ウェザーバケットとウィザードの邂逅! 気象観測システムが変わっていく?

2006年4月15日 from 農家との対話

各種の計測機器を農業に活用する試みをしているアグリセンサーブログにて、ウェザーバケットを用いて新たなシステムを構築するプロジェクトが始まっている。

■ウェザーバケットがやって来た!
http://blog.agrisensor.org/archives/2006/04/post_16.html

■観測データを公開しよう!
http://blog.agrisensor.org/archives/2006/04/post_2.html

■気温のグラフを書いてみよう!
http://blog.agrisensor.org/archives/2006/04/post_17.html

これを実施しているのは、古くからいろいろとご一緒させて頂いているナガトモさんだ。PHPを用いてバケットから取得したデータをグラフ化し表示するという仕組みを公開している。
バケットのデータはCSVファイルの形式でローカルに保持されるため、サーバの運用とプログラミングの心得のある人であれば、簡単に気象情報を各種加工して公開するプログラムを書けるはずだ。

バケットに関心を持ってくれる人も出てきた。

■Kilala’s .TEXT
http://kilala.mydns.jp/dottextweb/archive/2006/04/11/715.aspx

このブログを書いているひでぼさんについては、実はあるソフトウェアを作って頂き、お世話になっている。これも近く書かせて頂くつもり。

農業に対してITができること、はいろいろある。
15年前くらいに、農業分野にITを導入してうんたらかんたらというブームがあった。
相当な補助金などが出て、PCを配りまくったり、大きなシステムが構築された。
でも、本当にITが農業分野で活用できるようになってくるのは、これからだと思う。
今年はこちらの方面でもいろいろやらねばならなさそうだ。楽しみ。