岩手県の牛飼い達は無事です。そのほか、、、

2011年3月12日 from 東日本大震災

本日の昼に大分から羽田に到着しました。東京が酷いことになっているかと思ったが、空港~自宅までは割と平静にみえたので少しほっとする。自宅は棚が倒壊していたが、妻が片付けをしてくれていて、秩序を取り戻すことが出来た。

今まで原発の状況に恐れていたけれども、最悪の事態にはなっていないという発表で、少しだけ安心。その直後に携帯が鳴る。岩手県二戸市浄法寺の、短角牛の面倒をみてくれている杉澤君だ。留守電を残していたのだけど、無事を確認できて本当によかった。盛岡出張中に大揺れし、慌てて戻ろうとしたがガソリン等も逼迫しており7時間かけて二戸に戻ったとのこと。内陸側は地盤も固いらしく、とくに倒壊等はないとのことだった。牛たちも元気。

そして、大地を守る会経由で確認できたのだが、久慈市山形町のみんなも無事らしい。国産丸を預けているカッキーに連絡がとれたようだ。久慈市は沿岸部に被害があったが、内陸側は警備だったようで、不幸中の幸いだった。

ただし、、、陸前高田が大変なことになっている。生揚醤油の八木澤商店、広田湾の牡蛎養殖家である佐藤一男さんと千田さんが心配だ。実は、八木澤商店の河野社長とは一昨日の夜、東京でご飯を食べていたのだ。今日も東京にいたはず。ご家族、関係者の無事を心から祈っています。

被災地のみなさんが心身ともに元気をとりもどせますように。原発が落ち着きますように。東海大地震が誘発されませんように。東京より、心の底から祈ります。