旭村のメロンがある幸せ。糖度18度以上!のオトメメロンとクインシーメロン、アンデスメロンの三種そろい踏み。これを、その辺のスーパーや百貨店で売るのではなくて、ネットで直接消費者に届ける仕組みを作った方が、茨城としてのプレゼンすがあがると思うけどね。

2017年5月22日 from 食材

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茨城県の旭村といえば、メロンの大産地。北関東のセブンイレブン向けパンを作っているリバティフーズ社長の鳥山さんが連れて行ってくれたのだが、旭の農協では糖度センサーを用いた選果システムを導入して、糖度別にメロンを出荷している。

その最高グレードが「極(きわみ)」で糖度18度以上。届いて間もない、まだじゅくじゅくの状態ではなくシャリッと果肉の固さが目立つ状態で食べたのだが、、、

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すさまじく甘い! そして青肉メロン特有の芳香が素晴らしい。じゅくじゅく派の僕だが、これくらいの段階のメロンも旨いなあと思う。

 

そして、本当の悦びはこれから。

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おっかけて、クインシーメロン(赤肉品種)とアンデスメロン(青肉品種)も2玉ずつ届いた。無理を言って鳥山さんにご手配いただいたものだ。

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クインシーを割ってみたところ、こちらはまだ少し硬めだが、甘さはもう18度!のもの。もう一玉はあと5日くらい置いといて、じゅくってからたべようと思う。

この「極」だが、選果ラインにのせてみないかぎり、でるか出ないか分からないということもあって、ネット通販などはしていない。近隣にある直売施設のみで購入可能だという。これだけのものなのだから、市場に出すだけではなく、産地側でもっと旭という価値を訴求しながら販売できる仕組みがあればいいのにと思ってしまう。だって、「極」のシール用意してるけど、これ識ってる消費者なんてごくわずかだよ。もったいないことだと思います。まあしかし、産地ブランド戦略の素晴らしい方がコンサルに入られるという噂もあるので、きっと巻き返していくだろうな。

スイーツ類の充実とともに果実の売り上げは減少、とくにメロンの売り上げは年々落ちているというのだが、まだまだやれると思うのですよ。こんな旨いんだからね。鳥山さんいつもありがとうね~