2011年3月25日 from 農村の現実
昨年6月に、家の光協会の「やさい畑」の連載のため、陸前高田にキュウリの取材にうかがった。そのときの篤農家さんが、この小泉忠治夫妻だ。今回、その安否を気にしていたのだが、避難所の名簿にお名前を発見し、ほっと一安心をしているところだ。奥様のお名前をうかがっていないので、ご夫婦とも無事なのか、それとも...
2011年3月21日 from 農村の現実
いつもより50%以上、画像のサイズを落として掲載することにします。通信環境も節約したほうがいいと思うので、、、 ホロホロ鳥という面白い名前の鶏肉をご存じだろうか。東京や大阪でも高級なフレンチ・イタリアンにいくとけっこうメニューに載っているのをみたことのある人もいるだろう。フランスでは...
2011年1月28日 from 農村の現実
宮崎県内の複数の農業関係者から、同じ写真が送られてきた。撮影したのは、業務用冷凍野菜の大規模生産者の若息子なのだけども、これはすさまじい状況だ、、、 これは砂利道、砂の道、ではない。灰が降り積もることで、中央を表示する白線などがまったく見えない状態の道路だ。 そして田畑にはびっしり灰が降...
TPPや、企業の農業への新規参入の話の中でよく出てくるのが「日本の農業はもっと強くなれる」というものだ。土地をまとめて規模拡大し、効率的な経営をすれば強くなれる、と。日経などの新聞ではこれまで何度もこうしたことを書いてきているのでそれが真実だと思わされている人もこの国では多いだろう。けれども、そんな...
2010年12月17日 from 日本の畜産を考える,農家との対話,農村の現実
僕の短角牛である「ひつじぐも」は、春から秋までは広大な牧野で放牧されるが、草が枯れて雪が積もる冬の間は里に下りる。僕も加入している、大清水牧野組合で短角牛のオーナーになっている人の牛は、オーナー用の牛舎に入り、看守さんがついて世話をしてくれる。思えば二戸を初めて訪れた時、ここをみせてもらって「俺...
2010年12月 3日 from 農村の現実
ここしばらく農業側について擁護する論調でブログを書くことが多いが、九州の某県から下記のようなメールが来たのでご本人の承諾を得て紹介します。 今回、農業と他産業の対立構造に一言申し上げたくメールさせてもらいました。 私の父(58歳トマト専業農家)が農業高校に通っていた頃、教師の給料が...
2010年12月 2日 from 農村の現実
先日、親友の結婚パーティーにて会ったT田君らと農業にまつわる最近のメディアの無理解について盛り上がった。 いちばん「おかしいよねアレ」となったのが、表題のもの。よく若手農家とかイケメン農家を持ち上げる特集とかやるときに、 『なんと年収1600万円!』 とか、一般の人が観たら「なんだそりゃ!...
宮崎県の有料道路で小林あたりを疾走していると、大根干しをする棚があちこちに建てられていた。 たくあん用の大根はこうやって収穫後、天日で干す。数日かけて陽と風にさらしていると水分が抜け、あの堅かった大根がU字型にクニャッと曲がるくらいになる。そうなったら漬け込み開始だ。 その、干し大根用のやぐ...
TPPについて、石川県は金沢で有機農業を営む風来こと西田さんからメールをもらった。彼は全部で2反歩という小さな面積を最大限に活かして農業を続けている人だ。 ■石川県の元気な農業者紀行 超ド級に面白い農家達がこんなにいるのであった!http://www.yamaken.org/mt/kuidaore...
2010年11月 6日 from 日常つれづれ,農家との対話,農村の現実
いま、山形に来ています。やっぱり蕎麦がうまい! けど、このエントリはそうではなくて、先日走り書きしたTPPについて、メールでの反応。 まずは、農工大の客員教授、福井先生。 さて、TPPの件 この呆れてしまう議論 特に前原氏は大臣の器ではないですね・・・ 先日、商工会議所の部長級...
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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