皆さん本当にありがとうございました。

2005年9月20日 from 農家との対話

宮崎県のマンゴー部会長に対する義援金にご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

総額617,585円、38人の方々からいただきました。

このお金は、宮崎県西都市の農協職員の沼口くんから、部会長さんに直接手渡しさせていただきます。

「僕の職場でカンパを募ったってこんなに集まらんですよ!」

と沼口君は感謝に堪えない様子でした。部会長から何か皆様へメッセージがあれば、このブログでお届けしますね。

もちろん義援金という形にはならなくても、農村の厳しい現状に対する意志を持って頂いた方々にも感謝。

先日、こだわり農産物の宅配ネットワークである大地を守る会の藤田会長とメシを食べた時にこの話題になりましたが、心に残ることを言われました。

「ヤマケン、俺たちはそう言う時にね、ただお金を送るだけじゃなくて、彼らが今出荷できるモノ、それは作物でもそうでなくてもいいんだけど、それをちょっと高めに売るんだよ。消費者はもちろんその状況しわかった上で買って、支えるんだ。」

そういうネットワークがすでに日本にも、まだまだ10万人規模だけれども在る。そうしたパワーを少しでも世の中に拡げて行かなくてはいけないなと思いました。

一方、農家の友人から指摘されたのは、ハリケーン・大型台風などの発生を助長してきた環境破壊の中でも最たるものが現代農業だということ。気象・気候を含めた環境をより佳く改善していけるような農業体制を作らないといけないのではないかと、痛烈なメッセージもいただきました。確かにそういう側面があるのは間違いないことです。ハウスで加温して作物を育てるというのは無理があるのでは、ということですね。ただ、この問題はヒトの生き様と経済とのバランスに大きく関わってくること。急激に変えていくことは難しい。沢山の矛盾をはらみつつ、人間は生きていくものなのだなと思います。本件はもう少し時間ができたら(いつのことだ!?)考察をしていきたいと思います。

とにかく
今回の義援金にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!お名前を先方にお知らせしていいと書いてくださった方は、部会長にきちんと伝えますね!後日、沼口君からレポートしてもらいます。