スペシャルティコーヒーが好きで、イルガチェフェをお気に入りの人だけ笑える話。おいおい、シモダじゃないだろ、シモダじゃあ。酷い珈琲飲んじゃった。

2014年4月 7日 from 首都圏

うちの事務所は日本橋小舟町にあって、最寄り駅は銀座線の三越前駅だ。といえば先日、コレド室町という商業施設が三館フルオープンしたことでおお賑わいを見せているのだが、、、

地上階の裏手に自家焙煎コーヒー屋さんができたというので、喜んで豆を買いに行った。この辺には自家焙煎で売ってくれるところが少なくて、以前は自転車通勤の途中で門前仲町のカフェ・デザール・ピコにいって買ってたからよかったのだけど、引っ越ししてそれも難しくなった。なので、近くに焙煎してくれるところができて嬉しいなと。

チェーン店らしく、Webも充実している。生豆が10種以上ディスプレイされていて、イルガチェフェやイエメンもあってよかったよかったと嬉しく思う。で、ここは電話で注文できるというので、事務所から連絡。イルガを若干浅めに炒ってもらうことにしたのだが、、、

「何分でできますかね?」

「えーと、10分くらいで」

えええ?なんでそんなに速いの!?

と思ったけど、とりに行く。焙煎度合いを指定するわけだから、まさか焙煎しておいておいたのをくれたわけではないだろう。ふうんと思って帰って、袋を開けて匂いを嗅ぐと、どうもおかしい。たとえがおかしいかもしれないけど、半年前に挽いちゃったコーヒーみたいな匂いだ。快くない匂い。えええ、いま炒りたてでしょ?と思ったんだが、、、

フレンチプレスで煎れてみて、絶望感。極めつけに不味いではないか!なんというんでしょうか、焼き目のこげた匂いばかり強くて、本来あるべき酸味や味わいがない。上と下の味だけして、中間がすっぽり抜けてるという感じかな。飲んだこと無いなら「こんな豆なのかぁ」と思うかもしれないけど、イルガは何度となくのんでるから、これは焙煎がおかしいだろうと。

ちなみに焙煎した当日はガスがでまくって味が落ち着かないこともあるので、翌日以降にも飲んでいるのだけれども、やっぱり不味いです。

その話をとある店でしたところ、「ああああああ あのチェーンね、、、」と。ジェット方式っていうんですって?やっぱりプロバットなどの業務用ロースターと比べると、美味しくはならないとのこと。そうですかそうですか。

でもね、それ以上に僕がそのとあるチェーンが「ダメだなこりゃ」と思ったことがある。それは、、、

その紙パックに貼られた商品説明シールに、どうどうとこう書いてあるのだ。

「産地:シモダ地区 イルガチェフェ村」

えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ

シモダ!?

シダモだろ、シダモ!!!!!!! 伊豆じゃないんだからさ!

この店、ダメだわい。もう、いかぬ。