2017年5月 4日 from 首都圏
E-M1markⅡ+12-100mmf4.0
急ぎで必要なものがあって、近所のケーヨーデイツーに自転車で向かう途中に、松島屋の前を通ったので、おっと思って豆大福を買った。うちの嫁さんが好きで、実家の母にも食べさせたら気に入ったとのことでちょくちょく買っている模様。
ちょうど5月5日の柏餅のシーズンだからだろうか、ひっきりなしにお客があらわれるが、ちょうどその合間に遭遇したようだ。すかさず「豆大福6つ」と注文。僕ら夫婦が2つづつ、のこり二つは午後に会う嫁さんのお母さんへプレゼント。
ケーヨーデーツーでの買物を終えてすたこらさっさと帰宅し、湯を沸かす。こういうときは急須で煎茶をいれるほかない。静岡の茶商である石部さん(錦園)の、伸びの煎茶をじんわり低温でゆったり濃く抽出。
いや それにしても 松島屋の豆大福は旨いっ!
餅に混ぜている赤エンドウは煮るのではなく蒸しているということで、粒が立って食感を楽しむことができる。存外に塩気のある餅と、控えめ甘さの粒あんのマッチングが最高である。練り込みすぎていない粒あんがまたいい。
このような輪郭のハッキリした大福にうすぼんやりした深蒸し茶は禁物だ。やはり主張のつよい伸びの煎茶を合わせるべきと思ったが、バッチリあたった。
あまりこういう甘味をよく食べるわけではないのだけれども、食べるなら美味しいものを食べたいよね。ああ、柏餅も食べたくなってきたよ。
このWebはいわゆるグルメではありません。味や価格だけではない「よい食事」とは何かを追求するためにひたすら食い倒れる記録です。私の嗜好に合う人しか楽しめないと思いますがあしからず。
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