中国と日本の「農」を通じた関係を知りたい人へ 福岡出張 炉端居酒屋~ラーメン~餃子連戦の夕べ

2005年8月11日 from 出張

先日、福岡市の八百屋の方々へ講演をしにいった。その招聘のお骨折りをしてくださった福岡商工会議所の宮崎さんと、アジアネットの田中さんと飲んだのだ。宮崎さんは僕と同年代のナイスガイ。そして田中さんは中国にとてつもなく強力な人脈を持つ、対中ビジネスコンサルタントだ。そして近年、農産物についての仕事に大きく関わり始めた方だ。


その田中さんのブログ「ニッポンを売る!」を紹介したい。

■ニッポンを売る!
http://asianet.cocolog-nifty.com/nippon/

日本の農産物を輸出するという機運が高まっているという話をよく耳にするが、現時点では輸出先候補となる諸国との価格面・法律面での問題などが多々あり、うまくいっている事例はそれほどない。しかし、確実にマーケットはある!なんとかしてニッポンの品質のよい農産物を売り込もうという努力をされている方だ。一読して損のない内容である。

田中さんとのお付き合いは7年ほど前、九州の有田・嬉野にて、地域ビジネスを考える集まりで知り合い、その晩の宿泊では同部屋になったのだ。僕のような若造の話を丁寧に訊いてくださり、しかもムチャクチャに腰が低い方で、非常に印象に残ったのである。

田中さんは日中交流協会等に関わりがあった方で、当然ながら中国での人的ネットワークがとてつもなく張り巡らされている。食品関連で対中ビジネスを考えている方へは、田中さんと連絡をとってみることをお勧めする。

さて僕の講演終了後、飛行機の時間まであわただしく宮崎さんと田中さんと飲んだのは福岡の藤崎という街にある「炉端 磯貝」だ。



この日は日曜日で、しかも早めに向かったため並ぶこともなく入れたが、通常は開店前から行列ができるみせだということだ。たしかに品書きや店員の勢いが非常によく、旨そう感を漂わせた店である。

さすがに刺身盛りのネタは旨い!日曜日だから河岸は休みだったはずだが、期待以上のレベルの魚介を堪能した!



特にシャコは無茶ウマ。

殻を外すと身にも味噌が詰まっていた!

魚をかっくらい、タルタルソースをべっとり付けて魚フライも食べ、イカ刺し、あぶりしめ鯖もやっつけて、早々に店を出る。

今日中に帰るから時間がないっつうのに、ラーメンである。福岡でラーメンといえば僕は実は「しばらく」が好きなのである。でも本店には行ったことがなかったので、磯貝から歩いて10分の本店に行ってみたのである。

コテコテの外観、大好きだ!店内に入ると、店員のあんちゃん達の来ているTシャツがカッコイイ。よくみると「暫(しばらく」という漢字ではないか!

さて ラーメンはスープ注ぐ前に、魔法の白い粉(笑)が大さじ一杯ドカンと投入されていた。でもまあいいのだ、それはそれで。

久しぶりに食べた「しばらく」のラーメンは、豚骨の臭みはないが、豚の匂いはきちんとする。コッテリ濃厚、グルソー味も魅惑的な懐かしい味だった。

とりあえずバリ堅で替え玉を2つ食べる。ラーメンもいいもんだな、と思ったのである。

さて
ますます時間がないっちゅうのに、さらに移動。今度は餃子の「テムジン」である。

ここの餃子は一口大で、手作りの皮がモッチリプクプクした、キュートな味である!


ひっきりなしに客が入って、チャーハンなどを楽しんでいる。この雰囲気は非常によいな。

さすがに満腹になって一路、飛行場に向かったのであった。宮崎君、田中さん、ゴチになりました!