甘いの苦手でもこいつぁ絶品! 不思議食感の「カフェ大福」を食った

2004年10月25日 from

 静岡県の南富士産業という会社が三島にある。ここは本来、住宅を販売している会社なんだが、なぜか中国茶などの食品をインターネット販売してもいる。ここの米谷さんという女性Webマスターがやたらと元気がよく、楽天の中でも割と突出した活躍をしているショップなのである。

 その米谷さんから連絡が来た。

「やまけんさん、甘いものお好きですか?」

う~ん そうだねぇ、飛びつくほどではないけど、好きです。

「実は今、新しいお菓子を取り扱おうとしています。メーカーも商品もめちゃめちゃ良いと思っていますが、私は美味しさを味覚よりもその他の情報や感情で決めてしまいがちなので、(--;) お味見していただけませんか?」

ん、了解了解。で、モノはなんですか???

「、、、 カフェ大福っていうんです。」

なぬ?
なんだそりゃぁ、、、
ま、いいや、乗りかけた舟だ。と思い、待っていた。


翌日届いた!

実は届くまで、ろくにこの商品のページを観ていなかったので、じっくり見聞してみた。、、、かなりこだわりの和菓子屋さんではないか!

米谷さんによれば、

「すっごい美味しいものを製造しているのに、全然宣伝っ気がなくて、パンフレットとか製品紹介とかが全くないんですよぉ!説明とか、手書きでおくってくるんですよいつも」

とのことだ。そう言う愚直に真面目な店、大好きだ。

さて
カフェ大福、ご覧の通りの小さなふんわりした大福だ。お店の方が、やはり手書きの説明書きを同封してくれている。

「生クリームをコーヒーで味を付けた自家製白並餡でつつみ、それを雪平で包んであります。添加物を使わずに仕上げてあります。冷蔵で発送いたしましたので、2日の賞味期限にさせて頂きました。」

うーん
手書きの説明書を添えるくらいだから、やはり添加物を使わないのである。

よしゃ、食べよう!
静岡の葉桐の極上茶を急須で熱めに煎れ、しかる後に大福にかぶりついた。

お!

おお!

正にコーヒーである!

不思議だ!あんこなのにコーヒーの味と香りがする!

いや、

餡のなめらか&粒状感の残ったあの食感で、コーヒーの香りがブンとするから、これは世界のどこにもない初めての食べ物って感じである。コーヒー餡ってよくあるものなんですか???

そしてその中心部にある生クリームが相性バッチリ! 皮はフヤフヤの魅惑的な柔らかさだ。たんなる餅皮ではないですな。

こいつぁ うまい。 甘い!というモノではないので、左党にもイケルはず。

かなり強いヒキを感じながら、断面を観るため牛刀でスパッと切ってみる。

断面は見事な美しさだ。餡が生クリームを包んでいるのである。

「この生クリーム、しつこくならないように脂肪分を抜いているんです」

という念の凝りようだ。

米谷さんに急ぎ感想を伝えると喜んでいた。

「今、ネーミング募集&プレゼンとしてます。」

■南富士産業プレゼントページ
http://www.rakuten.co.jp/oft/425082/563691/

「それと、火曜あたりからモニター販売も開始します!」

おおそうか!

ちゅうことで、30日までにはネーミング募集&プレゼントに応募!
んで、それまで待てない場合はモニタ販売をどーぞ。
いや、これはマジで旨い。


ところで先にお断りしておくが

僕のところにはしょっちゅうこういう感じで試食依頼が来る。
ただし、このblogに載せるかどうかは僕が食べて旨いかどうかで決めている。つまり、「くれれば載せる」ということはありません。大体、5件に1つ載せるかどうか、ですね。ほんとーに旨いと思わない限り載せてないですからね。
あと、この食い倒れ日記に掲載する場合も、お金をもらうことは一切ありません。そういうビジネスのためにやってるわけではないのダ!
それでも良ければ、メーカーの皆様、どんどん旨いもの送ってきて下さい(笑)

ちゅうことで
美味しくなかったら俺の舌が悪いってことです。

あ、米谷店長、このカフェ大福を女性に食べさせた時のリクエストがありました。

「美味しいぃ~  でも、この皮があと2ミリ厚いともっと美味しいと思う!」

なるほど、あの皮は確かに旨い。女性はさすがに甘いものに飽くなき追求心を持っているのだなぁと関心。

という、スイーツ情報でした。