ものすごい勢いで売り切れたので、、、 &豚二種

2007年3月30日 from お取り寄せ

先のエントリで紹介した、まあどんな会の新作なんばん含む6種セット、当初限定の100セットはまたたくまに売り切れ(1日かからなかったなぁ、、、)てしまった!

洋子さんに「追加できる原料はないんでしたっけ?」と聴くと、50セットくらいならなんとかなる、とのことで、50セット追加しました。今年度、新作の「山椒味噌なんばん」はこれで終了してしまうので、この機会がラストになります(次は秋以降ですね)。ゆめゆめお買い逃しなきよう、、、


ところで
先日、豚肉数種を食べ比べしたが、その際に福島のエゴマ豚の肩ロースと、山形の米沢三元豚のロースを少しずつとっておき、強い塩をして2週間ほどおいて熟成、塩豚にしてソテーした。
肉は熟成すればするほど旨くなるけど、その分周りがガビガビに傷んで歩留まりが悪くなる。どの辺で食べるかの見極めが重要だ。

エゴマ豚の脂と周辺の傷んだ部分を切り落とし、片面5分ずつ、側面2分ずつ、そしてベンチタイムを少々置いて焼き上げた。
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完全に熟成しきった肩ロースは、尋常ではない旨みの塊になっている!
しかもエゴマ豚の特製か、獣臭はほとんどせず、コクがあっても下品さはみじんもない。素晴らしい一品になってくれたのである。

かたや米沢三元豚。こちらはロースなのであっさり仕上がった。
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肉の組織が非常にきめ細かく、脂部分の匂いがほとんどしない端麗系の豚。品種構成はL+W+?ということで、最後に掛け合わせているとめオスが何であるかがわからない。肉の断面を見ると中型種っぽいので、中華系の豚か?とも思うがわからん。気になる、、、
ともあれ、非常に美味しい。ただしこの米沢三元豚のスペシャル肉だけは価格もかなり高いので、他の豚肉と同じ土俵では評価できない。肉の貴公子という感じである。

ちなみに同じく山形県の平田牧場の三元豚と今回の米沢三元豚は別のものであるのでご注意を。
はぁ、 やっぱり肉は旨いね。
食べられるように回復して、本当に幸せです。