高知県四万十市のいちえん農場では土佐ジローがまったくの放し飼いで柑橘畑を駆けずり回っていた！という風景をSIGMAのdp Quattroの三兄弟だけ持って撮りに行ったのだった。

2015年7月24日 from 出張,食材

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今回は、変態カメラであるDPシリーズを３台持って高知に行った。なんで３台かというと、レンズ固定カメラといって焦点距離が変えられないカメラなのだ。簡単に言えばズームじゃないのだ。だから広角・標準・望遠と焦点距離の違うのをそれぞれもってかないといけない。でもそれをするだけの価値があるカメラなのだということで、３台こんなのを持っていった（笑）

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はいみなさんの言いたいことは分かりますが、変態とはそういうものなんです。両肩に一台ずつ、首から一台、計三台を下げて歩き回り、被写体によって持ち帰るというこの取り回しの悪さ。しかも電池の持ちが超悪いので、撮っては電源オフってやってると、最悪です。

でも、かけがえない画が撮れるんですね。今回は画像をクリックすると、ある程度でかい写真に飛ぶようにしましたので、お楽しみ下さい。 ※でも、Webとか印刷物とかに使っちゃダメよ。

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さて、今回訪ねたいちえん農場。上の写真の中央みてください。あれっ？森の中になんかいると思ったら、、、

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にわとりちゃんがいるでないの！

そう、ここはネットや電柵すらない、完全放し飼いで土佐ジローを養鶏しているいちえん農場。

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畑のなかにいきなり鶏たちがいるので、笑っちゃう。

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もちろん外敵から身を守り、産卵を安心してできる場所として鶏舎がある。本能的にそこに帰って行くのだが。それでも鷹などに狙われたりはするそうだ。

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土佐ジローは体格がとても小さい。在来種に詳しい、沖縄は今帰仁で在来種のあぐーを育てる高田さんによれば、土佐ジローは土佐小地鶏の血統をとても引いているようだ、とのこと。その小さな鶏が産む卵はやっぱり小さい。

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でも、美味しい、といってくれるひとが多い。

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ちなみに冒頭の写真のいちえんさん、夜の宴席に現れたときはこんなこざっぱり。

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別人じゃねえの？

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さてさて、四万十の土佐ジロー、面白い展開になりますかどうか。

Illusted by GC Factory.
　

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