、、、悩ましい。
もし、これまでのオリンパスフォーサーズ機のユーザーだった人なら、「うわっこれがズイコーレンズの実力か!」と喜ぶことができるというのは間違いない。
たしかにこれまでのフォーサーズ機での撮影では、どうしても風景などを撮影した場合、解像感がそれほどよくなく、もやっとしていた。それを解消するためにシャープネスをかけて何とかしていたのだけども、「もっとなんとかならんかなぁ」とも思っていた。その一方で、料理写真をワイヤレスフラッシュ機能を使ってマクロ撮影するとビシッとシャープに写っていたので、それはそれでよかったのだが、、、
それが今回のE-5は、撮像センサーの前にあるローパスフィルターの効きを弱めることで、解像感を一気に向上させた。でも正直なところ、「なんだよ最初からそうしてくれよぉ」という感じだ。まあ、3年前にはできなかった事情もあるのだろうけれどもね。
さあて これを僕は買うのかどうか!? 、、、買うんだろうなぁ、、、と思う。これで使いたいレンズがあるからね。だけども悩ましい。35mmフルサイズのニコンD700をメインに、今度出るD7000(APS-Cサイズ)をサブ機とする。そこにこのE-5をどのように位置づけるのか。E-5で使いたいレンズといえば、標準が12-60mm、マクロが50mm、望遠が35-200mm。これにストロボのFL-35Rを持ったらそれだけでかなりの重量になるのだ。つまりその都度、ニコンのシステムを持って行くのか、E-システムにするのかを選ばなければならない。
うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん
悩むよぉ、、、 もう少し悩みます。はい。しばらくしたら手元に某ルートから貸出機がくるはずなので、食い倒れ撮影に同行させて詳報しますね。
はっきり言えることは、僕の写真撮影に対する理解も、3年前とは比べものにならないほど上がってはいるはずなのだ。だから、いまE-5を手にしたら、以前よりもましな写真が撮れるはずなのだ。それを確認してみたいと思う。
結局昨日は全然眠れず、3時頃にようやく寝入ったと思ったら5時には起きて、愛媛出発の準備をすることとなった。
ちなみに僕が住んでいる木場界隈は、全国に出張するには最適な場所の一つかもしれない。東京駅まで地下鉄で15分、家からでもタクシーで17分程度。羽田に行くなら地下鉄を使うより、タクシーのワンメーターで豊洲へ移動し、そこからリムジンバスで20分。タクシー710円とリムジンバス700円の1400円で、30分で羽田に着いてしまう。成田に行くにも、東西線が東葉勝田台まで伸びているので、そこまで行って乗り換えて1時間30分だ。これが、僕が10年木場から離れられない理由。
今日も豊洲からリムジンバスに乗ったが、オリンパスE-5を握りしめていた。昨夜、事務所に届いていたのを今回の出張に持ってきたのだ。レンズはスーパーハイグレードレンズである14-35mmF2.0。大砲のような外観で20万円以上するレンズだが、性能はバツグンということで借りてみたのだ。
豊洲のバスロータリーを出て湾岸線に合流するまでの間の風景が、やけにドラマチックなのだ。それを、E-5に搭載された「ドラマチックトーン」というアートフィルターで撮ってみたいと思ったわけである。
例えばなんてことのない交差点がこんな写真になる。
なんだか超現実的でしょう?
さてずんずんとバスは進む。
こんな感じで、やたらとドラマチックに写るのである。
愛媛空港に到着。
空になにもなく、青色一色だったりするとあまりドラマチックにはならないみたい。けど、なんか広告みたいな、非現実的な精細感のある写真になる。
本当は、このドラマチックトーンの画像とともに、無処理の画像を並べられると効果のほどがわかるのだけども、RAW現像できるソフトウェアをノートPCにインストールしてこなかったのでできない!残念だ。
さてドラマチックトーンはともかく、このカメラ、やはり僕が2年前まで使っていたE-3に比べると画質は相当にアップしている。撮像センサーの前にあるローパスフィルターの効き目を弱くしているので、被写体のエッジがカリリッと際だって見える。
ちなみに今回の出張は、愛媛県大洲市のご当地グルメを創出するためのO級グルメレシピコンテストの審査員として。出てきた料理をライティング撮影。
■鮎寿司
■あまごのさつま(冷や汁のようなもの)
■鮎つけめん
今回グランプリを獲得したのは、大洲名産の里芋をマッシュにし、これまた名物料理である芋炊き(山形の芋煮に煮ているが、具材が鶏肉になる。醤油の甘辛味)の味付けでコロッケにしたものだ。
コロッケはご当地グルメではけっこうありふれている。なにを入れてもいちおうはサマになるというつぶしがきくという特性からだろう。だからちょっとためらったのだけども、この料理はコロッケの一番大きな要素である芋に名産の里芋を使っている。大洲の里芋のうまさは本当にすごいのだ。ネットリとした舌触りに濃厚な風味。里芋自慢でけんかが起きるくらいなのだ。そして味付けがこの大洲の超定番料理。この二つの要素から、コロッケの内面的必然性があると判断し、票を入れたのだった。
さてさて会の後、大洲界隈を歩く。
ちょうど今日は大洲のお祭りの日。横町では出し物が目白押しだった。
なんと、ナシの生産農家にして多肉植物の生産ではマニアの間で知られている二宮君と久しぶりに遭遇!
大洲市の超人気カフェRIDIが祭りの日だけ3日間、古民家を改装して出す臨時カフェ。
↑これはアートフィルターなしの画像
こちらはドラマチックトーン。全然違うでしょ。
こんな感じでいま松山に到着。
まずはE-5の速報でした。
某誌の撮影のため新宿某所に行く。そのとき、E-5を持ち歩いてて偶然に人差し指がかかってシャッターが切れてしまった一枚。つまり偶然の一枚なのに、今日撮った写真のなかで一番いい!つくづく俺には写真の才能がないのだなと思ってしまった、、、
E-5、かなり使い倒せてきた。大変にいいカメラだと思う。人物を撮ったとき、JPEG画像を最大表示にしても、髪の毛の一本一本までバッチリと解像しているのだ。
ほらね。
まだZDレンズを持っている、それも50mmF2.0マクロだけでも持っているという人には絶対的にお薦めできます。APS-C機を新たに買い直すのなら、E-5を買った方が後悔しないでしょう。ただし35mm版フルサイズのデジタル一眼レフカメラを持っている人にはお薦めできない。ファインダーの見え方とか、ダイナミックレンジの広さで比べると、さすがにフルサイズ機には劣るからだ。
でもAPS-C機との勝負ならば、かなりいいところまで行くな、という感想である。そもそもキヤノンやニコンのAPS-Cは、本気でそれ用のレンズを作ってない。フルサイズ機用のレンズを1.5倍の焦点距離で使わざるをえないので、何かと不便だ。でも、オリンパスは35mmカメラの資産を捨てて、フォーサーズのためにレンズを一から作った。その点ではオリンパスにアドバンテージがあるんじゃないかな、と思った。
まあ今後は、マイクロフォーサーズ機用の名レンズをばしばしと出していって欲しい。そのついででもいいから、フォーサーズのボディも、もうちっと小さくして出してくれないかなぁ、、、いまあるレンズだけで細々とやってくのでいいんだから。
先日は、リコーから新発売の28mmレンズユニットを借りることができたので、悩んだ挙げ句エイヤッと西表島へGXRだけを持って行ってみた。悩んでというのは、そうはいってもニコンD700を持って行くべきじゃないかなぁ、決定的に撮りたい写真があったらどうしよう、これで撮れるかなぁ、という不安があったのだ。
しかし、杞憂だった、、、クリップオンストロボも持って行ったので、問題なく全てのシーンに対応できた。これは僕にとっても意外なことだった。
上の写真を見てもらえればわかるとおり、広角の28mmレンズだけども、20cmまで寄ると手前の花弁はぼけて写ってくれる。中央左の花弁にpinがあっているわけだけど、その上にできている玉ボケが真円に近い。この写真、実は開放値であるF2.5ではなく、F3.2に絞って撮っている。F2.5にしたらもっともっとボケが大きくなるということだ。発色もナチュラル。この写真は縮小時に少しシャープネスを強くしただけ。
ミラーレス機がどんどん登場してくる中、GXRの存在感が薄れているように見えるけれども、APS-Cサイズの大きな撮像センサーでこんなに小さく、そしてこんなに高画質で撮れるシステムは、あまりないと思う。
読んでますか、週刊アスキー。パソコン雑誌かと思いきや、芸能、グルメ、各種コラムなど総合雑誌並みの内容を誇る週刊誌でんす。
今週はGXRと新しく出た28mmユニットのレビュー。
是非お読みくださいませ。ちなみにこの写真もGXR+50mmF2.5ユニットで撮影。最近、一眼レフを持ち歩く機会が本当に減ったのです、、、
今日はこれから岐阜に行って参ります。
えー リコーさんからご依頼をいただき、写真撮影のワークショップをやることになりました。こういうのは初めてです。緊張しますなー
テーマはクリップオンストロボの使い方。デジカメは手にしたけれども、まだ外部フラッシュを使ったことがないと言う方、自然光や室内光だけで撮影した写真に少し限界を感じている方に向けた内容です。
いうまでもなく、リコーGR-DやGXRを持っている人、または買おうかと思っている人が対象です。無料で10名限定なので、関心のある方はお早めにお申し込みください。まだ持ってない人は、あらかじめ言っておけば貸し出ししてもらえルと思います。GR-Dは持っているけど、GXRを使ってみたい!と言う人もアリです。
当日はGF-1も貸し出して、撮影実技を交えながら進めていきます。
■申し込みページはこちら
http://www.ricoh.co.jp/dc/ringcube/workshop/index.html
言っておきますが、あくまで初心者向けです。すでにフラッシュを使いまくっている人が来ても退屈するだけかもしれません。ただ、私が日頃どんな風にして食い倒れ日記に掲載している写真を撮影しているかということを観ることができると思います。
↓こんな写真や(クリックして拡大してください)
こんな写真も
GXRとフラッシュがあれば撮れてしまいます。というのは応用編なので最後のほうにちょこっと紹介する予定。
興味のある方はどうぞいらっしゃいまし。
本日が最終日だけど、横浜のパシフィコで開催されたCP+に行ってきた。なんといってもこの日をめがけて新機種を発表しているメーカーが多いので、主役はカメラ。けど僕の場合はあまり新機種には関心が無くて(欲しいメーカーの新機種が出ていないから)、もっぱら周辺機器のことが楽しみで足を運んだ。
けれども、僕が観たかったストロボやライティングツールなどのメーカーは出展が少なくて、なぁーんだという感じ。ちょっと残念だったけども、まあカメラの大イベントだからいいやと思って気持ちを切り替えて歩いてみた。
リコーのブースでは、コンパクトカメラの新機種であるCX-5のセミナーなどをやっていたけども、僕が行ったときにはカメラマンの小澤太一さんがGXRについての撮影セミナーをしていた。
■小澤太一さんのWeb
http://ameblo.jp/kozawataichi/
小澤さんは子供の写真を撮る名手!素晴らしい写真家だ!その彼がGXRで撮影した写真がまたイイ!それも瞬間を素早く切り取った写真が多くて、「どうやって撮ったの!?」というものが多い。
「ファンクションボタンにMFとAFを切り替えられるようにしてあるんですよ。最短撮影距離で撮りたい場合はMFにしちゃって、画面を見ながら身体を前後させてピントを合わせるほうが早いんです」
うわーー そういうことかぁ 勉強になりました。ありがとうございました!
そのリコーブースでひときわ来場者の関心を引いていたのが、先日発表された、ライカマウントのユニットだ。
上記写真はモックアップなので動作はしないが、現在僕が使っているA12ユニットなどに比べると厚みがあって出っ張っている。でも、これでライカのレンズが着くというのがまずスゴイ。内蔵されているセンサーがAPS-Cサイズなので、1.5倍程度望遠の焦点距離になってしまうけれども、それはそれでいい。
驚きはそれだけじゃない。ライカレンズが着くということは、各種マウントアダプタを使えばキヤノンもニコンもペンタックスも、他社のレンズが着くということなのだ(もちろんAFとかは全く効かないはずだが)。
つまり、マイクロフォーサーズが切り開いた、レンズアダプタ遊びをGXRでもできるというわけ。しかもこちらはマイクロフォーサーズのセンサーよりも一回り大きいAPS-Cセンサーなので、画質はより期待できる。ライカレンズは持ってないけど、出るのが楽しみになった!
ホント、ここ最近は一眼レフではなくこのGXRを持ち歩くことが多くなったのだ。ちなみにこのエントリの写真もそう。
で、そもそもこのGXRを買うきっかけとなった阿部先生が、ニコンブースで講演をされていた。
昨年このブログに掲載した阿部先生のCP+での勇姿を観ると、ちょっとぽっちゃりされている。そして今年の先生は、ずいぶんと引き締まっておられる!
実は先生、ご自身で「む、これは色んな意味でイカン!」とお思いになったそうで、炭水化物をとらない主義でダイエットを敢行され、15キロ以上の減量を達成したというのだ。コレはスゴイ!
その阿部先生が次に向かったのはタムロンのブース。ここではタムロン60周年記念の高倍率ズームレンズである、18-270mm DiII VC PZD、略称B008の解説をされていた。
高倍率ズームというのは、広角から超望遠までをカバーするズームレンズのことだ。つまり、普通なら24~70mmまでの広角~標準ズームと、70~200mmあたりの望遠ズームを分けて持たねばならないところを、一本でカバーしてしまうという便利なもの。
ただし、そんな都合よいことなどあるわけが無く、高倍率の設計は無理もあり、全域にわたって高画質とは言えないものが多かったという。僕も高倍率はこれまで手を出していなかった。第一、F値が3.5-6.3と暗いのだ。望遠端ではF6.3となり、しかもこれはAPS-C機用のレンズなので、ボケにくくなる。通常なら僕はあまり欲しくないレンズである。
でも、、、阿部先生の話を聞いていると、欲しくなるのだ!
いわく、このB008は、プロが使う画質とまでは行かないにしろ、これまでの高倍率ズームの中ではダントツ。レンズ設計は60周年の気合いが入ったもので素晴らしく、レンズの硝材もよいものを使っている。なおかつAFの制御に使われるPZDという新方式のモーターが素晴らしく、瞬時に決まるとのこと。そしてなによりレンズのつくりがよい。鏡胴を繰り出してみてもひっかかりなく伸びてくれる。これは実は大変な工作精度を要求することなのだそうだ。そして何より、手ぶれ補正機構VCの性能!
帰り際に、D7000に装着されたデモ機をいじってみたが、35mm換算で400mmを超えてしまう超望遠域でもビタッと手ぶれが停まってくれる。こいつは本当にスゴイ、、、超望遠になるとわずかなブレが大きくゆらゆら揺れるのでフレーミングしにくいのだが、これなら撮れる!という気になる。
うーん D7000を買ったら、これも買おうと思ってしまった、、、
タムロン、いいレンズメーカーです。実はもううちではD90にSP AF17-50mmという大口径標準ズームを装着している。あと、最近使用頻度の高いマクロレンズが名玉の誉れ高い90mmD2.8だ。これに加え、予算に余裕があれば望遠のSP 70-300mmを加えたいと思っている。ニコン純正を持っているんだけど、望遠端での描写がいまひとつ締まらないのが、タムロンだとカチッと締まるらしい。
そんな感じで楽しく歩いたCP+でした。阿部先生、控え室にも足を踏み入れさせていただき、ありがとうございました!
機種 : オリンパスE-5 +50mmF2.0マクロ
露出時間 : 1/250秒
レンズF値 : F9.0
露出制御モード : マニュアル設定
ISO感度 : 200
はい、いろんなところからおめでとうのご連絡ありがとうございました。写真は、事務所のみんながお祝いしてくれたアンジェリーナのモンブランロールケーキ。後方はライターとして活躍中のイヅミちゃんからいただいたお花。いやちょうどよかった!オリンパスからE-5を借りているので、撮影テストしたかったんだよね。ありがたく美しい被写体ゲットです。
このロールケーキを恵方巻き食べをしろ!という命が下り、はいやらせていただきました。一口じゃ無理、、、(笑)
撮影はナライ女史。右前からバンクで一灯あててます。
さてオリンパスのE-5。しばらく前に借りてたじゃん、とお気づきのかたもいるかもしれない。そう、週刊アスキーのテストレポート記事のために借りて、山形県の最上地方を回るときに持って行った。超弩級レンズである14-35mmF2.0をつけて撮影したわけである。
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2010/11/post_1604.html
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2010/11/post_1605.html
http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2010/11/post_1606.html
さすがEシリーズの最新フラッグシップ、素晴らしいカメラに仕上がっていると思ったけれど、、、なんかちょっとだけ、残念感があったのだ。最低感度であるISO100にして撮影しているのに、前機種であるE-3と同じように白飛びしやすいし、階調にもあまり深みを感じない、、、せっかく佳いレンズつけてるのに。その感想をオリンパスのT氏にぶつけたら、驚くような答えが返ってきたのだ。
「あー 実はE-5のベース感度はISO200なんですよ。ISO100よりそっちの方が階調表現がよくなります。あと、レンズについていえば、14-54mmとのマッチングがベストだと思います。」
うおおおおおおおおおおおおおお それを先に言ってくれよぉおおおおおおおおおおおお
ISO感度は低ければ低いほどいい、と勘違いしてたワタシ。実はそのカメラの最も基準感度となるのがあって、そこで撮影するのが最も佳い結果となるのだという。うわーん 前回のテスト時は意識してISO100にしちゃったんだよ!
ということで、試用貸し出しが一段落したらまた貸してくださいとお願いしていたわけだ。そういうわけで昨日から持ち歩いています。
昨日のこの一枚は、規制仕分けの事前勉強会からの帰りに堀端で撮ったもの。
なにげなーく撮ったけど、ビシッとシャープだ。鳥をトリミングしてアップにしてみても、こんな感じに解像してる。
たしかにこのレンズ、いいなあ。14-54mmというこのレンズ、35mm版に換算すると焦点距離は28-108mmとなる、非常に使い勝手のいいレンズだ。僕がE-3時代に使っていたレンズは12-60mm(換算24-120mm)もとっても佳いレンズで、これ一本で料理撮影ができちゃう質の高いレンズだった。けど、14-54mmは一回り小さいので、取り回しがとても楽になる。
広角側28mmというのは少し苦手な焦点距離で、本音を言うと24mmくらいは欲しいところ。けど、実際使ってみるとその分うしろにさがればいいのであって、文句はあまりない。
前の12-60mmは高倍率ズームの部類に入るせいか、広角端で撮影すると歪みがひどかった!例えばこの写真の天井部分の歪み方、みると笑っちゃうでしょ?
その分、望遠側の描写は最高だったんだけどね。でも、14-54mmを持ってみると、こいつぁかなり佳いと思った。だってね、マクロじゃないのにこんなに寄れる。
これで望遠端のレンズ開放F3.5。ぼけの大きさはフルサイズのF5.6程度になるけど、いい感じ。オリンパスのボケってものすごく素直なボケだ。
寄れる!
よれるんですわ、これが、、、
なんてこたぁない日常の風景をいきなりドラマチックにしてしまうアートフィルター、ドラマチックトーンも健在。
んで、美味しいケーキを撮影させていただきました。
14-54mmで撮影したらこんな感じ。
機種 : E-5
露出時間 : 1/250秒
レンズF値 : F8.0
露出制御モード : マニュアル設定
ISO感度 : 200
レンズの焦点距離 : 49.00(mm)
レンズを50mmマクロに変えたのがこちら。あ、でもアングルと絞りが少し違うので厳密な比較にはならないね。ごめんなさい。
露出時間 : 1/250秒
レンズF値 : F9.0
露出制御モード : マニュアル設定
ISO感度 : 200
開放F値 : F2.0
マクロレンズの精細感には及ばないけれども、標準ズームの画質としては文句なしですね。
露出時間 : 1/250秒
レンズF値 : F8.0
露出制御モード : マニュアル設定
ISO感度 : 200
開放F値 : F2.0
露出時間 : 1/320秒
レンズF値 : F5.6
露出制御モード : マニュアル設定
ISO感度 : 200
この写真は前から二つめのプチモンブランにピントを合わせている。それだけ等倍トリミングするとこうなる。
やっぱり、ローパスフィルターの効きを弱くした成果からか、実にしゃっきりと解像している。
それにしてもこのE-5、いつも持ち歩いているD700と比べると軽い!もう雲泥の差だ。
前にも書いたけれども、ZDレンズは中古市場に結構流れている。それを安く買って、E-5ボディの新品を買うと、メーカーのフラッグシップ機とレベルの高いレンズのセットが揃うわけだ。14-54mmがだいたい4万円前後。定番のマクロ50mmが6万程度か。これまた定番の望遠レンズ50-200mmは5万円程度、広角は9-18mmが4万円。ボディとレンズ一式でだいたい35万円程度というところだろうか。
一眼レフカメラにあまり詳しくない人は「え~!?35万なんて高い!」と言うだろうけれども、普及タイプのレンズではなくて、一段高いレベルのレンズでこれだけの焦点距離を揃えて35万円は安いと思う。ちなみに僕はマクロ二本と望遠と標準パンケーキを持っている。標準ズームにこの14-54mmを買えばほぼ全ての用途をこなすことができる。うーん
ということで、もうしばらく借りているので、また後日総評を書きたいと思う。
GH-2 + Orympus ZD35mmF3.5Macro
1/400 F5.0 ISO400
ということで、週末は休息と原稿で過ぎました。今回の岩手出張用にいきなり意志決定して購入したGH-2だけど、動画カメラとしての出来は本当にすばらしいと思った。コンデジでの動画しか撮ったことがない僕が、説明書をバッと読んだだけで一応撮れたのだから、言うことはない。
そして、動画はやっぱり情報量が多く、そして文法がまったく静止画と違うこともよくわかった。この先、動画のリテラシーを上げるために真剣に取り組んでいくかどうか、かなり迷っているところだ。
ただし、静止画を撮影する、本来的なデジタルカメラとしての評価はどうだろうか。今回使った14-140mmというレンズは高倍率ズームであり、動画に最適な設計をされているので、静止画に関しては正直いって観るべきものはない、というのが正直な感想だ。200mm以上の望遠にして、背景の圧縮効果を狙うというのは可能だけれども、その分F値は5.6以上と暗くなるので、晴天下でないと狙いにくい。
ということで、多少は佳いレンズを使わないと画質評価にはならないな。オリンパスのZDレンズの名玉である50mmF2.0 マクロは事務所においてあるので使えない。ということで、自宅においてあった3535マクロをアダプター経由で使ってみることにした。
聞いた話では、オリンパスのマイクロフォーサーズ機よりもシャープネスの強めにかかったJPEG画像が出てくると言うことだったので、RAW撮影をSilkyPicsの最新版で現像してみた。結果、レンズ佳ければかなり佳しという感じだ。
考えてみればこのGH-2に載っているセンサーはたしかE-5と同じもの(でしたよね?)のはずなので、素性はいいに決まっている。
あと、やはり実感したのだけれども、ファインダーに接眼して撮るというのが重要だ。E-P1などにビューファインダーをつけて撮るのもいいのだけれども、フォーカスを自由に動かして合わせて撮るという一連の動作をすることにおいて、GH-2のインターフェースはなかなか使いやすいと思った。
もちろん、背面の液晶画面を指先でタッチしただけでフォーカスが合ったりシャッターが切れるタッチフォーカス&タッチシャッターもすばらしいのだけど、これは広角でスナップを撮るときに佳いというレベル。マクロを撮る際にはやはりがっちりカメラを固定して微調整して撮るという作業になるから、GH-2のように昔ながらの一眼レフの意匠を模しているカメラの方が撮りやすいと思う。
とはいえ、このカメラを長期間ホールドするかどうかはまだ未定だ。正直、最初は取材後はやいとこ売っぱらってE-5とか買うか、と思っていた。けどなぁ、、、フジヤカメラの中古買い取り価格をみて愕然。安い、、、これだと売るのためらうな。ただ、情報では部材工場が被災したこともあって入荷状況は悪くなるということだったので、価格上がればいいんだけど。
まあとりあえず映像撮影のスキルアップも期したいので、しばらく持ち歩くことにする。14-140mmと3535マクロ、フラッシュFL-36Rを携えて。誰か一日でもパナライカの45mmマクロ貸していただけませんかね、って無理か。
月・火は宮崎行き。両日とも日南と宮崎市内を行ったり来たりします。

よしみカメラといって「あっ それってもしかして!」と反応する人は、かなりのカメラグッズ好きである。ところで写真に関する商品やサービスを売る店にはいくつかの形態がある。カメラ屋とは、普通はカメラボディやレンズ、そのほか周辺機器や消耗品を販売するところ。DPE店は写真の現像を受けてくれるところ。写真館は撮影をしてくれるところ。ただ、今となってはそれぞれが全部のサービスをしていることもある。
けれども、さすがに「カメラを製造してます」「写真用品のメーカーです」という写真屋さんやカメラ屋さんは、普通はない。しかし宮崎県にはあるのだ。見た目はごくフツーの写真屋さんに見えるけれども、中身はカメラ・用品メーカーでもあるという店が、、、
よしみカメラのことは、プロカメラマンの阿部秀幸先生から紹介していただいた。宮崎に行かれるというので、美味しい店リストを作成しメールしたのだ。そうしたら、そのリスト通りに回られたらしい。その際に宮崎側のひとで一緒に居たのがよしみカメラの一木(ひとつき)社長だったのだ。
「やまけんが教えてくれた宮崎の美味しい店リスト、全部は回れなかったけど美味しかった!それでね、よしみカメラっていうおもしろい店があるから、こんど君も遊びに行っておいで」
よしみカメラ、、、 うーん どこかで聴いたことがあるぜ、、、でも宮崎でカメラ屋さん知らないしなぁ、と思ってググってみて驚いた! あのよしみカメラかぁあああああああああああああああああああああ
■よしみカメラ
http://www.443c.com/
一番有名なのはおそらく「忍者レフ」。ドーナツ状に真ん中に穴の開いた丸いレフだ。真ん中の穴にカメラのレンズを刺して撮影すると、飛行機の窓の外を撮る時などにガラスに映り込みがなく撮ることができるというアイデア商品、自分が映り込まないということから「忍者」なのである。ナイス!

もう一つのヒット商品が「自分撮り」。

おわかりだろうか、棒にコンパクトデジカメを固定してこっちを向かせて、シャッターをタイマーにしておいて自分を撮るという商品である。なんというかあまりに面白いが、実際に商品になっていなかったものを次々と商品化しているわけである。ちなみにこれらの商品は、ヨドバシカメラでかな~り目立つところで売っている。それで覚えていたのである。
ということで、早速連絡をとって行ってみることにしたのである。

事務所の一階に入ると、なんてこたぁない普通のカメラ屋さんのようだが、、、あっ そこにいらっしゃるのは一木社長!なんと、商品広告に出ている謎の男性は社長本人であった!(笑)

「いやーようこそいらっしゃいました。阿部先生から伺ってます!うちの商品をいろいろお見せしますね」
ちなみに僕は冒頭でこのよしみカメラがカメラメーカーでもある、と言う話をした。それがどういう意味かというと、、、

「はい、この二台が、私どもが製造・販売しているカメラ「Jitto」シリーズです!」
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!かっちょいいいいいい!
このカメラ、大判用レンズを使う中判カメラである。もちろんすべてマニュアル!右側にあるのがJitto21で、蛇腹を備えたビューカメラだ。つまり、アオリやシフトができるということ。リンホフボードなので、対応する大判カメラ用のレンズであればなんでもつけることができるわけだ。
面白いのは左側の木製ボディのカメラ。こちらはレンズが90mmF3.5のコンゴー社製で固定されているものだ。つまり単焦点中判カメラというわけ。
「このカメラのネーミングはですね、最近のデジタルカメラのようにボディが勝手に写真を撮ってくれるようなものではなくて、自分の感性で構図を決める、そして現像までじっと待って楽しむ。そんな思いを込めてJitto(ジット)と名付けたんです。」
あああああああああああああ しゃれかよぉ、、、
けどこのJittoで撮影された写真がまた、ものすごいハイクオリティなのだ!

不鮮明で申し訳ないけど、一階に飾られていた、海外の雄大な自然の写真。これ、Jittoで撮影したんだそうだ。これみたら、絶対に欲しくなる! うーん フィルムは俺には無理なんだよなぁ、、、これでデジタルだったらなぁ、、、って、そういう趣旨のカメラではないのであった!
このよしみカメラが強いのはパノラマ写真。パノラマ専用カメラの輸入総代理店だったりもする。


社長が手にしているパノラマカメラ、なんと5千万画素以上あるパノラマデジタルカメラ!これで某プロ野球団の公式写真撮影を毎年、社長ご自身がされているそうである。

パノラマ写真はこんなすごい世界を現出できる。僕はまだやったことがないが、いつかチャレンジしてみたいものだ。
「今日はいろいろ見てもらいましょうね」 と、出てきましたよしみカメラの誇る写真用品群!

実際に、忍者レフとともに売れ線の「ひとつ目クン」を使わせていただいた。下の写真では見えちゃってるけど、黒い布を垂らしたところからレンズが覗いているのがわかるだろう。つまり黒い背景のところで人が隠れてしまえば、窓や鏡のある室内でも撮影者が映り込まない写真をとることができるという商品だ。

もちろんよしみカメラはこうしたアイデア商品だけではなく、高品質プリントもしている。

写真は、某学校の演奏会のアルバム。カラープリントの精度が異様に高い。僕は、ひそかに今年中に写真展をしたいと思っているのだけど、ここでプリントしてもらおうと思ったのである。
夜、メシを食いながら歓談。



さて美味しい鳥料理に舌鼓を打ちながらも、社長のオモシロトーク炸裂!

「やまけんさん、この動画ね、僕とカミさんが映ってるでしょ。これも『自分撮り』で撮ったんですよ。」
と実演してくれた!

はい、このとーり。これは、携帯を挟めるバージョンで撮りました。実にいいですな。

さてこのアイデアマンの一木社長が「今度ね、面白い商品を出そうと思ってるんですよ。それはね、商品撮影が簡単にできちゃうキットなんですよ、、、」と言うではないか!
えええええっ 商品撮影ってすげー敷居が高いですよねぇ。マジ?
と謎を残しつつ後編へ続く。

ということで、超マニアック商品を世に問うてきたよしみカメラが満を持して投入するのがこれ。ひとつき社長が持っているカメラのホットシューから長いストレートコードが伸びて、奥のスタンドについたストロボとソフトボックスにつながっている。なんとこのホットシューからの4mコード、ソフトボックス、スタンドがセットになってだいたい15000円程度という格安の商品を企画しているというのだ!
実は先般開催されたCP+の会期中に、うちのオフィスに遊びに来てくれた社長が、この試作品を持ってきてくださった!
「フラッシュの接続コードはまだ間に合わなくてないんですよ、、、けどやまけんさんはワイヤレスで撮影することがほとんどですから、このソフトボックス部分だけでもいいかと思って。」
ソフトボックスとは、ストロボの光をやわらげて拡散させるボックスだ。ストロボは点の形をした光源だが、ソフトボックスを使うとボックスの大きさにもよるが面光源になり、商品撮影などで使える光となる。プロカメラマンも、ロケ先で撮影する際にはよく使っている道具だ。通常は大型ストロボやモノブロックストロボなどの業務用ストロボに装着するが、デジタルカメラ時代に突入して、小型のクリップオンストロボを装着して使っても、かなり使える写真が撮れるようになってきた。
とはいっても写真で食ってる訳じゃない素人がソフトボックスを買うのはかな~り敷居が高い。値段もそこそこするし、でっかくて組み立てに時間がかかるし、、、ちなみに僕が通常、撮影中心の出張に持って行くソフトボックスはこれだ。持っている三脚バッグの長さの制約があって、65cm×65cm。この面積で、テーブル状で3皿くらいの料理集合写真なら撮ることができる。本音を言うと一つ上の80cm×80cmの方がいいんだけど、ちょっと大柄なので店内撮影では気を遣うし、持ち歩くのに少してこずる。
けど、よしみカメラのソフトボックスは実にモバイル向け実用的にできているのだ!

まずソフトボックスのセットは、大きめのザックには簡単に入るこんな感じ。

専用のケース内に入った折りたたみ傘タイプのボックスと、それをストロボに装着するための骨組。この骨組部分はこのままバッグなどに入れるしかないのだけど、そうかさばるモンじゃない。

取り出しましたるボックス部分は、ワンタッチ(結構力がいるけど)で展開する。中は銀色。出力の小さいフラッシュ光源でもロスなく拡散できるようになっている。ここに、先の骨組をつけていく。

ストロボの大きさによって、長さ長節可能。

こんな感じでボックスと骨をつなぎ合わせておく。
次に、ボックス内に拡散用の薄いディフューザーを装着する。


このディフューザーが一枚、間に入ることでより柔らかな光になるわけだ。もしストロボの出力が弱くて光量が足りないようであれば、外してしまえばいいというわけ。

この上に、メインのディフューザーを装着。

そしたら、下面のストロボ用台座にクリップオンストロボを装着!

おわかりだろうか、ストロボは上に向けておき、光がボックス天井面にあたって拡散、内部ディフューザーとメインの前面ディフューザーにより和らげられるという仕掛けだ。
一般的なスタンドに装着するためのメスダボつき台座(しかも首振り長節可能)がついているので、スタンドに装着。三脚にも装着できるぞ。

ここで注目は、ボックス横にも穴が開いていること。実はこのボックス、発光面が長方形。被写体によって横にしても縦にしてもいいということだ。人物ポートレートなどでは縦にして、奥行きあるテーブル上のモノを撮るときは横にするというような使い方ができるわけだ。こんな感じ↓

この日、ある理由で海苔巻きの写真を撮る練習をしていたので、これを使って撮影してみた。

これ、単にソフトボックスを左横に置いて撮影しただけ。光量は一度撮影して、足りないので少し手動で足しました。それ以外はなーんも余分な設定なしで十分な写真が撮れてしまう。
このソフトボックスは先日、隠岐の島に取材に行った際にも活躍した!


ごらんのように、持ち運びできるソフトボックスとしての実力はかなり高い。色温度も6000K程度かな?ころぶような色味にはならない。最近出回ってる安いアンブレラやソフトボックスには、青みがかった色や逆に赤みがかった色になってしまうものなどもあるけど、これはそんなクセがないので、ホワイトバランスをオートか太陽光にしておいて普通にとって大丈夫。
ということなんだけど、まだ販売開始してないみたいなんだよなぁ。おそらくそれは、セット商品である4Mコードの開発が遅れているからだと思う。実は、このボックスを使う場合、ニコン、オリンパス、キヤノンとペンタックスの中位機種以上であれば、ワイヤレスでフラッシュを発光させることができるのだが、下位機種などではその機能がない場合もある。また、一眼レフではなくちょっとハイクラスなコンパクトカメラでやってみたいという人も居るだろう。
その場合は、カメラのホットシューからストロボをつなぐコードが必要になる。こういったコードはメーカー純正で販売しているのだけれども、それはだいたい1メートル程度の短いコードだったりする。しかもカールした形状のコードが主流。例えばニッシンというメーカーのユニバーサルシューコードはどのメーカーのフラッシュでも使える便利なモノだが、こんな感じだ。
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しかし商品撮影とかする場合は、最低でも3メートルは長さが欲しい。また、カールコードは邪魔にならない反面、長く伸ばすとテンションがかかるので、最悪、料理撮影してるときにちょっとした力が加わるとスタンドごとストロボが倒れてきたりする(経験あり)。
なので、ストレートコードがあると非常に便利なのだ。これの安価なものをいまよしみカメラさんが制作中なのである。それが完成したらおそらく販売開始すると思う。それまでしばし待たれよ!
これ、ワンランク上の撮影をしてみたい人にうってつけの商品である。ちなみに俺は試作品はもらいましたが、とくによしみカメラさんから宣伝料もらっているわけではないからね。なんていうのか、よしみカメラさんのような面白い商品を、自前で企画・販売するという地方のメーカーは、もっと世に知られてもいいと思うのである。