極上カルボナーラと「インカの目覚め」

2003年10月14日 from 日常つれづれ

 目覚めたらなんと午後2時だった。おまけに外は豪雨だった。ずっと暗くて目覚めが悪かったのか。いや、どうみてもこれは疲れだろう、、、徹底的にぐうたらしようと思うが、だいぶ寝たので部屋とキッチンの片づけをする。洗いものをして、シンクやガスコンロ周りを拭く。

 夜はカルボナーラと決めている。昨日燻した自家製ベーコンと、もらってきた駿河若シャモの玉子でカルボナーラを作る。なんという贅沢か! そういえば駿河若シャモについて、まだきちんと説明を書いていないことに気づいた。明日書こう。この食い倒れ日記のコメントに親友の加賀谷が「ベーコン食いてぇ」と書いてあるので、家に誘うと来るという。
 しかしカルボナーラはパスタの中でも相当に高カロリーである。トレーニングは必須。ジムでボクシング系のトレーニングを1時間と水泳を30分。帰りに材料を買ってきた。
(続きは下記↓をクリック)


 加賀谷が大量のビールと共にやってくる。HCDの準備期間から、会う回数がやたら多いな。カンパチのカルパッチョと豆腐、ベーコンとジャガイモの炒め物でビールを飲んどいてもらう。とはいっても、ジャガイモは「インカの目覚め」という新品種で、現在まだ市場にはあまり出回っていないものだ。栗のような香りとねっとりホクホク感があって実に旨いのだ。加賀谷は「うめー!うめー!」といいながら食ってくれていたが、本当に旨かったんだろう。

■カルボナーラ
・ベーコン(薄いのは×。塊を買って拍子切りにする)
・生クリーム
・玉葱
・チーズ
・塩・胡椒
・良質の卵黄(駿河若シャモの玉子を使用した)
・スパゲッティ(1.8MM。濃厚なのでとにかく太いのがいい)

①油を引かないスキレット(鉄鍋)にベーコンを入れ、じっくり火を通す。表面がカリカリにこげるまで。

②ベーコンを引き上げ、出た油で玉葱をしんなりするまで炒める。

③玉葱に生クリームを入れ、少し煮詰める。塩・胡椒をふり、チーズを溶かす。ここでは熊本で買ってきたゴーダを使用。

④パスタをアルデンテに茹で、あまり水を切らないうちにパンに投入。生クリームと絡めながら卵黄を入れ、これも絡める。ただし熱はかけない。しあげに再度胡椒を振る。

これを皿に380gくらい盛って二人でわしわしと食べる。加賀谷も喜んで食べていたので、旨かったのだろう。黄身が通常の玉子ではないので、実に濃厚だった。ベーコンが旨いのはいうまでもなし。

 メシを食い終わり、秘蔵の日本酒「渡舟」を出してやることにした。茨城の府中誉酒造に見学にいった際に買ってきたものだ。ああ、これも書かなければなぁ。渡船は生酒なので置いておくと悪くなっているかと思ったが、実に旨かった。酔っ払い二人で、いろんな話をした。イヤーブックという、卒業記念写真集をみて、好みの女の子は誰か?というのをやると、ことごとく加賀谷と僕の好みは合わないことがわかって面白かった。人は、多様だ。

さて、そろそろ寝よう。明日は仕事だ。