疾走熊本草原編! 国産飼料100%のくまもとあか牛との対話の前夜!

2011年6月24日 from 出張

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宮崎の仕事終了後、朝の高速バスで熊本へ。九州新幹線が開通したけれども、宮崎はまったくかすっていないので、バス移動である。居眠りしていたら県庁前につきました。

バスを降りると、向こうからひょろりと背の高い、ナイスガイが。

「やまけんさーん、待ってましたよぉ~」

九州主力のコンビニエンスストア「エブリワン」の弁当マーチャンダイザーであるキエツ氏だ。

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コンビニ弁当でも、可能な限り添加物を減らしていくという明確なビジョンを持った人である。彼が監修した弁当なら食べようと思ってしまう。この人との出会いは本当に不思議な縁で、宮崎県の弟分である沼口の妹の夫なのである。西都の鰻屋「入船」ではじめてあった時は、まさかここまで縁が深くなるとは思わなかった!

この日は、8月1日に迫った「赤肉サミット」への、熊本県の参加を依頼するという大仕事。企画課と畜産課の方々に趣旨を説明、内容はご理解いただいた。

ふうと一息ついて、発足したての全日本あか毛和牛協会のビルの横にあるレストラン「カウベル」へ。くまもとあか牛の肉を食べることが出来る畜連のレストランだ。

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この後の、協会とのお話しも実に友好的に迎えていただいた。ありがたいことです。

そんなわけで今回の赤肉サミット2011には、くまもとあか牛、土佐あかうし、短角和牛という、地方特定品種の赤身系がそろい踏みすることと相成った。嬉しいぜ!これでようやく本番だ。

そして夕刻、県庁の企画部にいる杉村君と畜産家の鬼塚さんと打ち上げ。場所は「よこばち」。

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この店、古民家改築したいい雰囲気の店。かっこいい!

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出てくる料理もきっちり熊本っぽくて、しかもなんだか安いんだよなぁ。

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ひともじのぐるぐる。のびるのことですな。

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馬刺しは、生で食べましょう(笑)

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ド定番!

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馬レバーです。

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馬スジの煮込みです。

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なんと鬼塚さん(左)の奥様は食い倒れ日記の読者だそうだ。

「あんたヤマケン知らんの!?今日から読まないといけんよ!っていわれました」

この後奥様とも電話でお話。鬼塚さんをしばし赤肉サミットでお借りしますね~

さて一次会終了後、熊本名物の粉もんである「ちょぼ焼き」を食べに。結構歩いて到着したのは、けっこうな大通りに面したこんなお店。

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大きな大きな鉄板で、熟練の女子が焼いてくれる!

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まずは脂の多いブタをきっちりと焼いて脂を出し、、、

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特製の記事をお玉でツーッと鉄板へ。

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そしてこのトロリとした生地をコテでのばしていく。

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なんとまあ美しい!

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だし粉を振って、、、

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なんとタクワン刻んだヤツ!

そこに、ブタを載せていく!

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これ↓なんだっけ?忘れてしまった。

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そして、ノリの役割を果たす生地をトロンとかけて、、、

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えいやっと目にもとまらぬ速度でひっくり返し、そののちこんな金属製の重しでぎゅーっと重さをかける!

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かなりの時間のして、こんな感じに。

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ひっくり返すとこんな感じ!

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ソースを塗って、

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パタンと両脇をたたんだら、、、

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ソースを塗ってちょぼ焼きの完成である!

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いや素晴らしい!生地がもちもちふっくらして独特の食感。具に入ったたくわんの刻んだのがいい味出してる。実に素朴・純朴にして練り上げられた味だ。

この後、調子に乗って全部入りみたいなのをリクエストしたら、死にそうなボリューム!

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ひときれでこのボリューム!

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もう腹いっぱい。しかしこの店、とてもいい居心地の店だ。また再訪したい。

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そして、熊本の〆はやっぱり天外天のラーメン。

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この店の若店長は週アスの連載をずっと読んでてくれて、はじめて僕が店に現れた時に「ああっ やっと来てくれた!」という出迎え方をしてくれたのだ。

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こうして熊本の夜はふけていったのである。明日はいよいよあか牛に会いに、阿蘇へ行く!