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2004年12月15日

報告 週刊アスキーの連載に加わることになった!

誰でも知ってる週刊アスキー。
出張族の味方、週刊アスキー。
あんなに内容があってたったの300円。
みんなで買おう週刊アスキー。

その週刊アスキーに、僕も書くことになったのだぁあああああああああああああああああ

このエントリで、アスキーの名物編集主幹であるF岡さんと呑んでいるという時点で予想していた人も居るとは思うが、、、そう、この時にお誘いを受けたのである。

「週アスの最後から2ページめくったところに Hotel de gohan (ホテルでご飯)ていう連載があってね。日本中のホテルのレストランを巡ってガイドするっていうものなんですけど、これの執筆陣に加わってもらえませんか?」

この現行執筆陣がものすごい顔ぶれだ。 

まず、あの名作「恨ミシュラン」の神足さん!

恨ミシュラン (上)
西原 理恵子 神足 裕司

おすすめ平均 
痛快!名店をこき下ろし!
自分を信じる二人に拍手
読んでスッキリ、な本です

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そして、「カノッサの屈辱」や「料理の鉄人」、「トリセツ」を生み出した放送作家 小山薫堂氏!

それに、全国の旨いもんを食べ歩いているF岡氏という最強の3人組が、入れ替わり立ち替わり書いているのである。

その中に、4人目の男として僕がアサインされた! いいの?まじで??

実は本日がその初取材だ。都内某ホテルにて昼下がりからフルコースを食べてくる。シェフは外人さんだそうです。英語のダメな僕はどうやってインタビューしようかと今からドキドキなのである。

年明けの号になると思うが、分かったら事前に告知するのでよろしくおねがいしたい。

みなさん
これから週アスは立ち読み厳禁です!

2004年12月16日

築地王さまの痛快ガイドブックが上梓された! 「築地を食べる~場内・場外・”裏”築地」

このblog右サイドバーの友人達へのリンクの項に、「築地市場を食べつくせ!」というblogへのリンクがある。これを執筆しているのが、某TV番組で築地マニアのチャンピオン「築地王」の称号を獲得した小関 敦之さんだ。築地界隈の表と裏の店をすべて廻っているのではないかという念の入った食のガイドで、ぼくの食い倒れ日記にもトラックバックをいただいたりしている。

その小関さんが、僕も関わっている銀座 食学塾に顔を出してくださっている。その素顔、お名刺を見てびっくりだったのだが、某有名広告代理店勤務の真面目そうな方である。築地の市場業者とかじゃないだろうかと思っていたら全然違った!

その小関さんが、待望の築地本を上梓された!

築地で食べる 場内・場外・”裏”築地
小関 敦之

光文社
2004-12-15
売り上げランキング 60,434

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有り難いことに謹呈いただいたので早速読んだ。 素晴らしい!

世に築地市場を舞台にしたグルメ本は色々あるけれども、この小関さんの本が最も真実をついているだろう。

例えば、築地といえばとにかく寿司というイメージがある。日本最大の魚河岸があるのだからこれは当然かも知れないが、「やすくて旨い」的イメージがまとわりつく。しかし小関さんは、『安い』というのはコストパフォーマンスであって、一流店では5000円のところが3000円というようなのが築地の安さだと解説されている。しかし消費者は「安い」というと1000円そこらの値段を求めてくることが多い。こういう安物買いをしようとすると、実は全く市場に関係ない外部の企業が資本を入れている、客の呼び込みをしているような安売り店に引っかかってしまう。そういう店では技術もないしネタも悪く、こういうところで食べた客は築地に悪いイメージを持ってしまうだろう、、、という。全くその通りだ!

では、どのように築地を楽しめばいいのか!?ということを懇切丁寧に教えてくれているのが彼の書である。適度な写真、自分が店に通っているからこそ書けるであろう内容。築地に始めていく人には必携の書だと思う。

しかも築地に行ったら僕としては必ずここで食べてしまう「きつねや」については、本当に僕と全く同じ嗜好でいらっしゃる。肉豆腐とご飯を頼み、ご飯の上にかけて生卵をのせ、混ぜながら食べるというところまで全く一緒である。なんと光栄なことか!

ああ、僕もこんな本が書きたいものだ。築地王様、羨望のまなざしをあなたに向けたいと思います!

2005年01月17日

明日発売の週刊アスキーを買ってちょうだい!

山形編の途中ではありますが、号外。

明日発売の週刊アスキー、最後のページから数ページ前のカラーページにある「Hotel de ごはん」というページ、私が書いてます。先述の通り、豪華な執筆陣に私が加わらせて頂くことになったわけです。その第一回。



週刊アスキー(ちなみに表紙はこれではありません!まだ発売されてないから古い号の表紙を出してます

ま、はっきりいって食い倒れ日記の文調ではございません。字数が少なくて、遊びができなかったのよぉ。ま、それもご愛敬ということで。

ちなみに今回はヒルトン東京の「トゥエンティワン」。フレンチのMOFを取得した凄腕シェフのプロデュースとなる店だ。詳細は紙面をみて欲しいのだが、とにかくフレンチの王道といえる骨太な味を堪能できた。いくつかは日本人好みでない部分があり、それについてはおそれおおくもシェフに具申してしまったが、どう変わったのか、変わらないのか、いずれにしても楽しみだ。

これが前菜。詳細は紙面に書いてますが、鰯のエスカベーシュなんだけど、オニオンとエシャロットの羊羹という感じ!実に旨かった。

こちらはメインの鹿肉。いやこれが全く未曾有のソースでした。何が使われているか全く分からない迷宮のような香りと旨味のソース。中身を教えてくれたんだけど、教えてくれてもそれが何なのか全然わかりませんでした。

そして身体に毒そうなミントアイスのミルフィーユ。しかしこいつが絶品の抑制加減で、ミントの強いのは苦手のぼくも美味しくいただけた!

シェフはウィットに富んだ若手のフランス人だ。きさくにしてプロフェッショナルないいヤツであった。

この店、再度ぼくがプライベートで行くつもりが在るか、と言われれば『行く』だ。

と言うわけで、週アスは300円なんだから、立ち読みしないで買って下さいね。

2005年01月18日

受動的な「消費者」にこの本を読んで欲しい。 「雪印100株運動」

 山形編の真っ最中だが、「地域」や「生産者との関係」といったキーワードが出てくることに反応していろんなメッセージをいただいている。僕のblogを読んでくださっている方の中でも、おそらくそうした地域や生産・流通の問題に直面している人や、それに関心を持っている人が多いのだろう。そして、僕が発した言葉の中で、 「買い支える」 という言葉は特に関心を持ってくださっている人が多いようだ。

 では、逆に「不買」という行為をどのように考えるか。

 何か事故が起こったり、社会的責任を問われることが発覚した企業の商品を「買わない」というのは、購買する人が行うことが出来る最も直接的かつ効果的な方法の一つである。不買が長期に渡れば当該企業は体力を消耗し、最悪の場合倒産、解散ということもありうる。つい最近も立て続けに食品関連企業でそうした事例がでたことをご記憶だろう。

 しかし、「不買」は当該企業に対する驚異とはなるが、「世直し」に結びつくだろうか?必ずしもそうではないだろう。ある企業が埋めていた商品がごっそりなくなった後は、他の企業がそこを埋めるはずだ。つまり、大局的にみると、勢力地図が少々塗り変わっただけということになってしまうことが多い。
 もちろん、消費者の行動は企業にも記憶され、同じことを引き起こさない処置がなされるだろうが、所詮それはビジネスベースでの話である。

 この問いかけに答えは存在しないと思うのだが、全く驚きのアプローチから一つの建設的な方向性を提唱した運動がある。それが、この本に書かれている「雪印100株運動」だ。

雪印100株運動―起業の原点・企業の責任
やまざき ようこ 大石 和男 榊田 みどり 岸 康彦 田舎のヒロインわくわくネットワーク

創森社
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 戦後最大規模の集団食中毒を引き起こし、ほぼ解体といってよい状態に陥った雪印グループ。消費者は雪印商品から離れ、不買運動が続いたのはご記憶だろう。

 しかし、雪印は超巨大な組織体である。原料となる生乳を生産している酪農家の数も合わせると、数万人規模の組織体である。事件を引き起こした部門は本当にその責任を追及されるべきであったが、しかし組織すべてが悪の論理で動いていたわけではないのも事実だ。しかし、不買運動はそうしたことに関係なく、すべての雪印商品を排斥する方向へと動いた。

 これにより、離農した酪農家の数は計り知れない。彼ら彼女らは、生乳を引き取る乳業メーカがなければ出荷が出来ないのである。野菜と違い、生乳は生産・流通に莫大な設備が必要であり、今日はあそこ、明日はこちらというように機動的に出荷を変えることが出来ない産業だ。それがブツリと切られてしまうということが起きたわけである。

 当然、酪農家は怒る。怒ってもどうにもならないが怒る。その中で、「これではいけない」と思う女性たちが現れるのだ。

「雪印を糾弾することは簡単だが、何も産まない。それよりも、私たちが雪印にもっと近づき、いい方向に共に歩むことは出来ないのか?」

酪農家を含む農村女性ネットワークのメンバーがこうして立ち上がり、単位株になるまで数人のグループを組んで株主となる運動を興した。それが「雪印100株運動」だ。晴れて株主となった彼女らは、すっかり萎縮している雪印社員に対し、時に厳しく、時に歩み寄りながら対話を続けていく。そんな話である。サブタイトルに「企業の責任」と書かれているが、実は「消費者として何ができるか」を具体的・明快に示した書ではないか、と思う。

 雪印の問題にはまだケリがついていない、と思う人も多い。僕は乳業が専門ではないので、あまり多くをここで語ることはできない。しかし、この運動は乳業ということよりも、現在の日本における生産・流通・消費の流れの分断を見直すためにも重要だと思う。

「消費者」という言葉は、ものを消費する立場ととれる。非常に受動的ではないか。しかしながら消費者が「権利」を謳うと、それを保護する観点から世の中が動く。この「消費者主体」という世の中の原理は、長きに渡り我々が獲得した社会的構図だ。

しかし、現在はそれが過ぎているように思う。消費者が偉すぎて、それを重要視するあまりに、色んな部分で柔軟なことが出来なくなっている。美味しいものがリーズナブルに食べられないのはなぜか?それは、過度に衛生的であることや安全であることを求める消費者の声が反映された結果だということをきちんと捉えなければいけないだろう。

そして、「消費者」から「生活者」という言葉があるように、不買をするだけではなく、その一方で当該企業や、それを取り巻く業界、ひいては社会がより良くなるためには何を働きかければいいのか、ということを考えるのが、重要なことではないか。

=======================================

 さて本書は複数人で書かれた本である。この著者の中に岸 康彦さんという方がいらっしゃる。岸さん、いや岸先生は僕の大恩人だ。日経新聞の論説委員を長く務められ、日経新聞の農業記事のグレードの高さを保持してきた第一人者だ。

 恩人というのは、僕が大学生時代に書いた「僕と畑とキャンパスと」という論文を、ヤンマーの主催する学生農業懸賞論文コンクールで、優勝に推してくださったのが岸先生だからだ。受賞後、「君のセンスがいいよ、センスが!」と満面の笑みを浮かべながら声をかけてくださったのを忘れられない。賞金100万円は、大学院への進学費用となった。

 その岸先生が日経新聞を去られた後、特に最近の日経の農業関係記事の質はがた落ちしている。正確な日付等を失念してしまったのだが、先日、日経を読んで驚愕した。農業に対する投資ファンドの記事か、農産物のトレーサビリティ関連の記事のどちらかだったと思う。その中に、こんな一節があったのだ。

「有機野菜の水耕栽培もしており、、、」

 この表現が明らかにおかしいということを理解できる方がいらっしゃるだろうか。食品に「有機」という言葉を用いる時は、JAS法で制定された定義を守らなければならない。そしてJASで規定された「有機」の基準では、土を使って栽培されたもの、つまり「土耕栽培」でなければ有機とは認められない。これは、有機農産物が、土壌に堆肥などの有機物を投入することで、生物学的な循環を創り出し、土壌環境の継続的な向上に資するポリシーを内包しているからだ。 つまり、「水耕栽培」は「有機」ではありえない。

 正直、日経新聞の当該記事を書いた記者と、それを校閲段階でチェックできなかったデスクは、本当にレベルが低いと実感した。実をいえば数年前から、日経の農業関連記事のレベル低下は際だっていたと思う。唯一、2年前まで米問題を担当していた某記者が、よく勉強し、産地に足繁く通い、素晴らしいパフォーマンスを発揮していたのだが、今や彼も他部署に居る。

 本題から逸れてしまったが、岸先生がいらっしゃった頃はこんなことは無かったはずだと思うと、寂しい。日経新聞、頑張ってください。

 それと、もう一人著者に親友がいる。大石和男君だ。彼は京大農学部の助手をしているセンセイである。そして、学生時代からの農業ネットワーク仲間である。彼については、忙しい中、先日僕を訪ねてきてくれたので違うエントリで紹介したい。

いずれにしろ、この「雪印100株運動」、いい本だ。食い倒れの傍ら、読んで頂きたいと思う。

2005年01月30日

Yahoo! Internet Guide 3月号に

イタリアにいるのでまだ実物をみていないのだけど、Yahoo! Internet Guideの3月号でblog特集があり、僕のblogも採り上げられているらしい。

■Yahoo! Internet Guide
http://www.sbpnet.jp/yig/url/art.asp?newsid=192

上記のWebをみてみたら、「野田社長の巨乳ビジネス概論」、「真鍋かをりのここだけの話」の次に僕のがあるではないか!んー 楽しみだなぁ早く読んでみたいぞ、、、

という、海外からの心躍った報告でした。

2005年08月09日

季刊「やさい畑」秋号の「サツマイモ11種食べ比べ」にとうとう登場。

家庭菜園家向けに人気を呼んでいる雑誌「やさい畑」の秋号が出た。

季刊 「やさい畑」
家の光刊

この雑誌には毎号、野菜の食べ比べ記事が載っていて、僕が執筆を担当している。プロの農家さんや料理評論家の方々が一同に介して、ある野菜を10品種以上、様々な食べ方(生、茹でたり焼いたり)で食べ比べをして、品種毎に最適な食べ方を明らかにするというものだ。

今回はサツマイモ。正直言って僕は甘くてホクホクしたのが苦手なのだが、それでも非常に面白かった。焼き芋、蒸し芋、そしてペーストにしたものを食べ比べたのだが、ベニアズマやナルトキントキなどの伝統的な品種だけではなく、最近あたらしく品種改良されて出てきたのが旨い!芋の時代も変わりつつあるのだなと思ったのである。

で、今まで書いてきたのには僕自身はテイスターとして写真が載ることはなかったのだけど、今回は(今回から?)僕が登場したのである!本が出たからだな、、、嬉しいなあ。

ということでサツマイモの最先端について知りたい人はぜひ書店でお買い求めを!

2006年01月31日

今週の日経ビジネスは傑作である。編集部に拍手!

僕の本があるかなぁ、と思って丸善の日本橋店仮店舗(OAZOではなくて、高島屋の向かい側にあった本店ビルが改築中に作られた仮店舗ね)に足を運んだ。食関連の雑誌コーナーに平積み!やったぜ!
安心してぶらぶら棚を眺めていると日経ビジネスが食関連の特集をしているので買う。レジで「あのー著者なんですけど手書きPOP持ってきたら使って頂けますか?」と訊いたら「はい!」といって下さったので、明日持っていきます。

さてそれで買った日経ビジネスの特集「食の危機」は、とうとうきたか!という傑作特集です。

■日経ビジネス 2006年01月30日号

誰も言わない 食の危機 満腹ニッポンの油断
http://nb.nikkeibp.co.jp/free/backnumbers/2006/20060130.shtml

私も過去に「日本人は食べ物は必ずあるものと思っているけど、いつ無くなってもおかしくない」とか「中国から輸入できるのはお金があるうちだけ」と書いてきましたが、まさにそのテーマに真っ向から取材取り組みしています。野菜の分野ではなく主に大豆などの穀物ですが、まさに穀物こそ人間の生活を支えるものなので、野菜より重要視されるべき。そういう点でもかなり共感を持ちます。

大新聞である日経新聞は相も変わらずすっとこどっこいだなぁと思う農業関連記事を書くことが多いのですが(しばらくまえに「水耕栽培の有機農産物」という、ヒドイ間違いを書いていた時は唖然とした。先日の社説に載った農協改革に関する論説も、農協改革をコスト削減の面だけからとりあげていますが、そんなに単純化していい問題ではないと思います)、そのグループの日経ビジネス編集部は水準高いですね。敬服しました。定価600円。僕の本を買うよりもまずはこの特集買った方がいいかもしれませんな。

2006年03月09日

米国のオーガニック事情の近況とローカルフードの進展

僕の農業関連の盟友で、これまでも数回このブログで紹介した「のざけん」というヤツがいる。愛媛大学の法文学部の助教授を務めるのざけんは、全国の先進農家とつながっているネットファーマーである。

そののざけんが昨年、アメリカに研究遊学に行っていた時期があった。

「やまけん、こっちはおもろいぞ。アメリカの消費者の食べ物に対する感覚の変化が肌で分かる」

と言っていたのだが、その”変化”がナニモノであるのかまでは思い至ってなかった。しかし先日、彼から送られてきた本にその答えが載っていたのだ。

■はじめてなのになつかしい 畑カフェ 田んぼレストラン
http://www.ruralnet.or.jp/zoukan/index.html

この本の後半も後半に、のざけんが寄稿をしているのだ。

~オーガニックからローカルへ!~
「社会運動化するアメリカのローカル・フード運動」
愛媛大学法文学部助教授 野崎賢也

「やまけん、アメリカではもうオーガニックは潮流として後退している気がする。代わりに、地縁的に食を成り立たせる”ローカル”っていう言葉がキーになってきているんや」

と彼は言うのだ。興奮して、貪り読んでしまった。

日本の新聞報道などでは、アメリカという巨大な国についての一側面しか漏れきこえてこない。食事情についてもそうだ。すでに階層化されているアメリカの食文化は、意識が高い層と低い層とでかなり開きがあるものの、その大部分が「崩れている」というイメージが強い。しかしそれもまたステレオタイプというか、一様ではないのだ。

野崎によれば、実はアメリカで現在、食に関する意識は非常に高まり、大規模なアグリビジネスではなく、地域に根ざした食のあり方「ローカルフード」を求める社会的な動きが強まっているそうだ。

「個人的な実感だが、アメリカにくらべて、日本のインテリ層・中上流層の食への感心や意識は低いと言えるだろう」

「日本の地産地消のようすを見ていると、こうした日本の食と農の現状の何が問題で、それをこうすればよくなるから地産地消を進める、という現状の批判的分析、つまり土台となる出発点がかけているように思えてならない」
(どちらも本文より引用)

という最後の段落のテーゼは刺激的だ。
アメリカの現状(の一側面かもしれないが)を知りたい人はぜひ読んでみると佳いだろう。東京近辺にいる方なら、大手町のJAビル地下にある農文協直営の書店で買えるはずだ。ちなみに全く関係ないけど、JAビル地下街の入口にある酒販店「永楽」では、「うそっ!」と声を出すほどに素晴らしい純米酒の品揃えがある。竹鶴も扶桑鶴もるみ子の酒もなんでもあるワンダーランドである。JAビルは近いうちに移転するらしいので、今のうちにぜひ足を運ぶといいだろう。

話は戻るがこののざけんこと野崎は、しばらく前から独自の方法で食育に関する研究を行っている。
今後、食や農、地域といった話題の中で、もっと必要とされる人間であることは間違いないと思う。

2006年03月31日

素晴らしいブログを観てしまった! こんなに美しいキノコ写真は初めてだ、、、

しいたけのことを書いたりしたこともあり、そして先日いった酒造会社のことを調べているうちに、すごいブログに出会ってしまった。

■KINOKO WEB
http://blog.goo.ne.jp/kinokoweb

非常に著名なキノコ研究家の方で、キノコの写真集も出している方だそうだ。思わず原稿や仕事を放り投げて、過去ログに魅入ってしまった。

、、、素晴らしい。キノコ写真や料理の写真のあまりの美しさ、高精細さに驚く。しかも使っているカメラはキヤノンのEOS KISS Digitalで、つまり僕の持っているカメラの一つ前の世代のカメラだ。使って居られるレンズは素晴らしいモノばかりだ。いやー やっぱりカメラじゃないんだな、写真って。

それにしてもここに掲載されているキノコ写真の美しさといったらない。呆然としてしまうほどに美しい。
間違いなくキノコに対する愛情が濃い、、、
僕もこんな食べ物写真が撮れるようになりたい。弟子入りさせてもらえないモノだろうか、、、
千葉県で不定期にデジカメ講座もしておられるようだ。もしこの方のご活動についてご存じの方がいらっしゃったら、ぜひ教えてくださいね。

いや久しぶりに感動してしまったのだった。

2006年04月19日

現実逃避的に本の紹介

あー 頭がボーっとしてきた
のでちょっと現実逃避。

先日、東京カリ~番長の水野さんにお会いした時に「今度レトルトカレーの本を出すんですよ」と聞いていたのだが、ありがたいことに謹呈いただいた。

レトルトカレー図鑑レトルトカレー図鑑
水野 仁輔


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これ、凄まじい本である。
レトルトカレーのパッケージをコレクションしている水野さんによる図鑑であり、レトルトカレーの味じたいには触れていない。しかしかなり楽しめるのだ。一体この世のレトルトは何種類あるのか!?という感じ。
面白かったのは、それがいまだにスゴイ勢いで増殖していることだ。

「本を書いてしばらくして、あるところでレトルトの試食企画に誘われたんですよ。楽勝って思っていったら、僕の知らない、新しいのが数種類あった!それから1ヶ月経って、もうすでに新レトルト商品が20種類くらい出てます。終わらないんですよ、このレトルトカレーのコレクションは、、、」

ちなみに、この本では基本的にはカレーの味はあまり問わないということになっているが、あるレトルト商品については「個人的にはコレが好き」とこっそり書いてある。それが、僕も同意見のものなのだ!

さて本日もう一冊送られてきたのがこれだ。

プログ進化論 ― なぜ人は日記を晒すのかプログ進化論 ― なぜ人は日記を晒すのか
岡部 敬史


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この岡部さんは、宝島社の「このブログがすごい!」の創刊号で、僕の食い倒れ日記が2位という光栄な結果をいただいた時の編集者さんであり中心人物だ。最近、ブログとはなにか的解説でけっこうメディアに登場して居られるので知っている人も多いだろう。難しいブログ論ではなく、面白いブログとは何かを考え続けた彼ならではの、軽快なブログ論だ。

この食い倒れ日記についても再度、かなり好意的に書いていただいている。どうもありがとうございます、、、彼がお薦めとして採り上げているブログはさすがに内容の濃いものばかりだ。

ということで二冊お薦め。
さて、また原稿に戻ろう。

2006年07月27日

東京カリ~番長の新刊。見事な本だ。

一つ前のエントリの茄子食べ比べ会用の茄子調達に走っている。賀茂茄子はれっきとした京都の上賀茂から調達できそう。巾着茄子も、小林さんの畑が復旧できるかどうかはわからないが調達は可能。水茄子も大丈夫。そして新潟と山形の小ナスを引っ張る予定。定員にまだもう少し余裕ありますのでぜひご参集下さい。

さて
表題の、東京カリ~番長・水野仁輔さんから新刊をいただいた。

4140332395カレーの法則―スパイスマジックでつくる
水野 仁輔
日本放送出版協会 2006-07

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よい本だ、、、

何がよいかというと、カレーの構成要素というか方程式を簡潔にこう定義しているからだ。

(素材+だし)×スパイス+隠し味=カレー

僕は農産物の味を決定づける方程式を

品種×産地×栽培方法

としているけど、カレーの場合はこうなのかと、参考になった。

またスパイスの使い方についても「スパイスマジック」なる独自理論を展開しているので非常に参考になった。水野さん、分析が好きというか、非常に理論的にカレーに向き合っているのである。

しかし何より良いのは、料理写真はほとんど彼自身が作ったカレーが写っていることだろう。
以前お会いしたときが、たしかこの本の制作中だったはずだ。

「毎日NHK出版のキッチンスタジオでカレー作ってますよ」

とおっしゃっていた。
魂の入った本だと思う。さっそく週末は我が家もカレーだな。
水野さん、献本ありがとうございました!

15:09 | TrackBack

2007年01月02日

新年早々、素晴らしい仕事をさせていただくことになりました。

明けましておめでとうございます。
今年も食い倒れ日記は、私の好き勝手に書いていきますので、どうぞよろしくおねがいいたします。

さてさて
話題としては昨年末だったのですが、、、
気を引き締めてかからないといけない仕事を始めました。

この国には料理に関する雑誌が、とにかく沢山出ています。その中でプロ向け、つまり料理人向け雑誌の最高峰と言われているのが、柴田書店の「専門料理」という雑誌です。クオリティの高い写真、料理の製作工程をしっかりと追うその誌面が大好きで、関心の強い特集は必ず買ってきました。

そして、、、
なんとその専門料理に連載を持たせていただくことになったのです!

月刊 専門料理 2007年 01月号 [雑誌]
B000LE0RIK
柴田書店 2006-12-19
売り上げランキング : 25579


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現在発売されている1月号より、「識っておこう、農産物の基礎知識」という連載を書き始めました。料理人の方々に、農業の現場や、野菜・果物をどのように理解すべきかという、基礎の基礎の部分を書いています。まあ、私はまだこの業界の門前の小僧ですから、小僧の識っている限りのことのみ書かせていただくというスタンス。とにかくもう緊張しまくりで書いてます。

シェフの方以外はあまり関心がない雑誌かも知れませんが、一応ご報告。

さい先のいい年始です。

16:21 | TrackBack

2007年11月06日

本日発売の「dancyu」12月号、岩手県の短角牛とLa毛利の記事を書かせていただいた!

本日発売の「dancyu」12月号、短角牛に関心がある人はぜひ手にとって欲しい。

コーナー「旬探訪」にて、岩手県の短角牛の記事を書かせていただいた。そしてその2ページ後の「新店、クローズアップ」にて、なんと農園レストラン「La毛利」の記事も書かせていただいているのだ。
もうね、マジで気合い入れましたヨ!

dancyuでの執筆は、種子島の沖ヶ浜田での黒糖生産のルポを書かせていたのが最初だが、今回は何と言っても完全に僕のライフワークの一つとなった短角牛がテーマだ。ちなみに短角牛に関しては数年前にも同誌に森脇慶子さんが記事を書いていらっしゃって、その内容が非常に緻密なものだった。だから、新しい価値を提起できるようにと頑張ってみたつもりだ。

もちろん主役の一つは二戸市浄法寺の短角牛。のどかな放牧風景が写真家の伊藤さんによってビシッと切り取られている(ここに載せてるのは僕の写真だからネ。)。

そしてもう一つ嬉しかったのは、二戸だけではなく、僕の短角牛との出会いである久慈市山形町を登場させることができたことだ!

山形町は、3年前に僕が遊びに行った時はまだ「村」だったが、昨年に久慈市と合併して町となってしまった。アップダウンの激しい山間地中心の町だ。そしてここも、岩手県を代表する短角牛の産地なのである。

山形町のジャニーズ系短角牛肥育農家である(笑)カッキーこと柿木君。
実は山形村の短角牛はもの凄い基準で生産されている。それは何かというと、飼料が全て国産なのだ!

いま、国産飼料100%で育てられている肉牛は日本でほとんど居ないと言ってよい。どこでも濃厚飼料と呼ばれる、トウモロコシを中心とした輸入飼料中心に、牛を太らせるための飼育をしているのが現状だ。だからこの山形町の短角牛生産はあまりに尊い。その辺のことをキッチリ書いた!
僕がオーナーになった母牛の子供は、一匹目は二戸で肥育しようと思うが、二頭目が産まれたら、この山形村で肥育をしてもらおうと考えている。

もちろん、短角牛料理もたくさん紹介している!

短角と言えば焼肉という感じで紹介してきたけれども、実はこの山形町にはものすごい伝統料理文化が伝わってきた。山形村にご執心になってしまって、山形村の食材で本を上梓した料理研究家さんがいらっしゃるくらいだ。

これはべこ汁。どんなものかは誌面で読んで欲しい!


ちなみに、この取材中にもの凄い偶然が起こったのだ。というより取材後なんだけど、新幹線で東京駅に着き、カメラマンの伊藤さんと別れる間際に挨拶をした。

「伊藤さん、どの辺にお住まいなんですか?」

「ん、埼玉の○本市に住んでるんだよ。」

「え、え、えええええええ? 僕の実家もそうなんですよ! □▲8丁目なんですけどね。奇遇だなぁ」

「ん??? 俺の家は○丁目だよ。隣だねぇ、、、」

「ほ、ホントですか? うちの近くに○○ストアってのがあるんですけど、、、」

「あ、俺んちはその駐車場の隣だよ。」

ひええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
なんとなんとなんとなんと!

実家から50メートルのところに伊藤さんの家がある!
びっくりして実家に電話してみて、またもやビックリ。うちの妹が中学生の頃に一緒に通学していたのは、伊藤さんの娘さんだったことが発覚したのである!

先日、うちの実家の斜め裏に住んでた幼なじみの山本まりこちゃんというフォトグラファーの話を書いたけれども、50メートル向こうには伊藤千晴さんが居たのだ!僕の実家周辺はどうなっているのだ!?

人生ってスゴイ。何度もそう実感してきたけど、またもやそう思わざるを得ない。

そうそう、短角牛の2ページ後に、農園レストランLa毛利の記事も書いたので、こちらもぜひよろしくお願いします。

ということで

今月号はぜひ立ち読みではなく買ってくださいませ。
文字量が同誌の記事としては無茶苦茶に多いページになったので立ち読みじゃ読み切れないと思う(笑)

dancyu (ダンチュウ) 2007年 12月号 [雑誌]dancyu (ダンチュウ) 2007年 12月号 [雑誌]


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07:08 | TrackBack

2008年03月17日

とうとう19日に発売! 講談社プラスα新書 「日本の「食」は安すぎる」 お読みいただければ幸いです。

NHKラジオ放送で、この2年間にわたって続けてきた、月曜日の午後3時半からの番組”ビュッフェ131”。
本日、最後の生放送をしてきました。最近、産地に行って農家さんとお話をすると、時間的に畑で聴いてくださっている人が多く、よく声をかけてもらえるようになっていたので、感無量という気持ちでした。

最後の食材は、いろんな思いを込めて「短角牛」。聴いてくださった皆さん、ありがとうございました。

さてさて、、、
ようやく手元に本が届きました!

私の5冊目の本にして、初といってもいい一般向けの新書です。一般での販売は19日水曜日の予定です。
cover.jpg

「日本の「食」は安すぎる」
山本謙治 著
講談社プラスα新書
840円

現在、毎日のように食品の偽装事件など、食の安心を揺るがす問題が報道されています。それら報道の多くは当該食品事業者と、業界全体に清廉潔白を求めて糾弾しています。

しかし、そもそも事件が起こる背景には、偽装などの不正をせざるを得ないところまで食品事業者が追い詰められてしまったという社会構造が横たわっているのではないか。
もし本当にこの日本の社会に食の安心を取り戻すことを考えるのであれば、まずは消費者がそれに見合った負担をしなければならないのではないだろうか。
それが、本書のメインテーマです。

ここ15年間ほど消費者の前に提示されていた食の価格は、安い輸入品をベースに作られていたものです。しかし状況は変わり、世界的に原油や穀物価格は高騰し、これまで安かった食料品が軒並み価格を上げ始めています。日本が有り余る食を享楽できた時代は過去になろうとしているのではないでしょうか。

では、今後はどうしていけばいいのか、、、そうしたことを、私が見聞きしてきた食を巡る旅のエピソードから引き出し、構成しました。

日本の「食」は安すぎる
日本の「食」は安すぎる山本 謙治

講談社 2008-03-19
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この本を書くのは本当に苦労しました、、、だって構想の始まりは2年前。「3ヶ月くらいで書いちゃいますよ!」なんて大見得を切って始まったのに、なぜか書き進めない、、、
それが、なぜか昨年後半からグググッと追い込みが始まり、食の事件が頻発していることに「おいおいどうなっちゃってるの?」という感じで書き上げました。

「消費者にだって責任がある」

と正面から書いている本書に対しては、いろいろと意見が出てきそうな気がします。
が、私もまた消費者。限りなく生産・流通の近くにいますが、実は生きている誰もが消費者の側面を持っています。その「消費」に最大の価値を置く現代社会のあり方を変えていかない限り、もしかすると食の安心はいつまでたっても得ることができないのかもしれません。

ということで
今までの拙文とはまた違ったアプローチになっていますので、どうぞお読みいただければ幸いです。
もちろんこのブログで書かせていただいたあの店やこのメーカーさんが大挙登場。
お楽しみに!

ああ それにしても今日は嬉しくてなかなか眠れなさそうです。本を枕の下にいれて寝るとしよう。

17:15 | TrackBack

2008年03月24日

平積み御礼! 「日本の「食」は安すぎる」 お手にとってくださいネ

ようやく出た新書。講談社からは19日発売と聞いていたのだけど、取次の関係で21日に店頭にならんだのが結構あったらしい。足を運んだけど無かったという連絡が数件ありましたが、申し訳ありませんでした。

僕もあまりに忙しくて、書店周りをできていないのだけども、きちんと積まれているのだろうか。

cover.jpg

「日本の「食」は安すぎる」
山本謙治 著
講談社プラスα新書
840円

まず、八重洲ブックセンターにいけば必ず置いてくれていると思うので、ぜひお寄りいただきたい。おそらく4月に、以前もやったようにここで講演会をすることになると思います。

新宿の紀伊国屋書店の本店では平積みしてた!という連絡がありました。ありがとうございます。

そして昨日、池袋に出る予定があったので、ブックセンターリブロへ。

「置いてくれてるかなぁ、、、」

と思いながら新書コーナーに行く。
でも、新書はいま一番元気のいいカテゴリだけあって、たくさんの新刊が並んでいる。僕の本は、、、残念ながら平積みにはなっておらず、棚に一冊だけ入れてあった。残念!!!

平積みになってるのは、、、スローセックス入門であった。

うーむ

ごめんなさいリブロさん。
私、自分の本を棚から抜いて、スローセックス入門の上に置いちゃいました。

しかし、、、

文庫本を二冊購入し、帰り際にチェックしにいったら、、、

売れてた!

思わず誰が買ったの!?とレジのところに並んでる人たちを注視してしまいました。
リブロさん、ぜひ再仕入れをお願いいたします!

12:09 | TrackBack

2008年04月01日

やった! 再重版が確定しました!

いやーおかげさまで先週、重版が確定したという連絡があったのですが、本日また講談社の木村さんから「再重版確定です」という連絡がありました。これで1万5千部かな。81

ちなみに八重洲ブックセンターにて、出版記念講演会をやります。
日程は4月25日(金)18:30~20:00になります。おそらく先着順だとは思いますが、正式に申し込み方法など決まったら告知しますね。

とりあえず、著者本をお渡しできない方へ、サインを書かせていただきます(笑)


日本の「食」は安すぎる
日本の「食」は安すぎる山本 謙治

講談社 2008-03-19
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13:31 | TrackBack

2008年04月09日

dancyu5月号のパン特集にて あの盛岡の素晴らしき惣菜パン「福田パン」 そして 「粉ひきのゴーシュ」 の記事を書いた!

もうお買い求めいただいた方もいるだろうが、今月出ているdancyu、色んな意味で非常によい内容の号になっている。
dancyu (ダンチュウ) 2008年 05月号 [雑誌]
B0016BON1O


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この記事が成立する過程が、個人的には嬉しく楽しいものだった。本ブログの岩手縦断編で、盛岡出発時のブランチにいただいた、あの驚愕の福田パンを覚えているだろうか?

■過去ログ 2007年02月28日
岩手県を巡る旅 盛岡標準!福田パンのコッペパンサンドはぜひぜひ東京にも欲しいぜ! http://www.yamaken.org/mt/kuidaore/archives/2007/02/post_975.html

この記事を読んだ編集部のSさんが驚愕して、いずれ記事にしようと考えていてくださったらしいのだ。そうだよなぁ、福田パン初めて見た人は絶対にビックリすると思う。

「あれを書くならやっぱりヤマケンさんに!」

と言っていただいたようで、本当に嬉しい。盛岡近辺の人たちにしてみれば、僕のごときヨソ者が福田パンのことを書くのは楽しくないかも知れないが、一ファンということでお許し願いたい。

さて今回の取材で驚いたのは、僕が行った店舗の向かい側に、綺麗になって新装開店されていたということだ。P3078546 店内にはいるとさっそく行列である。あの、熟練のお母さんたちが複雑なオーダーに応じて俊足で各種具材をコッペパンに挟んでいる風景が展開されている。 P3078571 P3078551相変わらず充実したラインナップ! 無敵の定番「アンバター」だけではなく、やっぱりオトコとしては惣菜系パンが魅力的だ。P3078549 詳しくは記事を読んで欲しいが、この日は福田パンの3代目・福田専務にお話を伺った。物静かで謙虚、やわらかな人だった。
P3078565 
福田さんがオススメだった具材のコンビネーションはなんと、「チキンミートにスパゲティ」というものだ。チキンミートとは、鶏そぼろに辛しマヨネーズというものすごい食欲をそそるフィリングだ。それにナポリタンが同時に挟まっているなんて、すげえ!

P3078574 
結論としてこいつは実に最高!願わくば、ここにオリジナル野菜を加えたらベリーベストとなるだろう!次回は絶対に頼んでやるぞ!オリジナル野菜と照り焼きチキン、そして卵というこちらも魅惑のトリオは、想像通りの美味しさであった。P3078577 このほか数種のサンドイッチを試食。パンでこんなに腹ががぼがぼになったのは初めてだ!
P3078573 P3078586 P3078589 P3078581 記事には、この惣菜パンオーダー時の約束事なども書いている。ぜひお読みいただきたい。

そして実は、この日訪れたもう一店である「粉ひきのゴーシュ」が、実に感動的な店だったのである、、、

P3078459 
新花巻駅からタクシーで8分ほど。街道沿いに建つそば屋を改築した小さなベーカリーが「粉ひきのゴーシュ」だ。P3078464 P3078478 ここも、ぜひ記事で詳細を読んで欲しいのだけど、、、

もの凄い店なのだ!

とくにこの店のスペシャリテといえる人気メニューがこれ。

「吾助どん」

という、油揚げをメイン具材として挟んだ一品だ。P3078499 正直、舐めてかかっていた。「油揚げなんて、バサバサしてる具を挟むなんて、たいしたことないに違いない」と、、、

大間違いであった!

はっきり言っていまでも全く忘れられない。あの衝撃の美味しさをまた味わいたい。花巻の人は幸せだ、あれを食べられるなんて、、、

そんな情報の詰まったdancyu5月号、ぜひ買ってくださいませね。

14:24 | TrackBack