北海道・十勝の上士幌は村上農場に来ています。

2009年6月 4日 from 出張

dancyu誌の熟成ジャガイモ特集を書かせてもらったときに出会った村上農場に来ています。

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やっぱ でけぇわ、、、北海道の大地は。

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この方が村上知之さん。ジャガイモを自分の倉庫で越冬させ、熟成させて出荷するという超・面倒なスタイルを確立させつつある農家さんだ。

そしてこの知之さんを支えるのが、智華(ちか)さん。

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実はジャガイモなんぞそんなに好きではなかった智華さんが、あるひ義父さんが雪下貯蔵した芋をふかしたのを食べたときに、びっくりしてしまったのだという。

「なんて美味しいの、、、これなら、と思って、研究することにしたんです」

以来、どのような貯蔵をすれば糖度やうま味が上がるのか、タイミングがどのように変わっていくのかを試行錯誤しながら探求し続けてきたのである。残念ながら次のシーズンは年明けくらいだが、ぜひ全国の芋好き、または芋嫌いに試して欲しいものである。

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この日は、豆の種まき。ピンク色の綺麗な豆、、、じゃなくて、この色は殺菌剤が塗布されているからである。これをトラクターについたアタッチメントにいれておくと、適量ずつ播かれ、そして覆土されていく。

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こちらの作物はなんだかお分かりだろうか。
本州ではあまりみかけない作物だ。

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答えは砂糖大根。「てんさい」である。

さあって、夕ご飯用のアスパラを積みましょう、と智華さんが裏庭ににょこにょこと生えてきたアスパラをぶちぶちつみ取る。

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ちなみにこのアスパラ写真は、某所からお借りした、ニコンのレンズ史上で最大級に賛辞されている名レンズ AF85mmF1.4で撮影した。 もちろんこのレンズ使うんだから解放絞りのF1.4で撮った。 んーーーーーー すげぇ いい!

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なんと今が旬のマスノスケ!キングサーモンである。

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こちらでもワラビが穫れる。草木灰ではなく重曹でアクを抜くそうだ。

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さて宴の始まり。

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帯広市内の寿司「たつみ」の刺身。メヌケがトロケル食感、高級なハタにも似て、死にそうに旨い、、、

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ざんぎ。美味しゅうございました、、、智華さん、料理上手し。

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豚角煮?も旨し。

〆の寿司。

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満腹後は、酒で乾杯。智華さんは超・酒好きである。

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この日の酒のセレクトは、帯広では識らぬ者の居ない名バーを営んでいた女流バーテンダーにして、現在は元・銀座オーパのバーテンダーから独立したカツマタの店・フォーシーズンの共同経営者である藤谷さん。なんと智華さんは帯広時代から藤谷さんとツーカーの関係なのである。バルベニー12年というシングル盛ると、これが実にハイボールにしたときに具合がいい!

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たっぷりいい時間を過ごさせていただきました。村上農場さん、ごちそうさまでした!

そして明日、足寄の畜産農場に向かいます、、、