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2009年08月31日

やっぱり本物のだだちゃ豆は美味しい!

山形は庄内、鶴岡にて農家民宿「母家(おもや)」を営む小野寺さんご夫妻から、だだちゃ豆が届いた。

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これは、本物。何が本物かというと、種苗会社が持っている種ではなくて、小野寺家にずっと伝わるオリジナルな種を蒔き、毎年種採りして伝え続けているものなのだ。

京野菜などでもそうだけど、一般流通する伝統野菜は、さすがに品質を均質化するために種子を一種に固定して、地元の種苗会社などがそれを農協などに供給するような体制になっているところが多い。それはまあ仕方のないところだ。

しかし本来、在来種は家々に伝わる種がベースになったものだ。品質が家によって違うのが当たり前。その差を愉しむのもまた一興。ワインの本場では畑によって味が違うというのと全く同じだ。そろそろ日本は「安定した収量、安定した品質」という呪縛から逃れなければならない。

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鶴岡ではだだちゃ豆を買うとき「あ、この人のところだったらもう少し後に出てくるだだちゃが美味しい」などと識別するそうだ。なぜかといえば、エダマメにも早生・中生・晩生があって、時期によって微妙に品種が変わる。農家さんの家でもそれぞれの品種を伝えているわけだ。小野寺家で育苗しているところを見せてもらったとき、すでに3品種が植えられていた。

もちろん、種が違うというだけではなく、それにどのような肥料を入れるかという肥培管理、そして育て方によって味が変わる。小野寺家は昔から、化学肥料・化学合成農薬を使用しない農法を基準として持つ大地を守る会と取引をしてきた。有機肥料の扱いに長けている農家が作るだだちゃ豆。そりゃあ最強である。

有機だからといってそれが確実に美味しくなるとは限らない、と、科学農法信奉者が言ったり、それを鵜呑みにした人々が有機肥料を否定するシーンがよくあるが、大きな間違いだと思う。格闘技では、技術が同じであれば体格が大きい方が有利だ。それと同じで、野菜に関しては栽培条件が同等に確保されれば有機肥料のみで栽培した方が断然美味しい。

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小野寺さんのところのだだちゃ豆、一般で買えるのかどうかわからないが、彼女たちの民宿「母家」にはぜひ泊まって欲しい。豪農の立派な古民家の部屋を堪能し、ホテルでは味わえない農家の味を楽しめる。

■母家 (菜ぁ)
http://www17.plala.or.jp/e-naa/

喜作さん・美佐子さん、ごちそうさまでした!

Posted by yamaken at 2009年08月31日 09:26