2011年3月 8日 from 日本の畜産を考える
二戸市浄法寺の杉澤君から、待望の連絡が来た! 昨日、大清水牧野オーナー事業を総括している事業部長から、3月6日の21時頃に、ひつじぐもから待望の第4子が生まれたとの連絡をいただきました。 早速昨日オーナー牛舎に行き、子牛の確認をしたところ、元気な雌子牛が走り回ってましたよ。その写...
岡山県高梁市の徳田君は、いつも僕にイノシシを送ってくれる、インテリジェンスに満ちた野人とでもいうのだろうか、男の中の男的存在である。その徳田君が、ぜひ高梁市の耕作放棄地の整備のために、短角牛を放牧したいというので、二戸の杉澤君を紹介し、無事10頭ていどの短角牛がはるばる岡山へ引っ越しすることとな...
先の赤肉サミットで、フレンチの名店であるラ・ブランシュの田代シェフからいただいた言葉がある。 「とても面白いイベント。ただ、牛肉は個体によってもバラツキが出るから、この味が全てという考え方はしない方がいい」 全くその通りで、牛の個体によるバラツキ、生産者によって世話の...
2010年12月24日 from 出張,日本の畜産を考える,農家との対話
ブルックのおいしいパスタをいただいて、畠山農場へと向かう。といっても200メートルくらいの移動だ。 畠山ご夫妻、こうしてみるとお若いんだけど、東京で農大に通う立派な息子がいる。これがまた、シャイなんだけど、経営を継ぐ気まんまんのいいやつなんだ。息子が継ぐ気になる経営は、いい畜産経営。 ...
さて、僕の短角牛母牛であるひつじぐもが産んだ第三子はオス、名前は「草太郎」。その名の通り、草ばっかり食べて育てるという意味だ。いま、岩泉町の短角牛の肥育農家である畠山利勝さんに預かってもらっている。 さる10月下旬に雫石で開催された子牛市場の場に杉澤君が草太郎を連れて行き、畠山さんと引...
2010年12月19日 from 日本の畜産を考える,農家との対話
今年もいろいろあったけれども、二戸市と浄法寺のみんなには短角牛「さち」のことで大変にお世話になった。ということで、軽くお疲れ様会を短角亭で。 といったら、浄法寺のマタギが「それならホレ、熊煮たやつ持ってけ」と、熊肉の煮込みをポンと渡してくれた! ひゃー 熊肉煮込み、最高のごちそうだ。再三...
2010年12月17日 from 日本の畜産を考える,農家との対話,農村の現実
僕の短角牛である「ひつじぐも」は、春から秋までは広大な牧野で放牧されるが、草が枯れて雪が積もる冬の間は里に下りる。僕も加入している、大清水牧野組合で短角牛のオーナーになっている人の牛は、オーナー用の牛舎に入り、看守さんがついて世話をしてくれる。思えば二戸を初めて訪れた時、ここをみせてもらって「俺...
岩手に来ています。公務を終えて石田・杉澤両氏の助けを得て山に登り、オーナー牛舎にて僕の短角牛母牛「ひつじぐも」と再会。角が伸びて、先端が内側にきゅっと曲がり、出会った頃とは全く違うかんじにみえる。しかもあの神経質さは影を潜め、とてもゆったりしたかんじに。 おなかは横に大きく張り出している。4頭...
2010年11月 3日 from イベント,日常つれづれ,日本の畜産を考える
※本エントリの写真はすべてプロカメラマン大山裕平氏によるものです。 赤肉サミット2010。赤肉品種の牛の生産者・流通業者と料理人・マスコミの人たちが赤肉のおいしさに関する研究をし、交流する場となるべく産声を上げました。 今回、完全にクローズドイベントとして開催。「専門料理」や「cafe&...
2010年10月26日 from イベント,日本の畜産を考える,食材
一般向けイベントでなくて申し訳ないのだけど、来週頭に赤肉サミット2010というイベントをうちの会社主催で実施します。 完全招待制で料理人と料理関係マスコミにお声がけをしたのだけれども、「専門料理」「カフェ&スイーツ」の柴田書店さんに協力してもらって声掛けをしたところ、恐ろしい顔...
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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