宮崎からの帰りです。炊き出しシェフへの支援金のスキームは検討途上ですが、見切り発車します。

2011年4月19日 from 出張

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ありがたいことに、表題の支援金についていろんなところからアドバイスやお申し出の連絡をいただいている。いつもながら一つ一つのメールに返せるかどうかわかりませんが、本当にありがとうございます。

支援金を寄付行為として受けるためにはいろんな要件が必要で、それを満たす口座を確保することが、現状ではやっぱり厳しそうです。社団法人の方や、会計士さん税理士さんからいろいろなお申し出をいただいたのですが、やはり今回はわが社の口座を使わざるを得なさそうです。

個人からの支援金の寄付であればいいのですが、会社の損金処理をする場合、いろいろと手段を講じなければならなさそうです。従いまして、法人単位での支援をご要望される方は別途ご連絡をください。

また、支援内容の報告形式についても検討中です。ほんとにありがたいことに、以前、宮崎件の口蹄疫の支援金を募集したエントリで紹介した、宮崎県弁護士会のボランティア支援基金のスキームを、担当していたSさんから連絡いただいた。

①義援金が振り込まれる
②現地で毎日、働いた人数を確認する
③1週間ごとに現地からきまった書式で報告をいただく
④並行して現場の手記をメールでいただく
⑤義援金を振り込む
⑥事務局が振込日と金額をHPに掲載
⑦事務局が手記をHPに掲載

という流れだそうだ。なるほど、きちんとしている。

けど、申し訳ないが今回の支援金で上記のようなきちんとした対応は難しいと思う。口蹄疫の際は、情報・物流インフラは正常だったので、こうしたことがつつがなくできた。けど、例えばポルコロッソはいまだ携帯でのやりとりしかできず、その電話もいつもできるとは限らない。手記をメールでしたためて、などとても無理。

ということなので、報告についてはできる範囲でしか難しい。最悪、「炊き出しの日時・場所・食数・メニュー」くらいの情報になってしまうかもしれません。また、うちの通常業務をやりつつ、振り込み確認や支払、領収書発行と送付などする必要があるので、あまりきめ細かいことは正直できません。

そういうことを踏まえた上で、それでも私および私の会社を信用していただけるならば、ご協力いただきたいと思う。ルールはこれから整備していくので、とりあえず口座を教えろという方は、下記へメールをください。

savetakidashi@gmail.com

一日一回、同報メールで口座等の情報を送ります。どうぞよろしくお願いいたします。

ちなみに、いま宮崎空港から帰るところ。宮崎の人たちは、口蹄疫に鳥インフル、新燃岳の噴火(昨日も噴火した!)と三重の災厄にみまわれたのに、とても東北の人たちに暖かい。みな心配しています。実はちょうど明日が、口蹄疫発生から一年となる日だ。宮崎で、しばらくの間でも平穏が続くように祈りたい。