岩手県久慈市山形町は、松茸獲りの北限だ。新井谷のおいちゃんが獲ってきてくれた松茸を心から楽しんだ!

2008年10月 9日 from


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先に書いた岩手ツアーの二日目、新井谷のおいちゃんが「もってけ」とくれた松茸4本。傘が開いているとはいえ、紙袋の隙間から鮮烈な香りが漂う。水分が飛んでいないからか、しっとりと水気をまとったような、重みのある松茸香がするのだ。

これはやっぱり、香気を放っているうちにたべなきゃ!と、帰宅後すぐに焼き網を暖め、一番だしをとり、炊き込みご飯の準備をする。
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傘が開ききったおおぶりのヤツは炊き込みに。中くらいのものは焼き松茸に。小ぶりなものは吸い物へ投入。焼き松茸は、あまりのうまさに写真を撮る余裕がなかった!気のこの中でも特に縦に走る繊維感が強く、ジャクジャクという歯触りがたまらない。

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作った本人が言うのも何だが、絶品の松茸ご飯に仕上がった!
これに松茸の吸い物。津田君からもらったライムをはんかけ、絞りいれて沈めて呑む。
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至福とはこのことをいうのだろう、、、
それにしても温暖化の影響で、松茸の収穫も激減しているとのこと。天然物が食べられるのはいつまでなんだろうか。

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山県町の山を最も識る男、新井谷のおいちゃん。彼の透明な目は、自然環境の微細な変化も逃さずに見ているはずだ。 この国で静かに、そして急速に進行しているであろう、環境の変化について、もっとゆっくり聴いてみたいと思ったのだ。

おいちゃん、本当にごちそうさまでした。また今度ゆっくりお話を聞かせてください。