ポルコロッソとロレオールに、第2回目振り込みを実施します。

2011年5月10日 from 東日本大震災

ありがたいことに、前回160万円をポルコロッソとロレオールに振り込んでからもみなさんからの支援金が集まり、110万円程度になりました。第2回目の支援振り込みをしたいと思います。

今回の振り込み方ですが、110万円のうち50万円をポルコ、30万円をロレオールへ振り込み、残る30万円は別のシェフへ充てたいと思います。岩手内陸部のシェフで、「炊き出しをしたいが店を閉めるわけにはいかなくて、、、」という若手シェフがいるという話をしたと思います。その彼に声をかけて、炊き出しに行ってくれと口説くつもりです。もしそれが成就しなければ、あらためてポルコとロレオールに振り込みます。

昨晩、ロレオール伊藤シェフからメールが来ましたので、近況として引用します。昨日も書きましたが、現地ではまだ全然充足していないという状況がわかると思います。

 

やまけんさん

お世話様です。炊き出し報告です。


4月14日(木)
行き先避難所 石巻市河北町 飯野川中学校 260名分

■炊き出しメニュー
ハンバーグ / イサダ入りオムレツ トマトソース
ポテトサラダ
リーフサラダ
海草具沢山スープ
清美オレンジ
ご飯

スタッフ人員 当店スタッフ 4名
アルケッチャーノ 2名
美味サライ関係者 4名
日本べジフル協会 1名
スローフード 1名

* 避難所は中学校の体育館です。
普段の炊き出しでは生野菜はなかなか食べられないので サラダは喜ばれました。
温かいものも喜ばれます。

炊き出し終了後にごあいさつしました。
皆さんたいへん喜んでくれました。
こちらの方々は雄勝町のみなさんです。 津波と地盤沈下のせいで町がなくなってしまった状態です。
実はアルケッチャーノスタッフの奥さんの御家族も避難されています。
彼が北海道に出張中、奥さんと生まれたばかりの赤ちゃんが実家にいたのです。
深夜に奧田シェフと二人で捜索に向ったそうです。 もう諦めかけて、最後に行った避難所にいたそうです。 彼は奇跡的だと言っていました。

もう1ヶ月、体育館に避難されています。プライバシーどころか 本当にぎゅうぎゅうの状態です。 彼らのストレスが心配です。

4月16日(土)
行き先避難所 陸前高田 広田町 モビリア 100名

■炊き出しメニュー
県産豚 ローストポーク 新玉ねぎのソース
キャベツとちりめんのサラダ ゆず風味
季節野菜の具沢山スープ
ご飯

スタッフ人員 当店スタッフ 2名
KANSEI 坂田シェフ
他5名
県職員 1名


* 避難所はオートキャンプ場です。
GINZA KANSEI の坂田シェフがきてくださいました。 本格的にローストポークとたっぷり野菜のスープです。
さすがに手抜きなし、仕込みは時間かけました。

場所は陸前高田の広田半島にあります。 半島の付け根から大変な状況です。
陸前高田は水源地に海水が入り、水道の復旧が遅れています。 もう少し時間がかかりそうです。


4月17日(日)

行き先避難所 陸前高田 広田町 広田小学校 260名分
近隣 避難所分 250名分

■炊き出しメニュー
県産豚 ローストポーク 新玉ねぎのソース
キャベツとちりめんのサラダ ゆず風味
季節野菜の具沢山スープ
ご飯

スタッフ人員 当店スタッフ 2名
KANSEI 坂田シェフ
他5名
県職員 1名

* 避難所は小学校です。
同じく GINZA KANSEI の坂田シェフも2日目です。 
ご飯は自衛隊の炊き出しです。助かります。

 

4月25日(月)

行き先避難所 大槌町 大槌高校 220名分
大槌町 大槌高校 近隣の方 60名分
大槌町    安渡・惣川地区 60名分

■炊き出しメニュー
奥州牛ハンバーグ 自家製デミグラスソース / ポテト・人参グラッセ・ほうれん草
グリーンリーフとトマトのサラダ ゆず風味
カレー風味の具沢山スープ
ご飯

人員 当店スタッフ 6名
県職員 2名


* 避難所は高校です。
ここには津波で店を流されてしまった料理人S君がいます。
彼はお母さんたちと炊き出しをしています。 それも毎日です。
彼が中心となりお母さんたちがグループをつくって交代で炊き出しをしています。
片付けはみなさん交代で受け持っているようです。 また、避難所近くの方々も毎日お手伝いに来られているようです。

以前、彼を尋ねた時、子供たちがハンバーグを食べたいと言っていたので実現してあげたいと言っていました。
彼は和食の料理人です。300人前からのハンバーグは一人ではなかなか大変です。 当日はもーもー母ちゃん提供の奥州牛の挽肉を持ち込んで 佐藤君、お母さんたちと覗きにきた高校生も一緒にハンバーグ付け合せ、サラダも教えながら作りました。

配膳が始まってから、私と店長の関宮で惣川地区の在宅避難の方々のところへ配達です。少し遅れてしまいましたが、お世話役のうす沢さんが寒空のなかずっと待っていてくれました。「みんな楽しみにしてたんだよ」と・・・・
確かに家はあっても買い物する店もなく、当たり前ですが外食なんてできないです。店がないんです。

電気はやっと何日か前に復旧したそうです。こういうスピードが現地の精一杯の状況なのです。


以上 簡単ですが、最近の状況です。
東京などから来てくれるシェフたちは我々の力になります。
現地の山崎シェフやS君、炊き出しに頑張っているお母さんたちも同じだとおもいます。
これからも美味しい料理はもちろんですが、元気づけにきていただけるとありがたいですね。

伊藤