オーパ門前仲町店 水澤君の世界大会への挑戦も近づいている

2005年10月 9日 from 首都圏

オーパの水澤君が2004年度のバーテンダー技能競技会のチャンピオンでいた時代からすでに1年が経ち、新しい日本チャンプが生まれた。つまり水澤君は「昨年度チャンプ」となっている。

しかし、日本チャンプは一年後に開催される世界大会に挑むことになっていることは、昨年の日本大会のエントリでも述べたとおりだ。この日本大会のエントリは数々の人が涙した(らしい)、僕にとっても祈念すべきエントリだった。

そして10月19日、彼は世界大会が開催されるヘルシンキに向けて旅立つ。

頑張ってこいよ水リン!

といいたいところだが、おせっかいなことに僕もヘルシンキに乗り込む!このくそ忙しい中、ヘルシンキに1週間行って参ります。頑張って水リンが日本人で初の優勝もしくは入賞を手にするその瞬間を、ブログにアップしていきたいと思う!

作戦としてはですな、やはり嫁と私がゴージャスな和服でウェルカムパーティに出て「おおっ日本人やるな!」と思わせる戦法です。俺はどうでも佳いんだけど嫁にはすんごい和服で決めてもらうつもり。この時期のフィンランドはムチャクチャ寒いらしいけど、、、

この日は、大分出張で大量にいただいてきたカボスを使ってカクテルを創ってもらおうと、オーパに持参。どういうカクテルが合うのかはいずれまとめて書くことにするが、カボスのソルティードッグがなかなかにうまかったので載せておきたい。

なんでこれを所望したかというと、大分を案内してくださった農業者の二宮さんが、

「カボスを絞ったのと麦焼酎でソルティードッグみたいにすると、これが旨いんだゎ。その時つかう麦焼酎は、本格焼酎じゃなくて安いヤツね」

というのだ。この「安い焼酎じゃないとダメ」てのが無性に気に入って、呑みたくなったのだ。

「いいですねぇ 僕もカクテルは『安い酒を旨く飲むための方法だ』って先輩に言われたんですよ。」

と水リンが言う。

でも、ウォッカをベースにしたカボスソルティードッグは、上品に仕上がってしまった。

「もっと強い、ジンかなにかでやるべきでしたね」

いや、でもこれでも十分に旨いよ。でももう少し下品に粗野にした方がもっと旨いかも知れない。

水リンはもう、特訓をするとかそういう段階は超えているそうだ。

「英会話をやったり、メンタルトレーニングをしたりしています。走り込みもしてますから、だいぶ体重が軽くなりましたよ!世界大会は技術を競うんじゃなくて、雰囲気と味をとにかく重要視するようです。ですから、もう技術を磨く段階は抜けました。」

さて、この絞れた水リンがどのような活躍を見せるのかこうご期待である。その前に俺は仕事をなんとか一段落させます、、、